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宇治方面に用事があったついでに,三室戸寺へと立ち寄りました。<br />西国観音霊場10番目の札所であり,6月には境内にあじさいが咲き乱れ「あじさい寺」とも呼ばれています。<br />とはいえ,1月の寒い時期にあじさいが咲いているわけではなく,何を目当てに行ったかというと,「宝勝牛」という牛です。<br />この牛の口の中にある玉を触ると勝運がつくと言われています。<br />そんなわけで勝運を頂きに行ってまいりました。

京都を歩く(42) 勝運を求めて宇治・三室戸寺へ

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2010/01/10 - 2010/01/10

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ぺこにゃん

ぺこにゃんさん

宇治方面に用事があったついでに,三室戸寺へと立ち寄りました。
西国観音霊場10番目の札所であり,6月には境内にあじさいが咲き乱れ「あじさい寺」とも呼ばれています。
とはいえ,1月の寒い時期にあじさいが咲いているわけではなく,何を目当てに行ったかというと,「宝勝牛」という牛です。
この牛の口の中にある玉を触ると勝運がつくと言われています。
そんなわけで勝運を頂きに行ってまいりました。

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  • 京阪三室戸寺駅から歩いて1kmほどに三室戸寺はあります。<br /><br />西国観音霊場十番の札所で,本山修験宗の別格本山です。<br />約1200年前(宝亀元年),光仁天皇の勅願により,三室戸寺の奥,岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました(HPより引用 http://www.mimurotoji.com/)

    京阪三室戸寺駅から歩いて1kmほどに三室戸寺はあります。

    西国観音霊場十番の札所で,本山修験宗の別格本山です。
    約1200年前(宝亀元年),光仁天皇の勅願により,三室戸寺の奥,岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました(HPより引用 http://www.mimurotoji.com/)

  • 参道を歩いて行きます。<br />6月ごろにはあじさいが咲き乱れるので,「あじさい寺」とも称されています。

    参道を歩いて行きます。
    6月ごろにはあじさいが咲き乱れるので,「あじさい寺」とも称されています。

  • 4〜5月にはツツジが咲き誇り,「ツツジ寺」とも呼ばれています。<br />この季節は立ち入ることが出来ず,遠くから眺めるだけでした。

    4〜5月にはツツジが咲き誇り,「ツツジ寺」とも呼ばれています。
    この季節は立ち入ることが出来ず,遠くから眺めるだけでした。

  • 朱色の山門を通り,奥へと進みます。

    朱色の山門を通り,奥へと進みます。

  • 目の前に急な階段が。

    目の前に急な階段が。

  • それほど長くはないですが,お年を召した方にはきつい階段です。

    それほど長くはないですが,お年を召した方にはきつい階段です。

  • 階段を登りきると,目の前に本堂が現れました。

    階段を登りきると,目の前に本堂が現れました。

  • 本堂へと行く前に,手水舎で清めます。<br />「不動水」と書いてありました。

    本堂へと行く前に,手水舎で清めます。
    「不動水」と書いてありました。

  • ということは,不動明王でしょう。

    ということは,不動明王でしょう。

  • 近くにはこんなものも。<br />芭蕉の句碑です。<br />

    近くにはこんなものも。
    芭蕉の句碑です。

  • 山吹や宇治の焙炉の匂ふとき

    山吹や宇治の焙炉の匂ふとき

  • それでは本堂へ。<br />昔は御室戸だったのが,光仁天皇,花山天皇,白河天皇の三帝の離宮となったことから,「三」室戸になったとか。

    それでは本堂へ。
    昔は御室戸だったのが,光仁天皇,花山天皇,白河天皇の三帝の離宮となったことから,「三」室戸になったとか。

  • 本堂横の牛の石像が「宝勝牛」です。<br />口中には石の玉があり、これを撫でると勝運がつくといわれています。

    本堂横の牛の石像が「宝勝牛」です。
    口中には石の玉があり、これを撫でると勝運がつくといわれています。

  • アップで撮影。

    アップで撮影。

  • 別角度から。<br />玉は口の中で動きます。

    別角度から。
    玉は口の中で動きます。

  • なぜ勝運がつくかというのが漫画で説明してあります。<br />バカボンのパパが出てきます。<br />HPでも漫画は見ることが出来ます。<br />http://www.mimurotoji.com/article.php?id=155

    なぜ勝運がつくかというのが漫画で説明してあります。
    バカボンのパパが出てきます。
    HPでも漫画は見ることが出来ます。
    http://www.mimurotoji.com/article.php?id=155

  • 貴乃花,若乃花も勝運を貰いに来たそうです。

    貴乃花,若乃花も勝運を貰いに来たそうです。

  • こんなものもありました。<br />「なでるとお金(鐘)のかえる龍頭」 <br /><br />以下,HPより引用。<br />これは当寺の古鐘の龍頭です。槙島合戦のおり、当山の僧が足利義昭に味方したため、伽藍は破壊され、梵鐘も没収される事となりました。<br />鐘は秀吉の部将、増田長盛の手に移り龍頭のみ切り取られ、床の置物とされた。<br /><br />ところがたちまち病に伏せる事となったので、長盛はこれを梵鐘破壊の祟りと思い鐘を還そうとしたが、「破鐘、寺に無用」と当山の僧は受付ませんでした。<br />長盛は陳謝し病気平癒の祈祷を依頼すると、病気は癒え、毎年御供米百俵おくるようになったという。<br /><br />鐘も寺に還ったことから、この鐘の龍頭をなでると金(鐘)がかえると古来より伝えられています。<br />

    こんなものもありました。
    「なでるとお金(鐘)のかえる龍頭」

    以下,HPより引用。
    これは当寺の古鐘の龍頭です。槙島合戦のおり、当山の僧が足利義昭に味方したため、伽藍は破壊され、梵鐘も没収される事となりました。
    鐘は秀吉の部将、増田長盛の手に移り龍頭のみ切り取られ、床の置物とされた。

    ところがたちまち病に伏せる事となったので、長盛はこれを梵鐘破壊の祟りと思い鐘を還そうとしたが、「破鐘、寺に無用」と当山の僧は受付ませんでした。
    長盛は陳謝し病気平癒の祈祷を依頼すると、病気は癒え、毎年御供米百俵おくるようになったという。

    鐘も寺に還ったことから、この鐘の龍頭をなでると金(鐘)がかえると古来より伝えられています。

  • 本堂を見上げていると動物の彫刻がありました。

    本堂を見上げていると動物の彫刻がありました。

  • 龍。青龍か?

    龍。青龍か?

  • じゃあ,これは百虎?

    じゃあ,これは百虎?

  • 朱雀?<br />適当です。

    朱雀?
    適当です。

  • 山号は明星山です。

    山号は明星山です。

  • 本堂横の階段を登ると,十八神社と呼ばれる神社があります。

    本堂横の階段を登ると,十八神社と呼ばれる神社があります。

  • 室町時代のものらしいです。<br />雰囲気は良いです。

    室町時代のものらしいです。
    雰囲気は良いです。

  • 本堂前には蓮の鉢が沢山置かれていました。<br />夏になると蓮の花が咲き,「蓮の寺」と呼ばれています。<br />いったい幾つ呼び名があるのか…<br />要するに「花の寺」です。

    本堂前には蓮の鉢が沢山置かれていました。
    夏になると蓮の花が咲き,「蓮の寺」と呼ばれています。
    いったい幾つ呼び名があるのか…
    要するに「花の寺」です。

  • ここで寄り道。<br />お土産を物色します。<br /><br />これは「かぐや姫守」<br />かぐや姫の名付け親はこの地に居た,「三室戸斉部秋田」という翁というらしいです。<br />

    ここで寄り道。
    お土産を物色します。

    これは「かぐや姫守」
    かぐや姫の名付け親はこの地に居た,「三室戸斉部秋田」という翁というらしいです。

  • これは別バージョン。

    これは別バージョン。

  • こちらは蓮根御守。

    こちらは蓮根御守。

  • 冬景色はさびしいですね。<br />赤色がいっそう際立ちます。

    冬景色はさびしいですね。
    赤色がいっそう際立ちます。

  • 本堂を別アングルから。

    本堂を別アングルから。

  • 鐘楼です。<br />奥には三重塔。

    鐘楼です。
    奥には三重塔。

  • 鐘楼横にあったのは,源氏物語宇治十帖内の浮舟の古蹟。<br />もとは浮舟社という社であったが,江戸時代石碑に改められたそうです。

    鐘楼横にあったのは,源氏物語宇治十帖内の浮舟の古蹟。
    もとは浮舟社という社であったが,江戸時代石碑に改められたそうです。

  • 三重塔です。<br />江戸時代の建物らしいです。

    三重塔です。
    江戸時代の建物らしいです。

  • 西国三十三箇所めぐりの一つだけあり,次から次へと人がやってきます。<br />閑散としていると思っていたので驚きです。

    西国三十三箇所めぐりの一つだけあり,次から次へと人がやってきます。
    閑散としていると思っていたので驚きです。

  • 最後に「与楽園」と呼ばれる庭園を見に行きました。

    最後に「与楽園」と呼ばれる庭園を見に行きました。

  • 池泉回遊式庭園と枯山水庭園からなります。

    池泉回遊式庭園と枯山水庭園からなります。

  • 花咲く季節に来れば,綺麗だったでしょう。

    花咲く季節に来れば,綺麗だったでしょう。

  • やはり花咲く季節に来るのが良いかと。<br />人が多そうですけどね。<br />

    やはり花咲く季節に来るのが良いかと。
    人が多そうですけどね。

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