2009/10/11 - 2009/10/11
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パルファンさん
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カオールからコルド・シュル・シェルに寄りカルカッソンヌに向うドライブルートを組んでいて、目にとまった村が
サン・アントナン ノブル ヴァル(Saint-Antonin Noble Val)という長い名の村・・
“高貴な谷の聖アントナン村”とでもいうのか?
名前にも惹かれたが、ここは映画「シャーロット・グレイ」の撮影現場となった村。映像に映る村はいかにも中世の閉ざされた、現代から遠い世界を思わせたのだが・・
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カオールを出て45分位で見えてきた
二つの川が合流するところの村・・
サン・アントナン ノブル ヴァル
目前にしてどんな村か胸が踊る♪〜〜 -
山深い村には、まだ朝もやがたちこめている
村に入る道沿いに、日曜日の朝市が・・
うわ〜かなり規模が大きそう! -
この細い路地 カラフル〜〜
今までの中世の村・町と違って、
明るく、活気があって・・ -
村の中心の広場にむかって
仏南西部の町・村めぐり、
初めて、人とぶつかりながら歩いたのでした〜 -
広場の前にあるこの建物、
12世紀初め貴族の館として建てられ
14世紀には執政官の館として使われたという
現在は、市長舎、ミュージアムに -
広場にある、屋根つき市場
映画では、この場所が象徴的に出てくるのだが・・
映像と違ってこんなにも明るい光景!
この村は2,000人弱の人口だが、
まるで村中の人が集まった感じ -
集まってくる人々は
シニア世代がほとんど
中には我々のような観光客もいるかな? -
子供の遊びは万国共通♪
のどかな光景を更に増してくれますね -
かなりふる〜い石の家々
-----
聖アントナンによって小礼拝堂が建てられ、
その後8世紀に僧院に建て替えられたという。
子爵等が町に住み、
工芸 商業が活発で裕福となり、
ワイン サフラン プラム 牛肉 樽や
毛織物など産出したという -
フランス王ルイ8世時代には、
王の支配下に入り、更に繁栄
商業活動はドイツ・イタリア・英国に及んだという -
13世紀には、カタリ派を一掃するべく
アルビジュア十字軍により占拠され、
町の一部、僧院が破壊されたという
カタリ派
物欲の世界に捉えられた魂は、この世を逃れることで天国に到達できると考え、汚れた世俗と関係を断ち切って禁欲生活を送る。このことが、当時のカトリック教会聖職者の汚職や堕落に反対するフランス南部、イタリア北部の民衆の心を掴んだ。 -
14世紀の100年戦争時は
イギリス軍との境界に位置し、2回占拠され、
苦難の時代を経てきて・・ -
観光地化されていず
中世の村の露地がふんだんに楽しめる村・・
15,16世紀には、旧・新教徒が共存し、
新しい石の家、木組みの家など作られ、
城壁内に6000人も住んだという -
賑やかなのは、市のある一区画・・
露地の奥は やはり淋しい
1842年、ヴィオレ・ル・デュクという建築家は、
小さな町サン・アントナンを見出したとき、
”我々はミュージアムにいるのだ”と叫んだという -
現在、自然環境がよいところとして
ハイキングコース 乗馬 カヌーが盛ん
加えて 60を超えるソサイアティがあり、
文化的アクティヴィティが高い村という -
街道沿いの村には、大きな橋が二つ
ここも映画では、よく映された橋
すなわち、この橋を渡って、
物語の筋が展開をみる
映画での印象は石の重厚な橋と思っていたが・・
花などが並び、えぇ〜と驚く
どこまでも、印象より明るい村・・ -
映画「シャーロット・グレイ」は
第二次世界大戦中、フランスのレジスタンスに
送り込まれたイギリス人諜報員女性の生き方を
描いた映画・・
レジスタンスの村として、
このサン・アントナン ノブル ヴァル
を舞台に撮影されたというわけで・・
内容ともども、暗い映画であったが、
村のイメージは払拭! -
さて、また朝市の光景
二組のご夫婦・・
久しぶりに会って・・どこの国でもみられる光景〜
市の楽しみは、こんな事にもあるのでしょうね。 -
こちらのご婦人はちょっと話が深刻?
村の市も楽しかったけど
そこにいる人々同士の交流を目にすることで
とっても豊かな気分にさせられて・・
12世紀もの歴史をもった、
フランスの中世の村サン・アントナンが
今だに綿綿と続いている素晴らしさ! -
車を駐車した所まで戻って・・
ここも水が流れる素敵な露地
わずか1時間位の寄り道だったけど
映画のロケ地としての興味で寄った以上の
ものがあり、とっても得をした気分で車内に・・
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この旅行記へのコメント (6)
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- コクリコさん 2010/01/22 22:51:26
- サン・アントナン ノブル ヴァル
- パルファンさん、こんばんは。
サン・アントナン ノブル ヴァルという村も映画『シャーロット・グレー』も知りませんでした。
フランス南西部の村、巡れば巡るほど、どんどん深くなりそうですね。
とても奥深そうな所にひょっこり明るい町があり、市がたって普通に現代人が暮らしているなんてね。
川に架かる橋もステキです。
橋といえば、カオールの橋のスケッチがプロフィール写真になっているのですね!
スケッチはカオールの良さをより表わしている♪
パルファンさん「SHOW WINDOW ! 素敵なディスプレイ♪」のコミュに参加されたのですね。
管理人さんの夏への扉さんには去年のお正月に「下を向いて歩こう♪」(マンホール)・「上も向いて歩こう♪」(看板)のコミュのオフ会でお目にかかったことがあるのですよ。
どちらのコミュも活発ですよ〜。
ショーウインドウも看板も、旅行しているとステキなのでつい写してしまいますものね。
そうそう、3月にフランスに行こうと今航空券のウエイティング中です。
直前になって行けなくなったことが2回あるので、今回もわかりませんが、コートダジュールのマントンとパリのホテルだけは確保しました。
ブルゴーニュのご夫妻からはトルコからクリスマスと新年のカードがきました。4月にはカメルーンにいる友達の結婚式に参列するためにカメルーンに行くとか。
ブルゴーニュの家のゲストハウスはまだ売れていないようです。
では。
- パルファンさん からの返信 2010/01/23 16:35:34
- RE: サン・アントナン ノブル ヴァル
- コクリコさん こんにちは〜〜
なかなか進まない旅行記ですが、この村をアップするのはちょっと
楽しみでした〜
そこで生活している人々を感じられる村だったからでしょうね。
コミュ参加は、余り時間を費やせそうもないので控えていたのですが、
ショウウインドウは、惹かれると結構写真に撮ってきてあるので
「SHOW WINDOW!素敵なディスプレイ♪」に登録してみたんですよ。
コクリコさんもいらしたし・・
3月の仏行き、ウエイティング中?
だんだん暖かく、且つ明るくなるので混んでいるのかしら? 学生なども多い?
南仏とパリですね。マントンは最高のヴァカンス地と聞いてますが・・
ミモザの花が盛りかなぁ〜〜
あぁ羨ましい〜 旅行する話しを伺うと、ウズウズしてきます。
首尾よくフライト取れること祈ってますね♪
フランスの田舎を走っていても、ア・ヴァンドルってのをよく見ますよね。
ブルゴーニュのゲストハウスもそうなんだぁ〜
でも、ご夫妻がお元気で旅行されているのは幸いですね。
最後になりましたが、書き込みと投票ありがとうございましたm(._.)m
パルファン
-
- おでぶねこさん 2010/01/18 21:35:36
- 素敵な寄り道。
- パルファンさん、こんばんは。
カオールのスケッチできあがったのですね(~~)
とっても素敵です。
サン・アントナン・ノブルヴァル・・・はじめて聞きました。
昔ながらの生活が根付いていて、
ホット安心してしまうような村ですね。
隣に誰が住んでいるのかも良くわからないような
四角い箱で暮らす人間にとってはまるで夢のような風景です。
無邪気な子供たちも、のびのびしていて癒されますね。
生活観のある場所。。。やはり惹かれますね。
素敵な寄り道に拍手です。
おでぶねこ
- パルファンさん からの返信 2010/01/19 11:55:20
- RE: 素敵な寄り道。
- おでぶねこさん、こんにちは♪〜〜
いつも優しい、ウイットに富んだコメントありがとうございますm(._.)m
スケッチまで褒めて頂いて・・うれしい限り
サン・アントナン ノブル ヴァルは、たまたま知って・・
映画も、丁度出かける前に見、メジャーじゃない村ってのも興味あったので。
この度の旅行は、一般に学んだフランスの歴史(十字軍、王朝、皇帝、共和制)が
一つの村・町の衰退(そこに住む人々)に如何に関わったかを、嫌というほど知らされました〜
その意味で、この村は、生活をしている人々が感じれ、ちょっとホッとした
気分にさせられました。
南西部の旅行記、あと幾つ(タイトル)と数えながら終盤にさしかかってきました。
これからもよろしく♪^^
-
- とめきちさん 2010/01/18 10:15:50
- 毎日さむいですねー
- こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
まいどの、民宿『とめきち』です。
なんか、この街、映画『ショコラ』(かな?)で見た街に似ているなー。
フランスの片田舎で、チョコレート屋を開く母子のお話。
すごく土くさくて、フランス映画に見えないほど、暗くておもしろかった。
もっとも、フランス南西部の村って、みんな川沿いに発展したところなので、どこも同じに見えてしまうのはしかたないですね。
明るくって、小粋なフランス映画は、やはりパリに任せておくしかないようです。
アラン=ドロンよりも、お鼻の大きな、ジャン=ポール=ベルモントの好きなおじさんです。
でもなー、フレッドアステアと、ヘプバーンの、パリの恋人(http://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%AE%E6%81%8B%E4%BA%BA-%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%89%88-DVD-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%B3/dp/B000Z1BZMG)は、面白いですね〜、60年代のパリが、今と少し違うところがいいです。
- パルファンさん からの返信 2010/01/19 11:41:10
- RE: 毎日さむいですねー
- とめきちさん、こんにちは〜
フランス(に限らずかな)の村は、みんな似てると言えば似てますよね。
教会があって、広場があって、市庁舎があって・・
石積みの家々となると。更に水有るところとなると、川もありますしね。
映画、ショコラは、ブルゴーニュのFlavingy sur Ozerain
(フラヴィニー シュル オズラン)が舞台だそう。
映画は、独特の雰囲気があり、ファンタジーの部分もあって
楽しんで見たのを思い出しました〜
「パリの恋人」は?あまり印象になくって・・ミュージカルというのも苦手でして・・
なにはともあれ、旅行はいろんな好奇心を喚起し、知る楽しみを満たしてくれますね。
そういう精神を持てるのも健康であること!
毎日寒いけど身体をきたえましょう(^_^.)
パルファン
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