子連れフランス（２歳４～５か月）☆アルビ☆

2012/05/13 - 2012/06/20

コルド　シュル　シエルに滞在中、何度か買い物と観光で出かけたアルビ。
このタルン川地方では、大きなメイン都市で県庁所在地。

コルドからは車で約４０分ぐらい。
アルビ―コルドまでは、バスが出ています。　

中世の街並みがとっても美しい街で、旧市街地のほとんどがレンガで作られており、「赤い街」とよばれ、ユネスコの世界文化遺産にも登録されています。

街の観光のメインは、セイント．セシル大聖堂とトゥールーズ．ロートレック美術館。
大聖堂の内部の壁画は、必見です。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

レンガ造りの旧市街内は、服、雑貨、靴屋などいろんなお店が並びます。

お洒落な雑貨屋やカフェなども立ち並んで、素敵です。

タルン川にかかる、１１世紀建造の橋ポン．ヴィユーから、
街の中心にかけて旧市街が広がっています。

中世の街並みがとっても綺麗。

タルン川を眺めているだけで、満たされます・・・。

ちなみに、トゥールーズ・ロートレック美術館の庭園からの眺め。

この美術館、元は１３世紀に建てられた司教館、ベルビー宮（城）で、
１９２２年より美術館となり、ロートレックの作品を中心に展示しています。
（彼の生まれ故郷がアルビのため）

時間の都合と、一緒に行った人達が興味がなかったため、
美術館には入れなかったものの、この庭園を見て、
庭園からのタルン川を眺めるだけでも価値があります。（庭園は無料）

庭園内の回廊

ベルビー宮。（美術館）

ロートレックに興味はないけれど、歴史には興味あるので、
時間があれば、ベルビー宮としての内部を見てみたかった・・・・。

ここが美術館の入り口で、右側にインフォメーションセンターがあります。

美術館の真横にそびえたつのが、レンガ造りの大聖堂としては世界で一番大きい、
セイント・セシル大聖堂。

長さ１１４メートル、広さ３５メートル、壁の高さ４０メートル、
一番高い塔までの高さ７８メートル。

わかりにくいけど、ガーゴイル（怪物などをかたどった彫刻で雨どい）
の上と下ではレンガの色が違っており、ガーゴイルから上の明るめのレンガの部分は雨を上手くはけるために、修復され続けているそう。

レンガの色が違うのがわかります。

１３９２−１４１０年にドミニク　デ　フローレンスによって建てられた
入り口のドアが、大聖堂を守る城壁の中で唯一現存するものだそう。

この大聖堂の外壁中、唯一の装飾らしい装飾。

大聖堂への南入り口。

フランス革命時にほとんどの銅像は壊され、前世期に置き換えられたとのこと。
ST.JEAN（１５世紀初頭）だけが残っているとのこのだけど、
どれがST.JEANかわからず・・・・・

大聖堂内部。

この壁画は見ごたえあり。
上部はオルガン

大聖堂を入って右側が内陣になり、内陣とは元々、司祭が神聖な文を読む説教壇。

写真は、ROOD SCREEN 内陣仕切り。　１６世紀初頭

内陣内部へ入ります。

内部につながる通路。

７５体の銅像があったが、フランス革命時に破壊され、当時のまま残るものは３体のみ。

オーディオガイドもあり、私達も借りたのですが、
息子を義理母に預けて外で待たしていたこともあり、
あまり聞けなかったし、時間がなくて見るのに精いっぱいで、
内陣の真ん中のメインパートを写真に撮り忘れました・・・・（涙）

唯一撮った、内陣の一角・・・・
真ん中は、豪華です。　でも、人だらけ・・・・

狭い階段を登って、宝物殿だったか、今はいろんなものが展示されている
所へは一人３ユーロで入れます。

街の最も古いモニュメント、セント・サルビ協会。
最初の部分は、１０８０年に建てられた。

十字軍によって、建造は中断され、その後、石のロマネスク様式の後、
レンガのゴシック様式へとなっていきます。

写真の塔の部分で、上半分がレンガなのがわかります。

微妙にわかりにくい所にある小さな入り口。
おそらく裏口？？

階段を登ると、左側に大聖堂、右側に回廊が。

ロマネスク様式の回廊。
フランス革命時に破壊され、今は南のギャラリーだけが残る。

５７４年から５８４年までビショップだった、セント・サルビが
約５７７年頃、アルビの住民を奴隷制から救い、祭られています。

オルガン