丹後半島ドライブ

2008/06/15 - 2008/06/15

今福の滝、金引の滝を見た後、丹後半島をぐるりとドライブしました。丹後といえば天橋立が有名ですが、何度か行ったことがあるのでパス。主に伊根の舟屋を見学し、経ヶ岬、丹後松島など国道１７８号沿いの景勝地を見学しながらのドライブでした。

エリア 丹後半島(京都)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

丹後半島の外周を通る国道１７８号線。天橋立を過ぎて３０分足らずで伊根湾が見えてきました。

伊根湾には舟屋を見学する伊根湾めぐりの遊覧船があります。

舟屋の並ぶ風景。

舟屋の並ぶ風景。

舟屋の構造は１階が、船揚場や物置、作業場となっており、２階が生活の場で、客室や民宿などに活用されています。母屋は舟屋とは道路を挟んだ山側にあります。伊根の住民は元々、海岸から少し離れた山際に住んでいたようですが、主な生活の糧が漁業であるため、利便性を求めて海沿いに住むようになり、海岸に舟屋を建てて直接漁に出ることができるようにしました。海が穏やかなこと、干満の差がほとんどないこと、海が急に深くなっていることなどが舟屋を建てる条件となっています。伊根湾ではこうした条件を満たしていたため、舟屋集落が形成されました。

舟屋の並ぶ風景。

高台にある道の駅舟屋の里公園へ。伊根湾を一望できます。

道の駅舟屋の里公園から舟屋の並ぶ風景。

NHK連続テレビ小説『ええにょぼ』（1993年度上半期）のロケ地にもなりました。戸田菜穂さん演じる主人公の出身地が伊根町という設定でした。

伊根湾をあとにし、国道１７８号線を進みます。伊根町には大きな滝があります。ほとんど幻ですが。これがその幻の布引の滝です。落差は１００ｍ。しかし幻らしく全く水はないに等しい状態でした。

伊根湾から布引の滝の少し先までは国道１７８号線は山の中を通っています。海岸に出るとそこは断崖絶壁で、丹後半島らしい風景となります。駐車スポットがあったので海を見るため進入。

甲崎（さるざき）が見えました。コバルトブルーの美しい海です。

経ヶ岬に到着。近畿地方最北端です。てっぺんが好きですが、先っぽも好きな私です…

白い灯台が経ヶ岬灯台です。映画「新・喜びも悲しみも幾年月」の舞台になりました。経ヶ岬の駐車場から灯台へは遊歩道で行くことができますが、もう夕方遅く行くのを断念しました。

経ヶ岬からの日本海。

経ヶ岬から国道１７８号線は快適な海岸沿いの道路です。犬ヶ崎トンネルの手前に犬ヶ岬園地があります。

犬ヶ岬園地の展望所からの景色。これが丹後松島です。

日本三景の松島に似ているところから丹後松島と名付けられています。

屏風岩。高さ１３ｍの奇岩です。道路沿いに駐車スペースと展望所があります。屏風岩がこの日最後の景勝地でした。