滝めぐりシリーズ７１　金引の滝・日本の滝百選　京都府宮津市

2008/06/15 - 2008/06/15

金引の滝は京都府で唯一の日本の滝百選に選ばれた滝です。今福の滝からは車で１０分少々で滝めぐりをする身にとってはこんなにありがたいことはありません。金引の滝は百選の中でも評価の低い滝で、あまり期待せずに見に行きました。

エリア 天橋立・宮津(京都)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

今福の滝から府道９号線を北上（宮津市街地方面）し、宮津高校の手前を左折し住宅地の中を進んで行くとこの写真の石段のところに出ます（途中案内板あり）。この少し先に駐車場があります。

金引の滝への遊歩道はよく整備されており、滝からの川には手摺も取り付けられています。まずは右側にこの臥竜の滝が見えます。落差は５ｍほどの小さな滝です。

遊歩道の上から見た臥竜の滝。

しばらく行くと左側に白龍の滝があります。落差５ｍ。こちらは滝前にベンチがおかれてあります。

白龍の滝を過ぎるとすぐに金引の滝です。第一印象は意外とでかい、意外と悪くないというものでした。この滝に関しては、百選に選ばれたことに対する賛否両論があり、どちらかというと否定的な意見が多いように思えたので、正直あまり期待していませんでした。いい意味で期待を裏切ってくれました。

滝の右側には社があります。それにしても、町から比較的近く、しかも百選の滝、天気もそれほど悪くないのに誰もいません。結構いい場所だと思いますけどね。おかげで滝を独占できました。

滝の高さは４０ｍ、幅２０ｍということですが、高さのほうは眉唾物かな？しかし何をもって滝の高さとするかの定義ははっきりしていません。金引の滝は下流の臥龍の滝と白龍の滝とともに「金引の滝」と総称されることから、総落差で考えると妥当かもしれません。

滝に向かって右が男滝、左が女滝というそうです。

男滝の方。なぜか女滝だけの写真を撮影しませんでした。

滝に向かって左斜め前方からの滝の姿です。

正面からの全景。滝の上部がどうなっているのか興味はあります。

この滝はあまり水量が多くないほうが優雅で良さそうです。

金引の滝の周辺は公園になっています。その端のほうにちょうど渓流の上あたりにお不動さんがあります。

宮津ではどうしても天橋立に隠れてしまうのでしょうが、市街地からも近くお奨めのスポットです。夏は涼しそうですし、秋は紅葉が美しそうです。