2009/12/24 - 2009/12/27
23115位(同エリア27495件中)
東風さん
DMZへ行ってきました。
韓国が休戦状態にある国であることは頭でわかっていましたが、今回の見学を通して、現実のこととして、ズッシリとくるものがありました。
写真撮影の制限があった分、心のカメラでたくさんの風景を撮った気がします。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
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DMZツアーは月曜及び公休日が休み。韓国はクリスマスは公休日ですので、翌日のツアーを申し込みました。
予約はネットでできますが、ソウルに到着してからも確認の電話かメールを出す必要があります。そうしないと、参加しないとみなされるようです。 -
バスは国道1号線を北上していきます。
目指すはイムジン河沿いにあるイムジン閣 -
イムジン閣にある望拝壇
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朝鮮動乱が休戦になり、北に捕虜となっていた人たちが帰国するために作られた橋。急いで作られたために、脚が木でできています。
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橋を渡れないままの人がいることを忘れてはならないと思いました。
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離散家族を想ってできた平和の鐘。
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このバスに乗り換えてDMZへ向かいます。
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DMZの領域に入ると、途端に撮影制限がはじまります。軍事施設なのですね。
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DMZツアーの目玉は第3トンネル見学。
その前に、事前学習として、1945年以降の韓国史の勉強をします。
第3トンネル内の撮影は禁じられています。
足元は歩きやすいものを。水が流れている場合もあるので、ぬれてもよい靴がいいでしょう。トンネルの奥へ行くほど温度があがりますし、帰りは坂を上がるので、汗ばむ感じでした。 -
DNZには近くの統一村で採れたお米も商品としてあります
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臨津河閣に戻ると、走って向かう人たちが・・・。
臨津河の向こうは北朝鮮の開城があります。いまは韓国肝いりの工業地帯になりつつあります。 -
相手を刺激させないためにも、変な格好はNGです。また、写真を撮る場所も黄色い線から出て撮ったものはNGなのです。
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手を伸ばして撮った開城工業団地。
韓国資本が結構進出しているのだそうです。 -
南北の和解の象徴になっていくはずの、都羅山駅。この駅まではソウルから電車で来ることもできるそうです。今は、緊張関係にあるのでここから北へ行くことができません。
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駅に兵士がいることには違和感と緊張感を覚えますが、韓国は実は非常事態状態であることを思えば、納得できるかな、と思います。
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いつもゲートにいるのではなく、時々は休憩を取ってます。ちょっとホッとした一枚です。
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この駅が通常的に用いられるようになると、ソウルから電車でヨーロッパまでいけるんだそうですよ。いつかそういう日が来ますように。
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統一村で取れた商品を扱う売店もあります。
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北朝鮮のビールなんですって。
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このあたり、自然が豊かに残っている米どころなのだそうです。
賑やかなソウルから1時間ぐらいしか離れていない、静かな統一村。インフルエンザのために冬の間は板門店を見られないから、という消極的な選択で行ったDMZツアーでしたが、見ごたえがありました。また、まもなく徴兵される予定の息子さんを持つツアコンさんの説明に胸が痛くなる思いもしましたが、その分、韓国の現実を知ることができたわけで、参加してよかったと思います。
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