2009/12/26 - 2009/12/31
2937位(同エリア12011件中)
BALI親父さん
- BALI親父さんTOP
- 旅行記2冊
- クチコミ1件
- Q&A回答0件
- 11,138アクセス
- フォロワー1人
上海・蘇州・無錫を周って、観光と全食事つき5泊6日。
これで、冬休み中でもサーチャージ込みで3.7万円という驚愕の価格。(安い時期なら2万円台)
さて、このパックツアーは行く価値があるやなしや。
このツアーが気になっている人は必見の突撃、真実のレポート。
中国の今に驚き、イメージの中にある古き中国を探す旅の始まり始まりぃぃぃ。
高校生の息子とのはじめての二人旅にして、久しぶりのパックツアー。
さて、その評価は。
トラブル続出。めちゃ、おもろいよ。
できれば VOL.1から読んでね。 BALI親父 で検索。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- 深セン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
いよいよ上海市内に入る。
とんでもない渋滞でまったく進まない。
これからまだまだ、車が増える中国でどうするんだろうか。
車窓から見える風景はまさに未来都市。
見えるものすべてがここ10年以内に出来たビルだということで、大阪はもとより東京も負けてると実感する。日本みたいにただ四角いビルはほとんどなくて、ひとつひとつのデザインが凝ってる。 -
昼食はホテルで中華。初めてまともにうまい食事。
中国の中華料理への不信感が払拭された。
今までのはやはり田舎料理っていうことだろうか。
食後はショッピングその③で、茶芸館へ。
これまた超立派なところで中国茶のうん蓄を聞きながら3種類のお茶をちっちゃい器で頂く。
僕は中国茶が大好きで、1年中ウーロン茶とジャスミン茶を飲んでるぐらいだけど正直言ってあまりおいしいとは思わなかった。
でも、この雰囲気は楽しくて、これはパックツアーならではだな。 -
ここでも買う気が全くないので、隣にある銀行へ両替に行く。
空いているのにもたもたして、しかも名前を打ち間違えていたりですごく時間をくう。
あせりまくって外に出ると、みんなバスに乗り込んで5分ほど待っていたとのこと。ごめんなさい。
息子に「何しとんねん」と怒られる。 -
トンネルをくぐって黄浦江の東側から、外灘を眺める。
もやかスモッグかわからないが、ぼんやりしている。
高層ビルばかりの上海で歴史を感じる建物のたたずまいがホッとする。
すぐ後ろには有名なテレビ塔が建っている。
鉄腕アトムに出てくるタワーがモチーフということで、未来的でありながら懐かしさがある不思議なデザインだ。
昔、思い描いた未来っていうか。 -
続いては、ショッピングその④
なんと、上海天然ゴム健康寝具直営センター
ここの売り物は、天然ゴム100%(ラテックス)のマットレスと枕である。
刺繍・シルク・中国茶はともかくとして、なんで中国でラテックス???
ここは、今までのようにゴージャスな感じではなくて、本当に企業の展示室といった感じ。
数十台のベッドが並んでいて実際に寝て確かめられる。
その寝心地はなかなかのもので、説明どうり低反発素材よりいい感じ。マットは日本まで送ってくれるが、枕だけだとお持ち帰り。
圧縮すると小さくなるが、重さは1kgあるし、どうせ日本で通販で買うほうが安いんだろうと疑心暗鬼な僕。
息子も買おうといったのに買わなかったが、実は帰国後に調べてみたら、ここはかなり安かった。
これからこのツアーに行かれる人には、この枕だけはお勧めしておきましょう。 -
ホテルにチェックインした後、バスで夕食へ。
今夜のメニューは上海風火鍋。
普通のスープの真ん中に、真っ赤なスープが入ってる。これがとんでもなく辛くて、辛いもの好きの僕も四苦八苦。
数十種類の具材が運ばれてきて、さらに別テーブルにはこれまた十数種類のたれがある。
僕のお気に入りは、「タイ風地獄味」にパクチーどっさり。
これも激辛だけど実にうまい。 -
〆に鍋奉行の僕が、ご飯を入れて雑炊を作るとみんながおいしいと喜んでくれる。
他のテーブルでも、これを見て雑炊作りが始まる。
が、おかわりする間もなくいきなり帰りますコール。
せめて10分前に言ってくれぇー。
雑炊よ、さらば。 -
3日目と4日目はこのツアー唯一の連泊。
上海兆安洒店はなかなか綺麗なホテルで部屋も広くて、必要なものはすべて揃っている。
唯一の欠点は、風呂の湯がジャスミン茶色でプーンと臭うことだ。もちろん、茶の香ではなく、緑色になった金魚鉢の水の匂いで女性には耐え難いだろう。ただ、これはこのホテルに限らず、上海では5つ星ホテルでも同じらしい。
夕食前にチェックインして、また、戻された。
前にも言ったけど、夕食後にチェックインでいいと思うけどなぁ。
先にチェックインするなら、食後は希望者は現地でフリーにして欲しいもんです。 -
ホテルから徒歩5分以内には1軒の店もないが、すぐ隣が地下鉄の入り口だ。
(写真の左がホテル玄関、右が地下鉄入り口)
たった2駅で中心地である人民広場駅だから、乗り換えればどこへでも行ける。 -
地下鉄のホームと線路はガラスで仕切られていて、電車が着くとドアが二重に開く。
関空のシャトルと同じ構造。
たいていの所へ3元で行ける。
公共交通機関はかなり安くて、バスの中には液晶テレビがついていて見ることが出来るし、かなり進んでる。 -
ここが人民広場駅。
かつて世界中の人が日本に来て街の美しさに驚いたが、今や日本人が上海の美しさに驚くのであった。
複雑な気分だ。 -
つり革にも広告。
これっていいアイデアだけど、付け替えんの大変そう。
今はエキスポ上海2010の広告。 -
まずは、夕食前に訪れたテレビ塔前にやって来た。
この夜景を見ずして、上海は語れない。
残念ながら、駅名は書けない。
地名など、ほとんどの漢字が日本には無い文字だからだ。
中国なら漢字で理解できるだろうと思ったら大間違い。
読める文字の方が少なくて、たまに分かる程度。
それに、同じ文字でも意味が全く違っていたりする。
たとえば中国で「娘」は母のことだ。
日本に伝わる際、どこかで変わったんだな。
日本でも古典で、「妹」は妻の意味だからね。 -
外灘の夜景。
ここから30分南へ歩いて、対岸への渡し舟乗り場へ行く。 -
料金は5角。(0.5元)
オートバイも人もごちゃ混ぜで立ったまま。
これぞアジア。
ベトナムを思い出す。
「そういえば南へ行く便と北へ行く便があるけど、これで合ってるのかな」と息子が言い出した。
僕らは北に行きたいんだけど、バイクのおばちゃんに身振りで尋ねるとなんと南向きだ。
大慌てで飛び降りる。 -
反対方向行きに行こうとすると、改札のおばさんがどなりちらすがなんだかわからない。
それでも中国語でわめき散らす。
どうやら切符(プラスチックコインだが)を買い直せといってるようだ。
さっき、渡したのにどういうことかと思ってると、横着に指差す方にさっきとは別の切符売り場があった。
こちらは2元。
もちろんさっきの5角は戻らない。
さっきとは打って変わってオープンデッキではなく大きな窓があって快適。逆に外に出られない。
値段が4倍のせいか行き先の問題かガラガラ。
最前列に陣取る。
ちなみにツアーオプションでナイトクルーズ3800円もありましたが、これで十分でしょう。大満足。 -
どうです。この夜景。
ニューヨークかイタリアにでもいる気分。
でも、そこらじゅう工事していて歩くのも大変。
エキスポを半年後にひかえて、夜どうし工事してます。 -
南京東路を西へ歩く。
お洒落な店とチェーン店とブランドの店ばかりでつまらない。
いわゆるチャイナタウンに行きたいのに、これじゃあ大阪と変わらないよ。
いや、むしろ道頓堀の方がアジアチックだ。
大阪は、ハイセンスな街ではなく、よりアジア的混沌とした街を目指すべきだとはっきり思った。
それこそが魅力であり、橋本知事が大阪を猥雑な街と言ってバッシングを食らったが、あながち間違ってはいない。
人間の匂いがする都市こそ大阪にふさわしい。
東京を追いかける必要なんて無いんだ。 -
ツアー4日目
昨夜は、終電ギリギリでホテルに帰りついた。
上海での食事は日本で食べる中華の味で普通においしかったから朝食ビュッフェにも期待していた。
しかし、ここでもあのお湯割の薄いオレンジエードと薄いスキムミルクにはひどくガッカリした。
本日はいきなりショッピング⑤
美術工芸館からです。
隣は上海市庁舎だ。 -
ここはまた、まるで博物館のようだ。
翡翠や黒檀でできたさまざまな彫刻やら、巨大な焼き物の壷が並ぶ。
それらを見た後、お土産コーナーへというわけ。
数珠や急須にお茶。
あらゆる土産物屋の集大成ってとこだ。 -
これ全部、石で出来てます。
中国人ってこういうゴテゴテやら、これでもかってゴージャスさが好きですね。
権威主義っていうのかな。
あんまり感心しない趣味です。 -
いよいよ上海の一大観光スポット「豫園」へ
思い描いていたチャイナタウンっぽいぞ。
(だまされエピソード)
上海の路上という路上でレーザーポインターを売っているんだけど、これが250m届くというすぐれもので、実際かなり遠くのビルまでレーザービームが当たる。
こんなの売っていいのか?
また、それにキャップをつけて回すとミラーボールみたいな点が路上に動いてすごく綺麗だ。
息子はそれが欲しくて仕方なかったのだが、昨日は2個で80元というのが一番安かった。
ところがその後は100とか120とかで買いそびれていた。
で、ここで近づいてきた男は2つで60でいいという。喜んで買ったのだが、100元紙幣しかない。
渡すと男はやはり80だと言い出しておつりを渡さない。
ちょっともみ合って20元紙幣を2枚むしりとる。
これが、おつりを確認させない相手の手口だったのだ。
で、後でお店でこのお金を出したところ使えないという。
なんで?とよく見ると中国のお金じゃない。
ロシア語みたいなのが書いてあって、なんとそれはベラルーシの紙幣だった。後で調べたら20ベラルーシルーブルは、なんと1円以下だった。トホホ
教訓 まともな店以外ではお釣りが無いようにジャス トに払うべし。
必ず、おつりは確認する。
インドネシアとか0が多い国では桁が違う紙幣をまぎれさす手口はよくあるが、まさか違う国の紙幣まで使うとは。
あいつはいつもその手口で旅行者をだましてるんだと思うと許せない。
あいつをぶちのめそうとフリータイムにもう一度、豫園に行ったら、また、売りつけに来た。ところが顔があったとたん、こちらが気づく前に逃げられてしまった。ますます悔しい。
でも、だいたい一つ50元が相場みたいです。 -
豫園という庭園の周りにお店が集まり、やがて今のような形になったのだが、まるで「豫園商場」というテーマパークみたいになっていてその中に本来の庭園が取り込まれてしまっている。
実際、ここに庭園があることを知らない外国人もいる。 -
お約束の外資系飲食チェーンも揃ってる。
これは、中国的外観を凝らしたスターバックス。
それにしても、なんで欧米人ってのはああもスタバに生息してるのかねぇ。
情報交換の場でもあるんだろうけど、現地のカフェに行きなさいっちゅうの。 -
豫園商場内にある「緑波廊酒楼」で昼食。
水餃子や小籠包などとっても美味しくいただきました。
でも、小籠包は一人一個のみ。
追加オーダーしたいです。
ここには小籠包で有名な南翔饅頭店があるが、自由時間はなし。ああ、食べたーい。
目の前にあるのに自由が利かないってのは、精神衛生上よろしくありません。 -
いよいよ豫園の中へ。
この建物の向かい側には舞台があって、京劇が演じられ、人々はこの中庭に立って、主は二階から観賞したそうだ。 -
ぐるぐると迷路のような作りで、角を曲がるたびに違う庭が現れる。
なんとも贅沢なことだが、これが個人の邸宅だったのだから、革命を起こしたくなる気持ちも理解できようというもの。 -
ここにもあの太湖石が。
ここまで運んでくればその価値は蘇州の100倍にもなったのでは? -
屋根の反り具合。どんだけーーー
壁の屋根瓦は龍の彫刻。 -
庭に岩を積んで山が築かれている。
12mほどらしいが、当時、この山こそが上海で一番高いところだったという説明に驚く。(中央の東屋)
しかも十年前まではせいぜい5階建て程度の建物だったのが、今は10階建て以下のビルのほうが少ないぐらいだ。 -
この後、新観光名所、新天地へ。
これまた、神戸北野町みたいなこじゃれた西洋風ショッピグゾーンだが、なーんも魅力は感じない。
ゆえに写真もなし。
それより、さっきバスから見えたこぎたない路地へ行きたいのだ。 -
これからホテルに戻って夕食まで3時間のんびりしてください発言に、ついにツアー客の反乱が起きる。
夕食までに自分で戻るから、ここで解散させてくれというわけだ。
しかし、自由行動中にトラブルがあるとツアーの責任になるということでガイドはしぶる。
ホテルに帰った後なら勝手だというわけだ。
自己責任のはずの場面で起こしたことで訴訟を起こすバカがいるからこんなことになるんだ。
旅行社が悪いんじゃないが、結局、一筆書くことで開放される。
この一筆書いて自由にってのはいいんじゃない?
これから、このシステム導入してください。 -
で、新天地から歩いて10分でこんな路地。
10元ほどでいろんな料理を出す飯屋や、骨董品もどきが並んでいたり、まずまず楽しめる。
上海蟹も一杯25元で食える。
物が違うのだろうが、綺麗なレストランの10分の1
蛇足だが、帰りの無錫空港で生きた上海蟹を680元で売ってました。1万円も出して買う人いるのか?
それより生きた蟹って、持ち込んでいいのかな。 -
路地の向こうに高層ビル。
そこらじゅう建築ラッシュで、古い建物を破壊しまくってる。
もう5年以内に、こんな路地のボロ屋どころか、5階以下の建物は無くなるんじゃないのか?
幼稚園児の背が1年で1m伸びるほどの異常さだ。 -
あまりに急激な変化に、住民はどう対応しているのだろう。
土地はすべて国家のものだから、立ち退きも自由自在ということだがなんだか恐ろしい。
洗濯物が干してあったり、子供が遊んでいたり。
そんな光景にホッとする。 -
路地を抜けてショッピングセンターの地下に降りてみる。
キティの専門店があって、漢字の看板が珍しいから、カメラを向けると、店員が飛び出してきて猛烈な剣幕でやめろという。
シークレットサービス並の素早さだ。
すなわち、パチモンキティー屋ってことらしいけど、屋台とかならまだしも、こんな高級ショッピングセンターでよくもまあ堂々と。
あんまりの態度にむかついた。
盗人猛々しいとはこのことか。
サンリオさんでなくても、腹が立つ。
望遠で意地でも写真撮ってやった。息子あきれる。
地下鉄の駅がわからずあせりまくって、夕食の集合5分前にホテルに到着。 -
夕食後もそのまま散策に行きたかったが、とりあえずホテルに戻ってから地下鉄で出かける。
行き先はまたまた豫園。
近くの駅から1km程のはずなのに、1時間も迷う。
もうすぐ、地下鉄の新線に豫園駅ができるそうだが。
南翔饅頭店で小籠包を食べたかったけど、たどり着いたときはほとんどの店が閉店して人もいない。
今までどこも遅くまでやっていたので安心していたのが間違いの素。
しかも、せめて夜景を撮っておこうとカメラを向けた直後、ライトも消えた。
はっきりいって、超わびしい。
ゴミ収集車の音が響く。 -
息子が中国のマックと食べ比べがしたいというので、行く。こんな人通りがないところでも24時間営業。
注文しようとするといきなり厨房内で従業員の喧嘩が勃発。
一人は手に中華包丁。もう一人はなんと肉きり斧。
止めに入るのも命がけだ。
中国人の喧嘩はすさまじいとは聞いていたが、これほどとは。
そういえば、「人肉饅頭」なんていう映画あったな。 -
またしても終電ギリギリでホテルに着く。
ホテルの前でいかにもウイグル族という顔立ちの若者が羊肉串を焼いていた。
昨日から気になっていたのだが、2本買って食べてみるとエスニックな味で実においしい。
一本2元で、さらに5本持ち帰って食べてたらもっと食べたくなったと息子が買いにいく。
と言ってもホテルの玄関前だけど。 -
ついにツアー5日目。
上海からまた、無錫へと逆戻り。
高速道路で1時間ほど走っても、ところどころある街にはショッピングセンターや高層マンションを建築中だ。
こんなに土地があるところで、なんで高層マンションなんか必要なんだ?
片道3車線のただっ広い道にはほとんど車が走ってないが、これがいっぱいになったらどうなるんだろう。
そんなことを考えながら無錫に着いた。
ショッピング⑥は、無錫名物の泥人形製作所。
粘土で作られているんだが、焼かれていないのが珍しい。日本にも出雲に泥人形があるがああいう素朴なのではなくてかなり緻密である。
今は来年の干支人形作りが忙しいということだが、これまた買う人がいるとは思えないんだが。 -
次は太湖でのクルージング。
あの石の産地で今は淡水真珠の養殖が盛んだそうだ。
龍の形をした船に乗り込む。 -
この船はVIP専用だという説明だが、それも納得できる室内の豪華な装飾。
エンジン音もなく、揺れもせず滑るように進む。 -
有名なリゾート地らしいが見るものもとくには無い。
面積は琵琶湖の3倍あるそうだが、水深は2・3mしかないそうだ。 -
関税が高くて、車の値段は日本の倍。
ナンバーは取得するのに順番まちで、権利が60万円ほどで売買されているそうだ。
そのせいか、盗難にあったのかナンバープレートが無い車がけっこう走っている。
なんか無茶苦茶な国やな。
そういえば、運転マナーのひどさは特筆もの。
バスも渡りかけの人がいても、平気で右折する。
人の方もよけず、服がすれるほど近い。
内輪差とか理解してるのかな。
中国全土で毎日200人死んでいるそうだが、2000人死んでいるといわれても納得できる。
実は僕も死にかけた。
青信号で渡っていたら、バスの陰から猛スピードのトラックが。
あと2秒ずれていたら・・・XXX -
ショッピング⑦
淡水真珠のお店だがこれまたゴージャス。
日本のあこや貝だと1つの貝から1粒なんだけど、ここのどでかい貝からはちっこい粒が34個も。
いきなり、この数をあてるというゲームで盛り上がる。僕も当たって飲む粉末真珠をプレゼントされる。
ここは真珠のネックレスとかもあるが、まずは粉末真珠を使った化粧品が主力商品みたいだ。
なんか、みんなで値段を下げていって、7割引ぐらいになったところで10個入りパックの注文をとりまくる。
催眠商法の手口っぽい。
饒舌なマネージャーがしゃべりまくって笑いながら従業員の方を見るが、待機している従業員はにこりともしていない。
きっと、すごいノルマをかけられていて、裏では鬼のように怖いんじゃあないだろうかなどと想像力を膨らませる。むろん、何の根拠もない。
ここではかなりの人が(暗示にかかって)奥さんにといって買っていた。これで、ショッピングは終了でーす。やれやれ。 -
最後の夜。
無錫古羅馬大酒店の室内。ちょっとレトロ。 -
窓から外を見る。
真下に大きな交差点。
向かいに巨大なショッピングセンター。
なかなかいい立地。
夕食はまたまた、まずくてわびしいに逆戻り。
最後の夕食なのに。やはり、田舎は食いもんはあかんね。ガイドさんが「みなさんおいしいですか」って聞いてるのも腹が立つ。うまいわけないやろ。
食事の後は、もちろんスーパーへ。
かなり大きいけどお土産に月餅を探したがない。街で数度、見つけたけど。まんじゅうも餅も売ってないし、でかいわりに欲しいものはない。
値段は日本より高いぐらい。
現地ならではのものをということで梅ソーダを買って飲む。紫色だから青梅ソーダじゃないとは思っていたが、かつお梅干をソーダにしたっていう味。
息子は一口でゲッて感じだったが、僕は結構気に入った。ぜひ、お試しを。 -
スクーターも売っていたから値段を見たら2300元。
なんと3万円って安。
しかも、よく見ると電動なのだ。
それで、街中で無音でスクーターが忍び寄ってきた謎が解けた。
みんなエンジン切って走ってるのかな、なんて話していたんだけど電動だったのだ。
スピードは出ないようだが数十km走れるらしい。
大好きな干し肉をたくさん買って、ホテルに置いたら反対側の屋台を目指す。
ここでは、羊ではなく焼き鳥を買ってみる。
これまた、スパイシーでエスニックな味でおいしい。
あちこちの屋台で食べ比べ。
中国ソーセージも食べてみたが、甘くていちごみたいな味がする。 -
6日目ツアー最終日
6時起床。
バス内で弁当が配られるが、中身はカステラとみかん。食堂で朝粥ぐらい食べさせてくれぇ。
そういえば、そういう店は開いていなくて、ケンタッキーとマックが開いてたな。
中国的イメージを求めるなら、香港か台湾なのかもしれないな。
空港まではバスで15分ほどだ。 -
バスの中で、最年長の83歳のお父さんが締めの挨拶を頼まれた。
「中国も日本もアメリカもともに仲良くしていかなければならない。
私達は自分の家族の幸せや仕事のこと以上に平和を祈らなければならない。
なぜなら、戦争が起こればすべての幸せが吹き飛ぶからだ」と言われた。
二十歳で終戦を迎えた人ならでわの言葉にみんな胸を打たれる。
中国と日本。
辛い過去を乗り越えて、どちらが勝つとか追い抜くとかではなく、仲良い隣人とならなければならないとしみじみと思ったのでした。
中国のみなさん。
ぜひ、日本に来てください。そして、日本の良い部分だけ吸収してください。
空港の免税店がまだ、工事中でオープンしてない。
余った元を使い切るつもりだったのに、お酒も買えない。元を使うためにも、また近いうちに来るぞ。
今度は兵馬俑と万里の長城が見たいなぁと思う僕でした。
最後までお読みいただいて感謝です。
初めて書いた旅行記ですが、どうだったでしょうか。
感想などいただければ、望外の喜びであります。
追記
このツアー。いろいろ改善点もあるけど、この内容と価格を考えれば十分に楽しめました。
上海が初めての人はもちろん。何度も来ている人にも好評だったことを付け加えておきます。
よって、お勧め度95点です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (9)
-
- kuritchiさん 2010/04/27 18:47:22
- 突撃レポート拝見しました^^
- バリすきさん、はじめまして^^
旅行記拝見致しました^^
突撃レポ、ありがとうございます
それにしても、息子さんとの2人旅とは、羨ましいです♪
ウチの息子は、何で釣ったら一緒に来てくれることやら…(笑)
上海、蘇州の激安ツアーの旅は、私も格安パックのツアーを見ていたので、大変参考になりました^^
安さに目が眩み過ぎてもいけませんね。私は2万円台の分を見ていました(笑)
安い分は安い訳があるんですね…。納得!
やっぱり、小ロン包食べたいし、ゆっくり見たいですものね…
お土産屋さんめぐりも時間が勿体ない気がします
でも、お値段の割には色々まわれてリーズナブルですよね…
悩みますね〜〜
参考にさせていただきます^^
kuritchi
- BALI親父さん からの返信 2011/08/27 16:11:24
- RE: 突撃レポート拝見しました^^
- 上海 突撃レポ、読んでいただいて、ありがとうございました。
お返事が遅くなって、申し訳ありません。
実はその頃、緊急入院で死んでました。
いや、冗談ではなく、心肺停止で人口呼吸器に繋がれて・・・
今は、また旅に出れるまでに元気になりましたので、
書き上げましたら宜しくお願いします。
ただいま、インド一人旅を執筆中。
これが、自分で読んでもフィクションかと思うほどに、はちゃめちゃで面白いのです。
ところで、上海、蘇州の激安ツアーには行かれましたか。
フリーが良いのはわかっていても、裏側をあばいてやるぐらいで行くと格安ツアーも面白いですよね。
今頃、気づいたので、まずはお礼まで。
-
- よこちゃんさん 2010/03/28 02:03:22
- 西塘は残念でしたねぇ〜
- バリすきさん、こんばんわ。はじめまして。
「激安パックツアー突撃レポ」拝見させていただきました。いやぁ〜、面白かったし、共感できる部分が多々ありました。
そしてなにより、息子さんとの男2人旅っていうのがウラヤマシイ・・・我が家は子供がいないので、随所にちりばめられている息子さんの成長に対するコメントに暖かい気持ちにさせてもらいました。
あっ、あと、中国のツアーなんですが「お土産物屋引廻しの刑」、本当に鬱陶しいですよね。でも、これは以前に現地のガイドさんに聞いたのですが、一日に二軒以上の土産物屋さんに連れて行かなければならないと法律(?)かなにかで決められているそうなのです。また、ガイドさんのほとんどは大学または専門学校で日本語を学んだものの、日本への渡航経験はありません。ですから、逆に彼らは日本への憧れが大きいので、コチラから積極的に話しかければとても喜んでくれます。
それから道路の横断、危険な目に遭われたようですね。私も初めて中国(北京でした・・・)に行った時、ホテルから一歩も出れない!と思いましたが、2〜3日するとなんとなくルールが見えてきて、道路が渡れるようになりました。ポイントは、?地元の方の斜め後ろに引っ付く。?右折は常時可なのですが、そちらの方向の車の運転手とは目を合わせない。というのがコツといえばコツなのかな?
スンマセン、酔っ払いながら書いていたら長々となってしまいました・・・とりあえず、感動を伝えたくて・・・ よこちゃん
- BALI親父さん からの返信 2010/03/30 00:05:44
- RE: 西塘は残念でしたねぇ〜
- よこちゃん。長いレポをお読みいただきありがとうございます。
最近はアクセスも伸びず、コメントもなく、もう埋もれてしまったなとガッカリしていたのでとっても嬉しいです。
わがままな自分には、パックツアーは、かゆいところに手が届かず歯がゆい思いなのですが、ときにはそれも「人間修行」と思い参加しています。なんちゃって。
「お土産物屋引廻しの刑」あっての格安ツアーですが、それも程度問題ですよね。
6月にフリーでベトナムに行く予定なので、また、頑張って書きますから、誰かに推薦してくださいませね。
-
- イロコさん 2010/01/06 19:06:13
- 私も今度上海に行ってきます
- 私も今度上海に行ってくるので参考になりました。
5泊6日の旅で食事、観光付きで良い旅を見つけられましたね。私は4泊5日です。上海、蘇州、杭州に行きます。1日目と5日目は移動で観光は出来ません。丸3日の観光ですが楽しめたらなと思います。
食べ物は大丈夫のようですね。油ぽい食事ばかりだとお腹をこわすかなと心配でもあるんですよ。正露丸糖衣と喉あめを用意しました。
それにしても中国の発展はすごいですね。土地も広いし人口も多いからかなりの活力があるんでしょうね。
また旅行記を書いて下さいね。とても楽しかったです。
- BALI親父さん からの返信 2010/01/07 13:54:57
- RE: 私も今度上海に行ってきます
- 読んでくれてる人がいるだけで嬉しいのに、
コメントまでいただいて感激です。
蘇州ではチャーハンが油まみれでしたが、年配の人も誰も
お腹はこわさなかったみたいですよ。
飴ですけど、コンビニでもチュッパチャップス(本物)を
売っていて日本では42円なのに、5角(7円です)でした。
息子がいっぱい買ってました。
また、旅行記書きますので、よろしかったら訪ねてください。
僕もおじゃまします。
この旅行記も手直し中なので、行かれる前にでも読み直して
もらえると嬉しいです。
- イロコさん からの返信 2010/01/07 18:45:07
- お返事ありがとうございます
- お返事ありがとうございます。
中国は物価が安いのであちらで物を買った方が良いんですね。
最近テレビのCMにブルボンのプチシリーズも上海にあるような事を言っていました。プチも持って行こうかと思っていたけどあっちで見た方がよいかしら・・・。
最近、元が少しずつ高くなりつつあるように思います。私が行く頃はいくらになるかちょっと気になります。
あと10日ちょっとで出発です。楽しんで来ますね。
これからもよろしくお願いします。
- BALI親父さん からの返信 2010/01/08 00:45:05
- 物価は安くもないな
- ポッキーはバナナ、マンゴーとかいろいろありましたが80円ぐらい。
プチは見ませんでした。
物価はタイやバリほど安くはなく、日本のバーゲンの方が安いぐらい。
牛肉や豚肉の干し肉が美味しかったですよ。
- イロコさん からの返信 2010/01/08 18:27:11
- ポッキーもあるんですね
- 中国に行ったら日本のお菓子のどんな物があるのか探してみるのも面白そうですね。
韓国に行った時は日本で良く見るお菓子がありました。日本の物と思っていたら元々はアメリカの製品だったのに気が付いたりしました。
ポッキーのマンゴー味とか探してみます。
物価は安くなかったんですね。ちょっと残念です。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
上海(中国) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
9
50