32nd：韓国3日間の旅～韓国世界遺産周遊～（Part6：江華島・郊外編）

2009/03/13 - 2009/03/15

2日目の旅行記（その4）です。


無事に今回の目的地、世界遺産・江華支跡墓（カンファコインドル／Ganghwa Dolmen Sites）の観光が終わりました。

江華島（カンファド／Ganghwa-do）に到着し、江華邑（カンファウプ／Ganghwa-eup）から江華聖堂（カンファソンダン）天主堂、高麗宮址（コリョグンジ／Goryeogungji）、江華山城（カンファサンソン／Ganghwasansong）もとりあえずの観光をしましたが、江華島の観光ポイントはまだまだあります。

時間も14時を過ぎたのにまだ昼食も取っていない・・・
食事をしてから郊外へ行く。たぶんコレでいっぱいいっぱいだろうな～

せっかく江華島に来たのだから、名物のウナギを食べないと。
しかし、有名なウナギタウンは郊外にあるため、タクシーを使わなければなりません。

食事の後は、江華島南東部にある徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）と帰り際に江華歴史館（カンファヨクサグァン）に向かいました。

というわけでPart6：江華島・郊外編のスタートです。


■韓国ソウル近郊（水原、江華島フリー）
■03/13/2009～03/15/2009

■1日目：鹿児島から大韓航空でソウルへ。水原観光後ソウルへ。
＜Part1：水原・世界遺産編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10387103/
＜Part2：水原・ソウル夜景編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10388516/

■2日目：ソウルから日帰り江華島観光、ソウルへ
＜Part3：バス移動編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10403004/
＜Part4：江華邑編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10405462/
＜Part5：江華島・世界遺産編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10408262/
＜Part6：江華島・郊外編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10409948/
＜Part7：ソウル夜景編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10411900/

■3日目：午前の大韓航空で鹿児島へ。帰国
＜Part8：帰国編＞
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10420900/



今回参考にしたサイト
■ソウルナビ
http://www.seoulnavi.com/area/detail.php?area_id=434

■江華郡庁（公式）
http://japanese.ganghwa.incheon.kr/

■ニッコリア（ni-KOREA）
http://ni-korea.jp/about_korea/tphoto/index.php?id=20080308

■Photoliblary
http://www.photolibrary.jp/search/in_artist.cgi?p=%B4%DA%B9%F1&aid=69

エリア カンファド(韓国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: 大韓航空

14:30　遅い昼食は・・・


江華島（カンファド／Ganghwa-do）のグルメとして、最初に出てくるのはウナギでした。
どこのガイドを参考にしてもこれだけは必ず書いてあるので、来る前からチェックをしていました。

江華バスターミナルからトリミウナギタウンという有名なところまでは歩いて行けないため、タクシーを利用することにしました。
確か15分くらいの距離だったと思うけど、いくらだったかな？

W60,000の豪華昼食


これがウナギのメニューですが・・・
ウナギは韓国語で「ジャンオ」と言いますが、メニューによると・・・

1kg　W60,000
4kg　W240,000

と書いてあります。

ところで1kgって・・・

ちょっと試しでいいんだけどな〜

2人で食いきれないだろうな〜＾＾；

出てきました〜、ウナギ！


白焼きをしたようなウナギと、もちろんキムチ、白菜、味噌汁のような物です。

ウナギを見て一瞬、「これだけ？」って思いましたが・・・

まぁ、すでに机の上には小皿がずら〜っと並んでいますが・・・

さてさて、焼いてみますか！

うなぎ〜


日本と大きく違う点は、こんな風に焼き肉みたいにしては食べないですよね〜

ウナギは職人が焼いてくれる物

っていう感覚がありますが、まさにコレが韓国スタイル。
しかし、高級な物は高級！

まずは焼いてみましょ＾＾

こんな感じで焼きます


さぁ、ぼちぼち食べ頃＾＾

これ、ウナギが2種類あるのわかります？

一つはそのまま焼いた物。
もう一つはコチュジャンをつけて焼いた物。

お好みで食べ分けるみたいだけど、自分の場合はそのまま焼いて、醤油をつけて食べる方式の方が好きだったな〜

日本の白焼きみたいなもんですね。
お好みでわさびをつけてもいいとか。

お約束はサンチュでくるんで食べることです＾＾

ソンジャンミンムルジャンオグイ


「ソンジャンミンムルジャンオグイ」・・・カタカナで書くとこんな感じの店に行きました。

ジャンオは「ウナギ」、グイ（クイ）は「焼く」という意味だから、直訳すると「ウナギ焼き」ってことですね。

で、結局1kgを2人ではやっぱり多すぎました＾＾；
途中で飽きてしまって、脂っこくって・・・

考えてみれば、500gを1人ってすごい量です＾＾；

16:00　江華島（カンファド）から見る金浦市（キムポ＝シ）


江華島（カンファド／Ganghwa-do）は仁川広域市の江華郡（カンファ＝グン／Ganghwa-gun）に属し、仁川広域市（インチョン＝グァンヨクシ／Incheon-Gwangyeoksi）西北部の京畿（キョンギ／Gyeonggi）湾に面しています。

江華海峡の対岸はウナギタウンから見る金浦市（キムポ＝シ／Gimpo-si）です。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_493937.html

トリミアナゴ（ウナギ）タウン


島のあちこちに鰻屋さんがありますが、本土とつながる江華大橋を渡ったすぐのところに、トリミチャンオグイマウル（トリミ鰻焼き村）という鰻屋さんが１０数軒並ぶスポットもあります。


■ソウルナビ
http://www.seoulnavi.com/spot/goods_article.php?category_id=08&goods_seq=323

ウナギタウンから見る江華大橋(カンファデギョ)


江華島（カンファド／Ganghwa-do）は昔から臨津江（イムジンガン／Imjin-gang）と漢江（ハンガン／Han-gang）の合流地点に近く、エビや鰻漁が発達したとか。
この臨津江は北朝鮮ではリムジンガン（Rimjin-gang）と呼ばれるそうです。

ちなみにこの写真は江華海峡です。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_493951.html

16:10　徳津鎮(トクチンジン)に到着


ウナギタウンからタクシーで15分、江華島南東部にある徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）に到着です。

徳津鎮はモンゴル軍の攻撃から国を守るため1656年に設置され、1866年にはフランス軍の撃破に貢献した場所でもあります。

とりあえずはタクシーを待たせての観光です。
ガイドはいないので、自分たちで勝手に観光をすることになりました。

本来であれば入場料W700ですが、前にデーパスポートのような物を買っていたので、領収書を見せて通過できました。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_493984.html

徳津鎮（トクチンジン）・拱潮楼（コンジョル）


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）は江華島（カンファド／Ganghwa-do）の南東部、仏恩面（ブルンミョン／Bureun-myeon）と吉祥面（ギルサンミョン／Gilsang-myeon）の間に位置する「砦」といったもので、この門は「拱潮楼（コンジョル）」という楼閣です。


■ニッコリア（ni-KOREA）
http://ni-korea.jp/about_korea/tphoto/index.php?id=20080308

■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_496728.html

拱潮楼（コンジョル）天井の壁画


徳津鎮（トクチンジン）・拱潮楼（コンジョル）天井の壁画です。　色使いが鮮やかで、奇抜な色をしています。

この門「拱潮楼」（コンジョル）を抜けると、その外側はすぐ海が見えます。
昔は、このすぐ前に船着場があったそうです。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_496742.html

徳津鎮（トクチンジン）の城壁


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）の城門の役割も果たすのが、この拱潮楼（コンジョル）です。石を積み上げた門の部分だけが残っていたものを1977年に復元したものです。


■ニッコリア（ni-KOREA）
http://ni-korea.jp/about_korea/tphoto/index.php?id=20080308

■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_496757.html

拱潮楼（コンジョル）の城壁


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）・拱潮楼（コンジョル）の城壁です。
正面に見えるのが拱潮楼です。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_496768.html

徳津鎮（トクチンジン）南障砲台（ナムジャンポデ）


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）は、高麗時代に江華海峡を守った外城の要衛地で、1656年に築造されたとのこと。
この南障砲台（ナムジャンポデ）は1679年に築造され、他にも?津トンデ、?津砲台がこの徳津鎮に所属されていました。
1866年、丙寅洋擾の時フランスの極東艦隊と、1871年の辛未洋擾の時、米国のアジア艦隊との熾烈な激戦を展開した所だそうです。

■江華郡庁（公式）
http://japanese.ganghwa.incheon.kr/03_heritage/030313.asp

要塞・徳津鎮（トクチンジン）


大砲が海に向かって設置されています。開港を求める諸外国に鎖国の意思をはっきりと示した場所です。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_496801.html

徳津鎮（トクチンジン）・大砲穴


南障砲台（ナムジャンポデ）の、大砲が入る穴です。
この穴から大砲の頭を出し、海峡に迫り来る敵を迎撃したんですね。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img116/69_496810.html

南障砲台（ナムジャンポデ）の大砲


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）の南障砲台（ナムジャンポデ）に設置された大砲です。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img119/69_499923.html

徳津鎮（トクチンジン）散策


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）にある砦のひとつ徳津（トクチン）トンデ。江華島（カンファド）にはこのようなトンデと呼ばれる砦がたくさんあります。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img119/69_506435.html

16:10　徳津トン臺（トクチントンデ）の入口


徳津トン臺（トクチントンデ）の入口です。
ココを抜けて中に入ると中庭のような場所に出ます。

中には何もないのですが、実はそこが要塞跡だったりします。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img119/69_506444.html

徳津鎮（トクチンジン）の城壁


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）は数多くの大砲を備えた江華島一の規模の砲台だそうです。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img119/69_507168.html

徳津鎮（トクチンジン）・徳津トン臺（トクチントンデ）


徳津トン臺（トクチントンデ）とは、石を積んで囲った砦に、土を盛ってあるところです。
ところどころに、銃や砲を構えるための穴があります。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img119/69_507182.html

要塞・徳津鎮（トクチンジン）

徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）の入口から10分くらいでしょうか？
南端にある遊歩道のような所に来ました。
ここからは本土と江華島（カンファド／Ganghwa-do）の南側にかかる、草芝大橋(チョジデギョ)を見ることができます。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img120/69_511006.html

16:20　徳津鎮（トクチンジン）から見る草芝大橋(チョジデギョ)


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）から見る草芝大橋(チョジデギョ)です。

草芝大橋(チョジデギョ)は江華大橋（カンファデギョ／Ganghwa-daegyo）に続き、2番目に江華島（カンファド）にかけられた橋です。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img120/69_511017.html

徳津鎮（トクチンジン）から見る草芝大橋(チョジデギョ)

ちょっと距離はありますが、草芝大橋(チョジデギョ)
です。
江華島に橋が架かる以前はヘリコプターでしか行けなかった島だったそうです。
その後、江華大橋（カンファデギョ／Ganghwa-daegyo）と草芝大橋、2つの橋の完成により車での往来が便利になり、ソウルの人々にとって身近な存在となったろのことでした。


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http://www.photolibrary.jp/img120/69_511025.html

海門防守の碑


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）の一番奥には、 海に面して石碑が建てられています。

「海門防守他国船慎勿過」と書かれていて、当時の鎖国の状態を思わされますね。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img120/69_511032.html

徳津鎮（トクチンジン）観光終了


さて、短い時間でしたが、タクシーを待たせているのとこの後の観光があるので徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）を後にすることにしました。

ここからタクシーが待っている駐車場までは、ゆっくり歩いて10分程度です。

16:50　江華歴史館（カンファヨクサグァン）


徳津鎮（トクチンジン／Deokjinjin）からタクシーで約20分、江華大橋（カンファデギョ／Ganghwa-daegyo）のすぐ近くにある江華歴史館（カンファヨクサグァン／Ganghwa History Hall）にやってきました。

まずは江華歴史館入ってすぐの所にある石碑からスタートです。

駐車場にタクシーを待たせていたので、急いでの観光です。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img120/69_517040.html

江華歴史館（カンファヨクサグァン）の石碑群


江華歴史館（カンファヨクサグァン／Ganghwa History Hall）は江華島の歴史を短時間で確認できる博物館みたいな所です。
本来であれば屋内施設の建物に入ればいいのですが、時間はすでに17時前で閉館間近だったために屋外のみ散策することにしました。

あまりここに行ったっていう実感は無いんですが、とりあえず参考程度に＾＾；


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img120/69_517061.html

八角亭(パルガッチョン)


江華島歴史館（カンファヨクサグァン／Ganghwa History Hall）の敷地内には八角亭(パルガッチョン)があります。

昔、この場所で王が国の未来を占ったり、アメリカとの通商条約がうまくいくようにと祈りをささげたりしたそうです。
その跡地に市民の憩いの場として八角亭が建てられました。
ここから江華大橋（カンファデギョ／Ganghwa-daegyo）が見渡せます。

江華歴史館（カンファヨクサグァン）からの景色


八角亭(パルガッチョン)から見る南側の光景です。
のどかな田園風景が広がっています。
写真からも何となく伝わるかもしれませんが、ちょっと日が傾いてきたので、さらに冷え込んできました。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img120/69_517081.html

江華歴史館（カンファヨクサグァン）の大砲


江華歴史館（カンファヨクサグァン／Ganghwa History Hall）・八角亭(パルガッチョン)に置いてあった大砲です。

江華歴史館（カンファヨクサグァン）からの江華大橋（カンファデギョ）


江華歴史館（カンファヨクサグァン／Ganghwa History Hall）の八角亭(パルガッチョン)は江華島と本土をつなぐ江華大橋（カンファデギョ／Ganghwa-daegyo）のすぐ横にあるので、橋がよく見渡せます。


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img120/69_517095.html

江華歴史館（カンファヨクサグァン）からの景色


江華歴史館（カンファヨクサグァン／Ganghwa History Hall）八角亭(パルガッチョン)からの景色です。
あまり時間がなかったのが残念でしたが、一応コレで江華島観光は終了となります。

ここからタクシーで江華バスターミナルまで戻ります。

17:15　江華バスターミナル

17時過ぎ、3月なので日はすっかり傾いてきています。
昼はまだ日なたならぽかぽかしていたけど、さすがにこの時間はかなり冷える。

今日の宿泊予定はもちろんソウル（Seoul）なので、これからバスで帰ります。

江華島からソウルまでのバスは15分〜30分間隔くらいで出ているので、適当に次のバスで帰ることにしました。

江華バスターミナルを出発


さて、これからの予定・・・正直まだ決めていません。
というか、ホテルに泊まらずにチムジルバンに止まる予定なので、荷物は持ったままの行動。

ソウルに帰ってからまずは行ってみたかった市場で夕食をつまみ食い。

・・・でもまださっきのウナギが重すぎて、全然腹も減らないんですけど・・・＾＾；


■Photolibrary
http://www.photolibrary.jp/img120/69_520221.html


Part7（ソウル市場編）に続く
http://4travel.jp/traveler/jyshp/album/10411900/