2009/01/05 - 2009/01/05
58位(同エリア297件中)
molmさん
2008年の年末に余った青春18きっぷの使い道を考慮していたら、虫明
(むしあげ)という岡山県瀬戸内市邑久町の地名にて、ネット検索すると
「稲荷丸」という牡蠣漁師の店で食べ放題を発見しました。
私が住んでいる京都市からだと充分日帰り圏内であり、移動方法など
を調べていると、伊里駅から約10kmを徒歩で移動する強者がいる
ブログにヒットし、2009年の年明けに行くことにしました。。
徒歩を真似したくはありませんが、このブログは参考材料になり、
如何に費用を抑えて移動するにはレンタサイクルが適していると
判断。(食べ放題ですから)
自転車なら何とかなると思いきや、これが予想外の労力を要する
ことになったのです。
この旅行記をアップした時期は、ちょうど18きっぷの期間で、かつ
稲荷丸で牡蠣を頂けますので、少しでもご参考になれば幸いです。
では移動・食べっぷりなど一連の行動をご覧ください。
molmの滑稽さに大いに笑ってやってください。
稲荷丸 http://ww5.enjoy.ne.jp/~mushiagekk/newpage13.htm
岡山県瀬戸内市邑久町虫明3799-6
0869-25-0918
平日10:00~15:00 土日祝10:00~18:00 不定休
営業期間は10月半ば~5月上旬
大人2,500円、子供1,500円、ドリンク別料金
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車 JRローカル
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-
年始に行くことを決めたものの、虫明という地域は鉄道が
なく、交通の便が良くない所です。
左の地図をご覧頂ければ、お分かりになるでしょう。
先のブログで確認したところ、路線バスの運行は殆どなし。
ネットで検索すると、比較的近い駅の中で駅前にレンタ
サイクルがあるのは日生駅と長船駅のみでした。
(備前片上駅から離れた場所にはありましたが)
各々の距離を測ってみると、日生から約12km、長船から
約15kmあるため、日生からに決めました。
(しかも長船駅からだと峠越えあり)
えっ、レンタカーやタクシーは考えなかったのかって?
食べ放題なので金を掛けないことに意義があるんです! -
まずは日生駅までJRで移動し、駅の隣りにある
観光案内所へ。
まずは国道250号を走り、片上大橋のある
岡山ブルーラインを目指します。
実は行く前から懸念していたことがありました。
岡山ブルーラインは自動車専用道路で、歩行者や
自転車を含む軽車両の通行が禁止されています。
とにかく片上大橋の入口を目指します。 -
岡山ブルーラインの分かれ道です。
写真の交差点を左に曲がると300mほど先に
ブルーラインの入口がございます。
ブログの人も歩いて渡ったので自転車なら何とかなると
強行突破を試みましたが、その先にはパトカー・・・。
(真似しないでください←しませんよね)
パトカーからマイクで「ブルーラインは自転車通行禁止
ですよ」と言われる始末。
やっぱりダメだったか、仕方ない、大回りしよう。(涙)
大回りすると、片道約14kmプラスされます! -
上記の標識の現場です。
左へ曲がり300mほど先のブルーライン入口に
パトカーがいたわけです。
後で地元の方に聞くと、一時停止を取り締まって
いるんだとか。 -
泣く泣く大回りすることになり、ひたすら
国道250号を走りながら、某俳優がかつて
首都高速を自転車で走り警察に停められたことを
思い出しました。
最初の地図写真をご参考にして頂きたいのですが、
国道250号を走っていると対岸に県道39号が
ずっと見えていました。
日生駅からこの標識の所まで50分もかかりました。 -
こちらが実際の交差点です。
真っ直ぐが国道250号、左が県道39号です。 -
この日の最高気温は10℃を少し超えた程度ですが、
県道39号に入ると発汗が激しくなり、ずっと上着を
脱いだままこいでました。
某製薬会社や化学会社の工場を横切りながらクネクネと
した道をひたすら。
久しぶりの交差点に辿り着いたら道に迷い、近くの
鶴海郵便局で道を尋ねることに。
郵便局員さん、ありがとうございました。 -
郵便局員さんの指示通り走っていると、この標識の
場所の高台にブルーラインを発見。
やっと大回り分を走破し、予定より1時間以上ロス。
いや、交通ルール通り走っただけです・・・。(笑)
しかし、ここから約2km上り坂が続き、殆ど押して
歩きました。 -
やっと稲荷丸へ到着。
ここまでの苦労(←勝手ですが)の証拠に
自転車との撮影。
道を尋ねた時間を含め1時間50分かかりました。
電話予約していたので急がねばと思い、道を尋ねた
以外はノンストップです。
バス停のダイヤを見ると12時〜15時は運行なし。 -
「1名で予約した者ですが・・・」と入店すると、
大きな網テーブルの端に誘導され、他のお客さんが
ひたすら牡蠣を焼いていました。
前金制なので、先に2,500円を支払います。
基本はセルフサービスで、お茶も自分で汲みに行く
システムです。
炭火の用意はしてもらえますが、牡蠣を並べる・焼く・
殻を剥くなど一連の作業は自分達で行います。
網焼きである以上、殻などが飛散しますので、服が
気になる方はエプロン持参をお勧めします。
また服に牡蠣の匂いが付く場合もあるので、ご注意を。 -
席の前で焼き炭を入れてもらい、取り皿・箸・軍手・
ナイフなどの牡蠣剥き一式を用意してもらいました。
右利きの私は左手に軍手を装着し、牡蠣の出し入れを
行って、焼けた牡蠣の殻を押さえながらナイフや箸で
頂くわけです。 -
食べ放題料金の中に、おにぎりと味噌汁(牡蠣1個入り)は
付いています。
朝食から6時間が経過しており空腹でしたが、牡蠣が
焼けるまでガマン。
おにぎりは塩が掛かり過ぎ、味噌汁はインスタントの
味がしました。
尚、別料金で牡蠣料理(牡蠣フライ・牡蠣お好み焼きなど)
もあり、ビールなどドリンク類も置いております。 -
ここの店はセルフサービスかつ60分の時間制限があるので
大きなタライに山盛りの牡蠣を持って来ます。
恐らく100個以上ありました。 こんなに食えるかっ。
今回の目標は、最低50個の焼き牡蠣をクリアすることです。 -
時間制限があるのでなるべく一気に焼いていきます。
焼けたら開いたスペースに牡蠣を乗せ、そして食べるの
繰り返し。
別料金で牡蠣フライや牡蠣のお好み焼きなど牡蠣料理も
ありますが、ここは食べ放題の焼き牡蠣に集中。
(ビールなどのドリンクも注文せず)
ポン酢もありますが、牡蠣自体に塩味が付いているので、
掛ける必要はなかったですね。
それに自転車で充分発汗したものの、牡蠣だけで塩分を
補えたほどです。 -
焼けた牡蠣の殻剥きをするにあたり、困ったことも
ございます。
殻や汁の飛散、牡蠣の匂いなどもありますが、厄介
だったのは焼き牡蠣の熱い汁が軍手に付くこと。
軍手を装着しないと焼き牡蠣を持てませんが、持ったら
持ったで熱い汁がこぼれてきて軍手に染み込むと火傷
しそうになります。
とはいえ、牡蠣は美味しいし、殻の中に小さな蟹もありました。
結局、焼き牡蠣59個、味噌汁の1個を含め、合計60個
食べました。
あと10個は大丈夫でしたが、帰りの自転車を考慮し打ち止め。
時間も80分経過していました。(笑) -
店の裏には牡蠣の生け簀や、持ち帰り用の生牡蠣が
半斗缶で販売していました。
1年ものが1,200円、3年ものが3,500円です。
17時までに日生観光協会へ自転車を返さねばならず、
ここは撮影だけして何も買いませんでした。 -
店を出たのが14:40、消耗した体力面を考慮するとギリギリ。
往路と同じ道を走るだけなので迷わないだろうと思いきや、
道を間違え見たことない養殖風景(左の写真です)に
遭遇することに。
結局、岡山いこいの村(上の地図写真をご参照ください)まで
走ってしまい、往復3kmロスしました。(しかも上り坂)
余談ですが、虫明湾は島に囲まれることで波も穏やかで、
養殖に向いているそうです。 -
左の案内標識の地点でブルーラインのICに到着し、
自転車ごと乗せてもらうため軽トラのヒッチハイクを
試みましたが(笑)、車が停止できる環境になく断念。
片上大橋(地図写真ご参照)さえ渡れれば14kmも
大回りせずに近道できるのに・・・。
この後、日生観光協会へ電話し、間に合わない旨を
伝えました。
先方からは「待ちますので、無理なさらずお気を
つけください」とありがたいお言葉。 -
国道250号まで戻ると、日生まで殆ど平坦な道がです。
16時を過ぎると気温が下がってきましたが、こぎっぱなしの
私は汗をかき暑いまま。(笑)
それどころか、体から湯気が出ています。
急いで走ると17時ギリギリに日生へ到着し、間に合いましたよ。
結局、道を間違えた分を含めると、往復約55km移動しました。
結論として、自転車なら長船駅から移動した方が近かったですね。
でも費用は18きっぷ代の他に、牡蠣代2,500円、ジュース
2本の300円、レンタサイクル代200円しか使っておらず、
費用が安く済みました。 -
営業時間内に日生観光協会へ自転車を返せて何よりでした。
虫明まで大回りでのサイクリングには驚かれましたが。(苦笑)
電車の待ち時間、駅の隣りの売店へジュースを買いに行き、
ご主人と一連の移動で盛り上がりました。
2008年シーズンの日生の牡蠣は出来が良かったらしいので、
18きっぷが利用できる2009年3月も日生へ伺いましたよ。
もう虫明・牛窓方面への自転車は、こりごりですが。(笑)
ここまでご覧頂き、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ガブリエラさん 2012/01/29 23:22:15
- これですね〜ヽ(^o^)丿
- molmさん☆
牡蠣、60個の旅行記、発見♪
すごい! すごいです(^_^)v
むっちゃ、気分は牡蠣食べたいモードになっちゃいましたよ!!!
でも、夜中なので、そこは我慢して、夢の中でいっぱい食べようっと♪
昨日いただいた、おうどん!
今日の夜に頂きましたヽ(^o^)丿
おいしい〜!!!!!
お茶も、明日いただこうっと♪
ありがとうございました(*^_^*)
ガブ(^_^)v
- molmさん からの返信 2012/01/30 22:16:21
- RE: そうですよ〜ヽ(^o^)丿
- ガブさま、この時は無茶しました。
もう3年前の話ですから。 今はもう出来ない内容ですね。
稲荷丸へは車ならスムーズだったりします。
もう自転車はこりごり。(苦笑)
絹の細みち(うどん)はご満足頂けました?
シルクパウダー入りで、稲庭うどんを更に上品にした感じでしょうか。
まぁこれは、お手間を掛けたお礼ですので。
molm
-
- わんぱく大将さん 2012/01/15 11:08:38
- 軍手の右、左?
- molmさん
こちらは30kmにおよぶ、ワインセラーはミニ・カーに乗って、楽々でしたが、そちらは次の日、足、筋肉痛になりませんでしたか?
よくまあ、いかれましたね。 で、なに、軍手に汁が? 軍手ごといったらどう?[食えるか?!) しかし、軍手、右、左、ありましたっけ?
大将
- molmさん からの返信 2012/01/15 17:08:48
- RE: 今ならやらん旅プランです
- 大将さん、まぁ2009年1月の話なんで。
18きっぷ・食べ放題なら金を掛けないことに意義があるし。
旅行記の通り、ブルーラインを自転車で横断できれば片道15km程で済んだのですが、
大回りとなると30km近くになるんで大変でした。
当時は大回りになる想定(そもそもブルーラインは歩行者・自転車通行禁止)をしてた
ものの、今なら計画すらしないでしょうね。
帰りの道間違いには喪失感があったほど。
牡蠣の殻ごと焼くので、軍手は必需品です。
殻の中の汁が零れると、軍手に染みついて火傷しそうになるんです。
因みに軍手は種類によって左右があるものの、こちらのはどっちでもいいタイプ。
当然どちらの手にはめられるようせにゃなりませんし、店もそんなところで費用を
かけたくないでしょうから。(笑)
molm
- わんぱく大将さん からの返信 2012/01/16 04:30:45
- RE: RE: 今ならやらん旅プランです
- > 大将さん、まぁ2009年1月の話なんで。
> 18きっぷ・食べ放題なら金を掛けないことに意義があるし。
>
> 旅行記の通り、ブルーラインを自転車で横断できれば片道15km程で済んだのですが、
> 大回りとなると30km近くになるんで大変でした。
> 当時は大回りになる想定(そもそもブルーラインは歩行者・自転車通行禁止)をしてた
> ものの、今なら計画すらしないでしょうね。
> 帰りの道間違いには喪失感があったほど。
>
> 牡蠣の殻ごと焼くので、軍手は必需品です。
> 殻の中の汁が零れると、軍手に染みついて火傷しそうになるんです。
> 因みに軍手は種類によって左右があるものの、こちらのはどっちでもいいタイプ。
> 当然どちらの手にはめられるようせにゃなりませんし、店もそんなところで費用を
> かけたくないでしょうから。(笑)
>
> molm
molmさん
次回は、(もう、ないかも)貝を挟むものと。料理用にあります)箸か、串があるといいですね。 手では無理でしょ。 大将
- molmさん からの返信 2012/01/16 23:12:25
- RE: 確かに軍手じゃねぇ
- 大将さん、焼き牡蠣にはトングがあれば有難いです。
でも野性味あふれる店だと軍手の方が合うかもしれません。(笑)
こういう店は行儀よくする必要もありませんし、店内の造りも至ってシンプル。
となると、トングなど洒落たモノは必要でないのかも?
もしかして予算が勿体なかったりして。
molm
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