自然豊かでエコな生活を営んでいたところ、<br />人口集中+生活と工場用水垂れ流し+石油製品（ナイロン、プラスティックバッグなど）の溢れかえりとその廃棄+化石燃料燃焼（工場、自動車）+熱帯雨林気候などの複合がインドの地方都市の惨状を生じさせていると言えるでしょう。<br />つまり、「複合悪循環の輪廻」と言えよう。<br /><br />街中を歩いていると地獄絵を見ているようです。<br />そうではなく、今となっては、ﾜﾀｸｼたちは「地獄そのものに身を置いている」のです。<br />そんな地獄の釜の中に、世界遺産級の建造物が忽然と実在するのです。<br /><br />なんとも形容のし難い世界＝それがインド、のようです。<br /><br />地方都市にしてこうなのだから、オールドデリーやボンベイやカルカッタのような大都市はどうなっとるか？ <br />もうﾜﾀｸｼの想像を越えています。<br />（と言っても1972年に一度訪問した経験があるし、インドに準ずるｷﾁｬﾅｲ地域を幾多も経験してきているので、ﾜﾀｸｼは想像が付きますが、、、）<br /><br />快適なホテル＝地獄に仏＝「天国」。<br />「ホテルの中は天国、ホテルの外は地獄」とはインドのようなところで言えています。<br />パキスタンでもしかり。イエメンでもしかりです。<br /><br />ホテル探しはインド旅では、今や「生きるための最も重要な事項」です。<br /><br />For emergency pages;<br />http://www.geocities.jp/ariyan9909nov/eurasia4_053.html

南インド２：　チルチラッパリ　「天国と地獄」

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2009/11/26 - 2009/11/30

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アリヤンさん

自然豊かでエコな生活を営んでいたところ、
人口集中+生活と工場用水垂れ流し+石油製品（ナイロン、プラスティックバッグなど）の溢れかえりとその廃棄+化石燃料燃焼（工場、自動車）+熱帯雨林気候などの複合がインドの地方都市の惨状を生じさせていると言えるでしょう。
つまり、「複合悪循環の輪廻」と言えよう。

街中を歩いていると地獄絵を見ているようです。
そうではなく、今となっては、ﾜﾀｸｼたちは「地獄そのものに身を置いている」のです。
そんな地獄の釜の中に、世界遺産級の建造物が忽然と実在するのです。

なんとも形容のし難い世界＝それがインド、のようです。

地方都市にしてこうなのだから、オールドデリーやボンベイやカルカッタのような大都市はどうなっとるか？
もうﾜﾀｸｼの想像を越えています。
（と言っても1972年に一度訪問した経験があるし、インドに準ずるｷﾁｬﾅｲ地域を幾多も経験してきているので、ﾜﾀｸｼは想像が付きますが、、、）

快適なホテル＝地獄に仏＝「天国」。
「ホテルの中は天国、ホテルの外は地獄」とはインドのようなところで言えています。
パキスタンでもしかり。イエメンでもしかりです。

ホテル探しはインド旅では、今や「生きるための最も重要な事項」です。

For emergency pages;
http://www.geocities.jp/ariyan9909nov/eurasia4_053.html

エリア

ティルチラパッリ(インド)

旅行の満足度: 4.0

観光: 3.5

ホテル: 4.5

グルメ: 3.5

ショッピング: 3.5

交通: 3.5

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

イチオシ

さて、２４、２５、両日をかけて探し出した、ﾜﾚﾜﾚの救い主、カンチャナ・プラザ・ホテルです。

チタマの歩き方にもロンプラにも紹介されていません。
そうしたガイドブックに載っている宿は、参考にはなるが、あまりいい宿は無いものです。

やはり、「自分たちに合う宿は自分で探す」です。
努力して探せば、あるものです。
「安くて、きれいで、快適な宿」
中国では、ﾜﾚﾜﾚの「安くて、きれいで、しかも快適な宿」とは、千円以下で清潔＋快適、が基準でした。

しかし、ここ南インドの地方都市では２千円以下で「安くて、清潔、快適」が基準です。

千円以下で宿はありますが、不潔＋牢獄状態で、そんな宿に泊まって、さらに地獄の町をさ迷う能力は当方にはありません。
インドでは高級ホテルか最低以下ホテルかの、どちらかしか無いようです。
ソウ、真ん中レベルの宿が無いのです。
そんな状況下で「安くて、きれいで、快適な宿」を探すのは至難の業としか言えません。

いろいろ探して見て、「安くて、きれいで、快適な」条件をクリアするには、最低２千円までは覚悟せねばダメなようです。
極力、千五百円くらいを狙いますが。
バックパッカーの面目躍如デス。
カンチャナプラザは一泊Rs９３５(約２千円、税込み）/ツイン・ファン・温シャワー・洋式トイレ付。

部屋は広く清潔。
掃除が行き届いている。
ベッドも清潔で気持ちがいい。
一流ホテルなみです。
東向きの大きな窓。

明るい朝が迎えられます。

イチオシ

朝と夜はお湯がふんだんに出るシャワー。

洋式トイレは清潔。

バスルームも広い。
地獄の外に出るには、紫外線対策のサングラス、汚染空気を極力吸わないように新型インフル用マスク。

このような格好で外に出ます。
そうでないと、ノドをやられたり、イヤな匂いをかいだりして、エヅいたりします。
イギリスのクラシック・カーが今も現役で走っています。
街の中心地である、バスターミナルにも近いロケーション。

ロックフォートやスリランガム・テンプルに行く１番バスは、バスターミナルから出ている。
交通の便も最高です。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC05415-2.JPG
ホテル近くにあったインド国立銀行（State Bank of India）に両替に行きます。
ティルチラッパリのインド国立銀行では、米ドル、ユーロ、英国ポンド、シンガポール・ドルくらいしか両替してくれません。
日本円はマネーチェンジャーに行ってくれ、と言われました。

ナサケナイ、日本円です。

マネーチェンジャーでは１万円＝５０００ﾙﾋﾟｰで交換してくれます。
日本円が通用するのです。こんな田舎で！！！

でも、最近の円高の恩恵はインドでは受けられそうにありません。
ホントは７０００ﾙﾋﾟｰくらいになる計算なのですが、主要通貨扱いされていないので、国際レートに反映されていない様子です。

なお、米ドルでもマネーチェンジャーのほうが国営銀行よりレートが良いくらいです。
朝、ホテルの窓に上る朝日を拝んでから、一日の活動を始めます。

ここに至るまでに、まる２日は掛かっています。

イヤー、エライとこですわ！

ﾜﾀｸｼたちにあるのは、「時間」があります。
お金は、ちょっとしかありませんが、、、