2009/11/24 - 2009/11/26
13位(同エリア34件中)
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アリヤンさん
パートナー:「一生に一度はインドに行ってみたい。絶対に行ってみたい!」
ワタクシ:「まあ、行ってもエエけど、空港に降りるや否や、[オトウサン、もう帰ろう!!]っということにナランかったらエエけど。」
これがインドに降り立つまでのパートナーとの笑い話でした。
さて、本当にインドに降り立ちました。
空港の中はまだ良かった。
外に出てから、ツクツクが走り始めてからです。
「パートナーが固まりました。」
コチコチになっているのが伝わってきます。
今まで中国辺境地や東南アジアでも辺境地を廻って鍛えてきたのですが、インドはそれまでのどこよりも想像を絶したようです。
街に入り薄暗い中を宿探し。
街の汚さ、空気の悪さ、騒々しさ、インド人の纏わりつく視線。
一気に襲い掛かってきたのだから、仕方ないか!?
徐々に慣れてもらうしかないでしょう。
そうでなかったら、帰るしかありません。
緊急避難ページ;
http://www.geocities.jp/ariyan9909nov/eurasia4_050.html
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
初めてのところで、暗くなってからの宿探しは大変です。
ロンリプラネットに載っている宿にツクツクで行くのですが、どこも満室が多かった。
「Hotel Mega」でやっとエアコン・ルーム確保。
汚い割には全く高い(Rs715[約1,430円)。
気持ちの悪いところだけど、最初は「他に選択肢ナシ」です。
しかたありません。
一泊だけすることにした。 -
バスルームは最悪。
トイレのカバーの汚いコト!
その横の大きな金ダライは何?
ようワカラン。
それに水しか出ない。
水で行水するしかない。
バスルーム全体がおぞましい雰囲気。 -
パートナーはエアコンに弱い。
エアコンにあたると体調がおかしくなる。
天井のファンは回っているが、風が強すぎる。
ファンを弱くしよう、、、
っと、つまみを見ると、、、 -
ナント!つまみがナイッ!
(右のツマミがそうだけど、ツマミの心棒だけで、手では回せない)
これじゃあどうやって強弱のコントロールをするんじゃあ? -
こういう時のために、スイス・アーミー・ナイフ・チャンピオンの登場です。
-
ホテルの対面は、バスターミナルになっており、夜遅くまで賑やかです。
というよりヤカマシイ。
バスのホーンの音が、これまた、すごいのです。
こりゃあ、寝られそうにありません。 -
晩ご飯の時間で、お腹がすいてきましたが、周りにはロクな食い物しかなさそうです。
日本から持ってきた米が少し残っていました。
お粥にして「最後の晩餐」としました。
もうショックで疲れは最高潮に達しています。
早く床につことにしましょう。 -
イチオシ
チルチラッパリ の市内図です。
☆印が見どころがある所です。
でもショックで、見に行く気力がありません。
(特にパートナー)
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC05409-2.JPG -
朝のバスターミナル。
ホテルの部屋から良く見えます。 -
メガ・ホテルの正面玄関。
-
ホテル・メガの隣りのピザ屋。
この店の前の水売り屋さんが、ワレワレの行きつけの水屋さんとなります。
気の良いおじいさんがミネラルウオーターを売っています。 -
2日目。
どこかに快適な宿はないものか?捜し歩きました。
安宿のレベルは低く、ロクな所しかありません。
写真の宿はホテル・タミルナドゥで州立のイッパシのホテルで、日当たりはバツグンに良いのですが、、、 -
部屋は狭く、ベッドの巾も狭い。
-
薄暗いバスルームを見て、パートナーの顔が絶望的になっていきます。
それに、町の中はソリャア、すごいンです。
汚いのです。
凄まじいのです。
で、どこの宿も不潔で気持ちが悪いのです 。 -
清潔そうで良いナア!っと思う所は大抵、満室か高すぎるのでバツ。
午前中全てを使って探しました。
ついにパートナーが、ほっと出来るホテル発見。
ロンプラにも載っていません。
カンチャナ・プラザホテル。
一泊Rs935(10%税込)(約2,000円)
これ位の値段でないと清潔さは望めそうにありません。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC05415-2.JPG -
他に宿をもっと探そう。
「門前町なら寺の付近に良い宿があるカモ?」
ツクツクでロックフォート・テンプル方面に行きました。
途中、玉葱市場があった。
タマネギ市場?
タマネギだけを売買しているのです。
ホント、通りの端から端まで、タマネギだけの売り買いなのです。
匂いがまたスゴイ! -
タマネギ市場風景。
-
タマネギ市場風景。
ここ一帯は、ホント、タマネギしか扱っていないのです。
よってタマネギのあの独特な匂いが充満しています。 -
タマネギ市場風景。
この辻全体がタマネギ市場となっています。
目的のロックフォート・テンプルがこの先にあるからどんなに臭くても避けては通れませんのです。 -
イチオシ
ロック・フォート・テンプル(岩山城砦寺院)にやってきました。
まあスゴイですネエ。
異様ですネエ。
(まだインドの雰囲気に慣れていないので、何を見ても「ドきつく」見えてしまうのです。
今日は、入口だけ見て帰ります、
今日は宿探しがメイン・イベントですから。 -
フランスのゴシック教会を模して19世紀に建造された聖母教会。
このような歴史的な建造物はスゴイのです。
街はゴミ溜めですが、過去の遺産は本当に価値があります。
恐らく20世紀初頭くらいまではこの街は美しいものだったのだろう。
石油製品と車のお陰でゴミ溜めになったのだと、思います。
寺院付近には巡礼者用宿はあるが、日本人が宿泊するには相当な覚悟がいります。パートナーなんぞは不可能・無理なところばかりでした。
みなさん、気持ちの悪~い、おぞましいものばかりでした。 -
そんな中、こうした真っ白いゴチック様式のカトリック教会は気分を清々しくしてくれます。
-
ヒンズー寺院付近には適当な宿が無かったので、お寺付近を捜すのはあきらめました。
鉄道駅にも行きました。
どこもカコもキチャナイですが、駅だけはスッキリしています。
さすが大英帝国がその基礎を築いたもの?だから? -
ホント、鉄道駅周辺はゴミもなくきれいに保たれているのです。
アンビリバボー・インディア!! -
駅では、駅員の誰もが英語を解するので助かります。
世界遺産「チョーラ朝建築物」のあるタンジャブール行き電車の時刻をチェックしました。 -
イチオシ
午前中全てを使って宿探しをやった。
結局、カンチャナ・プラザ・ホテルがベストだったので、26日からチェックインすることにしました。
気持ちの悪いメガ・ホテルには結局2泊もしてしまいました。
でも、快適な宿が決まると、ホッとします。
駅のチェックも済ませたので昼からは一休みです。
帰り道、古いクラシック・カー発見。
イギリスの古い自動車でロンドンのタクシーに使われてたヤツかも?
約50年前にデリーを訪問した時にはこうしたクラッシック・カーがあふれかえっていましたが、今ではもうほとんど見ることはありません。 -
次に泊まる予定のカンチャナ・プラザの近くの食堂で現地の食べ物を食べてみた。
”ブロータ”と聞こえた。
あとで分かったが、「パロータ」というパンとカレー(鉄板で焼いたパンと、カレーをバナナの葉っぱの上に乗せて食べる、南インドではみんなの一般庶民食)
それをテイクアウトしてホテルで食べました。
だって、町の食堂はキチャナくて、非衛生的で、パートナーの許容範囲を超えているのです。
どこの大衆食堂も汚くて、そこで食べてもオチオチ味を味わうことなんぞ出来ません。
ホテルまでテイクアウトして食べるのが、正解です。
少なくとも、ウチにはポットで沸かした美味しい日本茶もあります。 -
カレーは、ペットボトルの底辺部を切り取ったモノを使う。
食器までは持参しておりませんので。
それにしても、このカレーの辛い、カライこと!!!!
綺麗なホテルに明日から移動できる、という安心感からか、パートナーの表情が少し和らいできました。
正直なところパートナーは、チルチラッパリに降り立って以来ずっと「モーッ、イヤッ!もう帰りたい!」っと叫びたかったのを必死で抑えていたらしい。
「インド・キチャナイ・カルチャー・ショック」の洗礼を受けたようです。
かく言うワタクシは1972年にインドは経験していますし、仕事では5年位前まではインドではないですが、パキスタンに3年間に20回くらい行き続けていましたので、こうしたキチャナイ文化には免疫はあるようです。
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