2006/09/16 - 2006/09/25
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ゆのきちさん
今度は私のマイルが貯まった。ここしばらく仕事が忙しく土日も働いたので代休もたまっている。今の仕事も9月半ばには一段落するだろうと思い、休みをとったのは8月半ば。結局仕事はずれ込み、猛烈に忙しい時期に皆の冷ややかな視線を背中に浴びながら休みはとれた。
今年の4月からNHKラジオ中国語講座「旅する中国」を受講していたので、行き先に中国を含めるのは、しごく自然な事と言えた。問題は広大な中国のどこを周るかだが、特典航空券の制約上、コードシェア便には乗れず、ウルムチや敦煌などを周ることは叶わないようだ。
そこでふと、「これまで旅した点と点を線で結んでみよう」と思った。もちろんいっぺんには無理だから、少しずつ何年かかるかわからないが、やってみる価値はあるように思える。以前、中国は広州−香港間を鉄道で移動したことがある。だったら香港から西へ、1週間で行けそうな所といえば。。。
そう、ベトナム「ハノイ」である。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
PR
-
旅のルート
香港、マカオ、深せん、桂林、陽朔、南寧、ピンシャン、ハノイ -
2006.09.16(土) 澳門上陸
富山−羽田間にJALの運行便はない。特典航空券は国内線も無料でついてくるのに、富山に住んでいるだけで損をしている気がする。悔しいから小松まで行き、そこからJALで羽田に向かった。時間だけが無駄にかかった気がする。
日本→香港便は数あれど、余っていたのは成田発17:50のみであった。香港に着いたのは21:30、金を下ろしたりバスを探したりしてるうちに、マカオに着いたのは日付も変わった午前1:00。
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ちなみに香港からの空港バスはA11線、港澳碼頭(マカオフェリーターミナル)で降りましょう、40HK$(650円)です。空港は両替レートが激悪なので、エアポートエキスプレス駅付近にあるATMでキャッシングが吉。時間がある人は九龍の重慶マンション辺りがいいらしいです。マカオでは香港ドルが使えるので、マカオの通貨「パタカ」には両替不要です。
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ターボジェット(172HK$)を降りたもののバスなどあるわけもなく、タクシーに乗り込み、とりあえず中心地であると噂の「リスボアホテル」周辺で降ろしてもらう。
さあ宿探すかぁー!!って、さすがに暗い。。。「カジノ=眠らぬ街」の感覚でいた自分がバカだった、街は暗くジメーっとした雰囲気、どこも店じまいという感じで、ラスベガスとは大違い。方向も全くわからない。
再度タクシーを拾い、適当な安宿まで連れてってもらう。運転手は英語をあまり解さず、繰り返し「very cheep, very cheep」と口ずさんでいたのが気になった。着いた宿は「新中央酒店」。部屋がないと困るのでタクシーを待たせフロントで空き部屋を確認する。
「残念だが土曜だし、4人部屋しかない」
「いくらだ?」
「300HK$(約5000円)」
「ありがとう、他を探すよ」 (宿を出ようと出口へ向かう)
「待て、そういえばシングルが一部屋あった、170HK$でいい」
「150HK$(約2500円)なら泊まる」
「OK、いいだろう」 -
明らかに空室が目立つ「新中央酒店」はいわゆる賓館と呼ばれる安宿で、日本人観光客はまずいない、いるのは地元系、インド系、アフリカ系である。この手の賓館は澳門島西側の内港に集中しており、ガイドブックには泊まらないように注意書きがある。
しかし10階建ての大きな建物で部屋数も多い。部屋は6畳ほどだが、バスタブ、エアコン付き、通常なら好条件と思えるが、部屋に入って3秒ほど失神した。壁から水が漏れていてカーペットは常にびっちょりカビだらけ、水道も継ぎ目から水が漏れ、部屋の湿度は飽和状態。とりあえず火事の心配はなさそうである。この旅も幸先良好だ。 -
2006.09.17(日)マカオを彷徨う
目覚めの悪い朝を迎え外に出ると、そこには昨夜とは別の澳門があった。「新中央酒店」の中央とは決して誇大広告ではなく、そこは澳門の原宿「セナド広場」のすぐ横であった。昨夜の黒一色の世界とは対照的な、ポルトガル植民地時代のカラフルな建物が、東洋に上手に溶け込んでいる、少し見直したぞ新中央酒店。 -
澳門に寄った理由はただひとつ、カジノである。
しかし入店をあっさり拒否された、サンダルだったからだ。36Lのバックパックの容量を少しでも稼ぐために、あえて靴を持ってこなかった事があだになった。
このためだけに靴を買うのもアホらしいが、悩んだ挙句、学生用靴店でコンバースのパッチ物を49HK$(800円)で入手した。
気を取り直し入店するが、そこはベガスとは程遠い雰囲気の、ただの賭場であった。夢を売る場所などではなく生活感が滲み出ていた。何となく気も進まず10分で退店、観光に努めた。たぶん複数人で行けば楽しい所だろうと思う。 -
聖ドミニコ教会
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ギア要塞から
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聖ポール天主堂はとても有名
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2006.09.18(月)大陸へ
昨夜のドッグレースでビギナーズラックを収めた私は「深セン→桂林」のエアチケットを手にしていた。朝一9:45のフェリーで深センへ向かい、そこから空港までは無料バスで10分、ついに大陸に上陸だ。
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