２００９、初冬、ロンドン。（⑥：ロンドンでカレーも悪くない、の巻）

2009/11/14 - 2009/11/21

ロンドン滞在も残すところあと2日となった。
と、いっても明日は出発にあてられるため、実質一日動けるのは今日一日しかない。

さて、何をしようか？
ふと思ったのだが、定番の「バッキンガム宮殿」や「ウェストミンスター寺院」とか観光してない…

では、本日は観光をメインに思いつくまま行動してみましょう。

そんなカンジで始まった一日でしたが、この日ポメラニアン嫁に旅行中、最大の危機が訪れることに

遭遇してしまったんです。
話には聞いてましたが、まさか自分がターゲットになるとは！
そう…「スリ」です（未遂でしたけど）

エリア ロンドン(イギリス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ロンドン6日目の朝
この風景を見るのも、あと一日

そして、時差ボケは徐々に治りつつある

朝食タイム

当然、コンチネンタルを選択

嫁が毎日、バクバク食べたパンのバスケット

すっかり、バスが気に入ってしまった

今日もバスでピカデリーサーカスまで移動

移動中、何故か気になったディスプレイ

ピカデリーサーカスには、このようなお土産屋さんがいっぱいあり、どこに入ろうか迷う

ちょっと目を引く、土産物

ロンドン最後の夜はミュージカルで締めよう！
と一昨日お世話になった、チケット売場へ来てみた

お目当ては「オペラ座の怪人」
32ポンド（約5,120円）でチケットゲット
手数料7ポンドが気になるけど…

「チケッツ」でチェックしたら48ポンドくらいだったので、お得な気分
しかし、これがのちのち後悔することに

夜の予定も決まり一安心

お土産物屋を見たり、写真にはないが「ロンドン三越」でお昼限定の弁当を購入したりする

三越の弁当は夕食用のため、会計だけ済ませ預かっててもらう

今日のお昼は「カレー」を食べに行くのだ

一昨日参加した「ビートルズツアー」のガイドさんにおススメ料理を聞いたところ、「ブリックレーン」という通りは美味しいカレー屋さんがありますよ、と教えてもらったのだ

そのため、地下鉄を乗り継ぎ、こちらの駅へ

ゾーン１だけど、結構ガランとしている

ここから、ブリックレーンを目指す

カレーの匂いがするので、通りはすぐにわかった

問題はどのカレー屋さんに入るかだ

困った時は「地球の歩き方」

本で紹介されている、レストラン「プリーム」を選択

日本語の宣伝もあり、少し安心

ドキドキして、店内へ
ランチメニューは6.95ポンド（約1,112千円）

前菜、メイン、飲み物という内容で
前菜4種類、メイン4種類から選べます
更にその4種類の中から肉の種類も選べるので、迷ってしまいます

前菜の羊肉とサラダ

これが、また実に美味！

こちらはチキン

何だコレ！？というくらい柔らかくて、同じく美味！

このソース？ドレッシング？がピリ辛で、かけて食べるとこれまた美味

美味しい、美味しいと前菜を食べ終わると、メインのカレーが登場

ライスかナンが選べたのだが、珍しくふたりともライスを選択

しかし、忘れてた
ここが異国ということに…
出てきたのは細長いパサパサのコメ

気を取り直して、カレーをチェック
う〜ん、いい匂い

こちらは羊肉のカレー

もうひとつは、チキンのカレーを選びました

では、いただきます

うん、美味しい！
日本で食べるカレーと遜色ない

いや、むしろスパイシーで味に深みがある
コメもそんなに気にならないし、何といっても羊肉もチキンも実に美味しい

見事に完食

できれば、ナンも試してみたかった

食後のコーヒー
ロンドン滞在中で一番美味しいコーヒーだった

6.95ポンドでこれだけ食べれれば、本当にお得だと思う

また、余談なんですがこちらのお店
帰国後にテレビで見た「世界弾丸トラベラー」にも登場していました

幸せな気分で、ブリックレーンをあとにする

さて、次にやってきたのは、こちらの駅

バッキンガム宮殿を見に来たのです

案内表示に従って、道を歩く

着きました
「バッキンガム宮殿」です

まあ、本当に「見に来た」だけでした

鉄格子から中を見ると…

兵隊さんが警備中

じゃあ、移動しようか
と、言った矢先に嫁の嗅覚がある建物をとらえた

「クイーンズギャラリー」
王室のコレクションを公開しているのだが（有料）
嫁が気になったのは、ここのギフトショップだった

ここから先は写真撮影禁止

どうも、「王室」という言葉に弱いのか、色々買い込む嫁であった

お土産を買いこみ、地下鉄駅に向かう途中に発見したのは先程のギフトショップと同じものを売る店

ガーン
空いてるし、こっちで買えばよかった、と嫁

寒いし、トイレ行きたいね、といった矢先にこの建物

パブリックトイレ…
公衆トイレ？タダ？と入ってみると

有料だった
ロンドンそんなに甘くない

小銭が余っていたのと、結構限界だったため、迷わずふたりともトイレへ

次は「ウェストミンスター寺院」を目指してバス乗り場を探す

バスを降りてみれば、すぐそこに目指す「ウェストミンスター寺院」が

間近で撮ってみる

ここは何で有名なの？
と、聞かれたので、ダイアナ妃の葬儀があったから
と、一番分かりやすいネタを披露

闇に浮かぶ「ビックベン」

地下鉄駅に向かいます

信号待ちをしてるのですが、この直後に「スリ」に遭遇しました

嫁曰く、何か肩が重いな？と思ってたら、肩から下げていたバックのファスナーが開いており、何者かの手が思いっきりバックの中に！

あまりの出来事にビックリして、バックを手元に引き寄せると、手はひっこめられたとのこと
すぐに中身をチェックしたが、幸いにも財布は無事だった

嫁はスリの顔を見たので、すぐ教えてくれたが、これまたビックリ
普通の…いや、むしろイマドキの若い20代前半くらいのカワイイ白人の女の子3人組でした

楽しそうにおしゃべりをしていて、私たちには観光客のように思えました

そして、気がつけば、その子たちは人混みの中に消えて行きました

後日、現地係員さんに聞いたところ
本当のスリのプロはコギレイな格好で、いかにも怪しいいうような風貌ではないそうです

私はどうしても納得できず、その女性グループの風貌と立ち振る舞いを説明したところ
間違いなくスリのプロで、他の国から来ている人たちだろう、という答えが返ってきました

さて…気を取り直して、本日の、そしてロンドン最後の夜のイベント、ミュージカル鑑賞です

劇場は「ハー・マジェスティーズ・シアター」直訳すると「女王陛下劇場」

1705年設立の由緒ある劇場です

ロンドン最後の夜を飾るのは「オペラ座の怪人」

ニューヨークで見て以来、2年ぶり

その時の旅行記　↓
http://4travel.jp/traveler/nana77/album/10275074/

座席表をチェック
安い席だし、嫌な予感がするなあ…

案内表示に従って歩く

おいおい、どこまで上がるの？

…席は一番上の一番後ろの列

ま、まあ一度見てるから、席はそこまでこだわってなかったけど、さすがにこれはなあ…

やっぱり、いい席を取るなら、お金がかかっても「チケッツ」なのかな

上演終了後の劇場内

英語は相変わらず理解できないけど、ストーリーは知っているため、退屈しなかった

やっぱり、「オペラ座の怪人」は音楽も演出もいいし、ミュージカルを「観た」ってカンジになるね、というのがふたりの共通の感想でした

10時過ぎてるのに、結構な人の数

帰りはバスにしました

夜のランガムヒルトン

この夜の風景も明日はもう見れない…

ホテルの部屋で昼に買った三越のお弁当をいただきます

こちらはテリヤキ風味ハンバーグ
う〜ん、コメの味が日本と同じだよ
パサパサじゃないよ
漬物が美味しいよ

あと、少し我慢すれば和食なんていくらでも食べれるのに…と呆れていた嫁だったが、結構食べていた

和食万歳！
2個目の弁当にも手を出す
こちらは「スパイシー唐揚げ弁当」
うーん、こちらも日本の味、ストライク

こうして、日本の味を噛みしめながら
ロンドン最後の夜は更けていくのであった

ロンドン旅行記最終話に続きます