ドイツのクリスマスマーケット（４）　ザルツブルクに寄り道

2006/12/09 - 2006/12/16

クリスマス時期にヨーロッパに来たからには　ぜひ立ち寄りたかったザルツブルク。
以前訪れて大好きになった街です。

ザルツブルクのクリスマス市は　とてもおしゃれでした。
売っているものも　垢抜けしていて可愛い。

繊細なガラス細工や、木の実やフルーツを飾ったリースやアドベントクランツなどうっとりするほど素敵なものが沢山並んでいました。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: JAL

ニュルンベルクを出発し、ミュンヘンで乗り換えて
ザルツブルクに向かいます。

ニュルンベルクは小雨でしたが、ミュンヘンを過ぎたあたりで雨があがりました。

雪化粧の美しい山々が見え始めます。

再びのザルツブルク！　とうとう来ました！

よいお天気なので、何はさておき、お城に登ります。
もちろんケーブルカーで。

アルプスの雪景色！これが見たかった。

ザルツブルクは寒いと思って、一枚余分に着込んだのですが、良いお天気で今までで一番の暖かさでした。

澄んだ空気。

アルプスの山々が、すぐそこに見えます。

お城にもクリスマスツリーが飾られていました。

屋台は閉じていましたが、そのうちに開くのかな？

街の上にそびえたつお城。

市街地側の眺め。

この年は暖かだったようで、雪は降っていませんでした。

お城の木も　赤いリボンでおめかしです。

まさに城塞です。

このお城は1077年に大司教ゲープハルトが築き始め、
以後、増改築を繰り返した後、17世紀半ばに現在の姿になったそうです。

アルプスの山々の眺めを堪能して、お城をおりました。

街から見るお城も素晴らしい眺めです。

くたびれたので　ちょっと休憩。
遅めのランチを。

祝祭劇場の前にあるカジュアルレストランに入りました。

レストランもクリスマスの飾りつけで迎えてくれました。

ウエイトレスのお姉さんたちはチロルの民族衣装で
とても可愛かった。

午後遅かったせいか、地元のおば様やおじ様たちのティータイムらしく、とっても和やかな雰囲気。

ウィンナーシュニッツェルも美味しくて、満足、満足。

良いレストランでした。

もみの木のいい香りがして、まるで山の中のよう。

素敵な演出！と思ったのですが、
これは演出ではなくて、ツリー用の木を売っているのですね。

この案内によると
ザルツブルクのクリスマス市は、主にレジデンツ広場とドーム広場で開かれているようです。

これは　どっちの広場だったか？

いやが応にも気分が浮き立ちます。

こんな素敵な老夫婦を　ザルツブルクではよく見かけました。

寒いのにコートにスカート姿で皮のバッグをしゃんと持ち、髪もきれいにセットした老婦人を見ると
わが身を反省させられます。

生のもみの葉っぱに林檎やオレンジを飾ったもの。

とても持って帰りたかったけれど、写真だけ。

これはマーケットではなくて、お店だったと思います。

赤いロウソクがとにかく可愛いんです。

繊細なガラスの天使たち。

一年中　イースターエッグを売っているお店。

繊細で豪華な絵の卵たちですが、お値段もやっぱり、豪華ですわ〜

ホテルのクリスマスツリー。
ネットで見つけて　お値打ち価格だったシェラトンに泊まりました。

歩きつかれたので、一休みして
夕食がてら、夜のイルミネーションを見に行くつもりだったのに、
あ〜何たる不覚！！
服を着たままベッドの上で、気がついたら真夜中でした（泣）

大好きなザルツブルクの夜は夕食なし、クリスマスイルミネーションを見る間もなく過ぎていきました（大泣）

気を取り直して朝食です。

お花の変わりにバニラビーンズやオレンジが飾られているのがクリスマスですね！

でもこのシェラトンは、ミラベル庭園に面した眺めの良いレストランでの朝食が売りらしいのですが、
この時期、まだ外は真っ暗で、何も見えませんよ〜

残念でした（涙）

おなじみのミラベル庭園ですが、やっぱり美しくてため息です。

お花の色に冬っぽい清潔感を感じるのは私だけ？

発つ前にメンヒスベルクの丘から、ホーエンザルツブルク城の見納め。

真っ青な空で雲ひとつない快晴です。
お天気に恵まれて本当に幸運でした。

メンヒスベルクの丘から、新市街を見たところ。

手前の川に架かるマカルト橋の右側の大きな建物は、ホテルザッハー、通りをはさんで左側にカラヤンの生家が見えます。

保母さんに連れられた子供たちの朝の散歩。
子供って本当に可愛い。

こんな子供たちの集団を、午前中の空いているマーケットで何度か見ました。

ミラベル宮殿近くの広場でも、マーケットが開かれていましたよ。

あの、上からぶら下がっている、林檎がついたヤツ、本当に欲しかったのだけど、何で買わなかったんだろ？　

しなびても枯れても良いから買ってくれば良かった（涙）

繊細なガラスの飾り。

これは割れ物ということもありますが、お値段も高かったので、すぐに諦めがつきました。

この街のマーケットは　どことなく華やかで、ドイツのマーケットで売られていたものとは微妙に雰囲気が違います。

しゃれていて垢抜けした感じですが、全体的にお値段も高い気がしました。

ツリーに林檎やバニラビーンズ、オレンジなどがてんこ盛り。てっぺんには赤いロウソクが飾られていて、目が釘付けになりました。

こんなのを飾ったら　我が家ののクリスマスも景色が変わりそう。

ミラベル庭園の冬木立。
あっという間にザルツブルクともお別れです。

2回目もやっぱり素敵だったザルツブルク。
思ったとおり
クリスマスがとてもよく似合う街でした。

ザルツブルク駅のどこかで撮ったはずですが、どうしても思い出せません。

どなたかわかる方、いらっしゃたら教えてくださいね。

この旅行記へのコメント （4）

• はなまま さん 2010/10/04 21:42:45

  素敵素敵！

  ドイツも良いですが、この旅行記を読んだら“いつか絶対クリスマスのザルツブルグに行くんだー！”と思ってしまいますね。
  
  なんて楽しそうなんでしょう・・。いいなーいいなー(#^.^#)。
  
  パンジーさんと同じく、私も出発までは何だかんだ考えてしまう方なのですが、飛行機に乗ってしまうと“80日間世界一周”の曲が頭の中で流れだして
  すっかり夢気分になります。・・(-。-)y-゜゜゜
  
  オーストリアはさすがにヨーロッパ随一の王朝支配が長かっただけに街も文化も洗練されていますが、確かに物価は高い目ですよね。
  
  オーストリアに行く時は後で後悔しないようにしっかりおこづかいを貯めていきたいと思います　(^_-)-☆

  パンジーさん からの返信 2010/10/05 21:49:28

  RE: 素敵素敵！

  はなままさん、ザルツブルクも読んでくださってありがとう！
  
  ザルツブルクって本当にいいところですのよ！
  ウィーンに比べたら本当に小さな街なんですが
  旧市街の町並みは優雅で垢抜けしているのに
  広場にたつ市には素朴な産直のお店がたくさんでるし
  そこに買い物に来ている素敵なマダムを見るのも目の保養になります。
  路地がたくさんあって、のぞいてみたいお店もいっぱい。
  
  イタリアの明るさとドイツの清潔さを併せ持つ街、と小塩節氏がどこかに書いていましたがお城に登れば雪を戴いたアルプスはすぐ近くに見えるし、
  はなママさんもきっと好きになりますよ♪
  物価はドイツの小さな街に比べたら高めですが、ウィーンよりは安いです。
  全く同じ銘柄のオーストリアワインが、ウィーンのスーパーよりも
  だいぶお安く売っていました(^。^)
  
  ＞ドイツも良いですが、この旅行記を読んだら“いつか絶対クリスマスのザルツブルグに行くんだー！”と思ってしまいますね。
  >
  うん、うん、ぜひいってくださいね！
  その時は私のように宵の口から暴睡する(ToT)なんてヘマはされないように
  素敵なクリスマスイルミネーションを楽しんでくださいねーーー\(^o^)／
  
  
  > パンジーさんと同じく、私も出発までは何だかんだ考えてしまう方なのですが、飛行機に乗ってしまうと“80日間世界一周”の曲が頭の中で流れだして
  > すっかり夢気分になります。・・(-。-)y-゜゜゜
  >
  そうそう！私もなんかいつも気がかりを残しつつ出発するのですが　飛行機に乗ったらきれいさっぱり忘れてしまいます。旅は非日常の特別のお楽しみですね。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　パンジー
  

• ゆうこママさん 2009/12/28 21:26:51

  林檎

  緑に林檎の赤が映えて、これぞクリスマスですね。
  電飾きらきらのイルミネーションもいいですが、やっぱりこういうのが素敵だと思うお写真です。
  
  楽しい旅行記でした。

  パンジーさん からの返信 2009/12/31 00:12:57

  RE: 林檎

  ありがとうございます。
  
  生のものはいいですね。
  ツリーもリースも花かごも、生のものは葉っぱの香りがして
  精気を与えてくれる気がします。　　　パンジー
  
  
  > 緑に林檎の赤が映えて、これぞクリスマスですね。
  > 電飾きらきらのイルミネーションもいいですが、やっぱりこういうのが素敵だと思うお写真です。
  >
  > 楽しい旅行記でした。