2009/09/06 - 2009/09/13
989位(同エリア1497件中)
駄犬さん
2009年9月に遅めの夏休みを取ることになりました。
海外旅行ならば他にいくつも候補地はありましたが、妻は昔ホームステイをしたシドニーにはその後行っておらず、ここはぜひ一度妻が昔暮らしたシドニーに行き昔のホストファミリーに会い、おまけでもう一都市メルボルンを見てこようということになりました。
しかしそのホストファミリーは、妻が日本に帰国した後、ホストファーザーが病気で亡くなり、ホストマザーも別の土地に引越したそうで、妻は一度手紙をもらいその事実を知ったのですが、しばらく後に妻が手紙を出しても返事が無く、果たしてホストマザーは再度転居してしまったのか、あるいは生きているのかすらわからない状態になってしまいました。果たして本当にホストマザーに会うことは出来るのでしょうか。
この旅行記では、メルボルン観光と、ホストマザーを探しにシドニーを訪ねた2編に分けお伝えします。まずはメルボルン編です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
- 航空会社
- カンタス航空
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成田空港第二ターミナルからシドニー・キングスフォードスミス(Kingsford-Smith)空港行きのカンタス航空QF22便に搭乗します。夜行便で明日朝7時には現地オーストラリアです。飛行時間や約10時間です。
今現在はシドニー行きの便はカンタスとJALのみ、いずれも夜間便のようです。 -
機内で夜が明けてきました。目的地シドニーまであと1時間、オーストラリアの大地の上を南に向かって飛んで行きます。
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シドニー・キングスフォードスミス空港に到着しました。これから入国審査と税関を通り、メルボルン行きの国内線に乗り換えます。
ところで最近は世界各地の空港が民営化され、空港は国の施設であると同時に自ら稼がないとならなくなっているようですが、このキングスフォードスミス空港でも、入国審査の窓口へ向かう途中に何と免税店があります(通らないと入国審査にたどり着かない仕組みになっている)。おいおい今到着したばっかりだよ、と思うのですが、早速買っている人もいるようでした。 -
マスターカードの広告もシドニーのオペラハウスとハーバーブリッジがモチーフになっていました。
なおこの絵にはハーバーブリッジのアーチの上を歩く人影が描かれていますが、実際にアーチの上に登るツアーがあるそうです。所用時間約3時間、もちろん登り始めたら引き返せません。高所恐怖症では無く、時間に余裕がある方はぜひどうぞ。
Harbour Bridge Climb
http://www.sydney-guide.com/s-brdgclmr.htm
聞いた話では、このツアーに参加し、アーチの上でプロポーズをした人がいたそうです。結果はOKだったそうで、感動もひとしおでしょうね。Priceless! -
キングスフォードスミス空港では、国際線用のターミナル1とカンタス国内線用のターミナル3の間は離れており(ちなみにカンタス以外の国内線はターミナル2)、国際線からカンタス国内線への乗り換えには、Qantas Seamless Transferという、ターミナル1でカンタス国内便のチェックインとセキュリティチェックを済ませ、専用の無料シャトルバスで、ターミナル3の専用の入口まで運んでくれるサービスがあります。
一見便利なシステムですが、問題なのはチェックインの窓口が非常に少なく、また無料シャトルバスの本数の限度からか、チェックイン待ちの長蛇の列が出来ていました。我々は2時間程度あったので余裕でしたが、同じ便で成田から来たと思われる日本人の旅行者の人達でも乗り換え時間があまり無い人もいるようで、かなり焦っていました。何度もシドニー空港で乗り換えしているという人は「ここの乗り換えのシステムおかしいよ。変えて欲しいね」なんて言っていました。ここではやはり2時間程度余裕があったほうが安全かと思います。
なお国際線ターミナル1と国内線ターミナル2,3(2と3は隣接)の間には鉄道のエアポートリンク(Airport Link)と、こことは別のシャトルバスT-BUSもあるのですが、それらは一般交通機関であるため5ドル程度かかります。時間が無くて5ドルが惜しくないようなら、そちらのほうが速くて確実だとも思います。 -
メルボルン・タラマリン(Tullamarine)空港に着陸態勢に入ります。
以前、2月にメルボルンを訪れたこともあるのですが、その時は真夏で雨が少ないせいか、草が枯れて茶色の大地でした。今回は春先で雨が多い時期なので、大地が青々としています。 -
メルボルン・タラマリン空港に到着しました。
国内線ターミナルなので、到着と出発が分かれておらず、搭乗待ちの人達がうろうろしているところを通ります。 -
メルボルン・タラマリン空港からスカイバス(Skybus)に乗り、シティで長距離列車が発着するサザンクロス(Southern Cross)駅に到着です。料金は片道16ドルです。ここからシティ内の有名ホテルへはスカイバスに料金が含まれている送迎サービスがあります。
Skybus
http://www.melbourneairport.com.au/To-From-the-Airport/Skybus/Overview.html -
サザンクロス駅バスターミナルの窓口の人に聞いてみたところ、今回宿泊するホテルには、Skybusの送迎サービスは行かないとのことでしたので、サザンクロス駅からはやむなくタクシーでホテルまでたどり着きました。約10ドル程度だったと思います。
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今回メルボルンでの宿泊は、ホテルというよりはサービスアパートメントに近い設備のシーズンス・ボタニック・ガーデンズにしました。価格はシティの有名ホテルよりも安く、それでいて広くて清潔です。ロケーションは繁華街では無く、シティの中心地を外れ、F1メルボルンGPで有名なアルバートパークに近いオフィス街ですが、フリンダーズストリート駅へ徒歩7,8分くらいですし、本数が多いトラムならばもっと簡単に速く行けます。またセントキルダ通りをはさんだ正面には英国風庭園のドメインパークもある落ち着いた環境です。お勧めです!
なお到着したのが昼過ぎ頃でしたが、部屋の空き状況によって追加料金もなくチェックインさせてもらえるようです。この時も午後1時頃でしたが、チェックインできました。
Seasons Botanic Gardens Melbourne
348 St Kilda Rd
Melbourne VIC 3004
Tel: + 61 3 9685 3000
Fax: + 61 3 9685 2999
reservations.sbg@sahg.com.au
http://www.seasonsbotanicgardensmelbourne.com.au/ -
ベッドルームとリビングが分かれていないステュディオタイプですが、十分な広さです。キッチンも付いています。
これとは別に、ベッドルームとリビングが別の部屋になっているタイプもあったようです。 -
ホテルの部屋のソファーです。
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ホテルの部屋のテレビです。まあわずかの滞在でテレビはあまり観ないですが。
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ホテルの部屋から見た、セントキルダ通り(St. Kilda Road)と芝生が美しい英国風のドメインパーク(Domain Park)です。大通りに面していますが、このあたりのセントキルダ通りはクルマもそんなには多くなく比較的静かな環境と言えます。
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さて、メルボルン空港に到着したのが昼前、ホテルに到着したのは昼時を大きくまわってしまいましたので、ランチを探しに出かけます。ここはホテルから徒歩7,8分、フリンダーズストリート駅とはヤラ川をはさんで対岸になるサウスゲートのモールでレストランを探します。
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ヤラ川沿いのサウスゲートのモールにはいくつものお店やレストランが入っていますが、この中で中階(Mid Level、日本的には2階)のカジュアルイタリアン、ラ・カメラに入ってみます。テーブルからはヤラ川越しにフリンダーズ駅とシティの高層ビルが見えます。
La Camera
Shop MR2, Mid Level
Phone:03 9699 3600
7:30am - 10.30pm Monday - Thursday
7.30am - midnight Friday
8.30am - midnight Saturday
8:30am - 10pm Sunday
Southgate on the banks of the Yarra River
3 Southgate Avenue
Southbank VIC 3006
http://www.southgate-melbourne.com.au/ -
遅めのランチには15ドルのサービスランチを選びました。飲み物はグラスワイン(同じ料金!)をチョイスします。
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15ドルったって、特に高いものを選んだ訳ではなく、中の中のサービスランチを選んだだけですが、この値段はお買い得にはほど遠いですね。こちらハーブチキンサンドイッチとフレンチフライです。
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こちらはミートボールパスタです。こちらの味は結構おいしかったかも。妻は大満足でした。
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シティのスワンストン通りとコリンズ通りの交差点のあたりです。メルボルンで一番の観光客エリアかも知れません。
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スワンストン通りにあるメルボルン・タウンホールの写真ではなかったかと思います。
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変わったモチーフです。建物が路面に埋まってます。
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シティの北側のカールトン地区にある地元の名門大学、メルボルン大学(University of Melbourne)に立ち寄ってみました。
ちょうど講義の合間なのか、学生がいっぱい歩いていました。
The University of Melbourne
http://www.unimelb.edu.au/ -
大学内でIT教育関連の部屋のようです。
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伝統がありそうな建物です。
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メルボルン大学は市街地にありますが、すぐ近所にあるビル型キャンパスのメルボルン工科大学(Royal Melbourne Institute of Technology, RMIT)に比べその敷地は相当広いようです。
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カールトン地区にあるメルボルンのリトルイタリー、ライゴン通り(Lygon Street)です。建物がイタリアっぽい訳ではなく、イタリアンレストランが数百メートルの通り沿いに並んでいるという程度ですが、通りがかりにウェイターさん同士がイタリア語で話しているのが聞こえてきたりするお店もありました。
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若い女性向けのブランド、スポーツガール(Sports Girl)のお店です。
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こちらはもう少し落ち着いたキャリア系女性向けのブランド、カントリーロード(Country Road)のお店です。
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どこかで見たことがあるトレードマークだと思いませんか...そうBurger Kingです。オーストラリアでは米国からBurger Kingが参入する以前からその名前でビジネスをやっていたお店があったそうで、商標上名前を変えハングリージャックス(Hungry Jack's)として営業しています。でもお店の一部にBurger King Corporationであることを示すこんな表示がありました。
知らないとパクリだと思いますよね(笑)そう言えばオーストラリアにはこの他にもRed Rooster(Robsterでは無い)なんてチキン料理の有名ファーストフードチェーン店もあります。こちらはちょっとあからさまではと思いますね。 -
オーストラリアは中華系の移民が多く、かつシーフードをはじめとする豊かな食材に恵まれた土地です。ここはぜひ中華を食べねばということで、メルボルンの中華では常にトップクラスの評価のこの店にやってきました。
食為先
Shark Fin House
+61-(0)3-9663 1555
131 Little Bourke Street
Melbourne Australia
http://www.sharkfin.com.au/index.html
Trading Hours:
Mon - Fri:
11.30am - 3.00pm, 5.30pm - 11.00pm
Sat - Sun:
11.00am - 3.00pm, 5.30pm - 11.00pm -
タスマニア産生牡蠣、チャーハン、炒麺、空芯菜炒め、なんかを食べたと思いました。中華は基本が大人数の大皿なので、2人しかいない我々としてはなるべく量が多くなさそうな品を注文しました。メルボルンの中華の名店らしくおいしくて、でもその割に思ったより安かったです。すごく高価なものは注文していないからその値段だったと言えばそれまでですが。
(このお店での食べ物の写真は、食べ散らかしたのしか無かったので掲載は割愛させて頂きます(笑)) -
翌朝のホテルでの朝食です。オーストラリア名物でパンに塗るビール酵母由来の塩辛いペースト、ベジマイト(Vegimite)は、小分けのパックになってました。個人的にこれ大好きです。妻をはじめとしてこの匂いが嫌いな人は世の中多いようですが、ビールの香りと苦みが好きな人は大丈夫なんじゃないかと思います。
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さてシティのメルボルン工科大学(Royal Melbourne Institute of Technology, RMIT)の近くにあるハーツ(Hertz)の営業所に行き予約してあったレンタカーを取ってきます。
Hertz Melbourne
97 Franklin St
Melbourne VIC 3000
Phone: 13 30 39
Fax: 03 9698 2295
Email: ausres@hertz.com
Web: http://www.hertz.com.au -
借りたクルマはGM系のオーストラリアの自動車会社ホールデンのアストラ・コンバーチブルです(実質オペル・アストラ・コンバーチブルと同じ)。
コンバーチブルなんて高そうだと思うかもしれませんが、この時はオフシーズンのキャンペーンなのか?トヨタ・カローラよりも安い料金で借りれました。だったらコンバーチブルを借りてみようと思うでしょ?(笑)まだ寒い時期だったのでルーフはほとんど開けずに閉めていましたが。 -
セントキルダロード(St. Kilda Road)の街路樹はまだ芽吹いてはいません。
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メルボルンのシティにほど近い名所、セントキルダビーチ(St. Kilda Beach)にやってきました。でも風が強くて寒〜い。
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セントキルダビーチからシティ方面を望みます。
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セントキルダビーチの有名な桟橋です。春先の寒風に凍えていますが、夏だったらとても良い場所なんでしょうね...
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さて今日はメルボルン近郊の有名観光地のひとつであるフィリップアイランドへ向かいます。
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広大な牧草地です。
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クルマを止めて風景を満喫します。レンタカーならではの楽しみ方です!
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オーストラリアの雄大な風景が広がります。
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フィリップアイランドへ渡る橋のたもとの漁港がある街、サンレモ(San Remo)に立ち寄ってみます。
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観光地で観光客がカモメにエサを与えるためか、全然怖がらずにクルマのボンネットの上に舞い降りて来ました。逆に「食べもんよこせよ〜」って感じなんでしょうかね?
実はこの駐車場の隣には、漁船から水揚げした魚をそのままフィッシュアンドチップスにしてポテトと一緒に紙に包んでアツアツで売っている魚屋さんみたいなお店があるのですが、この時はお休みでした。カモメは観光客がこういうお店で買った食べ残しをアテにしているのでしょうね。
ちなみにその店の詳細はこちらです。レンタカーなどでフィリップアイランドにお越しになるかたはぜひどうぞ。
San Remo Fisherman's Co-op
190 Marine Parade, San Remo,
Victoria 3925 Australia
Phone: 03 5678 5206
Fax: 03 5678 5401
http://www.srfco.com.au/home/
Trading Hours
Monday 11:00am to 7:00pm
Tuesday 11:00am to 2:30pm
Wednesday 11:00am to 2:30pm
Thursday 10:00am to 7:00pm
Friday 10:00am to 8:00pm
Saturday 10:00am to 8:00pm
Sunday 10:00am to 7:30pm
※営業時間は駄犬がメモ用に撮った写真の情報によりますが、一部小さくて不明瞭な部分があったので、訪問される方は改めて確認されたほうが安全と思います。 -
サンレモ(San Remo)の漁港です。というか桟橋が一本あるだけですが。向こうに見える橋はフィリップアイランドへ渡る橋です。
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バイクの世界GPレースMoto GPなんかが開催される有名サーキット、フィリップアイランドサーキットが道路脇にあったので立ち寄ってみました。
Phillip Island Grand Prix Circuit
RMB 500GP, Back Beach Road
Cowes, Victoria 3922 Australia
Tel: +61 3 5952 2710
Fax: +61 3 5952 3160
Email: info@phillipislandcircuit.com.au
http://www.phillipislandcircuit.com.au/ -
オフシーズンのウィークデイということで、この日は二輪のフリー走行が行われてました。このサーキット、テレビなんかで観てると、丘陵地にあることもありホームストレートは海に向かって下っていきバックストレートが海を背に登って戻ってくるようなコースです。うーん走ってみたいなぁ。
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春先のもの寂しい海岸線です。オーストラリアなのに、アイルランドとかスコットランドの風景に似ている気もします。
フィリップアイランドの観光の目玉と言えば、体長30センチほどの世界で1番小さいフェアリー・ペンギン(Fairy Penguin)が日没時に海から上陸してくるペンギンパレードで、これを島の南西にあるペンギンパレードビジターセンターで観るのが一般的です。入場料は20.6ドル(子供10.3ドル)です。しかしこの日の上陸予想時刻は18:00でまだ数時間あるため、ペンギンパレードは後回しにし、先に島の西端のノビーズ岬(Nobbies)へ向かいます。
Penguin Parade Visitor Centre
Ventnor, Cowes 1019 Ventnor Road
Phillip Island VIC 3922, Australia
Tel: (03) 5951 2800
http://www.penguins.org.au/index.php?option=com_content&view=article&id=9&Itemid=54&mytabsmenu=1
※ペンギンをフラッシュを使い写真撮影するとその強い光でペンギンが失明してしまう恐れがあるとのことで、以前はフラッシュ使用のみが禁止でしたが、今は常時、海岸、建物を含むビジターセンター全体で一切の写真撮影が禁止になったようです。 -
荒々しい波が打ち寄せる岩場にあざらし(Seal)の群が住み着くシールズロック(Seals Rock)があるノビーズ岬のノビーズセンター(Nobbies Centre)にやってきました。
こちらは入場料無料です。またこちらはペンギンパレードと関係がないので写真撮影もOKです。
Nobbies Centre
Phillip Island Nature Parks,
1370 Ventnor Road, Cowes VIC 3922, Australia
Tel:(03) 5951 2820
http://www.penguins.org.au/index.php?option=com_content&view=article&id=17&Itemid=43&mytabsmenu=2
Opening Times
Summer 10am - 8pm
Autumn 10am - 5pm
Winter 11am - 4pm
Spring 10am - 6pm -
フィリップアイランドには、見た限りあまりレストランなどがありません(あるのでしょうが、見つかりませんでした)。ずっとランチを食べておらず、先のペンギンパレードビジターセンターでも入場を後回しにしたため、このノビーズセンターに簡単なレストランがありちょっとほっとしました。
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アメリカと比べるとイギリス色が非常に強いオーストラリアでのお約束のひとつは、フィッシュアンドチップスを食べることではと個人的に思っています。と、いうことで注文してみました。本当はギネスビール(オージービールのビクトリア・ビターでも良いですが)も欲しいところですが、クルマの運転があるのでぐっとガマンです...
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妻はシーフードミックスを注文してました。案の定、量が多くて夫の駄犬が少し食べることになりましたが。予想済み?(笑)
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フィリップアイランド近海のアザラシやペンギンの生態や天候や海流といった海洋学的な話などが掲示されていました。
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この近海には大型のホオジロザメも生息しているようです。
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アザラシ(Seal)のコロニーがあるシールズロック(Seals Rock)です。双眼鏡が無いとあざらしを見るのは難しいようです。
手前の植え込みには、カモメの巣が多数あり、親鳥が卵を温めているようでした。近寄ろうとするとギャーギャーとカモメに怒られます!? -
ペンギンパレードまではまだ時間があるのですが、この後本格的な大雨が降りだしてしまいました。屋外でペンギンを見るには、雨まじりの強風、気温5℃、そしてここまで寒いと予想していなかったので防寒具も無しという悪条件です。ビジターセンターやノビーズセンターのおみやげコーナーでセーターやフリース、ポンチョのような雨具などが売られてはいるのですが...全部に中途半端なペンギンの編みこみや絵が入っており購買意欲が湧かない(笑)
実は妻も私も、ここのペンギンパレードは昔それぞれ見たことがあるので、まあ良いやということで、ペンギンパレードは取りやめてメルボルンに帰ることにしました。 -
Her Majesty's Theatre MelbourneではミュージカルChicagoの公演が行われていました。
Her Majesty's Theatre Melbourne
219 Exhibition Street, Melbourne
Victoria 3000 Australia
Telephone
03 8643 3300 (within Australia)
61 3 8643 3300 (international)
http://www.hmt.com.au/contact-us/ -
この日の夕食は、昨日に続きメルボルンの中華街、リトルバーク通り(Little Bourke Street)にある飲茶のお店に入りました。
Yam Cha Cafe
Licensed & B.Y.O.(wine only)
Trading Hours: 11am - 11pm
Opening 7 days a week
193-195 Exhibition Street, Melbourne 3000
(corner of Exhibition Street & Little Bourke Street)
Tel: 03 9662 9668 Fax: 03 9654 2546
info@yumchacafe.com.au
http://yumchacafe.com.au/
ところで日本では、中国茶を飲みながら小皿料理である点心を食べる食事は、その食事のスタイルからご存じの通り「飲茶」ですが、オーストラリアでも同様に「Yam Cha」と呼ぶそうです。これに対しアメリカやカナダでの一般的な呼び方は、小皿料理そのものを意味する「Dim Sum」(=点心)だそうで、大抵は「Yam Cha」と言っても通じません。同じものなのに持ち込まれた国によって面白い違いですよね。 -
フリンダーズストリート駅前です。右手に見えるのはセントポール大聖堂(St.Paul's Cathedral)です。
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初日夜、昨夜と続けて食事をした中華街があるリトルバーク通り(Little Bourke Street)をクルマで通ってみます。
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メイクによる変身の巻です。(日本人を含む)アジア人女性の「欧米受け」するタイプのメイクかも知れませんね。
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シティの中心部にあるデパートのマイヤー(Myer)に立ち寄り少々買物をしました。
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今日はグレートオーシャンロードに向けて出発!と言いたいところですが、買物をしたりで出発が遅くなったので、おそらく日没前に奇岩で有名な「12人の使徒」(Twelve Apostles Marine)までたどり着くのは難しそうです。そのため行けるところまで行こうということになりました(結構遠いので本当にメルボルンから行って戻ってくるなら早朝出発が必須です)。
高速道路M1プリンシズハイウェイ(Princes Highway)をジーロン(Geelong)方面に走ります。ここは無料区間です。
なおこのメルボルン−ジーロン間のM1プリンシズハイウェイは、スピード取り締まりのカメラが多数設置されており、後で地元の人から教えてもらった話だと何と制限速度の5km/hオーバーでも検挙されるようです。レンタカーの場合はレンタカー会社が情報提供の義務を負っているようで、海外であってもビクトリア州警察から反則金支払いの督促状が国際郵便で郵送されてきます。未確認ですが海外だからと無視していると、おそらく行政執行的に、レンタカー会社が持つクレジットカード情報から引き落とされる可能性が高いです。追徴金も加算されるかも知れません。
かく言う駄犬も知らないうちに違反になり督促状が日本に郵送され、やむを得ず期限内にウェブサイト経由で支払いました。皆さまもご注意なさったほうが良いかと思います。 -
ユーカリの林の中の道を走ります。
オーストラリアの木々は独特に見えますが、その特徴のひとつはこのユーカリの木ではないかと思います。 -
日本にもある「野生動物飛び出し注意」の警告版ですが、カンガルーなところがオーストラリアですね。
でも体が大きいカンガルーと衝突してしまうと、カンガルーも可哀そうですが、クルマもラジエータなどが大きく破損し動かなくなることもあるそうで、広大なオーストラリアでは人里離れたところでそんな事故に遭ってしまうと連絡も取れず(携帯も圏外で)さりとて歩いても行けない、何日も救援が得られず、クルマに乗っていた人間のほうの命にもかかわりかねないという話も聞いたことがあります。
ま、グレートオーシャンロードはクルマがぱらぱら通り人家もちらほらあるので、そんなことは起こりませんが。こちらでは事故で傷付いた動物を見たらこちらに電話下さいなんて電話番号まで書いてあります。 -
ローン(Lorne)の街でクルマを停めてみました。この海の向こうは南極であり、寒い南の海です。
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海岸では家族連れが遊んでいました。
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ローン(Lorne)の街はリゾートマンションや別荘が多く、レストランはほとんど無いようでしたが、パティオが見えるホテルがありきっとレストランかカフェがあるだろういうことで、ローンホテル(Lorne Hotel)に行ってみます。
Lorne Hotel
Mountjoy Parade
Great Ocean Road
Lorne 3232 Australia
Phone +613 5289 1409
Fax +613 5289 2200
Freecall 1800 633 815
Email info@lornehotel.com.au
http://www.lornehotel.com.au/ -
ホテルの1階には、リゾート地には似つかわしく無いゲームセンターみたいな(?)ものがありましたが、パティオがある2階のレストランへ上がります。
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前日の夕食に肉を食べ過ぎた?ので、サーモングリルとサラダを一皿ずつ取って二人で分けることにします。
料理はおいしいのですが、レストランの中途半端な安っぽい雰囲気を考えると、料理の値段だけはリゾート価格のこのレストランには好んで何回もは来ないでしょう。とは言ってもローンの街にレストランの選択肢は他にほとんど無いんですけどね(見た限りでは、あまり特長がなさそうなハンバーガー屋さんが一軒あった程度でした)。 -
パットン岬展望台です。ガイドブックかウェブサイトでこの風景を見たことがありますので、ここはグレートオーシャンロードの有名な撮影ポイントのひとつなのでしょう。
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グレートオーシャンロードの海岸線です。
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グレートオーシャンロード(Great Ocean Road)の中間地点にあたるアポロベイ(Apollo Bay)にやってきました。
現在の時刻は5:00PM過ぎ。有名な「12人の使徒」(Twelve Apostles Marine)まで行ったところで夜になってしまいせっかくの景勝地も見えません。地図ではここを過ぎると道は山の中へ入って行きしばらく街は無いようなので、この街を見てメルボルンへ引き返すことにします。 -
アポロベイ(Apollo Bay)の街並みです。グレートオーシャンロードへと続く海岸沿いの目抜き通り一本だけの街ですが、ローンよりお店も多く多少栄えているように見えました。この時はまさにオフシーズンですが、おそらく夏のオンシーズンにはすごく混む海沿いの街なのでしょう。でも、自分はこの街のさびしいオフシーズンの雰囲気も好きですけどね。
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アポロベイの海岸です。少し湾になっているようで、波は穏やかでした。
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個人的には、この風景はコールドプレー(Cold Play)の曲が似合いそうな気がします。
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不動産屋さんに別荘の物件広告がいっぱいありました。アポロベイにはピカピカの派手さはなくゆっくり過ごすには良いリゾート地だと思いますが、頻繁に来るにはメルボルンからちと遠いなぁ...
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アポロベイの目抜き通りにあるホテルとレストランと売店を兼ねたイルカ・ホテル(Iluka Motel and Restaurant)です。面白い名前ですね。下の英語での宣伝文句を読むと「Greek sweets」なんてあるので、店名からもギリシア系移民の方がはじめたホテルでしょうか??まずはレストラン(カフェ)に入ってみます。
Iluka Motel and Restaurant
65-71 Great Ocean Road,
Apollo Bay 3233, Australia
Tel: (03) 5237 6531
Dine In or Take Away: Pizza, pasta, burgers, sandwiches, wraps and a selection of salads & hot dishes from the bain-marie as well as a wide range of Greek sweets. A wider pasta selection & dine in meals are served after 5pm. Open Daily: From 7am to 9.30pm
余談ですが、村上春樹の小説「羊をめぐる冒険」「ダンス・ダンス・ダンス」に「ドルフィンホテル」「いるかホテル」というのが出てきましたね。アポロベイのIlukaは日本語のいるかでは無いでしょうから、全く関係は無いとおもいますが。 -
オフシーズンのしかもウィークデイの夕方で、店番兼ウェイターとコックのふたりはヒマそうでした。
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海沿いの街アポロベイのこのレストラン(カフェ)は、バーガー、サンドイッチ、パスタ類など一般的なレストランでの料理に加え、海沿いならではの魚料理もあるようでした。魚料理のバリエーションはフライかグリルのどちらかみたいです。
写真を拡大してみるとメニュー書きの黒板には魚の種類が書かれていました。
SNAPPER:フエダイ
PERCH:スズキ
BLUE GRENADIER:Blue Hakeとも言う?タラ系の魚?
BASSA:白身の魚らしいのですが...
日本近海ではあまり聞かない魚も多いようですねぇ... -
遅めのランチからまだあまり時間が経っていないので、カフェラテだけ注文してみました。
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上手いバリスタさんがやってくれると、クリームできれいな絵になったりするのですが、ちょっと田舎のこのお店では出来そこないのハートになってました(笑)。
でもこのお店、アポロベイの街自体がグレートオーシャンロード観光の中間地点にありツアーグループがランチなどで年がら年じゅう立ち寄るらしく、中国語の案内があったり、お店は結構繁盛してるような気配がありました。
妻ともお腹が空いていればぜひここで晩ご飯食べてみてもよかったねぇ、とうなずきあうちょっと興味深いレストランでした。決してきれいでも素晴らしいインテリアがある訳でもないのですがねぇ。 -
メルボルンに戻ってきました。
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翌朝、シーズンス・ボタニック・ガーデンをチェックアウトし、ホテルの前の路上に停めてあったクルマに荷物を積み込みます。
ホテルの前は路側帯がある広いセントキルダロードで、チケット制パーキングスペースが多数あります(購入したチケットをダッシュボード上など車内の目立つ場所に置いておく方式)。チケットは3ドルで最大1時間駐車可なのですが、チケット販売機が8:00AM-6:00PMしか動作せずこの時間以外は無料となります。自分達は昼間はクルマで出かけており夜間のみの駐車だったので実質無料でした。 -
シティ南側にあるホテルから、シティを通り抜け北側のメルボルン・タラマリン空港へ向かいます。
なお空港へは有料の高速道路M2シティリンクがあるのですが、この道路はE-Tag(日本で言うところのETC)による電子式料金徴収しか行いません。E-Tagを搭載していないクルマはカメラでナンバーを写真撮影され、放っておいても請求書がクルマの所有者またはレンタカーの場合レンタカー会社が把握する運転者の住所に郵送されてきます(割増金と事務手数料がプラスされてくる可能性大)。海外だからと無視し続けると、最終的には州警察に通報され、未確認ですが最終的にはレンタカー会社が把握しているクレジットカードから引き落とされる可能性が高いです。いずれにしても有人料金所が1レーンも無いのもちょっと時代を先取りし過ぎているような気もしますよね。
E-Tagを搭載しないレンタカーなどでの有料道路の正式な通行料の払い方として、Melbourne Passというものがあるようです。これは通行後48時間以内に電話かウェブサイト経由で期間限定の登録をすることで、料金徴収ゲートで写真撮影された通行履歴を元にクレジットカードからの自動引き落としが可能になる方法があるようです。ただしこちらもいくらか事務手数料は多少取られるみたいです。
Melbourne Pass
https://www.citylink.com.au/1526.jsp
今回はその辺の面倒なのを味わいたくなかったので、有料道路を通らずフレミントン通り(Flemington Road)、マウントアレキサンダー通り(Mount Alexander Road)経由の一般道で空港へ向かいます。もともとかなり距離がある空港に40分程度で着いたので、一般道でもそんなに悪くは無かったと思います。 -
メルボルン・タラマリン(Tullamarine)空港でレンタカーを返し、国内線ターミナルからカンタス航空シドニー行きの便に乗ります。なおレンタカーはメルボルン市内で借りてタラマリン空港で返しても割増料金は無しです。
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さらばメルボルン。次はシドニー、妻の昔のホストマザーにいよいよ会いに行きます。○年ぶりで、しかも妻がホームステイした後に別の土地に引っ越してしまったようで、今回も連絡が取れていません。果たしてどうなるでしょうか...
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