ザルツカンマーグート周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
「団塊夫婦の世界一周絶景の旅−2009年ヨーロッパ旅行編」のハイライト旅行記三作目。クロアチア、スロベニアの旅行の後、オーストリアのグラーツから、山と湖の景勝地ザルツカンマーグートを通り、ドイツのベルヒテスガーデン、イタリアのドロミテを経て、再びオーストリアのインスブルックまでドライブした旅行記の前編です。元の2009年ヨーロッパ旅行編のホームページは、 http://www.geocities.jp/greenbambooin をご覧下さい。(表紙写真は、ザルツカンマーグートのヴォルフガング湖)<br />

オーストリアドライブ(その1)−グラーツからザルツカンマーグートへ

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2009/10/05 - 2009/10/09

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miharashi

miharashiさん

「団塊夫婦の世界一周絶景の旅−2009年ヨーロッパ旅行編」のハイライト旅行記三作目。クロアチア、スロベニアの旅行の後、オーストリアのグラーツから、山と湖の景勝地ザルツカンマーグートを通り、ドイツのベルヒテスガーデン、イタリアのドロミテを経て、再びオーストリアのインスブルックまでドライブした旅行記の前編です。元の2009年ヨーロッパ旅行編のホームページは、 http://www.geocities.jp/greenbambooin をご覧下さい。(表紙写真は、ザルツカンマーグートのヴォルフガング湖)

同行者
カップル・夫婦
交通手段
レンタカー

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  • 10月5日、スロベニアのブレッド湖からフィラッハを経由して、グラーツまで列車で移動。駅から路面電車に5分ほど乗って、旧市街の川沿いにあるモダンなホテルにチェックイン。その後、時計台のある城山に向かう。時計台までは階段もあるが、きつそうなのでエレベータで上がる(下りは階段で下りた)。<br />

    10月5日、スロベニアのブレッド湖からフィラッハを経由して、グラーツまで列車で移動。駅から路面電車に5分ほど乗って、旧市街の川沿いにあるモダンなホテルにチェックイン。その後、時計台のある城山に向かう。時計台までは階段もあるが、きつそうなのでエレベータで上がる(下りは階段で下りた)。

  • グラーツのシンボルにもなっている時計台。市街を見下ろす姿には威厳すら感じられる。

    グラーツのシンボルにもなっている時計台。市街を見下ろす姿には威厳すら感じられる。

  • 時計台から見たグラーツの旧市街。旧市街は世界遺産にも指定されている。中央やや右の白い建物は市庁舎。

    時計台から見たグラーツの旧市街。旧市街は世界遺産にも指定されている。中央やや右の白い建物は市庁舎。

  • 旧市街を散策した後、有名な老舗のベーカリーの隣のカフェで休憩。オーストリアに来たからには、ケーキを食べなくては。

    旧市街を散策した後、有名な老舗のベーカリーの隣のカフェで休憩。オーストリアに来たからには、ケーキを食べなくては。

  • 10月6日、ホテル近くのハーツの事務所でレンタカーを借りる。クロアチアと同様、ここでもまた頼んだクラスより大き目の車だった。どうもハーツは小さな車を借りるのは難しそうだ。旧市街の中を西に走り、エッゲンベルグ城に向かう。お城の前の道路は広々としており、道路わきに駐車スペースがあった。お城の外見はとても立派で、庭も広く、孔雀が放し飼いになっていた。大勢の子供たちの団体が入ってきたので、城の内部の見学はパスして、そのままグラーツ市内を出ることにした。

    10月6日、ホテル近くのハーツの事務所でレンタカーを借りる。クロアチアと同様、ここでもまた頼んだクラスより大き目の車だった。どうもハーツは小さな車を借りるのは難しそうだ。旧市街の中を西に走り、エッゲンベルグ城に向かう。お城の前の道路は広々としており、道路わきに駐車スペースがあった。お城の外見はとても立派で、庭も広く、孔雀が放し飼いになっていた。大勢の子供たちの団体が入ってきたので、城の内部の見学はパスして、そのままグラーツ市内を出ることにした。

  • グラーツ市内を出て、高速(A9)に入り北に向かう。長いトンネルを抜け、トラボッホというところで高速を降り、オーストリアの奥の細道と呼ばれる道をアイゼンエルツ方面に向かう。次第に山道になるが、道路は非常に広くて立派で、奥の細道のイメージはない。改修がだいぶ進んでいるようだ。前方には鉱山と思われる山の景色が広がった(写真)。

    グラーツ市内を出て、高速(A9)に入り北に向かう。長いトンネルを抜け、トラボッホというところで高速を降り、オーストリアの奥の細道と呼ばれる道をアイゼンエルツ方面に向かう。次第に山道になるが、道路は非常に広くて立派で、奥の細道のイメージはない。改修がだいぶ進んでいるようだ。前方には鉱山と思われる山の景色が広がった(写真)。

  • アイゼンエルツの街。鉱山の町のようだが、かなり寂しい街並みである。

    アイゼンエルツの街。鉱山の町のようだが、かなり寂しい街並みである。

  • アイゼンエルツを過ぎ、アドモント、リーチェンを経て西に進むと、広々とした田園風景の中を走るようになる。写真は、アドモントからリーチェンに抜ける途中の風景。<br />

    アイゼンエルツを過ぎ、アドモント、リーチェンを経て西に進むと、広々とした田園風景の中を走るようになる。写真は、アドモントからリーチェンに抜ける途中の風景。

  • 道の前方に、大きな孤立峰が見えてきた。グリミング(2351m)という山だ。山の手前で、バートイシュル方面に分かれて、ザルツカンマーグートに入る。

    道の前方に、大きな孤立峰が見えてきた。グリミング(2351m)という山だ。山の手前で、バートイシュル方面に分かれて、ザルツカンマーグートに入る。

  • その後、道は上り坂となり、左手に氷河を抱いたザルツカンマーグートの最高峰ダッハシュタインが見えてきた(写真)。山が見えるカフェで休憩し、またまたケーキでお茶をする。

    その後、道は上り坂となり、左手に氷河を抱いたザルツカンマーグートの最高峰ダッハシュタインが見えてきた(写真)。山が見えるカフェで休憩し、またまたケーキでお茶をする。

  • バートイシュルを過ぎて、トラウン湖に向かう。トラウン湖は、ザルツカンマーグートの北の入り口にある湖だ。湖畔のエーベンゼーという街でホテルを探したが、湖のそばのホテルが見つからなくて、湖畔を少し先に進んだトラウンキルヒェンという街(写真)のインフォメーションで紹介してもらったホテルに泊まる。

    バートイシュルを過ぎて、トラウン湖に向かう。トラウン湖は、ザルツカンマーグートの北の入り口にある湖だ。湖畔のエーベンゼーという街でホテルを探したが、湖のそばのホテルが見つからなくて、湖畔を少し先に進んだトラウンキルヒェンという街(写真)のインフォメーションで紹介してもらったホテルに泊まる。

  • ホテルは街はずれの鉄道駅のすぐそばで、部屋からは湖の向こうに険しい山が見えた(写真)。

    ホテルは街はずれの鉄道駅のすぐそばで、部屋からは湖の向こうに険しい山が見えた(写真)。

  • 10月7日朝、エーベンゼーまで引き返し、そこからロープウェーで山頂に上がる。眼下にトラウン湖が広がった。<br />

    10月7日朝、エーベンゼーまで引き返し、そこからロープウェーで山頂に上がる。眼下にトラウン湖が広がった。

  • 山頂駅からなだらかな山道をハイキング。天気が良いので、ハイキングに来ている人が結構多い。やはり熟年夫婦が多いが、中には家族連れも。小さな子供を綱で結んでいっしょに歩く姿に、思わず笑ってしまった。写真はハイキング途中の風景。

    山頂駅からなだらかな山道をハイキング。天気が良いので、ハイキングに来ている人が結構多い。やはり熟年夫婦が多いが、中には家族連れも。小さな子供を綱で結んでいっしょに歩く姿に、思わず笑ってしまった。写真はハイキング途中の風景。

  • 4〜50分ほど歩くと、展望台についた。眼下にはトラウン湖と周囲の山々のパノラマが広がっていた。朝方なのでやや逆光気味だ。

    4〜50分ほど歩くと、展望台についた。眼下にはトラウン湖と周囲の山々のパノラマが広がっていた。朝方なのでやや逆光気味だ。

  • ロープウェーで山を降りてから、西に車を走らせると、アッター湖のほとりに出た。周囲はわりと開けていて穏やかな湖だ。

    ロープウェーで山を降りてから、西に車を走らせると、アッター湖のほとりに出た。周囲はわりと開けていて穏やかな湖だ。

  • さらに西に向かうと、今度はモント湖のほとりを走る。北側はいたって穏やかであるが、南側には奇妙な形の岩峰がそびえていた。

    さらに西に向かうと、今度はモント湖のほとりを走る。北側はいたって穏やかであるが、南側には奇妙な形の岩峰がそびえていた。

  • モント湖から分かれて南に走り、ヴォルフガング湖の西岸にあるザンクト・ギルゲンの街に出る。湖半のホテルでお茶したあと、再びロープウェー(テレキャビン)で山頂に上がる。写真は、テレキャビンの中から撮影したヴォルフガング湖。

    モント湖から分かれて南に走り、ヴォルフガング湖の西岸にあるザンクト・ギルゲンの街に出る。湖半のホテルでお茶したあと、再びロープウェー(テレキャビン)で山頂に上がる。写真は、テレキャビンの中から撮影したヴォルフガング湖。

  • 山頂から見下ろしたヴォルフガング湖。写真中央の湖畔の街は、ザンクト・ヴォルフガング。最初にザルツカンマーグートを訪れたとき、この街の湖畔のホテル(白鳥亭)に泊まった。

    山頂から見下ろしたヴォルフガング湖。写真中央の湖畔の街は、ザンクト・ヴォルフガング。最初にザルツカンマーグートを訪れたとき、この街の湖畔のホテル(白鳥亭)に泊まった。

  • シャフベルグ山とヴォルフガング湖。シャフベルグ山は、映画サウンド・オブ・ミュージックの冒頭のシーンの撮影地として有名。前回は登山鉄道で上った。写真では穏やかな山容であるが、反対側は絶壁となって切れ落ちていた。<br />

    シャフベルグ山とヴォルフガング湖。シャフベルグ山は、映画サウンド・オブ・ミュージックの冒頭のシーンの撮影地として有名。前回は登山鉄道で上った。写真では穏やかな山容であるが、反対側は絶壁となって切れ落ちていた。

  • 山を降りた後さらに西に向かい、ハラインを経て、ドイツのベルヒテスガーデンに向かう。ハラインの手前で、すばらしいロケーションに出会うが(写真)、適当なホテルが見つからず時間だけ費やしてしまった。ベルヒテスガーデンに着いて、道すがら片っ端からホテル・ペンションをあたるがどこも満室で、暗くなってからようやく空いているペンションを見つけて泊まる。

    山を降りた後さらに西に向かい、ハラインを経て、ドイツのベルヒテスガーデンに向かう。ハラインの手前で、すばらしいロケーションに出会うが(写真)、適当なホテルが見つからず時間だけ費やしてしまった。ベルヒテスガーデンに着いて、道すがら片っ端からホテル・ペンションをあたるがどこも満室で、暗くなってからようやく空いているペンションを見つけて泊まる。

  • 10月8日、ベルヒテスガーデン随一の展望台の鷹の巣に向かう。途中からは、バスで鷹の巣の入り口(写真)まで行く。入り口からエレベータで上がると山荘に出た。ここはかつてヒットラーの別荘だったところだ。<br />

    10月8日、ベルヒテスガーデン随一の展望台の鷹の巣に向かう。途中からは、バスで鷹の巣の入り口(写真)まで行く。入り口からエレベータで上がると山荘に出た。ここはかつてヒットラーの別荘だったところだ。

  • 鷹の巣からの眺望。中央の山はヴァッツマンで、その左はケーニッヒ湖。ベルヒテスガーデンも二度目であるが、前回は天気が悪く何も見えなかった。今回ようやく晴天に恵まれラッキーだ。しかし、しばらくすると天気は下り坂になり、山を下るころには青空が消えてしまった。

    鷹の巣からの眺望。中央の山はヴァッツマンで、その左はケーニッヒ湖。ベルヒテスガーデンも二度目であるが、前回は天気が悪く何も見えなかった。今回ようやく晴天に恵まれラッキーだ。しかし、しばらくすると天気は下り坂になり、山を下るころには青空が消えてしまった。

  • 鷹の巣から下りて、ケーニッヒ湖に向かう。船で湖の中ほどにある聖バルトロメー僧院まで往復する。この船はエンジンがなくとても静かだ。

    鷹の巣から下りて、ケーニッヒ湖に向かう。船で湖の中ほどにある聖バルトロメー僧院まで往復する。この船はエンジンがなくとても静かだ。

  • 船乗員がトランペットを奏でると、そのこだまが聞こえてきた。

    船乗員がトランペットを奏でると、そのこだまが聞こえてきた。

  • 聖バルトロメー僧院。ケーニッヒ湖のシンボルでもある。背後にはヴァッツマンの岩壁がそびえるが、残念ながら上のほうは雲で隠れていた。

    聖バルトロメー僧院。ケーニッヒ湖のシンボルでもある。背後にはヴァッツマンの岩壁がそびえるが、残念ながら上のほうは雲で隠れていた。

  • ケーニッヒ湖をあとにして、さらに西に走り、再びオーストリアに入る。途中の道の景色も良かった(写真)。

    ケーニッヒ湖をあとにして、さらに西に走り、再びオーストリアに入る。途中の道の景色も良かった(写真)。

  • オーストリア領にはいってまもなくローファーの街に入る。ローファーは、険しい岩峰にとり囲まれた静かな街である(写真)。前回は通り過ぎただけだったが、今日はここに宿をとることにした。インフォメーションで紹介してもらったホテルにチェックイン。やや街外れにあるリゾートホテルで、部屋がとても広かった。<br />

    オーストリア領にはいってまもなくローファーの街に入る。ローファーは、険しい岩峰にとり囲まれた静かな街である(写真)。前回は通り過ぎただけだったが、今日はここに宿をとることにした。インフォメーションで紹介してもらったホテルにチェックイン。やや街外れにあるリゾートホテルで、部屋がとても広かった。

  • 10月9日、予定ではグロースグロッコナー経由でドロミテに入ることにしていたが、天気予報が思わしくないので、直接イタリア側に抜けることにした。ローファーから西へ向かい、ザンクト・ヨハンから南に分かれてキッチュビールを通り、峠を越えて有料のフェラータウエルントンネルを抜け、東チロル地方に入る。メインルートはリエンツ経由だが、以前に通っているので、今回は手前のフーベンからデフェレッゲン谷を入ることにする。途中の道路わきに、ミニチュアのような教会があった(写真)。<br />

    10月9日、予定ではグロースグロッコナー経由でドロミテに入ることにしていたが、天気予報が思わしくないので、直接イタリア側に抜けることにした。ローファーから西へ向かい、ザンクト・ヨハンから南に分かれてキッチュビールを通り、峠を越えて有料のフェラータウエルントンネルを抜け、東チロル地方に入る。メインルートはリエンツ経由だが、以前に通っているので、今回は手前のフーベンからデフェレッゲン谷を入ることにする。途中の道路わきに、ミニチュアのような教会があった(写真)。

  • 谷奥に入っていくと、徐々に上り坂になり、やがて峠に到着した。写真は峠からイタリア側を見た風景。紅葉の樹海の中に小さな湖が見えた。

    谷奥に入っていくと、徐々に上り坂になり、やがて峠に到着した。写真は峠からイタリア側を見た風景。紅葉の樹海の中に小さな湖が見えた。

  • 峠から下ろうとしたら、手前に車が止まっている。道路脇の看板(写真)を見ると、時間帯で一方通行になっている。一時間の中で最初の15分だけ通行できるようだ。仕方なくしばらく休憩してから峠を下る。

    峠から下ろうとしたら、手前に車が止まっている。道路脇の看板(写真)を見ると、時間帯で一方通行になっている。一時間の中で最初の15分だけ通行できるようだ。仕方なくしばらく休憩してから峠を下る。

  • 峠からの下り道は、ほとんどすれ違い不可能な狭いヘヤピンカーブになっていて(写真)、徐行運転で下る。前を行く車はあっという間に見えなくなってしまった。

    峠からの下り道は、ほとんどすれ違い不可能な狭いヘヤピンカーブになっていて(写真)、徐行運転で下る。前を行く車はあっという間に見えなくなってしまった。

  • ヘヤピンカーブを下り終わると、峠から見えた湖のほとりに出た。なかなかきれいな湖だ。<br />

    ヘヤピンカーブを下り終わると、峠から見えた湖のほとりに出た。なかなかきれいな湖だ。

  • さらに下ると広々としたアルプに出た。小さな教会がぽつんと建っていて、絵になる風景だったので撮影(写真)。その後、ドロミテの北の入り口のドッビアコまで下り、街中のペンションに泊まる。(オーストリアドライブ旅行(2)へ続く)<br />

    さらに下ると広々としたアルプに出た。小さな教会がぽつんと建っていて、絵になる風景だったので撮影(写真)。その後、ドロミテの北の入り口のドッビアコまで下り、街中のペンションに泊まる。(オーストリアドライブ旅行(2)へ続く)

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