上海★大韓民国臨時政府址～韓国愛国志士の抗日活動の基点～

2009/11/14 - 2009/11/14

香港で購入した上海のガイドブックに載っていて、
いつかは行きたいと思っていた「大韓民国臨時政府址」に行ってきました。

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○　大韓民国臨時政府について　○
1910年に韓国が日本の植民地となり、1919年独立運動が起こると
世界各地で韓国人が「大韓民国臨時政府」を組織しました。
上海の臨時政府は、地下組織として活動し、
1926年フランス租界だった馬浪路（現・馬当路）普慶里を活動の拠点としました。

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場所は新天地のすぐそば。
黄陂南路駅から馬当路を歩いて5分ほどの場所にあります。
周囲の小さな衣料品店やお土産物屋さんにも韓国語がちらほら。
韓国人ツアー客が必ず訪れる場所のようで、
大きな韓国人ツアーバスがとまっていました。

まずはチケット購入。
早速韓国語で「何枚？」と聞かれました。
15元で1枚チケットを購入し、中に入ると、
まずビデオを見るように言われました。

早速ビデオ室へ。
入ったら、すごい人。
全部韓国人観光客でした。
しかもビデオ韓国語…

ビデオ鑑賞が終わり、臨時政府のあった建物内へ。
臨時政府が使用していた韓国の国旗が掲げられていたので
写真を撮ろうとしたら、
「写真は撮らないで下さい」とまた韓国語で注意されました。

説明員のお姉さんが丁寧に説明してくれましたが、
もちろん韓国語…
とりあえず、韓国に留学していたのでわかりましたが、
もし韓国語がわからなくて、日本人だとばれたら、
かなりアウェーで気まずいような気がします。
ある意味、上海で一番韓国っぽい場所かもしれません…？

館内の1階には会議室（太極旗が掲げられている）、厨房、
2階には寝室、事務所がありました。

ここは、歴代の韓国大統領も訪れている場所なのだそうです。
日本人だとばれないかヒヤヒヤしながらも（？）
一通り展示の見学を終えました。

===　大韓民国臨時政府址　===
盧湾区馬当路306弄4号
入場料：15元
開館時間：9：00-17：00（月曜日は9：00-12：30）

エリア 上海(中国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

参観の際の注意事項も中国語と韓国語表記。

「個人で参観する場合は、身分証明書を提示」と
書かれていたので、日本のパスポートは出しにくいな〜と
ドキドキしながら行ったのですが、提示は求められませんでした。

チケット売り場の脇にある、普慶里の門をくぐります。

門をくぐったあと撮影。右側が門。

大韓民国臨時政府址

ドキドキでしたが、ひとつの歴史を色々な立場・角度から見る、という点では、勉強になったと思います。

帰りに、お気に入りのメキシコ料理屋に寄って、タコスを食べて帰りました…