2009/09/18 - 2009/09/28
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takkunnさん
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モスクワを出航してから、「ウグリッチ」に向けて、266キロをゆっくりと約22時間のクルージングです。「Uglich (Russia)」ヤロスラヴリ州にある古都で、人口約4万人位の小さな町です。
リューリック王朝のドミトリーに関する、「聖ドミトリー教会」や「復活聖堂」などを見学します。
また、初の女性宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワさんは、東へ約100キロ離れた町ヤロスラブリの出身。テレシコワさんが宇宙から呼びかけた「ヤーチャイカ(私はカモメ)」からとった「チャイカ」という名の時計工場があり有名ですが、現在は閉鎖されているそうです。
女性宇宙飛行士については下記でご覧下さい。
http://jp.rian.ru/analytics/science/20080618/110990533.html
ウグリッチの場所は下記で確認して下さい。
http://maps.google.co.jp/maps?t=h&hl=ja&ie=UTF8&ll=57.536376,38.291302&spn=0.157377,0.700378&z=11&brcurrent=3,0x0:0x0,1
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 船
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
途中で見た教会です。
場所は下記で。
http://maps.google.co.jp/maps?t=h&hl=ja&ie=UTF8&ll=57.346533,38.039818&spn=0.079098,0.350189&z=12&brcurrent=3,0x0:0x0,1 -
避難訓練です。
一箇所に集まる場所が無いので、各人の部屋の前で待機します。
係員が来てチェックしていきます。 -
「ウグリッチ」到着時に民族衣装を着た女性が歓迎してくれます。。
パンと塩を振舞ってくれます。
昔からの風習で、貴重な食べ物だったようです。
一段落した時に記念に撮りました。 -
港から林を抜けるまでの200メートル程の間、
露天土産店がずらりと並んでいます。 -
露天土産店を左右に見ながら教会へ行きます。
-
教会へ行くまでの途中から見たクルーズ船。
-
「ウグリッチ」での観光のメインの1つである
「血の上のドミトリー教会」が見えてきました。 -
歩いて約15分位で「血の上のドミトリー教会」に到着。
「Uglich (Russia)」 -
「血の上のドミトリー教会」
イワン雷帝の死後、1584年、3歳の息子ドミトリー・イヴァノヴィチが、ウグリッチに幽閉された。
そして10歳の時、喉を切られて宮殿中庭で死亡。
公式の調査では事故死だが、摂政ボリス・ゴドゥノフが暗殺したとの説が多い。
ドミトリーがリューク朝唯一の後継者のため、その死と王家断絶はロシアに大混乱を巻き起こし、偽ドミトリー1世・偽ドミトリー2世・偽ドミトリー3世と3人も出たのである。
その後1690年ドミトリーが死んだ場所に、小さい聖堂を建てたのである。 -
横の入り口から入り、内部の壁に書かれた絵を鑑賞します。
内部の壁・天井に「天地創造」と「ドミトリー殺害」を物語とした、フレスコ画が描かれている。
かなり傷んだ所や、薄くなって見にくくなっている所が多い。
フレスコ画とは、
通常は、砂と石灰を混ぜて作った漆喰で壁を塗り、生乾きのうちに、水または石灰水で溶いた顔料で、絵を描く方法です。
耐久性に優れ長期間(数百年〜数千年)保たれます。
日本の高松塚古墳の壁画も同じような技法です。
また乾燥した漆喰の上に描く方法もあり、卵・ニカワ・石灰カゼイン等を顔料に溶かして描く方法ですが、発色や耐久性に劣る。 -
壁には、ドミトリーが殺害された状況、その後の経過の歴史を克明に描いたフレスコ画で埋め尽くされています。
地元の専門ガイドが案内してくれます。 -
内部には、フレスコ画の他、イコンが張られた祭壇が見られます。
-
1480年の建設され、ドミトリーも住んでいた公館で、現在残っているのはその一部である。
この階段を降り、中庭に出たところで死亡したと言われている。
「Uglich (Russia)」 -
「復活大聖堂(救世主変容大聖堂)」
スパソ・プレオブラジェンスキー聖堂。
18世紀に建設されたもので、内部は見事なイコノスタスです。
「Uglich (Russia)」 -
「復活大聖堂(救世主変容大聖堂)」の内部には、
イコン(聖像画)がびっしりと貼り付けられて、見事なもので、イコノスタス又はイコノスタシスと呼ばれる。
イコンとは、極端に言えば、天国と現世を区切る壁画と解釈しますが?。 -
祭壇のイコン。
-
ボゴヤヴェレンスキー教会は、1814年から1827年の間に建設され、現在は歴史博物館として、多くの観光客が訪れている。
-
博物館内で、4人組の綺麗なハーモーニーを聞きました。
-
突然このような写真で申し訳有りません。
男子用有料トイレ内の様子です。
なぜか便座が無いのです。
小なら問題なしだが、大の時はどうするの?
観光地には、無料トイレはほとんど無いので、
小銭を必ず用意して下さい。
(10〜20ルーブルです)
1ルーブルは大体4円として計算して下さい。
2002年頃の留学生のトイレ事情。
http://f4.aaa.livedoor.jp/~russianr/essay/toilet.htm -
町中に有る「主の洗礼(ボゴヤフレンスキー)女子修道院」
1853年に建築された。
「Uglich (Russia)」 -
ロストフ通りにある、1818年頃建築の「セオドア教会」
かなり荒廃してきている感がある教会である。
「Uglich (Russia)」 -
町中のロストフ通りにひっそりとたたずむ教会。
1700年頃建築の「スモレンスク教会」
「Uglich (Russia)」 -
ウグリッチの商業の中心だったウスペンスカヤ広場、左の建物は、ウスペンスカヤ・ホテル、右の建物はウグリッチの市役所。
-
ウグリッチの市立図書館またはコミュニティーセンター。
あやふやで申し訳無し。 -
帰りも露天商の前を通りながら帰船します。
ウグリッチの水は安くて美味しかったです。
5リットルで50ルーブル(200円位)
船の水は、少し色が付いてるので飲むのはチョット?。
水を乗船前に買っておくと良いでしょう。
船内にも売っていますが、少し高いです。 -
桟橋には、いつも2隻づつ着岸しています。。
シーズンになると3隻になるそうです。 -
船着場から見た「血の上のドミトリー教会」
-
船上から見るとこのようになります。
左が「血の上のドミトリー教会」
右が「復活大聖堂(救世主変容大聖堂)」 -
小さな我が家355号室です。
入り口から見た部屋です。右手前が冷蔵庫です。
ベッドは折畳み式で、幅は70センチ位、長さは180センチ位と小さい。
177センチの私、足を曲げて寝ますが、途中目が覚めた時、足を伸ばして当たったのでしょう、冷蔵庫の扉が開いてました。
起きる時、気をつけないと棚に頭をぶつけます。
2回当てました。
ベッドの下には、スーツケースが入らないので、左側のベッドの足元に2個置けます。 -
小さな我が家355号室、窓際から見た入り口側。
右側にトイレとシャワー、左側にタンス(幅約80センチ両開きの扉)、手前白いのは冷蔵庫、ベッドの端が見えてます。
タンスの入り口側に、壁に小さい鏡。
鍵は1つだけですので、少し不便です。
船首から数えて3番目の左側です。 -
ベッド脇の棚。奥行き20センチ。
枕は、なぜか三角、どこに頭を乗せるの?
窓の外は、一般の通路ですから、中が丸見えです。
岸まで4〜5メートル位。 -
洗面所には、歯磨粉と歯ブラシ、小さい石鹸、バスタオル・ハンドタオルが用意されてました。
部屋は毎日清掃され、新しいタオルが用意されます。
シャワーは、洗面台に蛇腹式の蛇口が有りますので、これを利用します。
壁の固定式シャワーよりも、使い易いです。
カーテンが有りますので、割と広く使えました。
お湯はいっときに使われると、温度が下がるときが有りますで注意が必要です。
水は、飲料水としての利用は止めたほうが良いと思います。何故なら少し茶色く色が付いているからです。
乗船前に用意しましょう、私は成田空港税関終了後に、小さいのを2本購入持参しました。
モスクワ空港では、時間的に購入は無理でしょう。
船内で購入すると、2リットルが約440円です。 -
案内板(エレベーターは有りません)
1階に、サウナ(予約制)、利用しませんでした。
2階に、客室、フロント・医務室・売店、出入り口。
3階に、客室、ボルガ・レストラン(全員使用)、
ラドーガ・バー(喫茶店)。
4階に、客室(スイート・一般客室)・
ネバ・レストラン(今回使用せず)
クレムリン・バー(アルコール)。
5階に、ラフマニノフ・ホール・シャワー・救命具。
-
衛星電話が設置されています。
-
2階後方の売店です。
客が入ってませんでした。
人の通り道でないためでしょう。 -
3階通路の椅子・テーブルで民芸品を販売。
階段のそばですので、2階の売店より売れるようです。 -
3階の売店でケース内には、指輪・ネックレス・琥珀等の商品が展示販売されてました。
通路の椅子・テーブルの上では民芸品を販売。 -
美容室ですが、営業してませんでした。
-
船には、プールもジャグジーも有りませんが、なぜか甲板に(5階)シャワーが二個も設置。
サウナが1階に有りますが? -
レストランのテーブルセッティング状況。
前日残しのワインは、翌日出してくれます。
ビールは、110ルーブルですが、ミネラルウォーター2リットルが110ルーブルと同じ料金。
ワインは、15ユーロからで、ルーブルよりもユーロで清算を希望してきます。 -
夕食、前菜。
-
夕食、スープ。
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夕食、主菜。
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夕食、デザート。
あとは、コーヒーか紅茶。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- カメちゃんさん 2009/12/03 11:05:46
- トイレ事情
- ロシアの教会・寺院の形はとても美しくて、子供の絵本の姿そのものですね。
そんな建物が一つか二つ程度ならともかく、たくさんあるのですから文化の違いって面白いですね。
そんな美的感覚のある民族が、ことトイレとなるとどうしたんでしょうかね??
便座のないトイレでどうやって用を足すのか?? ハタと困ってしまいますね。
「フォーレンダム号」の北太平洋横断クルーズの時もそうでしたが、最近の私はお腹の調子がイマイチの時が多いので、トイレ事情が気になってきました(-_-;) ましてや、カミさんも使うとなればもっと心配ですね〜(*_*)
トイレ事情って、旅行前に知りたいことの一つなのに「下ネタ」と思われやすいのか、情報としてはあまり詳しくないですよね。現地に行ってから慌てふためくなんて、いやですからね(^_^;)
3年前のモスクワ→ロストフ間のボルガ川クルーズは船会社側の事情でキャンセルされたのですけど、このようなトイレ事情を見ると、より内陸地を行くクルーズだけにキャンセルされて正解だったかと思ってしまいます(^_^;)
それにしても宇宙ロケットを飛ばしている国のトイレがこれなんて、行政当局はいったい何をやっていたのかと考えてしまいますね。 メキシコの観光地では、2004年時点に較べてトイレの改善が進んでいましたけど、ロシアの今はどうなんでしょうかね。
ところで、ご乗船された船のトイレは問題なかったですよね?? シャワー付きではなかったかも知れませんが?
来春には行ってみたいと思っているケルン→バーゼルのクルーズは、日本の会社の船なので安心かなと思っています。
きょうは心配なトイレの話になってしまいましたけど、ボルガ川クルーズも是非行ってみたいものと思っています。
それでは、また・・
カメちゃんより
Ps.
娘の結婚式等でバタバタしてしまい、ちょっとご無沙汰しました。
来週中には、娘の結婚披露宴を載せようと思っています。掲載できましたらご笑覧下さいね。
- takkunnさん からの返信 2009/12/03 19:12:43
- RE: トイレ事情
- カメちゃんさんへ。
日本人の「侘び・寂び」とは美的感覚が違うのでしょう。
より美しく、より綺麗で、より優雅な建物を見てもらうことが、肝心なようです。
主な観光地を巡るだけでも、沢山の建物を見ることが出来ますが、車中や遠くにも多く見ることが出来ました。
短い日数の団体旅行では、これ以上見るのは無理でしょう。
ただ個人旅行では、まだ制約が有り自由に見て回ることが出来ないようです。
トイレ事情を出発前から心配しておりました。
ネットでロシア語の「トイレは何処ですか?」を調べ、10枚ほど印刷して持って行きました。
ガイドさんが適宜案内してくれたので、ほとんど不便は感じませんでしたが、2回ほど利用しました。
有料トイレは、ほとんど便座が無かったようです。
観光地の建物内でも、トイレは少ないので気を付ける必要が有ります。
クルーズ船内は、大丈夫です、ちゃんと便座が有ります。
暖房便座では有りませんし、ウオシュレットでも有りません。
基本的には寒い国ですから、せめて暖房便座だと良いと思うのですがね。
日本のトイレの良さが判ると改善されていくと思います。
洗面台が、格納式の延びる蛇口になってまして、手持のシャワーになります。
全体に長いカーテンで丸く囲って利用しますので、壁取り付けのシャワーブースよりは利用しやすいです。
ただしお湯がぬるくなる時がありました。
船内の貯湯タンクが小さいからだと思います。
ロシアのクルーズ船は、水門の広さや長さの関係で、ほぼ同じような大きさですから、内陸地を行くクル−ズでも問題は無いと思います。
勝手にキャンセルされたのは、非常に残念でしたね。
次回予定しておられるケルン〜バーゼルのクルーズは確かデラックスに類する船だと思いますので、参加されて十分に楽しんで来て下さい。
お嬢さんの結婚披露宴のブログ楽しみにお待ちしております。
有難うございました。
takkunnより
-
- まみさん 2009/11/26 08:34:38
- 女子トイレにも便座がないですよー@
- って、一緒に行かれた奥様かな?にお聞きかもしれませんが。
でもトイレ自体はかなりきれいですね。
きれいですねーウグリチ。
知らなかったです。
血の上の教会ってサンクトペテルブルクにもありますが、ここにもあるのですね。
命名がなんとも。。ロシア的流行?
- takkunnさん からの返信 2009/11/26 20:47:37
- RE: 女子トイレにも便座がないですよー@
- まみさんへ
ご覧いただき有難うございます。
便座が無いのは合理的だからでしょうか?
中腰での利用は短時間で済ます、腰を浮かすので衛生的等でしょうか?
代金の徴収係員が居るので、時々掃除するのでしょう。
領収書も呉れます。
ウグリッチの「血の上の教会」は、デミトリー皇太子が1591年に
殺害された跡地に、1690年に建設されました。
一方サンクトペテルブルグの「血の上の教会」は、
皇帝アレクサンドル2世が1881年に暗殺された跡地に、
1907年に建設されました。
建設された時期が、200年以上もの違いが有ります。
命名は、そのものズバリですね。
ウグリッチの紋章は凄いですよ。
手にナイフを持ったデミトリーが描かれています。
続きが有りますので、また見て下さいね。
ありがとう。
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