台北をぶらぶら歩く (2)

2009/08 - 2009/08

台北の街をぶらぶら歩いてみた。これという目的もなく、時間的に十分余裕があったので、カメラ片手にあちこちを歩き回った。

エリア 台北(台湾)

ビルの向こう側に台北101の大きな建物は見えるが、そここから歩いても2〜3分のところにかなり広い畑があり、耕している人がいる。台北の中心部にこんな空き地があり、しかも、畑として利用されているのには驚いた。

その近くに「歴史建物保存公園・四四南村」がある。その中には「香村文物館」なるものがあり、何か催しものが行われているようなので、中をのぞいてみた。

写真展が行われていた。台湾中の著名な写真家が参加しているようで、新聞やテレビの取材班などが来ていて、なかなかにぎやかであった。

この一角は周囲に大きな高層ビルが林立していながらも、昔の台北の姿をとどめている。

壁に貼られている文字は次の２つと同様、それぞれの文字の中にはいくつかの字が組み合わされている。お分かりになりますか。
これは「招財進寶」という４つの文字が組み合わされています。

これといって特別何でもない窓であるが、思わず撮ってしまった。

これは建物の壁に掲げられている注意書きであるが、中国語の下に書かれているのはどこの国の言語なのだろうか。

畑を耕している人たちの姿が見えるが、その向こうには大きなビルが立っており、右側の建物は台北世界貿易中心である。

この学校は日本の統治時代には、台北一中という名前の学校であったが、現在は建国中学校となり、台湾では大変な名門校である。

校門を入ると堂々としたレンガ作りの校舎があり、その前には蒋介石の銅像が立っている。

台北植物園には見事な椰子の木の並木道があり、散歩などの折にはぜひとも訪ねてみたいところである。

植物園内にはスイレンが自生している大きな池があり、たくさんの花が咲いているのが見ることができる。

台北近郊の温泉地に出掛けてみた。MRT士林駅からバスで30分位のところにある「皇地温泉」である。山間の静かなところにあり、ここが台北市内とはとても思えないところだ。

この温泉には旅館が数軒と共同浴場があり、他には何もない小さな温泉地で、川のほとりには露天風呂もある。

私が行ったのは御膳館という温泉と食事だけのところで、宿泊設備はない。ここには大きな屋外風呂があり、たくさんの人が訪れていた。

これはMRT南京東路駅の近くにある「台北アリ−ナ」の建物で、スケート、水泳、室内競技等の体育センターである。夜になると、ライトアップされて大変美しい。

この純和風の建物は、日本統治時代には梅屋敷という料亭だった。中華民国の国父といわれる孫文が台北に来た時に宿泊したことを記念して「國父史蹟記念館」となった。

建物を含めて周囲がきれい手入れされ、館内には孫文ゆかりの遺品が展示されている。

見ごたえのある記念館であるにも拘わらず、訪れる人がほとんどいないのは少々残念である。

台北駅のすぐ近くにインド人街ともいえるような一角がある。インド料理店や雑貨店、スーパー等があり、インド人の姿が見らる。

このあたりではチベツト人らしき人々の姿もよく見かける。

この旅行記へのコメント （2）

• ayon peさん 2009/11/26 16:50:54

  建国高級中学校

  ここに写した学校は、日本時代の有名な台北一中です。
  
  終戦後、建国中学校と改名され、今では北一女＜女子校＞と並んで進学の有名校です。

  World Travelerさん からの返信 2009/11/27 20:24:56

  RE: 建国高級中学校

  ayon peさん、はじめまして。
  建国中学校の写真を撮ったのは偶然です。この学校の前にある歴史博物館と台北植物園へ行った帰りに、撮ったものです。ただ、昔は日本の学校だというのは知っていましたが、名前までは知りませんでした。
  ありがとうございます。
  
  World Traveler