ヘルシンキ・パリ旅行（2009年秋）②～指輪紛失の巻

2009/10/23 - 2009/11/06

勤続10年目で2週間の休暇をいただきました。
折角の長期休暇なので行先はヨーロッパを選びました。
初ヨーロッパでわからないことだらけでしたが、いろんな人に助けられて楽しい旅になりました。

【スケジュール】
10月23日　成田　　　⇒ヘルシンキ　　　（FINAIR）
　　　24日　ヘルシンキ
　　　25日　ヘルシンキ
　　　26日　ヘルシンキ⇒パリ　　　　　　（FINAIR）
　　　27日　パリ　　　⇒サンマロ　　　　（TGV）
　　　28日　サンマロ
　　　29日　サンマロ　⇒カンカル　　　　（TAXI）
　　　30日　カンカル　⇒モンサンミシェル（TAXI）
　　　31日　モンサンミシェル⇒パリ　　　（TGV）
11月 1日　パリ
　　　 2日　パリ
　　　 3日　パリ
　　　 4日　パリ
　　　 5日　パリ　　　⇒成田　　　　　　（FINAIR）


-------★-----☆-----★-----☆-----★-----☆-----★-----☆

■ヘルシンキ・パリ旅行（2009年秋）

　◇①～迷ったら買えの巻
　http://4travel.jp/traveler/u0055252/album/10399084/
　◆②～指輪紛失の巻
　http://4travel.jp/traveler/u0055252/album/10399304/
　◇③～惚れてまうやろー!!の巻
　http://4travel.jp/traveler/u0055252/album/10400434/
　◇④～鬼軍曹!?の巻
　http://4travel.jp/traveler/u0055252/album/10400792/

-------★-----☆-----★-----☆-----★-----☆-----★-----☆

エリア パリ(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: フィンランド航空

はじめてのパリでしたので、オペラ座横で立地の良いインターコンチネンタルホテルにしました。

2ヶ月前にホームページから一番安い部屋（250ユーロ/泊　キャンセル不可）を予約しました。

部屋に入ると、お菓子と水が用意されていました。

お菓子を見てびっくり。

今回カンカルで宿泊する予定のレ・メゾン・ドゥ・ブリクール(Les Maisons de Bricourt)のフィナンシェ（焼き菓子）でした。

とってもおいしくて、会社の人あてにお土産で持って帰ったら大好評でした。

チョコレートも喜ばれましたが、このフィナンシェは一押しです。

到着後移動で疲れていたので、この日はすぐに寝てしまいました。

朝起きて窓を開けてびっくり。

オペラ座が見えるではないですか。

屋根だけでしたが、うれしくて部屋から写真をとってしまいました。

が・・・悲劇はこのあと発生しました。

この日は朝10時のTGVでサンマロへ移動の予定で、荷物をまとめ始めたところ無いのです。

奥さまの指輪が・・・。ガ━((;oﾟ△ﾟ)o━ン

チェックイン後、部屋から一歩も外に出ていないので部屋の中にあるはずなのですが。。

出発時間が迫っていて、ぎりぎりまで部屋中探し回ったのですが見つかりませんでした。

レセプションのお姉さんに事情を説明し、もし見つかったら4日後再度チェックインするのでその日まで預かっててくれるようにお願いして駅に向かいました。

TGVにはなんとか間に合い、気持ちを切り替えてサンマロへ・・・。

ブルターニュで楽しい4日間(⇒http://4travel.jp/traveler/u0055252/album/10400434/)を過ごし再びパリへ。

宿泊は先日と同じくインターコンチネンタルホテル。

チェックイン時にドキドキしながら指輪の件確認しましたところ・・・

なんと！！！

ありませんでしたー。(×Å×)

探して頂いたことのお礼を言ってチェックインを済まし、部屋に入ってびっくり。

ジュニアスイートじゃないですかあ。

広いです。

先日の部屋の3倍はありました。

4泊もこんな部屋に泊まれるなんて・・・。

一番安い部屋を予約していたのに。

あまりに哀れな僕たちを見かねたスタッフの方の心づかいだったのでしょうか。

とにかくうれしくってテンションが上がってしまいました。

さあ旅行も後半。パリを楽しみましょう。

さあ、まずはルーブル美術館へ。

VELIBにチャレンジ。

これは便利でした。

パリ滞在中の移動のほとんどはVELIBを利用し、地下鉄は一度も使いませんでした。

最初信号が日本と違って勝手がわからなかったんですがすぐに慣れました。

ホテルから5分でルーブルに到着。

この日は第一日曜日でルーブルは無料開放日でした。

入場開始30分前に行きましたが既に長蛇の列。

美術の教科書で見たことあるような・・・。

その後も続々と人が集まり入場直前にはさらに列は長くなっていました。

しかし、入場開始されるとチケット購入不要なので、長蛇の列でしたがスムーズに入場できました。

これは知ってました。

矢印に沿ってい進んでいくと・・・。

ありました。

すごい人だかりです。

ありました。

僕のカメラではこれが最大望遠です・・・。

中はとにかく広くて、歩き疲れてしまったので1時間弱で終了。

おなかがすいたのでルーブルがみえるカフェで遅い朝食。

初めてエシレバターを食べました。

おいしくってびっくり。

日本に帰るときエシレバター買って帰ればよかったです。

次回は忘れず買って帰ろう。

その後、自転車でシャンゼリゼ通りへ。

しかし、小雨が降ってきて、日曜日だったので多くのお店が閉まっていたので早々にバスでホテルに帰りました。

ホテルの近くの劇場でミュージカル「ライオンキング」がやっていたので行ってみると、丁度開演30分前でした。

当日券があるか聞いてみると95ユーロ/人の席ならある。とのことでした。

高い。ﾉ(￣０￣;)\ｵｰ!!ﾉｰ!!!!

日曜日だし雨も降っていてどうしようかなあと思っていたところだったので思い切って購入してみました。

席はなんと！

最前列でした。

演者一人一人の顔は勿論、汗まで見えるくらいでした。

迫力満点。

演者の多くは黒人さんで、皆さんすごい肉体。

特にシンバの大胸筋、上腕筋は尋常じゃなかったです。

歌はもちろんフランス語でしたが、日本で一度見たことがあったので内容は理解できました。

劇の合間に売り子さんがグッズを売って回っていました。

甲子園か!!!

劇団四季のライオンキングもすごく感動しましたが、こちらも負けないくらい良かったです。

是非お勧めです。

それほど大きくない劇場でしたので後ろの席でも十分楽しめると思いました。

⇒http://www.leroilion.fr/

翌朝6時に目覚めると小雨でした。

今日も雨かあ　(〃´o｀)=3 ﾌｩ

とがっかりしながら、小雨の中、朝食用のパンを買いに行きました。

ホテルに帰り買ってきたパンを食べ終わると・・・。

晴れ間が出てきたではないですか!!

さあお出かけしましょう!!

もちろん自転車で。

自転車で15分くらいで念願の凱旋門。

雲ひとつないぢゃないですか!!

こんなに晴れるなんて。

朝起きた時には想像もできませんでした。

想像してたよりでっかいです。

もちろん上りました。

凱旋門から見たエッフェル塔。

凱旋門から見たシャンゼリゼ。

快晴の中、ゆっくり景色を堪能した後下りました。

度々ユニクロの広告を見ました。

オペラ座横のユニクロでは日曜日に行列ができていたし、ユニクロの紙袋を持った人もたびたび見ました。

どうやら流行っているようです。

確かに冬のパリではヒートテックは必須かも。

さてつぎはエッフェル塔へ。

VERIBないかなあ

と探していると・・・

男前なフレンチブルドッグを発見。

うめこの彼氏になってくれませんか？

首輪がよく似合っています。

velibを見つけなんとかエッフェル塔に到着。

お目当てのタイ料理屋さんが閉まっていたので、パン屋さんでパンを買って公園で食べました。

すると、鳩とすずめがたくさん集まってきました。

人に慣れすぎなような気が・・・。

お腹いっぱいになりました。

が、、、

いやな雲が・・・

このあと雨が降ってきました。(￣▽￣;)!!ｶﾞｰﾝ

パリの天気はこんなにも変わりやすいなんて・・・

タクシーを拾って、ボンマルシェでぶらぶらしました。

ボンマルシェでぶらぶらしていると雨は上がっていました。

200年以上も続くパリで最も古いパン屋さんPoilane
（ポワラーヌ）でエコバッグとビスケットを買いました。

その後、patisserie Sadaharu AOKI parisに行きましたが定休日でした。

後から気付きましたが、PoilaneもSadaharu AOKIもわざわざここまで来なくてもホテル近くのギャラリーラファイエットで購入できるのでした。　(￣Д￣;)

さあ、この日の夜は楽しみにしていたオペラ座でのバレエ鑑賞。

今までバレエなんて見たことないのに・・・。

オメカシして行ってみました。

すごいです。

なんて豪華なんでしょう。

さあ、開演時間が近づいてきたのでバルコニー席へ、

がしかし!

入ってみると、一人の紳士が僕たちの席に座られているじゃないですか!!

恐る恐る「エクスキュゼモア？」

と僕たちのチケットをみせると、紳士も同じ席のチケットを持っておられたのです。

まさかのダブルブッキング!?

とそのとき係員が来られチケットを確認。

係員は笑顔で僕たちに向って「アップステア」

そうです。僕たちの席はこの席のちょうど真上だったのです。

紳士に謝ると笑顔でうなずいてくれました。

皆様ご存じかと思いますが、こちらの2階席は日本でいう3階になります。勉強になりました。。

気を取り直して、正しい席へ。

中はこんな感じでした。

この日のバレエは「ジュエルズ」。

初めてのバレエでしたが見とれてしまいました。

貴重な経験でした。

今回チケットはオペラ座のホームページから予約しました。（バルコニー席：85ユーロ/人）

座席を指定して購入でき、購入後チケットは日本までAIRMAILで送付してくれます。

バレエに興味がない方でもいい思い出になると思います。

日本でバレエを見るよりずっと安いそうです。

パリにいかれる際には是非おすすめです。

つぎはオペラを見てみたいなあ。

⇒http://www.operadeparis.fr/cns11/live/onp/

いつも夜は出歩かない二人ですが、バレエでテンションの上がった二人は、23時前にもかかわらずライトアップを見に凱旋門へ。

夜はさすがに寒くて自転車は少しつらかったです。

寒くて途中帰ろうかと思いましたが、想像以上に美しくて来てよかったです。

帰りはたまらずタクシーで帰りました。。

24時過ぎにホテル帰った二人は疲れて泥のようにに眠りました。

翌日は1日中雨でした。。。

仕方なくホテル近くのギャラリーラファイエットでショッピング。

ここでヘルシンキでの教訓「迷ったら買おう」が炸裂し、奥さまは迷っては次から次に購入されました。

僕のカードで・・・・。

「日本で買うより○万円安い。」を口癖に。

次から次に。

僕のカードで・・・・。

奥さまはご機嫌でした。

指輪の件からはすっかり立ち直っておられるようでした。

何よりです。

（この日、写真は撮っていませんでしたのでコメントと写真は関係ございません。）

長かった初ヨーロッパ旅行もあっという間に終わってしまいました。

楽しかったことも、失敗したことも僕たちの記憶にばっちり残りました。

失敗は次に活かしましょう。