ROC観戦&北京観光の旅3日目その4

2009/11/04 - 2009/11/04

レースオブチャンピオンズ終了後は北京最後の夜ということで、みんなで食事に行くことになりました。

エリア 北京(中国)

決勝はM.エクストロームとM.シューマッハという2007年の決勝と同じ顔合わせとなりました。決勝は3回走って、2勝した方がチャンピオンとなります。1回目はバギータイプのROCカーだったので、M.シューマッハが有利かと思われましたが、予想に反してM.エクストロームが僅かな差で勝利しました。

2回目は2人乗りのマシンを使用しての対決です。ここでM.エクストロームが勝利すれば2年ぶり3回目のチャンピオンとなります。M.シューマッハは2年ぶり2回目の決勝進出でしたが、良いところ無く負けてしまい、M.エクストロームのチャンピオンが決まりました。

ゴールした後のM.エクストロームは、かなり嬉しかったようで、1コーナーの少し広くなったところで、スピンターンを何度もしてバリケードにマシンをぶつけていました。

チャンピオンも決まり、表彰式の準備が始まりました。僕のいる場所からはかなり遠いので、肉眼ではっきりと見る事は出来ませんが、せっかくなので出来るだけ最後まで見て帰る事にします。

表彰式を本当の最後まで見てしまうと、エレベーターも止まってしまい、出口を探すのが大変なので、シャンパンファイトが終わったぐらいで、席を後にして出口に向かいます。

昨日よりは少し早めに席を後にしたにも関わらず、VIP席があるフロアの係員はほとんど姿がありません。なんとかスタジアムの外に出て、他の人達との待ち合わせ場所へと急ぎます。待ち合わせ場所で全員が揃ったときには、地下鉄の最終まであまり時間が無かったので、みんなでダッシュで駅へと向かいましたが、最終には間に合わず、昨日に続いてタクシーを捕まえなければなりません。

昨日はタクシーを捕まえるのにスタジアムからかなり離れた場所まで歩いたので、今日はスタジアム近くにホテルでタクシーを捕まえる事にしました。ホテルの入り口付近には出待ちをしていると思われる人達が大勢いて、僕達がタクシーを待っている間にD.クルサードがホテルへと帰ってきました。友達が出待ちをしている人に聞いてみると、昨日はM.シューマッハも見たそうなので、レースオブチャンピオンズ関係者は全員このホテルに泊まっているのかもしれません。

スタジアム近くのホテルからタクシー2台に分乗して、食事場所へとやって来ました。Sさんによると、この店は24時間営業のチェーン店だそうです。金鼎軒という名前の通り、店の外観は金色でネオンサインがとてもきらびやかに光っています。

店の中に入ると、正面に仏像が飾られています。時間は夜の12時を回っているというのに、入り口付近は食事が終わって店を出る人、これから食事をするために中に入る人で賑わっています。

店内にはかなりの座席があるのですが、地元の人だと思われる人達で、ほとんどの席が埋まっています。また店の奥にはステージがあり、生演奏を行っているようです。

僕たちは7人のグループだったので、一つのテーブルで収まるように個室のような所に案内されました。個室と言ってもパーティションで仕切ってあるだけで、上は素通しのままです。なので生演奏の音も聞こえてきて、会話がなかなか成り立ちません。この演奏は途中休憩はあるものの、僕たちが店を出るまで続いていました。

ビールを注文したところ、緑色食品というメーカーの純生というビールが出て来ました。日本のビールと比べると、見た目の色がかなり薄いようです。僕はお酒を飲まないため、烏龍茶を飲んでいたので、どんな味だったのかは分かりませんが・・・

料理の注文はSさんに全てお任せで何品か頼み、美味しい物があったら追加で頼む事にしました。これは鶏の足に衣を付けて揚げ、甘辛く煮込んだ感じの料理でした。足なので肉を食べると言うより、ゼラチン質の部分を食べる感じでした。

中にエビの入った小籠包です。この店は小籠包が有名なようで、これはとても美味しかったです。

エビの天ぷらです。これもエビがプリプリしていて、とても美味しかったです。

春巻きもとても美味しかったです。

肉が入った小籠包です。肉汁があつあつでヤケドしそうになりましたが、とても美味しく何個でも食べられそうでした。

このスープはとても美味しかったのですが、何のスープだったか忘れてしまいました。これら以外にはラーメンを頼みましたが、ラーメンは日本のインスタントラーメンのような味でした。ちなみにそれなりに美味しかったですが・・・

店に入って1時間半ほどで、みんなお腹も一杯になったし、時間ももうすぐ午前2時が来るので、今日はお開きと言う事になりました。支払いの際にレシートを見てみると、7人で359元でした。散々飲み食いしたにも関わらず、1人あたり日本円で850円という安さでした。これにはみんな満足して店を出ました。

午前2時を過ぎているので、帰りの足は当然タクシーしかありません。同じ方向に帰る何人かと同乗し、ホテルまで帰ってきました。明日はチェックアウトして空港に行かなければならないので、かなり遅い時間ですが、荷物の整理をしなければ寝る事が出来ません。

荷物の整理をした際に今回のレースオブチャンピオンズで貰ったものを並べてみました。プログラムは2種類ありましたが、VIP席でなくてもタダで貰える物でした。またお土産として貰った物も売店で売っているものと同じでした。ただし、キャップだけは売っている物とは色が違っていたので、お土産専用の物なのかもしれません。