2009/11/02 - 2009/11/02
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falcoさん
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ホテルで一服した後は、プチ観光に出掛けます。
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ホテルから天安門広場までは歩いて15分ほどでした。広場はかなり広いので混んでいると感じではありませんが、たくさんの人で賑わっています。大勢の人の中には観光客だけでなく、帽子を売っている人やデジカメで写真を撮ってすぐにプリントするという商売をやっている人達もたくさんいました。道路を挟んで天安門の正面には国旗掲揚台があり、毎日日の出と日の入りに合わせて、警備兵による国旗の掲揚収容儀式が行われているそうです。
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広場の周りには装飾された柱のようなものが立てられていますが、これは先日行われた建国60周年記念式典の時に立てられた民族団結柱と呼ばれるもので、全部で56本あるそうです。柱の向こう側に見える建物は中国国家博物館です。
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また広場の奥には横長の大きなモニターが設置されており、色んな映像が流されていました。このモニターも建国60周年記念式典の時に設置されたものだそうです。モニター奥に見える建物は、左側が毛主席紀念堂で中には毛沢東の遺体が安置されていて、観覧出来るようになっているそうです。また右側の建物は人民大会堂で、全国人民代表大会が行われている場所だそうです。
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広場の道路際両脇にも通常型の大きなモニターが設置されており、建国60周年記念式典の時の模様が流されていました。僕たち日本人にとってはそんなことがあったなというぐらいのものですが、中国人の人達は真剣に見入っている人が多かったです。
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天安門広場の次は天安門に隣接する中山公園に3元を払って入園しました。ここでは毎年春にチューリップ展が開かれるようで、その時期は入園料が少し高くなるそうです。
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公園に入ってすぐの場所にある回廊は、そんなに古い物かどうか分かりませんが、公園内には明清朝の時代に建てられた神殿が保存されているそうです。写真で回廊の向こう側に見えるのは天安門です。
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中山公園は昔神事が行われていた場所を1914年に公園として整備し、当時は中央公園と呼ばれていたそうです。その後、孫中山の遺体が一時ここに安置されたのにちなんで、1928年に中山公園と呼ばれるようになったそうです。ちなみに孫中山は初代中華民国臨時大統領で、中国革命の父と呼ばれています。
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これは後で調べて分かったことなのですが、中山公園は柏の老木が有名だそうで、園内には樹齢数百年という柏の木が1000本以上もあります。
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所々に売店があって、中では土産物や飲食物、フィルム、電池などカメラ関係のものなどを売っていました。元々あった建物を利用したのかどうかは分かりませんが、園内の雰囲気に馴染んだ外観をしていました。
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この石像についての説明が書かれたパネルが設置してあるのですが、中国語で良く分からないため、SさんとSさんの彼女が説明してくれました。その説明によると、1918年に公園に設置され、文化大革命の際に壊されそうになったのを土中に埋めて隠し、1971年にそれを掘り出して再び設置したそうです。
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獅子の石像が設置されたすぐ後ろには門があり、門を通して向こう側に銀杏並木が見えるこの場所が、この公園で一番お気に入りの場所だとSさんの彼女が教えてくれました。確かにとても雰囲気のある眺めです。
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門をくぐり抜けると、そんなに長くはありませんが、銀杏並木が続いています。もう少し早い時期で、銀杏の葉っぱが黄色に色づいている時であれば、もっと見事な眺めだったことでしょう。
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公園の奥の方には中山堂と呼ばれる建物があります。ここは昔、拜殿と呼ばれていて明・清の歴代皇帝が神事の際に休憩や雨をしのぐのに使用していたそうで、孫中山の遺体が一時安置されたことから中山堂と改められたそうです。
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公園内にはお濠のような部分もあり、ボート乗り場もあるようでしたが、営業はしていなかったようです。お濠の向こう側には大きな建物や城壁のようなものも見えました。
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中山公園はとても広くて、広さは74ヘクタールもあるそうです。今日は1時間弱の散策でしたが、それぐらいの時間では全体の4分の1も見ていません。日が沈み掛けてかなり寒くなってきたので、公園散策はこの辺で切り上げることにしました。
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入園したのとは違う門から外へ出たところ、目の前には故宮博物院の入り口である午門がありました。ここは紫禁城と呼ばれていた宮殿を博物館にしているのですが、所蔵品の大部分は文化大革命の時に壊されたそうです。内部を一通り見るには1日ではとても足りないので、今回は外観の写真だけ撮っておきました。
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故宮博物院から天安門の方へ向かって歩いていると、途中の広場のような場所で、警官が行進の訓練をしていました。行進する部分の地面には歩幅を揃えやすいように、白のラインが引かれていました。しばらく見ていると、やはり訓練中なのか、ぴったり揃っているという訳ではありませんでした。
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訓練をしている脇には、何かスローガンのような文字が描かれた大きなパネルが設置してありました。
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天安門はある時間で閉められるようで、警官に急かされながら、足早に天安門の方へ向かいます。その時、僕たちの横をさきほど行進の訓練をしていた警官の集団が、掛け声を出しながら駆け足で追い越していきました。
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もうすぐ日の入りの時間になるようで、天安門から外へ出た時には広場の国旗掲揚台では、国旗の収容準備が始まっており、道路を挟んだ周辺一帯はそれを見ようとする人達でかなり混雑していました。一部はバリケードで規制されていて、天安門から出て来た僕たちは追い出されるようにバリケードの外へと出ました。あまりにも人が多かったし、特に見たいとも思わなかったので、国旗の収容は見ずに食事に向かうことにしました。
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