2009/09/21 - 2009/09/29
160位(同エリア253件中)
ぶたぴよさん
バスク4日目、いよいよ国境を越えてフランス側に向かう日です。地元の女の子たちに可愛い街だから是非行ってみてと薦められた、国境の街オンダリビアに立ち寄りました。古き良きバスクの面影を残す可愛らしい漁村でしたが、同時に城塞であった旧市街の古い街並みはこの辺りの歴史を感じることが出来る良い観光ポイントなのでお薦めです。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- アシアナ航空
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国境の街オンダリビアに車で入るとすぐに目に入ってくるのがこの街並み。とってもキュートですよね。街の建物はみなこんな風に可愛くデコレートされているのです。
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旧市街は丘の上にあり、そこからはもうフランス側がすぐそこに見えます。船でも数分でフランス側に上陸できるそう。隣国という感じは全く無く、ただの隣町の風情です。
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旧市街の中心パラドールがある広場です。ここも可愛い建物だらけ。
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そしてこれがパラドールです。荘厳な外観に圧倒されます。980年にナバラ王によって建てられた古城です。
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入り口のこの看板を見ないとここがパラドールだとは分かりません。外観は重々しい防塞ですから。
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城壁に守られて復元された館内には、中世を思わせる装飾品が。
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宿泊客以外はここまでなんです。残念ながら中庭や館内の調度品は泊まらないと見られませんでした。
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旧市街の中心はパラドールとこのサンタ・マリア教会。古き中世の石壁の街並みがこの旧市街には見事に残っていて、歩いているとまるでタイムトリップしたかのよう。
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右の壁が旧市街の壁です。石壁に囲まれた丘の上に城砦として存在していたようです。
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ここオンダリビアは小さな漁村です。旧市街から海辺に下りるとそこには新鮮な魚介類を食べさせるお店が集まっています。このお店はそんな中でも地元っ子に人気の店。店名通り姉妹でやっている古いお店でシエスタには陸にあがった漁師たちがチャコリを一杯引っ掛けに集まってきていました。
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最初に突き出しで出されたバカラオのコロッケ。今まで食べたバカラオコロッケの中でナンバーワンです。揚げたてをひと口で。
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そしてこれが取れたて魚介のスープ。ほんとに滋味溢れる味でした。マンマの味だなあ。
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これがメインディッシュのAlmejas Verdes. アサリのグリーンソースです。このあたりの伝統的な料理です。どんな三ツ星よりもこういう味が胃に染み入るものですよね。
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そして私たちは何の標識も無い国境を陸路で渡り(フランスに入ったのが分かったのはラジオが急にフランス語になったから)、一路サーファーズパラダイス「ビアリッツ」に向かったのでした。
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ビアリッツはスペインから入ると尚更華やかに感じます。いたるところにこんなおしゃれなカフェが。スペインバスクでは絶対にありませんよね。
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これがビアリッツの栄華の中心「Hotel du Palais」。ビアリッツに魅せられたナポレオン3世が夏の離宮として19世紀半ばに建てたもの。これ以降王侯貴族のリゾート地としてこのビアリッツは繁栄していくのです。
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ビアリッツの建物はみなこんな感じ。フランス帝国っぽいですよね。
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Hotel de Palaisは4ツ星ホテル。プールもこんなに素敵。右側には白い砂の海岸が広がっています。
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瀟洒な建物、おしゃれなレストランやブティックの間からは必ず青い海が見えるという最高の街並みになっているのがビアリッツの魅力でしょうか。
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この日の夜は、ここビアリッツで今評判のフレンチビストロ「L'Instant」。パリから来たシェフがサービスの女性と二人で切り盛りするとってもモダンなビストロです。まずはアミューズでこれ。なんとクミンやウコンを使って大麦のサラダを作りました。
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これ、バイヨンヌの生ハムをジューシーにカリカリにして、大麦や穀物のサラダを添えて出してくれました。味はしっかりしていて、白ワインにとっても合いました。
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これは鴨です。北京ダック風の味付けで五香粉の香りも。鴨はジューシーでお野菜のソテーも何だか日本人にはホッとする味付けです。アミューズから始まってエスニックなテイストを重視しているシェフですね。
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そしてこれがサーファーズパラダイスBIARRITZの夜景、圧巻です。
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翌朝、ここがビアリッツの台所、Les Halle=市場です。お目当ては、朝食にブレビチーズ(ヤギのヨーグルト)とガトーバスクを食べること。そしてアランデュカスも購入するフォアグラ専門店でフォアグラをゲットすること。
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これがそのガトーバスクです。フレンチバスクに来たら絶対に食べないとと思っていた一品。予想以上にしっとりとしています。サクサクでふんわりとした周りの生地に包まれてカスタードクリームがトロリと出てきます。生地もクリームも決して甘すぎず、もう最高!
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