2001/04/01 - 2001/04/04
1220位(同エリア2041件中)
タオさん
仕事の合間を縫って、何とか4月の最初に休みが取れたので、かねてからの憧れの地であった飛騨合掌造り集落や中山道の宿場町妻籠をまわることにしました。
北海道からの旅なので、なかなか行けない地域ということもあって、レンタカーを利用しての旅となりました。
最終日を除いて平日ということもあり、ゆっくりと静かな旅を満喫できました。日常の喧騒さに流されながらも、やはり自分の基本は旅人だ、ということを再認識することもできた4日間でした。なお、表紙写真は雨の高山日下部民藝館においてです。(早くUPしようと思いながら、仕事を理由にこんなに遅れてしまい、申し訳ありません・・・。)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
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早朝の飛行機で新千歳空港から中部国際空港へと到着。予約しておいたレンタカーを借り受け、北上。名古屋市内に入り、まずはこれからの旅の安全を祈願するため熱田神宮へ。三種の神器の一つである剣をご神体としているという由緒ある神社です。深い杜が歴史を物語っています。
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実は、熱田神宮のそばにあるひつまぶしの老舗「あつた蓬菜軒」で昼食をとることが大きな目的でもありました。丁寧に鰻を焼いているためか、出されるまでに50分近くかかりました。でも、それだけ待つ価値は十分あると思います。一杯目は香ばしい鰻の味そのものを楽しみ、2杯目は好きな薬味をのせ、そして3杯目はお茶漬け風にして食べます。北海道にはない食文化に感動です。
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高速を利用し、一路高山へ。途中から雨が降ってきました。高山に着く頃には気温も低下し、みぞれまじり。でも濡れた路地に映る店の灯が旅情を感じさせてくれます。
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まずは国の重要文化財にも指定されている「日下部民藝館」を見学します。江戸時代の天領高山の町家造りを代表する建築だそうです。吹き抜けの総檜による豪快な梁(はり)組みは、すばらしい匠の技というほかありません。
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高山では雛祭りは一ヶ月遅れの4月3日に行われます。この時期、高山では随所で伝統的な雛人形が飾られています。日下部家でも江戸時代以降の伝統的な雛人形が陳列されています。写真は明治時代のもので、内裏人形は明治天皇、皇后両陛下で、近衛兵や憲兵が下段を彩っています。
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高山は地酒の美味しい町だと聞いてきました。店を見て歩くだけでも風情を感じ嬉しくなってきます。
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一本購入し、旅館で舌鼓を打つことにしましょう!
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城下町の風情を色濃く残す「さんまち」地区。夕刻のこの時間は人影も疎らになります。
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本日の宿「合掌苑」です。冷たい雨に濡れた私を、女将さんがとても温かく持てなして下さいました。囲炉裏のあるこの家屋は築200年以上経つそうで、五箇山から移築したものだそうです。
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雨に煙る合掌造りがライトアップされ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
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夕食は、名物飛騨牛の陶板焼きをはじめ、手作りの優しさを感じさせるものばかりでした。食前酒として出された飛騨甘酒もすっきりした甘みでとても美味でした。
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地元の川で釣られた天然鮎。とても香ばしく、そしてほろ苦く、酒もすすみすっかり良い気持ちとなってしまいました。昨日の今頃はまだ膨大な量の仕事に追われていましたが、だからこそ現代人にはこういった時間がとても大切なのではないかと思い、一人で納得してしまいました。
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翌早朝、外を見てびっくり!昨夜の雨が雪へと変わり、うっすらと積もっていました。北海道と変わらない冷え込みです。外へ出ると風もなく、凛として冷え切った空気に一気に目が覚めました。
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合掌造りの屋根に少し陽が差しこんできました。どうやら今日は晴れるのでは?と期待してしまいます。
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名残の雪に輝く朝の高山です。思わず深呼吸したくなるような風景です。
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朝日の差しこむ囲炉裏を囲んでの朝食。時間がゆったりと流れます。
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女将さんが、「今日みたいな日なら、時間があれば松倉城址に行ったらどうでしょうか。観光客は殆ど行きませんが」とアドバイスして下さったので、さっそく山を登っていきました。途中に車を止め、そこから30分ほど雪を踏みしめて登ります。
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やがて石垣が見えてきました。よくここまで石を運び上げたものだ!と思いたくなるほど深い山です。
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朝日を浴びる松倉城址です。安土・桃山時代の遺構だそうです。典型的な山城ですね。
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石垣の下は急な崖となってます。ここを攻め落とすことはかなり難しいのでは?とつい当時に感情移入してしまいます。
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山頂からの高山市街の眺望です。それにしても、城下からこれほど離れた山に城を築くのは、どのような目的があったのか、調べてみたくなりますね。
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松倉山頂を後にして高山の「さんまち」に戻ってきました。山の静寂さとうって変わり、好天も手伝い、多くの観光客で賑わっていました。
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高山名物「朝市」です。町の2カ所で開かれています。こちらは「陣屋前朝市」の様子です。漬け物や民芸品などを明るいかかさ(おかあさん)たちが売っています。
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こちらの露店では飛騨高山産のりんごを売っています。かかさはどこに行ったのかな?
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高山観光にははずせない「高山陣屋」見学です。徳川幕府が飛騨を直轄領として以来、江戸から代官が派遣され、ここで政治・財政・警察などの政務を行ってきました。現存する唯一の代官所だそうです。
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玄関を入ると、徳川家に由来する青海波模様が迎えてくれます。当時のままだそうです。
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ここの梁も見事としかいいようがありません。飛騨の匠の技が随所に見られます。
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郡代が生活をした屋敷です。この美しい庭も郡代のために造られました。
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違う角度から眺めてみました。飛騨の郡代は10万石格ともいわれています。その権力を示すに十分な居宅です。
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御白州です。三角形の角材、抱き石・・・厳しい取り調べが行われたことを思うと暗い気持ちになります。
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江戸時代から伝わる享保雛です。歴史の深さを感じますね。
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陣屋を見学した後、再びさんまちを散策します。橋の手前にあるみたらし団子屋さん。匂いについ誘われて一本食べてみます。美味しい!
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町家を利用したカフェ。温かみを感じるしつらえです。
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お昼は高山ラーメンです。コクのある醤油味でした。地元(北海道)ではいつも味噌ラーメンを食べているので、懐かしさのなかにも新鮮さを感じることができました。
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町の中心を流れる清流宮川を渡り、いよいよ合掌造りの里、五箇山そして白川郷へと向かいます!
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