2009/08/28 - 2009/08/28
442位(同エリア854件中)
botaさん
前回はカンチャナブリーの先、ミャンマー国境の小さな町サンクラブリ、山の中だったので今回は海、シーラチャーの沖にある小さな島シーチャン島、大きな期待はしていないが、タイで一度もした事の無い昼寝をし、魚でも釣ってのんびり二泊しようと予定をたてた。
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9:00 ソンテウをチャーター、シーラチャーへ三十分ほどのドライブ、さすがに乗り心地は悪いが200Bでは文句は言えない。
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シーラチャーは6年前田舎の漁村だと思い選んだ町、着て見ると田舎どころか飲食店には日本語の名前が並ぶ日本企業の多い町だった。
その時には無かった人工の島へ到着、島の中心には新しいお寺が有り、庭園の脇に桟橋は有った。 -
島に渡る船の甲板には飲料水がうず高く積み上げられ、室内も乗客スペース以外はダンボールが積み上げられた。客室に入り座席に座ったが暑い、とにかく暑い、我慢できずに表に出て、わずかに残された甲板に陣取る。
船は10:00に出港、気持ちの良い風に吹かれ外に出て大正解、船は左に旋回しながら快適に走っている、と思ったが、なぜか前方に見える景色が変わらない、後ろを見ると桟橋からは真直ぐ走っている。船が傾いている、荷物の積み方が偏っていて、左舷に傾いていたから左に回っていると思ったのだった、海はベタ凪だから危険は無いだろう。 -
シーラチャーは港の町、大きな船があちらこちらに停泊している。
漁船が漁をしている、望遠で覗くと長いサオで何かをすくい上げているようだ、貝でもとているのかと考えたが、大きなタンカーや貨物船がいる海で海底までサオが届くわけが無い、食用にするクラゲを取っているらしい。 -
島に近づくと見なれた桟橋や仏像が見える、シーチャン島はもちろん初めてだがGoogleの衛星写真を見ていたので、初めてのような気がしない。
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荷物で傾いた船も無事10:45定刻どおりに到着、タイの鉄道は当たり前のように遅れるが、この船はJR並みだ。
トゥクトゥクのドライバーにお勧めの宿泊先に案内してもらう。 -
シーチャン島のトゥクトゥクは今まで見たことの無いタイプ、サイズは大きく運転席が高め、水冷エンジンだから音も静かだ。
赤いバイクは島で借りたバイク、二日で500B。 -
普通の部屋は600B、部屋は見なかったが狭そうで海が見える部屋は空いていない、船のバンガロウが1000Bかなりボロだが、甲板でビールを飲みながら昼寝をしたり出来そうで、楽しそうなのでここに決めた。
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島はバイクで走れば30分足らずで回れるほどの広さ、車はほとんど走っていないから、地図を見ながらのんびり走る事が出来、バイクに不慣れな人でも十分楽しめ、トゥクトゥクを頼むよりお勧めです。
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Chong Khao Khad
整備されたとはいえない道を途中まで行って見たが、建物を作るらしく、基礎工事をしているだけで特別何も無が、つりをするにはよさそうな場所、海は結構澄んでいる。 -
船が石材を運んでいる、船の着ける場所を作っているようだ、数年後には綺麗な観光名所になり、海も澄んでいるのでシュノーケリングスポットに成っているかも知れない。
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Tham Chakrapong
船からも見えた大仏、周りには何も無い。 -
Tham Yai Prik Monastery
お寺は朝行くもの、入り口を通り過ぎ坂道を登って行くとゲートが開いている道が有る。入ったら怒られるかな、でも行ってみよう。かなり急な坂を登り切るとそこにもお寺、バイクを降り少し行くと茶色の服を着た女性が三人雑談をしている。自分もこの場所が解っていないので衛星写真を見せて「ティーニイ ティーナイ」三人とも???衛星写真は解り難いようだ。タイ語・英語・日本語、をジュウサーにかけたような、わけの解らない会話で解ったことは、写真中右の女性が明日10:00の船でバンコクに帰るらしい、一人の女性が寺を案内してあげるから着いておいで(と言ったのだと思う)と石段を降り始める、かなり長い石段、これを降りたらまたバイクを持ちに上がって来るの、でもせっかくのお誘い、断るわけも無くありがたく付いてゆく。 -
階段を下りた所に事務所が有り、案内してくれた女性が白い服に頭を丸めた尼さんに何かを告げると、タイ語では無くアルハベットで書かれた冊子を渡してくれたが私にはぜんぜん読めない、いつも持ってゆく私の田舎の写真を見せながらしばし懇談、案内してくれた女性はタイ航空のプーケット支店に勤めており、少しの修行にこのお寺に来たらしい。
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少し上った建物に入ると、中は岩を利用した結構広いスペースに仏像が有る。
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自然に出来た洞を利用した小さい部屋がいくつか有り、お祈りが出来るよう小さな仏像が置いてある。
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下から入るときには見えなかったが、建物は仏塔のような形をしており、パンフレットにはPagodaと書いてある。
土地は石灰岩でできているらしく、侵食された穴を幾つも見かける。階段のある洞窟が有ったので、ここはと指刺すと彼女が「何も無いよ」流暢な日本語で答えてくれるが、会話にはならない。日本語は少し勉強しただけのようだ。 -
バイクを置いた場所へ戻ると、明日バンコクへ帰る女性が、こっちへおいでと案内してくれた所がここ、パンフレットにはRoom of Truth,、鮮やかな絵の書かれた建物の中には、近づいて見るのを躊躇してしまったがミイラが、足元には子供の・・・ゆっくり見ている気にはなれなかった。
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案内してくれた尼さんと別れ島を南へ走ってゆくと、ヤギの群れに会った。柵など見当たらないが首にロープを巻いているヤギも居るので野生では無いだろうが、人は誰も付いていない。
ヤギって木に登るんですね、地面に草はいっぱい有るのに、木の葉の方が美味しいのか、狭いスペースに三匹も登り争いながら食べている。 -
島の南は綺麗な浜辺だが、砂浜でないのが残念だ。
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家族ずれが網で魚を取っていて、日本では見た事の無い魚が少し大漁。
モリでウニを取ってきた、黒に鮮やかなブルー、こんなウニ日本にも居るのだろうか。
子供たちは英語らしい言葉で話している。国を聞くとインディーと聞こえたが、アジや系で英語を話すインディーと言う国、何所の国かご存知の方いらっしゃいますか。 -
Asdadang
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Haad Tham Phang
島の西、Googleで見た写真はもっと広く見えたが、こじんまりしたビーチ、シーズンオフなので客は少ないが、静かなビーチ、島で砂浜はここだけかもしれない。 -
シーチャン島の繁華街は数百メートル、タイの田舎とは思えないようなお店もある。
島の大きさを考えると立派過ぎる四階建ての病院や(下左)私が泊まった珍奇なバンガローとは大違いの、綺麗なホテルも有る。 -
繁華街を離れると、新しい住宅地といった場所や、別荘のような建物も有る。
島に家を建て、船で通勤する人が増えているそうだ。 -
5:00過ぎ、活気が有った港も静かになった。
つりをする親子は大漁、入れ食い状態で一時間も釣ればバケツ一杯釣れるのでは。 -
人が集まっているのでバイクを止める。ゼッケン6を背負った赤シャツのお兄さんが中心にペタンクを楽しんでいた。 私もペタンクは二回だけ経験しただけ、正式な競技は知らないが、ブロックで囲った専用のコートのようだ。
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ペタンクの仲間に入れてもらおうと思ったが、 衛星写真で見た長い桟橋を見てみたかったので行って見ると、破損していて今は利用していない、若いカップルが釣りをしていたが、つり方はルワー しばらく見ていたが釣果ゼロ、餌ずりをしていた船着場の親子の方がはるかに釣り上げていた。しばらくすると釣れないのに頭に来たのか海に飛び込み出した、これでは釣れるわけ無いよね。
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空も薄暗くなったころ、どなたかの魂が火の玉となって北の空に向かって飛んで行く、近頃の魂は燃料費をエコのため安い物を使っているのか、高温の青い光りで無く、低温の赤い光、煙を引いている。
この光、ホンとは何でしょうね。
バイクを借りたので帰る事も考えず、暗くなるまでゆっくり遊ぶ事が出来た。
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この旅行記へのコメント (1)
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- dashxさん 2009/10/18 00:57:07
- この雰囲気、大好きです
- botaさん、100回目のご訪問ありがとうございました。
昨日、そのお礼を込めて飲みながら書いていたら、間違って削除ボタン
を押してしまいました。おまけにもともと酷い方向音痴なものですから
今回のbotaさんのルートを辿っていたら頭の中で地図がグチャグチャに
なってしまい、酔いも手伝って、「一体、この人はどこに居るんだ!」
と叫んでました(恥)。
それにしても、観光のハイライトや派手さはないものの、なにげない
タイの日常とか柔らかな大気が伝わってきて、読ませてもらっている
うちにこちらが癒されるような旅の雰囲気、いいですねぇ〜。私も
あくせく欲張ったスケジュールをこなすだけの旅を脱却して、botaさん
のように旅そのものを満喫できるようになりたいです。
次回私は12月に長年思い続けたクメールの聖地、アンコール群を
考えています。またしても欲張りスケジュールこなしの旅になりそう
ですけど。
ところで火の玉って、天から落ちてくるものなのですか? 私は天に
向かって上がって行くものと思ってました(笑)。
それでは旅行記の続編、お待ちしています!
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