夢千代と蕎麦

2009/10/12 - 2009/10/12

春来峠の上にそば屋ができたとの記事を見て、新蕎麦には早いがどんなものか行ってきました。
蕎麦の後は湯村温泉で夢千代の影を追いかけました。私は「サユリスト」の後世代ですが、綺麗ですね。。。
職場の慰安旅行では何度か宿泊しましたが、明るいうちにゆったりと巡ったのは初めてなので、ちょっと感動です。

エリア 湯村温泉・村岡(兵庫)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

春来トンネルを迂回する旧９号線。あちこちに案内や幟がありましたから迷わずたどり着けました。「てっぺん」という名の通りだいぶ上の方にありました。

蕎麦を注文したらまず出された蕎麦かりんとう。これを食べながら待ち時間を過ごします。
かりんとうとしてもまずまずではないでしょうか。

メニューはこれだけ。蕎麦関係だけです。
新蕎麦祭は１１月初旬のようです。またその頃を目指して来たいと思います。

オ−ソドックな蕎麦セット。右下の炊物椀には蕎麦と野菜の練り物が入っていましたが、抜群に美味しかったです。
蕎麦は１０割蕎麦の割にパサパサしていませんでした。帰りに聞くと２割は湯で練り込んだ蕎麦粉を加えているらしいです。
水加減が命ですね等といっぱしの話をしていると、色々教えてくれました。

奥の石臼で蕎麦粉を挽き、蕎麦をのばすおじさん。自分でやってみたい衝動に駆られましたが、そんなに簡単ではありませんね、蕎麦道は奥深い。

蕎麦以上(失礼）に美味しく感じたのが蕎麦ぜんざい。餅でなく蕎麦団子のようなものから出た味でしょうか。小豆が旨いのか解りませんが、美味しかったです。

満腹で運動しなくてはとの思いが強く、役場に車を止めて１０分位。湯村の中心部「荒湯」です。
９０℃を超える温泉です。そこら中に卵やサツマイモがつけられて、茹で上げられていました。

足湯です。こちらも少し熱い目ですが、体中に刺激が来ます。すぐ前の小川は冷たいし、交互に足を入れています。

１０分もすれば湯につかったところはうっすら赤くなっています。
出てからも裸足でいてもホンワカ暖かさを保っています。

足湯の壁面には夢千代ゆかりの方やスポーツ選手等の手形があります。武田鉄矢さんや小椋佳、イルカ、桂三枝さん、間寛平さん等がありました。

全体が昭和の街並みを意識しています。街角ギャラリーと称して、様々な展示がされています。
琺瑯看板もその一つですね。

夢千代館という記念館には、平和を祈る思いと昭和の香りが一杯です。夢千代は胎内被爆者であることや小百合さんが原爆詩の朗読活動に取り組んでおられるなどからでしょうか、平和を祈る展示もあり、考えさせられます。

夢千代館の外には昭和のオ−ト三輪も展示されていました。すぐ横には日帰り入浴施設の訳詞の湯がありました。結構設備も整った施設のようですが、リフレッシュパ−ク湯村より安いし今度は入ってみたいです。

荒湯側にあった夢千代象です。台座は広島から送られた被爆石とのことです。
体はまだポカポカです。足湯恐るべし。