冷静と情熱の間くらいの３１歳　トスカーナ一人旅②（シエナ・サンジミャーノ）

2009/09/23 - 2009/09/30

時刻表を前日までに手に入れ、6:10　Firenze S.M.N　SITAターミナル発のバスでシエナへ。
本数も多いし、終点で降りるので車内は問題なく爆睡。

シエナの発着場所はグラムシ広場です。

エリア サンジミニャーノ(イタリア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: JAL

サンジミニャーノ行きやフィレンツェ行き。
シエナでバスのチケット購入の際は、グラムシ広場地下のこちらの窓口で可能。

※バスも電車と同じように、車内の刻印機にてチケットにガショっと打刻しましょう。

フィレンツェからシエナへ行くバスには、シエナまで直行の『Rapida』と、途中の街にも停まる『Diretta』があります。
ディレッタはPoggibonsiまではラピダと同じく無料の高速道路で行き、Poggibonsiからは普通の道路を走ります。所要時間にして30分ほど違います。
値段は一緒。多分片道6ﾕｰﾛ。

ポッジボンシは、フィレンツェからサンジミニャーノへのバスの乗換駅。
折り返しの行程を考え、あえてディレッタに乗り、駅の様子を観察しときました。

時刻表は地上にわかりやすくあります。
行き先も時間もわかりやすい。
サンジミニャーノ行きは1時間に1本くらいの割合で来ますが、到着後にまずバスの計画を立てると無駄なく移動が出来るかも。

目指す旧市街のカンポ広場までは徒歩5分。

カンポ広場。
早朝すぎていい画が撮れてませんが、「世界一美しい広場」の名のとおり。
百聞は一見にしかず。

朝早いせいか人も少なく、唯一空いていたカフェで朝食。
カプチーノとブリオッシュのサンドイッチを食べました。

サンジミニャーノ行きのバスはここから乗ります。

バスにもしっかり行き先が書いてあります。
ここからサンジミニャーノは乗り換えナシの直行。

終点で降りるためまたまた爆睡。

途中、サンジミニャーノの塔が間近で見えるバス停があり、観光客らしき人も結構降りたので不安になりつつもそのまま乗車。
その後ポッシボンジの駅で乗客を乗せたバスは終点サンジミニャーノへ無事到着。
途中のあのバス停は一体なんだったんだろう・・・

到着〜

旧市街の入口を示すサンジョヴァンニ門。

なんてかわいいお店！！

トスカーナは田舎の町の小物や雑貨は、温かみがあって手作り風でとってもかわいいと思うのです。
。
小物や雑貨やお菓子。
これからまだまだ歩くのに大量購入してしまいました。

ちなみにお店によって値段が違うのでよーく見て買ったほうが良いと思われます。

町の中心。
サンジョヴァンニ通り。

おやこれは？

先ほどの案内版に従い、だーっと細い道を歩いて行くと・・・


眼下にはパノラマに拡がるトスカーナのブドウ畑やオリーブ畑。

天気がいい日の高台は風が気持ちいいです。

町で一番高いのは「グロッサの塔」。
塔は、その昔権力者達が富の象徴として競って立てたもので、今では14本のみ残っています。

入り口。6ﾕｰﾛ。

階段を上る途中には小窓が。
ちょっと空気休憩。

遠くに見えるのはオリーヴの木々。
特選の白ワインが「ヴェルナッチャ　ディ　サンジミニャーノ」だそうで。
その葡萄の木も見えているのだろうか。

感動。
中世にタイムスリップしたような気分。

サンジャミーノ？
サンジミニャーノ？
サンジャミアーノ？
結局分からずなこの町。
この町は塔の町と言われるほど街の至る所に塔が立っています。
最初は見張りのためや敵に石を落としたり等、戦争用に造られていたのですが、何故か過剰にその高さを競うようになりそのために増築を規制され、その数も減っていったそうです。

ほー。

サウダジる。初めて来た場所なのに郷愁を感じます。

塔を降りた後、ホールにあった絵。

ジェラテリア。

なんと、「世界ふしぎ発見」と、日本語のポスターが！！

帰りのバスのチケットはこちらのタバッキで購入。

気のせいか、気のせいだといいのだけど、使用済みのバスチケットを売られ、「は？」みたいな感じで軽く言い返したら全く取り合ってもらえず。

運にまかせその切符で乗車。

サンジミニャーノのバス亭です。

サンジミニャーノからフィレンツェへ行く、乗り換え地。
ポッシボンジのバス乗り場。

Area１からの乗車ですが、バスの頭にガッツリと「FIRENZE」と書いてあります。

もし次のバスの発車まであまりに時間があったら、ここから電車で帰っても良かったのかもしれない。