2009/09/23 - 2009/09/30
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カオリルさん
1999年春。
ノストラダムスの予言を信じ、大学に通わずせっせとバイトに励み貯金。インド旅行へ夢を膨らます。
1999年7の月。
予言当たらず。
後期のみで必要単位をカバーすべく、勉学に勤しむ。
卒業旅行行けず。
箱根で寂しく箱根登山鉄道を制覇する。
2009年7月某日。
貯金残高を見て灰になりかける。
2009年7月16日。
2012年地球滅亡説をネットで見る。
翌日。
イタリア行きのチケットを購入。
フィレンツェを拠点にトスカーナ州、リグーリア州を満喫。
旅行の神様(ダビデ似)が微笑みかけてくれた旅でした。
食べて飲んで寝て。
食べ過ぎて二日酔いで寝違い。
ボラれたのかバカ正直だったのか?な思い出たち。
それでも楽しいイタリア。
天気が良かったので写真も撮り甲斐がありました。
9月末のイタリアは思ったよりも暑く、夜はまだしも日中は半そででないと過ごせませんでした。
名古屋っ子の私にとっては湿度が無いだけまだ過ごしやすかったといえば過ごしやすかったですが、それでも毎日ノースリ短パンにリュックサック。
往年の山下清画伯そのものでした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
PR
-
中部国際空港 10:00発 パリ CDG行き。
ターミナル2Eに着いた後、ナヴェットで2Gへ移動。
3時間の待ち時間の後フィレンツェへ。
ペレトラ空港に着いたのが20:30過ぎ?
あぁー疲れたと思いながら市内へのバス亭へ。
到着出口を右手に歩いていくと、シャトルバスの乗り場があります。
フィレツェ市内-空港間は、VOLA IN BUSと呼ばれるシャトルバスとゆうATAF社とSITA社の共同運行便が循環。
・・・バス、出たばかり。
次は1時間後。
同じくバス待ちのご夫妻としばし世間話。
全くコトバ分からず。
よってどちらのお国の方かも分からず。
来たバスに乗り、3人仲良くフィレンツェSMN駅へ。
料金は運転手さんに直接払い5ユーロ。
時間が時間なので、駅からホテルはさすがにタクシーを使いました。 -
パリからフィレンツェへ移動する機内。
窓から見えたのはおそらくマッターホルンやユングフラウの山々。
今回の旅行で一番感動したのは、夕焼けが光るこの景色だったかもしれない。 -
宿泊先。「オテル ディ メディチ」。
英語コメントの「ガッカリ!」とか、「前に家族で泊まった時は良かった。でもシングルは最悪!」など色々なユーザーコメントを見ていたため、ドキドキな想像をしながらチェックインしました。
結果は。。。
フロントの方の対応は素晴らしく、ホテル全体の内装や庭の写真にも偽りナシ。
綺麗でかわいくてオシャレなホテルでした。
あと、女性には嬉しい洗面台の大きな鏡。風力のあるドライヤー。
広いバスルームには清潔なバスタブとふかふかのタオル。
毎日の掃除も丁寧でした。
そしてウェルカムドリンクが素敵なテラスでいただけます。 -
SMN駅からは徒歩10分。
バスの場合は駅前すぐにある7番線のバスにのって10分。サンマルコ広場で下車。ホテルまで徒歩1分。
バスは他にも5路線ほどあり。
観光スポットまでの距離
ダヴィデのあるアカデミア美術館 3分
サンマルコ美術館 2分
カスターニョの最後の晩餐 1分
メディチ家礼拝堂 5分
スーパー 1分
タバッキ 30秒
中央市場 5分
ただ、同じような日程で泊まった外人客は辛口コメントも多かったので、感想は人によりけりなのかなーとも。 -
フィレンツェSMN駅 8:57発
ピサ セントラル駅 10:10着
長距離の移動にはユーロスターかインターシティを利用し、短距離の移動や近隣まではレジョナーレを利用。
座ったもの勝ちみたいな感じですが、2等車で十分でした。
チケットは自動券売機か駅窓口のどちらかで購入。
窓口は順番待ちの行列が思ったよりも長く、全て自販機で購入しました。
イタリア語以外にも英語も言語が選べる上、クレジットカードでも支払い可能。便利です。
時刻表や料金だけ調べるのもOK!
フィレンツェから約1時間。
日本人もいるし、観光客がダァーっと降りていくので自信を持ってPisa Centrale下車。
改札を出て右側にあるタバッキで切符を購入。
1ユーロ。
赤色のバス「LAM ROSSA」に乗っていざ斜塔へ。
乗り場はバスターミナルを越えた向こう側のホテル前です。
行き先は忘れたけど、同じLAM ROSSAでも方向を間違うとピサ空港に行ってしまいます。
もし間違えた場合はすぐ降りて反対車線のバス停に行くベシ。(経験談) -
バスはこの門の前で降りるのです。
-
見えるー
高校生の頃、この時代の権力争いの歴史だけは勉強してて面白かった。 -
皇帝派の都市だったピサ。
皇帝派と教皇派による二元論。
ハインリヒ?世、グレゴリウス?世。
カノッサの屈辱が招いた後の教皇派の勝利。
ダンテの一元論とハインリヒ?世。
中世ヨーロッパのパワーバランス、チェーザレ・ボルジアへの思いを馳せながら斜塔見学。
2回の会合で廃部になった、「チェーザレ会」会長としては一番テンションの上がる観光スポットでした。 -
ふかわりょうのダンスネタを思い出す角度。
2000年前のアリストテレスに始まり、キリスト教が認める学問では、地上の世界と天上の世界はまるで違うと信じられてきた。
アリストテレスはこう言った。
「地上と天上ではものの動き方の決まりが違う。地上では火は上へ行き、土は下へ行く。石を持ち上げ、手を離すと下へ動くのは石を作っている土の元素が元々中心にある土へ帰ろうとするからで、たくさんの土の固まりは少しの土の固まりよりも早く元の所に帰ろうとするから、早く落ちる」
大学の講義でこれに疑問を持ったガリレオは実験を試みる。
小さな鉄の玉と大きな鉄の玉を持つと、ピサの斜塔に上っていった。294段の螺旋階段を上り、てっぺんに出ると、ガリレオは2つの玉を同時に落としてみた。地面に着いた音は1つだった。
ガリレオの実験はアリストテレスの著作を批判するとして認められなかった。
ガリレオが「落体の法則」を発表したのはこの実験から15年たった1604年のことだった。 -
ガリレオのランプ。
ガリレオは実験によって数学上の理論を証明するとゆう近代自然科学の基礎を築いた。
で、このランプの揺れにヒントを得て振り子の法則を発見した。。。ことになっているけど、実際ここに振り子が設置されたのは法則発見の半年後のことだとか。
奥に見えるフレスコ画。
その下には祭壇があり、中世ここにはハインリッヒ7世の棺があったとか。
その歴史ロマンが無ければ、きっと一生イタリアにはこなかったと思う。
だってボルジアファンだもの。 -
ピサーノ作、東方の様式に彩られた説教台。
獅はフランス、大鷲は皇帝の印。
さすが皇帝派の町ピサ。
説教台下部の獅子の写真を撮ってこなかったことが今でも悔やまれる。 -
お昼ごはん。
列車を待つ間に駅のバールで。
コーヒーを飲んでサッと食べるのであれば、中のカウンターで立ち飲みで全然OK。
先にレジでお会計をして、レシートを見せながら頼みます。 -
やっぱりエスプレッソの国。
カプチーノもおいしいなぁ〜
あ!棚にコーヒー豆らしきもの!
激写!!
輸入車:大阪市 ○○社
原産国:イタリア
・・・なぜ。 -
フィレンツェに戻り、まだまだ時間があったのでドゥオモとジョットーの鐘楼を見学することに。
白とピンクと緑の色大理石で装飾され、限りなく優雅なイタリアンゴシック建築です。 -
装飾は少なく、すっきりとしたドゥオモの内部。
-
シニョーリア広場。
アカデミア美術館のダビデ像は元々ここにあったそうで、今はレプリカが置かれています。
そして、フィレンツェと言えばここ。シンヨーリア広場のお隣にあるウフィッツィ美術館へ。
事前予約もできますが、4ユーロを惜しんで2時間待ちの列へ並ぶことに。
(ウフィッツィ美術館の2番窓口ではアカデミア美術館などの予約もできます)
夕方とはいえ、1時間待ちくらいかな〜と思っていたら2時間経ってやっと入場!!
ボッティチェッリの「春」を見てきました。 -
クーポラのフレスコ画。
ドゥオモの中には「神曲」を持つダンテの肖像もあり、今日ピサに行ったことが改めて嬉しくなりました。
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