2009/07/04 - 2009/07/13
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アルデバランさん
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<グアダルキビル川、上流にトリアナ橋>
いよいよ5日目に入った。
今日の泊まりはコルドバだが、作戦は荷物をホテルに預け3時頃までセビリア市内を見てまわる。
ご主人様はアルカサルをもう一度、そして県立美術館を見たいというが、我輩はグアダルキビル川に沿って歩きたい。
調整の結果、10時ごろまで一緒に行動し、県立美術館前で別れ
アルカサルにて1時に合流し昼食後、列車でコルドバに向かう、というプランにした。
計画は
・ピラトスの家(マカレナの途中にあるので寄る事に)
・マカレナ城壁とマカレナ教会
・トリアナ地区
・グアダルキビル川沿いを歩く
以上だ
-
9時にホテルを出発。
マカレナの城壁に行く途中に、ピラトスの家(Casa de los Pilatos)がある。
見えるのが正面の凱旋門だ。
でも閉まってる。
えーと…
入口は? -
おお、こちらが入口のようだ。
開いたばかりで誰もいない。
2時間に1回ぐらいガイドがあるようだが
時間の関係で待てないので見学させてもらう。 -
入るとすぐに大きなパティオが…
回廊の壁には彫刻の胸像がずらり。
なんでも歴代のローマ皇帝24人が勢ぞろいしているとか。
真ん中の噴水は修繕中でした。 -
中庭は広いのと白っぽい壁で非常に明るい。
メディナセリ、アルカラ両公爵が暮らしたピラトスの家は1519年にエルサレムへの巡礼の旅から帰ったファドリケ・エンリケス・デ・リベラが手がけた。
ムデハルありゴシックありルネサンスありローマンありの何でもありのお屋敷だ。 -
四隅には大理石の立派な彫刻が真ん中の噴水を向いている。
-
四人の中で代表して一人登場してもらいましょう…
-
中庭から中の部屋に入ってぶっ飛んだ…
なにがって、タイルと漆喰細工が一面に施してあり凄い。
1535年から1538年にポリド兄弟が作った化粧タイルだ。 -
ウーン…
言葉になりません -
上を見上げると…
リヴにもバブリーに装飾を施してる。 -
隣のパティオは庭に植物を植えてあり先程の中庭とは様子が一変。
-
その一角は修復中でした。
-
アルカラ公爵宮
-
ピラトの家の売りは回廊部に展示してる彫刻とこの壁一面のアスレホらしい。
分かりにくいが、模様が壁ごとに違い、それぞれ真ん中に紋章を描いてあるのはなにか意味があるのか… -
例えばこんな感じで…
-
恒例の天井の寄席木細工をご紹介。
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二階にも行って見ましょう。
踊り場のドーム。 -
二階の壁は傷みが結構目立ち、修復中でした。
-
その二階から中庭方面を見ると…
-
セビリアの郊外にはローマ時代のイタリカの遺跡がある。
そこから拾って持ってきたのか…
古い石のコレクション。 -
この柱は数ある柱の中でも際立って立派な柱で、何かいわれがあるに違いないけど素人の悲しさ、
分かりません。 -
パティオの横の庭園はごく普通の庭園。
いつまでもピラトの家に居るわけにもいかない。
そろそろ次へ… -
ピラトの家からタクシを捕まえ、
マカレナの城壁が残るマカレナ門の近くにやって来た。 -
マカレナ門の前でタクシーを降りると、堂々たる立派な建物が…
思わず入りそうになるけど、目的はマカレナ門とマカレナ教会だから反対側だ…
旧サングレ病院、現在はアンダルシア州議会議事堂。 -
セビリアの町は商業革命以降に大発展したので、イスラム時代の建造物は数えるほどしかない…
ヒラルダの塔、アルカサル、そしてマカレナ城壁とグアダルキビル川のほとりの黄金の塔ぐらいだ。
そのマカレナの城壁。 -
角塔と胸牆を備えた堂々たる城壁だ。
特に胸牆は四角錘のトンガリ帽子を被って印象的。 -
そしてマカレナ門。
城壁は古いが門は新築したようだ。
このアンバランスが何ともいえない… -
マカレナ門だけだとごく普通の門だが…
-
ではマカレナ教会(Basilica de la Macarena)に入って見ましょう。
ちなみにこの教会は1949年にゴメス・ミヤーンによって建てられた現代建築だ。
マカレナ門に外観のデザインを併せている。
では、何がこの教会の売りかと言えばコレだ… -
これが、祀られている悲しみの聖母「エスペランサ像」
世界中の人から親しまれている、通称「ラ・マカレナ(La Macarena )」(ちょっとオーバー…)
スペインで有名なジプシーのマタドール、ホセリート(Joselito )は彼女の大ファンで、彼女のためにドデかいエメラルドを送ったとか…
ホセリートが闘牛場で死んだ時は彼女は1ヶ月の間喪に服し、未亡人の服をまとったとか… -
アップで見てみると…
-
横にはちょっと地味な聖母マリアの像がありました。
(負けてまっせ…) -
天井を見上げると…
さすが、我輩とほぼ同年代なんで、新しくて綺麗。 -
マカレナ教会を出て、グアダルキビル川沿いをアラミーリョ橋を背にトルネオ通りをぐるっと回り、
県立美術館にやってきた。 -
中をチョコッと覗いて、ここから約3時間ほど自由行動に。
1時にアルカサルの入口で待ち合わせだ。 -
適当に歩いてゆくとマグダレナ教会があった。
しかし何故か閉まっている。
付近の人に指差して「閉まってるジャン」というと
「隣に行けば何とかなるかも…」ということだったが、そこまではしたくない。 -
レイエス・カトリコス(カトリック両王)通りを進めば、川に突き当たるはずだ。
-
思ったとおり出ました。
グアダルキビル川。
しかもトリアナ橋の袂。 -
嬉しくなって早速渡って見ることにする。
-
おお!これがグアダルキビル川。
古の昔、幾多の船が行き来して富をもたらし、
セビリアを繁栄に導いた母なる川。
その前にはアルモアドのムワヒド朝をキリスト教国の猛攻から守っていた父なる川。 -
カルメン礼拝堂は何処ですか?
と道行く人に聞いたら、道の筋向いを指して
「あれだよ」と教えてくれた。
そして、ポケットから百円ライターを出して
コレと同じだよというそぶり。
なるほど、あのアニバル・ゴンザレスが建てた
レンガ造りはライターの形と言えなくもない… -
お次はサンタ・アナ教会。
1248年セビリアを奪還したフェルナンド3世が初めて建てた教会だ。 -
息子の賢明王アルフォンソ10世の目の病気が治ったんで感謝して建てたという。
新井薬師のような教会だ。 -
グアダルキビル川対岸のトリアナ地区はイスラム時代にはセビリアの胃袋を賄っていた穀倉地だった。
対岸の市内とは浮橋で繋がっていたがフェルナンド率いるキリスト連合は、この浮橋をガレー船で撃破して包囲網を狭めると同時にセビリアを兵糧攻めにした。
セビリアの猛暑に双方の我慢比べが始まったが、先に市内のイスラムが音を上げた。
そんな歴史を知ってか知らずかトリアナ橋の下を川はゆっくり流れる… -
おっ!これまた涼しそうな…
-
彼方にはヒラルダの塔も見える。
このトリアナ地区はアスレホタイルの工房が集中しており、ちょっと覗いて見たい気がするが時間が余りない…
やむなく市内側に戻ることに。 -
トリアナ橋の欄干には何故か鍵が取り付けてある。
「恋の成就」か「愛で結ばれる」おまじないか?
合鍵を作ればすぐに開けられるんだけど… -
グアダルキビル川沿いに下流に向かって歩道が…
テクテク歩きましょ。 -
バスケットコートが水没してる…
バスケットとちゃうで。
バックボードがないやんか。 -
レアル・マエストランサ闘牛場。
プリンシペ門のユーモラスなデザインと白壁が青空に映えます。 -
トーレアド〜ル♪ 闘牛士、構えよ
ト〜レアドール♪ 闘牛士、構えよ
戦いつつ忘れるな
黒い瞳が見つめているぞ…
カルメンシータが会いに来てまっせ。 -
タバコ工場に居なかったんで何処に行ったのかと思ったら、
こんな所に…
牢屋からどうやって出た?
まさか、エスカミーリョに会いに? -
さらに川沿いに行くと「黄金の塔」
名前から金ぴかにきらめく金閣寺のような塔を期待したら見事に裏切られた。
もともと軍事要塞だったこの塔の重要性、価値から
「黄金の塔」と呼ばれたのだろう(単なる推測で根拠は何もないけど…) -
トリアナ橋の一つ下流のサン・テルモ橋からグアダルキビル川上流のトリアナ橋を眺める。
-
少し右に目を転じると黄金の塔とその向こうに円形に見えるのがマエストランサ劇場。
グアダルキビル川の対岸にも同じような塔があり、イスラム時代は双方をクサリで結び、市内を防衛してた。
グアダルキビル川は街道以上に重要な交通網、生命線だったんだ… -
ここを、フェルナンド3世に命じられたブルゴスの商人ラモン・ボニファースはカンタブリア諸港から集められる限りの船を集め
強引に突っ込ませ突破した…
こうしてグアダルキビル川もフェルナンドの手におち市内は完全封鎖されたのだ。 -
ではその黄金の塔にも入ってみましょう…
-
下流方面サン・テルモ橋。
スペイン広場の塔も彼方に見える。 -
大聖堂方面はというと。
アチャー!
クレーンがヒラルダの塔を持ち上げようとしてる… -
内部は海洋博物館になってました。
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おおー!1248年のセビリア攻防戦の様子か!
でも、周りの人は随分ノンビリしている…
ということは単にレコンキスタ後のグアダルキビル川の殷賑を描いたのか… -
黄金の塔から、トルネオ通り筋向いのマエストランサ劇場へ。
-
モーツアルトの像があるのはやはり
フィガロの結婚、ドン・ジョバンニのおかげ -
アンダルシア屈指のオペラ劇場。
もう12時40分をまわてる。
約束の時間まであと20分。
アルカサルまで行かなくては…
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