2007/04/22 - 2007/04/22
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hirootaniさん
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9時にホテルを出発して、カッパドキアに向う。1日車とドライバーを借りて観光。今回のドライバーは、カッパドキアで旅行会社を経営するエルタンさんで、日本語が堪能。
カッパドキアはアナトリア高原の中央部に広がる大奇岩地帯。キノコ状の岩に代表される奇岩の不思議な景観、奇岩の中に残された膨大なキリスト教壁画、地下都市と様々な顔をもつ。
こうした地層は数億年前に起きたエルジェス山の噴火によって造られたもの。火山灰と溶岩が数百mずつ積み重なった末、凝灰岩や溶岩層になり、その後風雨に打たれて、硬い部分が残されて不思議な形の岩となった。
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約1時間のドライブでカッパドキアに到着。途中の道路はまるで、アメリカ西部の不毛な山岳地を走っている感じ。ヨーロッパの風景とはまるで異なり新鮮。
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【ウルギュップ】
最初に訪れたのは、ウルギュップ。ここで最も人気のある「妖精の煙突」と呼ばれる奇岩で、Three Sistersと呼ばれるもの。まるでえのきが生えているよう。また、その一帯の地形は、グランドキャニオンに似ている。 -
【スリーシスターズ】
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【ウチヒサル】
次に訪れたのは、ウチヒサル。「尖った砦」という一枚岩の城塞が中心となっている。
岩の表面には数多くの穴が空いている。これは鳩の家といわれる鳩の巣で、鳩の糞を養分にしてぶどう畑をつくっていた -
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【尖った砦】
城砦の上からのパノラマは絶景。尖った岩が各所にみられ、それに窓がついているのが面白い。その中に人々が暮らしていたということ。 -
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【カイマクルの地下都市】
次は、カイマクルの地下都市に向う。ここは、蜂の巣のように地下へと伸びる地下都市。紀元前400年ぐらいからすでに存在していたようだ。この中には、礼拝堂、学校、寝室、厨房、食料庫、井戸などがあり、大規模な共同生活がなされていた。ここは、常に生活していたのではなく、敵の侵入があるときに、長期にわたって隠れることが目的だったとのこと。内部のところどころには、大きな丸い石が置いてあり、これで入口をふさぐことができた。また、落とし穴もあり、敵を撃退できるようになっている。 -
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外に出るとお土産屋さんが連なる。
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再びウチヒサルを通り、ギョレメのパノラマに向かう。
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【ギョレメのパノラマ】
奇妙な岩が谷一面に広がる風景は絶景。ここからは、朝早くに飛行船ツアーがでる。今回は乗ることができなかったが、是非次は試してみたい。 -
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昼食をギョレメで取る。
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ここの名物の食事(牛肉のシチュー)を味わう。とてもおいしい。
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この町には、洞窟を利用したホテルやペンションがあり、その中の高級なホテルを折角なのでみせてもらう。
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折角なので、スウィートルームを見せてもらった。なかなか雰囲気がある。トルコのホテル代は安いのだが、このスウィートは200ドル以上とのこと。ちょっとお高い。次回は、同じ洞窟ホテルだが、ずっと値段の安いペンションに泊まってみたい。
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ホテルから見たギョレメの街並み
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最後にトルココーヒーをご馳走になった。
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【ギョレメ野外博物館】
食事後に向ったのは、ギョレメ野外博物館。ここには30以上の岩窟教会がある。それぞれの教会には、丸天井があったり、壁画が描かれていたりする。保存状態のよい教会では、フレスコ画等がみられる。 -
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ギョレメ谷
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【エルマル・キリセの全能のキリスト】
近くにリンゴ(エルマ)の木があることから、エルマル・キリセと呼ばれている。 -
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【カランルクキリセの「アプスをのぞむ」】
カランルクキリセは11世紀に造られた二階建ての岩窟教会。外光は拝廊の小さな窓から入るだけなので、内部はいつも暗く、カランルク(暗闇)の教会で呼ばれるようになった。 -
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【キリストの変容】
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【聖カテリナ礼拝堂】
カランルクキリセとチャルクルキリセの間に位置する11世紀の礼拝堂。
身廊にのみ人物像が描かれ、ドームのアーチ部分には幾何学模様の浮き彫りが施されている。 -
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【チャルクルキリセ、ディーシス】
チャルクルキリセも11世紀に造られた2階建ての教会。 -
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【パジャパー地区】
次に向ったのは、パジャパー地区で3本のきのこのような岩「妖精の煙突」で有名。ここには昔修道士が住んでいたとのこと。ここの風景が最もカッパドキアの写真として紹介されている。 -
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【デルベントの谷】
その後、デルベントの谷を訪れる。ここでは、らくだの形をした岩や、子供を抱いた聖母マリア様の岩がみられる。 -
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【聖母マリアの岩】
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【アヴァノス】
次に、アヴァノスという町を訪れる。ここは焼き物の町。ここの有名な先生の実演を見学。そのお店で色々な焼き物を勧められる。とりあえず何も買わなかったが・・・。 -
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【ローズバレー】
最後に訪れたのは、ローズバレー。ここは夕景が美しいところ。残念ながら、夕景には少し早い時間であった。 -
1日のカッパドキア見学を終えて、カイセリに戻ったのは6時半。とても奇妙な風景に圧倒された1日だった。気球からの風景や、洞窟ホテル、ローズバレーの夕景等、見逃したものが多く、もう一度来てみたい。
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