カイセリ (Kayseri) 早歩き

2007/04/22 - 2007/04/22

飛行機を3機乗り継いでトルコのカイセリへ。月曜日からのトルコでの仕事の前に観光を入れたもの。

まずは、朝8時50分のルフトハンザ機で、ミュンヘンへ。そこで、イスタンブール行きに乗り換え。最後に、イスタンブールからトルコのカイセリに到着。イスタンブールからはトルコの日本人駐在員が合流。現地到着は19時40分。まる1日の行程。うっかりして、通路側の席をとったため、風景も見えず、本を読むだけであった。

カイセリは、アナトリア地方の古都。富士山に似たエンジェス山のふもとにある。山には万年雪がある。ここは明日の目的地カッパドキアへのストップオーバー。

古くからの交通の要所で、今も中部アナトリアの商業都市として知られている。

カイセリという名は、ローマ時代にティベリウス皇帝がこの町の美しさに歓喜し、「カエサルの町」と言ったことに由来する。ビザンツ帝国時代にはキリスト教の影響を強く受け、さらに美しくなったという。町が最も栄えたのは１１−１３世紀のセルジューク朝時代。その後、カラマン君候国、マムルーク朝、オスマン朝の支配も受け、時代に翻弄された。

夜着いたため、何もみることができず、夕食へ。夕食は、有名なイスケンデール・ケバフ。これは、通常のケバフにトマトソースがかかったもの。大変おいしい。


翌朝は少し早起きして、カイセリの町を早歩き。

エリア カイセリ(トルコ)

【ハジュ・クルチュ・ジャミィ】

昨晩宿泊したヒルトンホテルの裏のジャミィ。

【カイセリ城】

町の中心部に建つ火山岩の城壁。３世紀の建造と言われ、その後何度も補強、増改築が行われた。城内は食料品や日曜品の市場になっている。

【時計搭】

（誰の騎馬像か忘れてしまいました）

【街並み】

【フナトゥ・ハトゥン・キュルリイェスィ】

ジャミィ・テュルベ（廟）や神学校が集まった複合建築をキュルリェと呼ぶ。

朝が早く、中には入れなかった。

【ドネル・キュンベット】

ルーム・セルジューク朝の霊廟のうち、最も有名なのがドネル・キュンベット。１２１８年にカイクバート１世が娘のシャー・ジハン・ハトゥンのために造らせた。

【エルジエス山】

町からは万年雪を抱くエルジエス山が見える。

【ヒルトンホテル】

今回宿泊したホテル。