2009/07/04 - 2009/07/13
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アルデバランさん
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<ヒラルダの塔からセビリア市内北方面を望む>
セビリア大聖堂は見所が沢山あって時間がいくらあっても足りない…
5身廊の荘厳な空間とステンドグラス、輝く巨大な祭壇衝立とコロ、王室礼拝堂を筆頭に数々の礼拝堂と宗教画。
そして忘れてはならないものに「参事会室」がある。
薄暗い大聖堂の中で一際異彩を放つスペイン・ルネッサンスの傑作。
洗練された美しさに言葉を失います。
朝、グラナダを発って宿に荷物を置いただけで直行したので、
ご主人様はだいぶ疲れたようだ。
それに、メインイベントの「アルカサル」の為にエネルギーを温存しておく必要もあるのだろう、
「ヒラルダの塔は上ってもしょうがない」と言うのを何とかなだめ、上って見たが展望を十分堪能できたので良かった、良かった…
ご主人様はあまり興味ないらしく、はしゃぐ我輩を冷たい視線で
「早くしろ…」といわんばかり。
入口でもらった日本語パンフレットには「見学は90分をお勧めします。迅速な見学は約45分」とあるが、2時間半かけて、じっくり見学させてもらった。
-
コロンブスの霊廟。
棺を担ぐカスティリア、レオン、アラゴン、ナバラの4人の国王。
紋章のついた前掛けしてるんで、どこの国代表か分かりやすいですな…
レオンの国王さん、アータねえ、棺が重いからって富士登山じゃないのに、槍を金剛杖のように突いて歩くから、先っぽにお団子が刺さってまっせ… -
棺の下側にも見事な彫り物が…
左のアラゴンの王さんはコウモリの柄だ
オシャレ! -
トランセプト(交差廊)でも北側、ちょうどサンクリストバル門とは反対側のオレンジの中庭側を見ると…
「銀の祭壇」
どうです、
この垂直柱の剛とヴォールトの柔、そしてステンドグラスの華
ステンドグラスは「キリストの昇天」
絵は「無原罪の御宿り」最近の作品だ。 -
銀の祭壇をグイーンとズームしてみる。
どでかい王冠が…
誰があんなデカイの冠るのだろう…
そして、
中央に聖母マリア、左に聖イシドロ、右に聖リアンドロの像が。 -
キューバ産のマホガニーで作った聖歌隊席。
天安門の黒檀の椅子も凄かったけど、コレも凄い…
聖歌隊席の反対側を見ると、そこにも人だかりが。
何かと思えば… -
内陣にある黄金の祭壇(レタベル)
キリストとマリアの生涯を胡桃材に彫って、
金を貼り付けた、キンキラのバブリーな衝立。
マリア像の後ろ、真ん中の図はキリストの生誕の場面か?
なんせ馬小屋だからね…
マリア様は何故ベツレヘムで馬小屋に泊まらざるをえなかったのか?
「ホテルはクリスマスで一杯だったから…」
やっぱ、予約しとかなきゃあ。
ちなみに、鉄柵はやはりハエンの巨匠バルトロメの作。 -
その、黄金の祭壇の前の大理石。
ヒラルダの塔がここにも。
おいそれと歩けませんな… -
お宝も一杯展示してありました。
-
最奥にある王室礼拝堂
フェルナンド3世とその妻、そして後継者の賢王アルフォンソ10世が眠っている。 -
では次、行って見ましょう。
聖杯の礼拝堂。 -
聖杯の礼拝堂もさながら美術館のように絵が展示してありました。
どの礼拝堂も像か絵に向かって礼拝するんだ… -
こちらが聖杯の礼拝堂の主祭壇
-
お次は主聖具納室
聖具はいずこ?
と思いきや、又絵画だ…
正面、真ん中が『キリスト降架の図』ペドロ・カンパーニャ。
右側はちょっと柱に隠れてるけどフランシスコ・デ・スルバランの『サンタ・テレサ』 -
この銀製のど迫力…
いわゆる「商業革命」の象徴ですな。
南ドイツのフッガー家も真っ青。
新大陸から銀の奔流。 -
さすが、セビリア。
ムリーリョの絵がやたらたんとある。
『サン・イシドロ』 -
どうも、この大聖堂の主役は聖母のようだ…
-
ほー…
フェルナンド3世は砲丸投げの選手でもあったのか…
しかも、右手は剣。
ということは、フェンシングの選手でもあったのか…
ペドロ・ロルダン作『聖フェルナンド』 -
参事会控え室
名高い建築家エルナン・ルイスの手による
素晴らしい部屋だ。
ヴォールトといい壁といい、美しいの一言。 -
その控え室の壁には聖書の場面の彫刻とレリーフがずらり。
-
この部屋は他とちょっと趣が違ってました。
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控え室から参事会室に行くには、カーブした廊を通らなくてはならない。
これは参事会室に沿ってぐるっと回っているから
このようになるのだ、と後で気付いた… -
参事会室のヴォールト。
単に楕円形で変わった形という事でなく、
ルネサンス様式のその洗練された、部屋の美しさに言葉が出ませんでした。 -
楕円の一番目立つ所にムリーリョのインマキュラーダ、『無原罪の御宿り』。
そしてステンドグラスのあかり取りと交互にぐるっと肖像画が架かっているが、ムリーリョの横はさすが聖フェルナンド。
因みに左横は聖エリメネヒルド。 -
床には菊の御紋章までも…
大理石の見事な床だが、デザインはローマのミケランジェロのカンビドリオを真似たということだ。 -
ディエゴ・ベラスコの手による
大司教が座った椅子も参事会室にありました。 -
さあ、お次は一休みしてヒラルダの塔に登ってみましょ。
上までは階段でなくスロープなのが年寄りには嬉しい。
設計者の粋な計らいに感謝。
昔は馬とかロバで騎乗のまま上がったそうだ。
横着な人がいたもんだ。
出来ればエレベータも付けてほしかったけど。
無理か… -
ヒラルダの塔はイスラム時代に作られたミナレットを土台にキリスト時代に鐘楼を継ぎ足して改修した。したがって下の部分はイスラム様式、塔の部分はルネサンス様式。
外観を見るとどこから違うのか一目で分かる…
窓の形はイスラムの2連アーチだ。
そのアーチの所から格子越しに外を見る。 -
市内には高層ビルが無いので展望の良いこと、良いこと。
-
角を曲がるごとに番号が付いてました。
34番を過ぎると展望台に着きます。
34回クルクルと曲がったのか… -
歩いていける一番上に着いた。鐘楼の部分だ。
鐘はキリスト教時代につけられた。
ミナレットとして使用していたときは、時計など皆持ってないので礼拝の時間が来るととこの塔から「時間だよ〜」と知らせていた。
担当はきっとセビリアで一番声がでかい人が選ばれたんだね… -
オレンジの中庭を見下ろす。
左側が受胎告知の門。
右側に免罪の門。 -
東方面。
闘牛場だ。
そして、目を凝らすとその向こうにグアダルキビル川に架かるトリアナ橋 -
交差廊の屋根部分を上から見下ろす。
リブ・アーチの屋根側はこんなになってるんだ…
高さはあまりないのでフライイングバットレスも控えめ。 -
外は市内が一望できる。素晴らしい見晴らしだ。
南方面。
手前の塔は奥内陣の王室礼拝堂のドーム
その向こうにアルカサルとバンデラスの中庭が見える。
緑の部分はアルカサルの庭園でその向こうに
スペイン広場の塔も見える。 -
南方面をズームしてみるとグアダルキビル川だ。
その手前は旧タバコ工場のセビリア大学 -
大聖堂をでて、オレンジの中庭に行って見ましょう。
見上げると…
強大な守宮が大聖堂を守ってる…
なに?あれは守宮じゃなく単なるワニ… -
オレンジの中庭にはオレンジが植えられてました。
あたりまえか…
ここは意外と古く、大聖堂建築の前のイスラムのモスク時代には既にあったとか、モスクに入りきれなかった信者はここでお祈りしたんだろうね。
え、えーと。メッカの方向は…? -
オレンジの中庭から受胎告知の門を見上げる。
-
セビリアのランドマーク、ヒラルダの塔。
高層ビルが無いので市内のどこに居ても見える。
特にここ、オレンジの中庭から見上げるヒラルダの塔は美しい。 -
ちょっとアップにしてみる。
あれれ、字が彫ってある。 -
さらにぐい〜んとズームしてみる…
ヒラルディーヨ。
こちらは影武者で、本物は別に保管されてるらしい。
クリストバル門に展示されていたのも影武者?だったのか…
やるねえ、大聖堂も。 -
大聖堂に時間をかけすぎた…
もう2時半だ。
アルカサルに備えてどこかで昼飯兼充電しなくっちゃ。
オレンジの中庭に面した免罪の門から外に出る。 -
振り返ると、ヒラルダの塔が…
それどころじゃない。
早くお食事どころ見つけないと、ご主人様のカミナリが塔でなく我輩に落ちる… -
大聖堂の周り、特に北側には飲食店が集中してる。
もう3時30分なんで昼飯時も過ぎつつあり、どこも空いてる。
ここなんぞどうかな?
洒落たアスレホの看板だ… -
こんな感じの店が続く。
-
で、入ったのは無難にその隣の「ROBLES TAPAS」
大聖堂に面して場所は一等地にある。
外は暑いんで中に入りましょ。 -
どれどれ…
メニュー拝見。 -
ご主人様はグラナダで食べたガスパチョがよほど気に入ったのか又頼んでる…
グラナダの方が鼻の差で美味しかったそうだ… -
その他にも茸やら、ポークやら試しました。
パン、飲み物(水)も入れて29.77ユーロ…
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