パリ国立自然史博物館　剥製パンダの恨み節

2009/09 - 2009/09

自然史博物館は3棟有りますが、今回はメインパビリオンの剥製倉庫みたいな展示館。

展示物が剥製だからか、防腐剤の様なヘンな空気が充満していて、ちょっと息苦しい。
原因は不明。
ここの印象は「動かない行動展示」。
隅では、皮を剥がれたパンダが恨めしそうに見てました。

ちなみに神戸王子動物園のパンダがトン死。
賠償金が5千万円だそうな。
でも死んだパンダは、どうするのだろう。
まさか、返還すのではないだろうな。

「パンダ死して皮残す」か。
中に人が入れる様にして、パンダにミッキーマウスダンスを踊らせたら面白いかもね。

エリア パリ(フランス)

地下1階は海洋生物の剥製、模型の展示。

ペンギンが立っているのは分かりますが、アザラシ？が立ってるのはナゼ？
最近は何でも立たせます。
立つとカワイく見えるのかな。
レッサーパンダも置いとけ！

ホオジロザメですが、大口開けた状態の展示を見たのは初めてです。

イルカ／ジュゴン／ウミガメ。
でも、何故かディスプレイにハリセンボン。

この展示物。
どう見ても、お弁当に入ってる、ソーセージのタコに見えてしまいますが。

御存知、鯨の骨格見本ですね。
ちゃんと、小さな後足も付いてます。

何か分かりません。
蛔虫蟯虫寄生虫？

アンコウの剥製。
こんなモノ、見せられてもなぁ。

空中には鳥類が。

「アフリカのキャラバン」という大型動物の剥製展示。
ここのウリです。

動物の並べ方には意味が有るのでしょうが、考えても分かりませんでした。
ここに人間を立たせるとしたら、位置は何処でしょうか。

建物の構造。
吹き抜けになった、大きな体育館の様な感じ。
エッフェル塔みたいな骨格で構成されていて、18世紀の「ドクター・モローの島」や「フランケンシュタインの怪物」の様な、おどろおどろしさが有ります。
暗いし、お化け屋敷風とも。

こんな格好で長時間居るのはツラそうです。
疲れからか、顔も蒼白に。

こうやって、座り込んでいる動物もいます。
立ち姿より、こんなポーズの方がイイですね。

近くで見るｿﾞｳ、ｷﾘﾝは大きい。

でも、ヒトは地球上に生息する生物の中では大型動物に属するそうな。
確かに、ヒトより大きい動物は僅かです。
ヒトが大型生物である事が、環境破壊を起こしてしまう原因の一つでしょう。

動きのある展示です、剥製とは思えないです。
「旭山動物園行動展示」の動かない版かなぁ。

カバは凶暴な動物として有名ですが、この顔を見るとヤッパリと思わせます。
これらの展示群は野生を感じさせます。

この「アフリカのキャラバン」に欠けている展示品。
それは「霊長類ヒト科」。
アフリカは、人類発祥の地らしいのに。

館内で唯一の生きた展示品。
シダ類でしょうか、樹脂製かも？

色々と考え抜かれてディスプレィされているのでしょうが、ようわからんな。

アルパカ？と、その製品。

これも、ある意味「剥製の展示物」？！

立ち上がった、哀愁のパンダ。
こうやって「オラァ、死んじまっただぁ」と、訴えかけている様なポーズは新鮮に見えます。

ゾウに襲いかかるトラ。

正確に言うと、ゾウの背中に付けたカゴに乗っている人間を襲うトラ。

動物をグループ分けして展示してますが、どう分けているのか分かりません。

「食物連鎖の頂点なのに！」とイジけてる。
まるで動物園のライオンみたい。
こんな状態だと松島トモ子にも勝てない。

あまりイジけてると、歯磨きにしてしまうぞ。

この旅行記へのコメント （2）

• churros　さん 2010/10/03 08:31:45

  はじめまして

  ジェームス・ボンドさん、はじめまして。
  
  ボンドガールさんに一票、可愛いですね私も早く欲しいのですが、娘の相手が決まらない事には、どうにもなりませんよね〜。
  
  ところで、ご訪問ありがとうございます、よくお名前は拝見するのですが何故か機会が無く今回初めての訪問になりました、これからも宜しくお願いします。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｃｈｕｒｒｏｓ

• きっちーさん 2009/09/24 18:38:29

  しょっぱなから・・

  しょっぱなから、キッズの夢を霧散するようなコメントで、面白かったです（笑）。
  
  はく製に、匂いってあるんですかー？
  
  なんか、はく製って獣毛のキューティクルが、かぴかぴになってそうなイメージが。
  
  なので、匂いも無くなっちゃいそうな気がするんですけど。
  強い薬品を使うんでしょうか？？