2005/11/04 - 2005/11/06
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juventinaさん
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2003年8月に語学学校を終えてヨーロッパから帰国してすぐに
田島麻美さんの「南イタリアに行こう」(双葉社)という本を
見つけた。日本のガイドブックではなかなかお目にかかれない
魅力的な町がたくさん取り上げられていた。
その中のひとつ、レッチェのおどろおどろしい(?)バロックに
心惹かれ、「南イタリア=危険」の印象よりもサンタ・クローチェ聖堂を
自分の目で見たい気持ちの方が強かったのでレッチェへ訪れることに。
前の晩に出会った、リミニのジェラート屋一家に南イタリアの
治安について相談したが思いっきり笑われたお陰で安心して
レッチェに行くことができた。
9/30 出国→バンコク→
10/1-10/2 アンタナナリボ泊
(10/2アンチラベ日帰り)
10/3-10/4 ムルンダヴァ泊
10/5-10/6 アンタナナリボ泊
10/7 アンタナナリボ→バンコク泊
10/8 日中:バンコク観光、
夜:空港(両親は帰国、私一人ミラノへ移動)
10/9-10/10 ミラノ泊
10/11-10/16 トリノ泊
(10/13ジェノヴァ日帰り、10/15サッカー観戦)
10/17-10/18 ミュンヘン泊(10/18サッカー観戦)
10/19-10/22 クリングナウ泊
(10/20ラインフォール、シャフハウゼン、シュタイン日帰り)
(10/21リギ山、ルツェルン日帰り)
(10/22バーデン日帰り)
10/23-11/1 フィレンツェ泊
(10/26ピサ、ルッカ日帰り)
(10/29シエナ日帰り)
11/2-11/3 リミニ泊
(11/3サン・マリノ日帰り)
11/4-11/6 レッチェ泊 ●
11/7-11/9 アルベロベッロ泊
11/10-11/12 マテーラ泊
11/13-11/15 ローマ泊
11/16 ローマ→
11/17 →バンコク→
11/18 帰国
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
PR
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リミニ9:57発レッチェ行きの列車に乗り込む。
予想外の楽しい出会いがあったリミニの町、いつになるかはわからないけど絶対にまた来ようと思う。
レッチェまで約6時間半の旅。昼食はホテルの朝食をこっそり調達して準備万端!心配事はトイレ・・・一人旅では荷物が心配で儘ならない。
車内で向かいの席に座った黒人ぽいお兄さんはレッチェよりひとつ手前のブリンディシまで行くとのこと。ともに長旅だ。よほど私が子供に見えたのか車内販売のお菓子を買ってくれた・・・
プーリア州最大の町バーリを過ぎると乗客も激減。車窓からの風景も人を見つけるのが難しいほど。夕暮れ時、白くぽっかりと浮かび上がるオストゥーニの幻想的な町並みに息を呑んでしばし見惚れた。まだまだ知らないイタリアの風景、長旅の疲れに反してワクワクする気持ちは高まっていく。
「時間に正確」がウリのユーロスターだけどやっぱり30分ほど遅れてレッチェに到着した。 -
2世紀の古代ローマ円形闘技場がある「サントロンツォ広場」にて。ライトアップされた遺跡を間近で見ることができるのはイタリアならでは!
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サンタ・クローチェ聖堂
レッチェまでやって来た最大の目的は、この豪華なバラ窓のファサードを見るため。華美で毒々しい(?)装飾もライトアップのおかげで和らいだ印象になる。 -
万博のイタリアパビリオンにあったチョコレートの車と同型のフィアットの古いチンクエチェント。古めかしさが町並みに似合っている。
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旧市街地にて。
同じような石質の白い建物が立ち並ぶ。 -
ドゥオーモ広場
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ドゥオーモ広場にある鐘楼。
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ドゥオーモ
豪華絢爛なサンタ・クローチェ聖堂には負けるがこちらも緻密な装飾が見事である。 -
ドゥオーモ広場。
怪しい雲が現れるが滞在中はずっと晴天に恵まれた。 -
サントロンツォ広場
旧市街地のど真ん中にあるのでよく訪れた。
右側の「サントロンツォの円柱」はブリンディシにあったアッピア街道の終点を示す2本の円柱のうちの1本である。この円柱は1666年にレッチェの守護聖人、聖オロンツォがブリンディシィの町を疫病から救ったことに対する謝礼としてブリンディシの市民から寄贈されたもの。 -
日中に改めてサンタ・クローチェ聖堂のファサードを見てみると・・・ ゴテゴテの装飾に度肝を抜かれる。
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彫刻の細かさはさることながら同じように並んでいる人間の表情もひとつひとつ微妙に異なる。
気がつけば、上を向いたままポカンと口を開けてカメラ片手に佇んでいた・・・ -
サンタ・クローチェ聖堂全景。
これだけ立派な建造物だと大きな広場に聳え立っていそうだが意外にも両隣だけでなく、狭い道を隔ててすぐ向かいには建物がある。突然、聖堂が姿を現すのは驚きがあるが何となく窮屈そう・・・ -
サンタ・クローチェ聖堂のすぐ左の建物は政庁舎。
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政庁舎の上からも何かが吠えている・・・
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政庁舎に入ると柱廊が印象的な建物があり・・・
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ここからまっすぐ延びる道を進むと広大な公園へ続いていた。白い町並みとは対照的に鮮やかな木々の緑が目に飛び込んでくる。
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このとき時間は午後3時ごろ。
南イタリアにはまだシエスタのような習慣が残っていて、町はとても静まり返っている・・・ -
夜、とある建物の中庭ではいろんなアーティストの作品や家具が売られていた。
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昼間の静けさはどこへやら。土曜日の夜ともなるとこの賑わい。部屋でおとなしくしているのはもったいない!
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おっかなびっくりでやって来た南イタリアだが予想外に治安もいいので大理石がライトアップされる夜の散歩もおススメ!もちろん注意もほどほどに。
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この日は観光案内所でもらった地図の観光ルートに沿って町を散策することに。B&Bから新市街をずっと歩いて、ナポリ門を目指す。
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ナポリ門の近くにある、フェルディナンド1世のオベリスク。
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ナポリ門
まずはここを抜けると・・・ -
イスラム風の屋根が印象的な、サンタ・マリア・デッラ・ポルタ教会。
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「バロックのフィレンツェ」と評されるほど、町の随所にバロック建築が見られる。
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ロザリオ教会
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古代ローマの劇場跡。バロックの建物の間で息を潜めているような佇まい。
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古代ローマの劇場跡からはドゥオーモ広場の鐘楼が見渡せる。
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古代ローマの劇場跡を示す看板。
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サン・マッテオ教会
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ぶらぶらフラフラ歩き続けて・・・
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サンタ・クローチェ聖堂へ戻ってくる。
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バラ窓の装飾もとにかく豪華!この教会は他の建物よりも抜群に緻密な彫刻が施されている。
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見れば見るほど圧倒される。左側のつるんとした不思議な生き物は犬神家のスケキヨ?しかも足を押さえる人のような手まである。
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あこがれ続けたサンタ・クローチェ聖堂・・・
時間帯や太陽の当たり具合で刻々変わっていく聖堂の表情が気になって仕方がないのでレッチェ滞在中はずっと通った。 -
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旧市街の入り口のひとつ、ビアジオ門。
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夜な夜な旧市街地へ・・・
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見納めのサンタ・クローチェ聖堂。
ライトアップの写真はむずかしい・・・ -
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聖堂内部。
派手な外観に比べると少しおとなしい? -
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泊まったB&B。オーナーは女性画家で、娘夫婦が切り盛りしていた。オフシーズンで1泊28ユーロは安い!
*現在は移転し、料金も少し上がった模様。 -
不思議な絵があちこちに飾られていた。部屋はとてもきれいで居心地もよかった。
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でも玄関で鎖に雁字搦めされた壺を見たときは相当危ない町かとビビった。いっそのこと置かない方が・・・
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新市街も白い家は続いている。どこを見てもまぶしい様はまさに南イタリア!
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国鉄のレッチェ駅。
ここから列車でアルベルベッロへ向かう。
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