2007/03/18 - 2007/03/25
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QantasTelstraさん
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無事シドニー国際空港の税関を出たQT、マッキー、すーの3人。
あの混雑の中でも、なんとか2人を探すことが出来ました。
ほっと一息。さて、これからどうするか?
夕方にはシドニー国内線ターミナルに戻らなければならないので、その分の時間も考えると、
正味8時間のシドニー滞在時間。
今居るのがシドニー国際線ターミナル。まずしなければならないのが両替。
日本円をオーストラリアドル(以下A$)に換金します。
5年前にここに来た時のレートが65円。
今はな、な、なんと、106円。空港だからこのレートかもしれない。
やっぱり極力カードでの支払いがベストだと思う。現金は細かいもので使うくらいにして。
続いて広いところでスーツケースの中を整理した。
手荷物バッグの中には、機内から奪ってきたものやらシンガポールのトランジットで買ってきたものやらがごちゃごちゃ。
さらに、前日深夜から全くシャワーも浴びていないので着替えもした。
ゴールドコーストのけいちゃん家までシャワーは諦めて、外人のように香水で匂いをごまかした。
空港の外は快晴。半袖短パンサンダルでも暑いくらい。サングラスは必須。
まあ、こっちの真夏の時期に来たんだもんね。
その後、市内に出るか!となったが、いや、そうじゃない。
今3人の目の前には観光をするには大変邪魔な物体がある。
「スーツケース」
である。このスーツケースにはシドニー観光に必要じゃないものが沢山入ってる。
なので、ここ国際線到着フロアにある手荷物預かり所に夕方まで置いておくことで、
身軽になって観光が出来る。
なので、早速手荷物預かり所を探した。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- シンガポール航空
PR
-
事前にネットで調べたとおり、地下の列車ホームへ向う方向に歩いていくと左手にあった。
「smartecarte Baggage Storage」
チンチーンとボタンを鳴らして係員を呼んだ。
普通のスーツケースが、6時間までだとA$9、24時間までだとA$12だった。
8時間なので、A$12を支払って、タグの半券(4cm×4cmくらいの)をもらって終了。
073番。シリアルナンバー?も振ってあった。 -
ようやく身軽になったところで、市内に出る作戦を考えました。
考えられるのが、バス、電車、タクシー。
前回はタクシーでホームステイ先に移動したものの、今回は荷物も少ないし時間に正確な電車で行ってみるか!となった。
ターミナル内の案内にしたがって列車ホームへ向った。
「Trains」なんて書かれた掲示に従って進む。 -
このエスカレーターを降りると自動改札があった。隣には券売機。
いったいいくらで市内まで行けるんだ?
タッチパネルを操作し、International Airport から Cityまでの片道チケットを買おうとしたら・・・
「A$13」
ぼったくりだ!!!!!
でもふと思い出した。成田からだってNEXで都内まで行けば3000円くらいかかる。
それに比べりゃ安いか?でも市内までだってそんなに遠くないよ?
3人だし、タクシーと変わらなかったりして。
バスの方が安いのは確実。でもまた戻るの面倒だな。
時間もなくなってきたし、このまま13払って行くか!となった。
QTはシンガポールでの空港−市内間の電車料金と比較してしまったためそう思った。
シンガポールの電車なんてタダみたいなもんだよ。何十円とか。爆安。
タクシーも同じくらい爆安。
ドイツ・オーストリアのとある路線ではタダ乗り可能だけど
そんな国と比較してしまっちゃいけないね。ここはオーストラリアだもんね。 -
これがチケット。
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ここが国際線ターミナル駅ホーム。
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トタン板のような波波のボディの列車がホームに入ってきた。全て2階建て。
列車自体はそれほどスピードが出るわけでもなく、市内へと向いました。
8時45分。残り、8時間。 -
シドニー国際空港から電車で15分、シドニーの中心部までやってきました。
降りた駅はサーキュラーキー駅。ホームステイしたマンリーにはここから船が出ている。
時刻はまだ9時ちょい。殆どの店は閉まっている。 -
ここから一番近い観光スポットといえば、もちろん
「オペラハウス」
中に入るわけじゃないので、時間なんて気にしないで行ける。
サーキュラーキーの脇を通って、オペラハウスへ向いました。
サーキュラーキーには船が続々とやってきていました。
船の向こうに見えるのが、「ハーバーブリッジ」 -
次第にオペラハウスが近づいてきました。
-
海を挟んで、ハーバーブリッジが!
http://www.youtube.com/watch?v=ojr_HfeL9T0
5年前にホームステイ先の家族の人に、シドニーで一番楽しいアクティビティは何?なんて聞いたら、
「ブリッジクライム」って言われたことを思い出した。
このハーバーブリッジに登るというもの。結構高いし、専用の服を着たり装備して登るらしい。
QTは未だに登ったことはないけど、また行く機会があったら挑戦したみたい。 -
オペラハウス前の広場。
-
これは、まっきーとスー。今までTVとか写真でしか見たことがないオペラハウスを、目の前で見れて興奮気味だったようだ。
-
オペラハウスを見終わったところで、ちょっと日本に電話をかけることにした。
日本とに時差は2時間。日本は−2時間です。
シドニーが9時45分なので、日本は7時45分。
すーが電話をしています。 -
電話を終えると次の観光スポットへ。ただ、やはり夏場なので歩いての移動は結構辛い。
シドニー市内では観光客用のバスが走っている。有名観光スポットを循環するバスだ。
2系統あって、市内を回る「Sydney Explorer」と海岸沿いを回る「Bondi & Bay Explorer」
今回はシドニーエクスプローラーに乗ることにしました。
大体は20分おきに循環バスがやってくる。
オペラハウス前にもそのバス停があるので、そこで待つことにした。
数分後、真っ赤に染まったバスがやってきた。5年ぶりのご対面。
チケットは乗車時に購入する。1日乗り放題のチケット。2日間用もある。
ちなみに5年前は1日でA$25だった。しかし、今回は・・・
A$39!値上がりしてる!!!おい!!!
まあそれはさておき、これに乗ればクーラーが聞いてる中で有名観光地を回れるので非常にラクチン。
別に必ず降りなくてもいいので、1日乗っててもいい。 -
ちなみにシドニーの市バスがこれ。ベンツです。
バスを2台繋げたものも市内を走っている。オーストラリアの広さを感じるわ。 -
チケットは、バス乗車口にあるボックスに突っ込むと、自動で出てくる。
ただそれだけ。乗るときは毎回ボックスに突っ込まなければならない。
座席に座ると、前方から叫び声が聞こえた。ふと耳を澄ますと、
「Hey! Brother!! Hey! Brother!!」
そう運転手が叫んでいた。しかもQTらに対して。
おいおい待てよ、兄弟って何だ!!!
流石オージーの気軽さが出てるわ。皆友達っていうかんじかな。
結構明るい人が多い国なことは確か。この明るい性格がオージーならではなのかもしれない。
何で呼んだのかと思いきや、バスのパンフレットを渡すためだった。
Thank you brother!なんて言って席に戻ってきた。
これは車内。 -
QTら3人は、オペラハウス前からシドニーエクスプローラーに乗ったんですが、ここの次のバス停がなんと、ハーバーブリッジを渡って北シドニーでした。
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ここを渡っていきます。
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渡ったと思ったら、また戻ってきました。
これは、サーキュラーキー。奥に若干オペラハウスが見える。 -
そしてハーバーブリッジ。シドニー湾は世界でも綺麗な場所。夜景なんて最高だよ。
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バスに乗っていると色々な建造物が見えてくる。
「NSW州立図書館」 -
「ハイド・パーク・バラックス」
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ここは、囚人たちの収容所だった場所。5年前に中に入った時の写真ですが、ハンモックが再現されていた。
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ふと市内を走っている車を見ていると、QTと同じ車に乗る人を発見!!
「Australia版 Outlander」
ちゃっかりグリルはブーレイ顔だ!16インチのホイールだから、そんなにグレード高いやつじゃないな。 -
そしてバスは、QTらが降車しようとしている、
「Mrs. Macquaries Point」にやってきました。
ここから見るオペラハウスとハーバーブリッジは、まさに絶景ポイント。 -
http://www.youtube.com/watch?v=zBmNtmqbicM
ここから見るのも絶景ですが、マンリーからサーキュラーキーに向う船の上から見る2つも絶景。
船の方が近くまで寄れる。
バスは20分間隔で循環してくるので、ここでの滞在は20分にすることに。
この時は11時くらいで、写真を撮るにはもってこい。
過去の経験から、ここに午後に来ると逆光のために写真撮りにくいので注意。 -
ここには、ミセス・マックォーリーズ・チェアと言う岩でできた椅子がある。
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続いては高層ビル群が立ち並ぶ、シドニー市内へ。
マックォーリーズのバス停の次の、ウィンヤードで降ります。
シドニーの南北に走るメインストリート「ジョージストリート」からちょっと入ったところにある、
「マーティン・プレイス」という歩行者天国。モダンな建物が多い。昔の中央郵便局などがある。このときもCGのイベントが開かれていた。 -
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マーティン・プレイスから、多数のショッピングセンターがあるピットストリートモールを通ることに。
まあ、ピットストリートは高級ブティック街でもある。
とにかく観光客が多い。ビジネスマンも多数。うようよしてる。
5年前にボーダフォンのプリペイドを買った店はまだあった。
丁度腹が減ったので、ピットストリートにあった店に入って、ケンタッキーのツイスターみたいなロールものを食べました。
ここでマッキーとすーに始めての注文をさせてみました。
いったい彼らの英語は通用するんだろうか?こう言えば頼めるから!とアドバイスをして遠くから見ていた。
結構戸惑っていたものの、ジャスチャーやらで通じたようだった。
英語を話す人を相手に注文をした2人の感想は・・・
「すげー楽しかった」らしい。期待できるわ。
楽しいって言ってくれてほっとした。連れてきてよかったよかった。
2人が持ってきたのがこれら。 -
結構食べ応えがあった。
やっぱり、こっちの国のフレンチフライは最高。
基本的に、ケチャップがついてくる。シンガポールならチリが。
ポテト好きのQTは、今回けいちゃんに、史上最高のチップス(イギリス圏ではポテトのことチップスと呼ぶ)を食べさせると言われかなり期待してオーストラリアまで来た。楽しみだ。 -
ここはジョージストリートから見るQVB(クイーン・ヴィクトリア・ビルディング)。
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ビザンチン様式の外観が綺麗な建物。
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中に入ると色々なブティックやら、テナントやらのお店が入りまくっている。
中はこんな感じの構造。吹き抜けのフロアが開放感を生み出していると思う。 -
特に買い物をするわけでもなく、ぶらっと一通り見て終了。
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続いてはダーリングハーバー方面へ。
QVBからも500mくらいですが、SydneyExplorerの乗り放題チケットがあるので、バスで移動。わざと遠回りします。
思ったより時間にも余裕があるので、バスのクーラーの効いたところで時間稼ぎ。
ふとバスの窓から外を見ていると・・・
交通量もある道路の脇にあるちょっとした芝生の上で、人が・・・腕を組んで・・・寝ている。
長閑っていうか、有り得ないっていうか、へたすりゃ踏みつけられるね。 -
ダーリングハーバーには、SC、水族館、博物館などがあり、モノレールも走ってる。
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ここら辺にも色々な有名ブランドホテルが立ち並んでいる。
ただ、景色がいいからなのか結構値段も高い。 -
ここにある、「オーストラリア国立海事博物館」には、戦艦やロシアの潜水艦がある。
QTは以前入ったことがあったので、すーとマッキー2人で中に入ることを勧めた。
もちろん・・・チケットも2人に買わせた。ちゃんと買えるんだろうか?
なんとか買えたようだけど、必ず2人は笑って戻ってくる。
言葉が通じないけど、ちゃんと頼んだものが買えたことが面白かったらしい。
まあ、そのうち英語にも慣れてくれるんだろうに・・・。
QTは入場口前の椅子に座って、この後の計画を立てていた。 -
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2人は満足して戻ってきたようだ。
続いて歩いてハイドパーク方面へ向った。公園で時間をつぶそう作戦。
ハイドパークまではダーリングハーバーからも1本道で行ける。
ここは、ハーバーの上に架かっているピアモント橋。
そしてその上を走っているのがモノレール。近いぞ!
歩いていたら、頭上を通過していったモノレール。
http://www.youtube.com/watch?v=iI2YzwGmPLY -
マーケットストリートをひたすら東に歩いていきますが、その途中には色々な観光スポットがまだ存在。
真ん中に見えるのが「シドニータワー」 -
タワーに上ろうかと建物の中まで入ったものの、A$20ちょいで値段が高すぎる。
305mの高さ。シドニー空港に着陸する時も、シドニータワーの脇を通過する。
タワーより高いところから見たから、別にいいか!!!となってここ通過。 -
公園へ向け歩きまくります。
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公園に着くと、アーチボルド噴水が一機は目立ってます。突き当たりのツインタワーのようなものは、聖メリーズ大聖堂。これスゲーよ。
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ふと、ハイドパークの人が沢山居るところにいくと、そこではチェスをしている人が沢山いた。
-
しかも、その中央には写真のようなデカイチェスもあった。
QTが住む山形にも、人間将棋がある。そこまでサイズがでかくないものの、なんだか迫力がある。
しかもこのときの対戦は、見た感じ、
「サラリーマン VS ホームレス」
手前、姿勢が正しいYシャツ姿の人がサラリーマン。昼休みなのだろうか?
奥、グリーンのシャツに帽子をかぶった人がホームレス。小遣い稼ぎなのだろうか? -
-
http://www.youtube.com/watch?v=dQai0k8YDXE
http://www.youtube.com/watch?v=BnXxl0Wa_1Y
3人でしばらく座って見ていたら、取材をしているような女性がやってきた。
ノートにメモしては写真を取り捲っていた。
確かに珍しいな。欧米では当たり前の光景なんだろうか? -
さらにさらに、QTらが座っていた場所の脇には、マッチョなファミリーがやってきた。
親分が子分にチェスを説明しているように見えた。足の動きから身動きから全て一緒なファミリーだった。 -
さて、チェスの方ですが、気になるものを発見。
あのホームレスの左手には、携帯ラジオのようなNDSのような、チェス攻略PCのような、謎の機械があった。
一人でブツブツ言いながら、なにやらそれを参考にして何かしている。
それ、カンニングマシーン? -
周りのオーディエンスが、あーしろこーしろだの、サラリーマンにアドバイスしている。
一番うるさいオーディエンスがこの後を向いているおっさん。
俺にまで、「これだったら、ああした方がいいよな!」
なんて言ってきた。知るか!!!
15時近くになると、ごみ収集車のようなものがやってきた。
その係りの人が、大きな麻の袋を持ってチェス台へやってきた。
するとその人たち、ピンを片付け始めた。ああ、ここ15時で片付けられるのね。そう思った。
しかし、サラリーマン VS ホームレスの戦いは終わらない。
でも・・・終わりが見えないような戦いになっていて、殆どの人がホームレスに、
「諦めろ!もう無理だ!」なんて言っていた。こりゃ、サラリーマンの勝ちだな。
15時15分、本当にチェスが終了しました。
サラリーマンはオーディエンスに握手をし、どこかに消えていきました・・・。
ホームレスは・・・
周りでやっていた、ポータブルのチェスに参加して再び戦っていた・・・。
これからQTらは空港に行き、ジェットスターでゴールドコーストへ向かいます。
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