2009/04/17 - 2009/04/20
6610位(同エリア7748件中)
warajiさん
- warajiさんTOP
- 旅行記151冊
- クチコミ11件
- Q&A回答27件
- 155,025アクセス
- フォロワー2人
友達が突然温泉巡りをしたいと連絡が来た。今の仕事を辞めるのでこの後どうなるか分からないから今のうちに一緒に行こうというものだった。前々から事情は聞いていたし、ついに来たか・・・という想いもあって、一緒に出かけることにした。これから中々会えなくなるのも辛いし、いい思い出にしたいという想いもあった。行きたい先を聞いたら島根の美又温泉に行きたいという。これまたハードだ。
幸い今週も3連休だし、一緒に旅行できるなら行きたい気持ちもあって了解した。
私だって実は職場には緊張が走っていて、現時点でゴールデンウィークをもって受け持っている現場が閉鎖になる事が決まっていて、この先どうなるんだろう?という不安だけが残っていた。
金曜日、仕事を終えて少し家でゆっくりした後家を出た。高速は土日にまたがっていれば原則1000円なのだ。だからICを下りない限り月曜だろうが火曜だろうが1000円。一部条件があるところもあるが。もちろん金曜でも木曜でも土日まで走れば1000円である。ただし、それは地方線というルールがあり、初めて知ったのだが、首都圏や都市区間、一部路線には適用されない。ややこしいのである。難しい事するな!と言いたい所。でもこの制度自体私は反対の立場だから何も言えない。ありがたいことは事実だが、それに泣く多くの人がいる事もこれまた事実であり、政治家はそういう事をまったく理解していない。それに、このしわ寄せは結局私たち自身にやがて来る事を知らないといけない。
夜の東名高速は久し振りだった。しかし・・・違う事が一つ。異様な光景を目にして愕然としたのだった。
温泉の旅はそうやって始まった。でもこの旅で本当にいいものを見させてもらった。ありがとうと言いたい。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
-
夜間走行で東名名神と走るのは長距離トラックをして以来だ。懐かしさと同時に疲れや恐怖も感じた。
静岡からなんと、ほとんどずっと右車線だった。これがどういう事か、高速をよく知っている人には驚きの事だと思う。しかもその平均速度を聞いたらもっと驚くだろう。なんと、100〜110キロなのだ!更にトラックの少なさとスピードにもビックリ!トラックはもう完全にそういう世界から離れているから知らなかったしそういう事実も把握してなかったのだが、とにかく経済走行だ。80キロは当たり前って感じ。中には70キロを下回って60キロなんて車もいた。かえって怖くて仕方が無い。それらがず〜っと左車線を埋め尽くしていたのだ。そして名古屋辺りだろうか?大阪に向かう名神はガラガラ。それでもまばらにいるのでトロトロした車を抜いているとついついオーバーペースになった。去年の燃料パニック、そして秋から今年の経済危機で仕事関係はパニクっている。それらの原因がトップの怠慢と傲慢によるものだから余計腹が立つのだ。何も出来ない私ではあるが、勉強させてもらった。
大津からは大都市圏となり、高速料金が加算された。そのまま走り続けて中国道に入り、宝塚ICで下りた。
阪急武庫之荘の駅で待ち合わせだが、早めに来て違う所に寄った。
この近くには神呪寺(かんのうじ)という字を見ただけでは恐ろしい名前のお寺がある。
ここは以前からずっと来たくて仕方が無いところだった。風来坊になって旅人してた頃、師事する先生の講和を聞きに高野山に向かった時、紹介されたお寺なのだ。あれからもう16年近くが経つ。やっと訪れる事が出来た!関西圏で都市のど真ん中に位置するのでやはり道が分からず、かなり苦労した。まだ暗い早朝だったから助かったようなもんだ。
たどり着けた嬉しさと喜びで思わず心の中で万歳を繰り返していた。
ここに呼ばれて私はこうして来た。お寺も私もお互いに今こそ時節到来だったのだ。お互い呼びつ呼ばれつして共鳴したのだ。その立役者はもちろんここに呼んでくれた友達、それ以外無い。きっと神様が友達を通じて呼び寄せたに違いない。 -
駐車場は完備され、近くには公園もあるのどかなベッドタウンだった。やっと巡り会えたお寺の階段を登って振り向いた景色は何とも言えない気分だった。街の明かりがまぶしいほどに光っていた。その光の中のどこかに今、友達は私との再会を待ちながら眠っているのである。
-
神呪寺の本堂。ここでお参りをした。後ろに見えるのが甲山(かぶとやま)。春の桜の頃はきれいらしい。
-
甲山に通じる道らしい
-
だんだん明るくなってきた。神戸と大阪の街が明るく見えてきた。
-
甲山参拝道の近くにこんな記念碑があった。ここは天皇関係のゆかりの場所らしい。
甲山の由来はどうもこの山に兜を埋めて国家の平和を望んだとしている。
私が呼ばれたのはこの為か・・・?余りにも偶然にしては出会いが出来すぎ。 -
参道を歩いていったら塔が建っていた。ここでもまた拝む。
-
お寺の鐘とお月様。さわやかな風が通り過ぎた気がした。
私の心はすっきり晴れ晴れとした。紀野先生との出会いから今日までこうして来れた事に感謝してお寺をあとにした。 -
だんだん明るくなってきて人々も散歩する姿が見えてきた。お寺の門前もくっきり分かるようになり、そろそろ友達に会いに行く事にする。
帰りはそれでも道が分かったが、それでも迷う。また来るとしたらきっと迷うかも。
武庫之荘は何とか分かった。思ったより距離があって焦ったが。駅は最初分かりづらかったが何とか発見!無事合流できた。ここもいい街だ。私も気に入った。さっそく出発し、再び高速に入ってひたすら最初の目的地、島根県美又温泉を目指す。 -
宝塚ICから入り、山陽道に入って山陰を目指す。
天気もいいし絶好のドライブ日和だ。車はまあまあの多さで、流れはよかった。山陽道のほうがいいと思って走ったが、余りそうは感じなかった。
休憩しながらいよいよ浜田自動車道に入って目的地、美又に着いた。
最初に来たのは温泉博士の使える日帰り入浴施設きんたの湯。実際のところ、ここは美又温泉ではなかった。人気もあると聞いたのでどんな感じか入ったが、まあそれなりって感じだった。
今回、本当ならここに泊まる予定だった。しかし手違いで泊まれなかった。かえってよかったかもしれない。 -
お昼をきんたの里で食べたのだが、これは大当たりだった!これで500円!しかもサラダバー食べ放題だ。地元のおいしい新鮮な野菜を提供している。これはよかった。
-
この近くには埋まった昔の木が出るらしい。それと金太郎とかけてきんたの里と言ってるみたいだ。違ってたらごめんなさい。
ここはサッサと出て本来の美又温泉に向かった。 -
美又への入り口。トンネルが可愛い。こんな感じのトンネルがあちこちにあった。面白いなと思う。最近作られたんだろう。昔はもっと狭い田舎道を走ったんだろうな。
-
トンネルの前にははるか高く高速の橋がそびえ建っていた。
トンネルをくぐり、しばらく走ると美又温泉が現れた。川辺にひっそりとある温泉街だった。今回泊まる保養センターを確認し、元湯温泉会館に入る。
内湯のみの質素な所だったが、お湯は最高だった。これだ!と、にんまり。
せっかくなので保養センターにいったんチェックインしてOKだったのでそのままもう一つの有福温泉に向かった。 -
有福温泉へ。立派な看板だったが、温泉街はずっとその先だった。
-
よく分からず、どんどん先まで進んでしまった。温泉街はあったのだが、駐車場が分からなかったのだ。田舎の田んぼが心なしか落ち着いて見える。
結局近くの広いところに車を止めて歩いて温泉街へ。 -
有福温泉には3つの共同浴場があった。その中でもメインらしき共同浴場に入る。ここも風情があってよかったが、美又温泉の湯の質がかなり高いレベルだったので普通に感じてしまった。
しかしここには原爆症で苦しむ人たちの療養温泉所があるくらいだからきっと名泉なのだろう。
美又に比べると開けているし観光客も少しは来ていたからこちらの方が有名なのだろうか?
駐車場がちょっとそれたおかげでいろんなものが見えてきて良かった。原爆症の寮を見れたことが一番印象に残った。 -
外国人も多いのだろうか?案内には韓国・中国の文字も。最近日本を旅行するアジア人が増えている。
これは為替による割安感もあったかも知れないが、韓国の世界観光戦略が功を奏したと思う。日本はそういう意味では韓国に負けた。韓国経由で世界を旅する人が多いことを知り、どういう仕組みか調べたら中々すごい!
あと、以前にも話したことがあるかもしれないが、世間のニュースによる情報と実際では国内事情は全く違う。世界を旅していると特にそれらを含めていろんな事が見えてくる。日本を訪れる外国の方たちは物価を除けば満足して帰っていくのではないだろうか?
ただ、残念ながら食べ物に関しては気になる。日本は確かに豊かな国で、何でもあるし自由だし何でも好きなものが好きなだけ口に入るのは事実だが、豊かさと幸せは必ずしも一致しない。
私がアジアを旅したとき、日本に誇れる素晴らしい文化はお風呂だと断言できた。その一方で、食文化の貧しさを感じたのだ。美味しいものを腹いっぱい食べればいいというものでは無い事を教わって帰ってきた。韓国の友達が日本に遊びに来た時、一番悲しかったのは食事だったと漏らしていた。その気持ち、韓国を旅するとよく分かる。韓国の食文化は素晴らしい。日本にそれを求めるのは無理があるが、メニューに対して定食でも単品でもなにか心づけのような食べて楽しいという副食が足りない気がする。アジアのしかも韓国中国台湾しか旅して無いので何とも言えないが、
そう感じた。物価や経営の観念にも違いがあるのでこればかりは仕方ないと思うのだが・・・。 -
ここの温泉の案内。歴史は深いんだね〜♪美又はむしろ新しいのだろうか?
-
メインの浴場?御前湯の中。休憩もできる。
美又もそうだったが、とにかく安い!そして人情豊かで温泉もいい。島根は温泉大国西日本の横綱と言われているのもうなずける気がした。 -
こちらは歴史ある建物の浴場のようだった。今回はパス。ここも人気があった。けっこう湯巡りしている人が多かった。
-
有福の温泉街の様子
-
なんと、ここがちゃんとした駐車場で、私たちは満車で一杯の時に使われる所に止めてしまったようだ。
-
メインストリート。といってもここだけだが・・・。街はこんな感じです。
-
御前湯の近くにあるやよい湯。最近新しくしたらしい。私はやめて散歩をする。友達は入った。
-
やよい湯のそばは何となく落ち着いた雰囲気があった。藤の花がきれいだった。
-
有福の湯を堪能して次に向かったのが浜田の夕陽。ここの夕陽は素晴らしいと聞いていて、是非行きたかった。宿で確認したら日没ギリギリで夕食に間に合いそうだったので見に行ったのだ。いい場所は無いか聞くと、夕陽パークがいいと言う。それでここに出かけた。
-
着いたら丁度これから日没を迎える頃だった。ラッキー。港に沈む夕陽をボ〜っと眺める。結構ギャラリーがいた。
ただ、私たちが求めていた夕陽とはズレがあったみたいで、2人とも砂浜の海岸に沈む景色を想像していた。その意味では少し残念。 -
きょ〜うのひは〜さよう〜なーら〜ま〜たー会ーう〜日まで〜。いい一日でした。
-
宿に急いで戻り、夕食。やはり一番最後。ま、仕方が無い。この時期はだんだん陽が伸びてきて日没が遅くなってきている。それでもまだいいほうだ
本日のメニュー。美味しそうだけど食べきれるかな? -
食事はとてもよかった。ここにして大正解!今回は一番いい食事を頼んだ。
-
まずはメインのお造り。のど黒が楽しみだった。予想以上の美味しさ!この辺りで獲れる深海魚で、のどが黒いからのど黒と言うのだそうだ。高級魚だそうである。白身でトロのような美味しさから白トロというらしい。本当にとろける美味しさだった。
他もみんな美味しかった。 -
茶碗蒸しにカルパッチョに椀物、どれも美味い。でもカルパッチョは他の料理に負けてしまい、お腹が一杯になってしまったこともあって残してしまった。無念。
-
このシュウマイは珍しかった。白身魚と豆腐で作られていた。酢醤油で食べる。
-
トドメのメインディッシュ。島根牛のステーキ。これも美味しかった。いままで知らなかった。
-
最後に釜飯。これも美味しかったが全部食べきれず・・・涙
-
これで一泊二食12600円(だったかな?)は安い!
ここの宿は露天は無いものの、大浴場もいいし泊まり専用の浴場もあってお湯も最高だったし本当に来てよかった。
この日は気分よく寝ることが出来た。さすがに昨日から走りっぱなしだったのでぐっすり・・・・。
〜つづく〜
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 野宿さん 2009/09/13 09:19:37
- 美又 有福
- 遠くから、どちらかといえばマイナーな温泉地にようこそ。
両温泉地、私がホームグランドにしている浜田海浜公園キャンプ場の傍に有り、有福はキャンプ朝食前7時からの朝湯、美又は私が浸かった温泉の中で日本一のヌルヌル感を何時も堪能させてくれる素晴らしい温泉です。
他に温泉津温泉元湯、池田ラジウム温泉お勧めです。
キャンプ温泉、命の野宿でした。
- warajiさん からの返信 2009/09/13 11:58:32
- RE: 美又 有福
- 野宿さん、感想ありがとうございます。
ホームグランドなんですか・・・いいですね〜♪
私も美又は気に入りましたよ。確かにここは泉質も内容もいいですね!
池田ラジウム温泉ですかぁ〜。情報ありがとうございます。またチャンスがあったら行ってみます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
島根 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
37