![NHKの連続小説「ちりとてちん」の舞台になったり、「オバマ大統領を勝手に応援する会」を作ったりと密かに?注目を浴びてる小浜市。<br /><br />昔から奈良や京都との結びつきが強く、「海のある奈良」なんて微妙なキャッチフレーズもついてるとか。その一方で小京都にも加盟してますが〜。<br /><br />こんな小浜に以前から興味を持ってましたが、本日実際に行ってみる事に。主な目的は古い寺社巡りです。<br /><br />車で高速に乗って三重から敦賀ICまで2時間ちょっと。そこからさらに小浜まで1時間ちょっと。かなりの道のりでしたが、平坦な道ばかりでそんなに疲れはしませんでした。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/37/45/650x_10374552.jpg?updated_at=1266980040)
2009/09/09 - 2009/09/09
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酒飲む旅人さん
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NHKの連続小説「ちりとてちん」の舞台になったり、「オバマ大統領を勝手に応援する会」を作ったりと密かに?注目を浴びてる小浜市。
昔から奈良や京都との結びつきが強く、「海のある奈良」なんて微妙なキャッチフレーズもついてるとか。その一方で小京都にも加盟してますが〜。
こんな小浜に以前から興味を持ってましたが、本日実際に行ってみる事に。主な目的は古い寺社巡りです。
車で高速に乗って三重から敦賀ICまで2時間ちょっと。そこからさらに小浜まで1時間ちょっと。かなりの道のりでしたが、平坦な道ばかりでそんなに疲れはしませんでした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
-
民家がポツポツとあるだけの道を、「本当にこんなところに国宝のお寺が?」と疑問を抱きながら走っていると、ようやく見えてきました。
「国宝 明通寺」
の看板。
駐車場から赤い橋をくぐると・・・・・。 -
境内に入る前に、いい感じの庭園がありました。
-
ここの池にはイモリ?サンショウウオ?どっちか分かりませんが、平地ではなかなか見る事の出来ない生物がいました。
見た目はトカゲみたいですが、トカゲが水の中で暮らしてる図というのは想像できないし新鮮な光景でした。 -
さて、庭とイモリを堪能したら改めて山門へ。
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立派ですなあ〜〜。
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これが国宝指定の本堂。
中に入ると、お坊さんが寺の由来や仏像について説明してくれました。
最初はまるで人気のない境内も、そのうち観光客らしき一団が来てそれなりににぎやかになってました。 -
同じく国宝の三重塔。
どちらも地方の山中の建物らしく、華やかさはないがとても渋くて歴史を感じさせてくれます。 -
国宝の2ショットです。
明通寺を満足して後にし、次に訪ねたお寺は萬徳寺。
受付に誰もいないので、呼び鈴を鳴らしてみる。 -
すると住職さんがやってきて、拝観料を受け取った後寺の説明をしてくださいました。
が、こういう説明に慣れてないので話の途中で庭の写真を撮ってしまい、若干気まずい雰囲気に。
ご無礼誠に申し訳ありませんでした。 -
ちなみに、この庭園は国指定の名勝だそうです。
春には花が咲き誇るそうですが、今は割と渋めのたたずまい。また花の季節に来てみたいものです。 -
庭園の池にはたくさんの蛙とヤモリ(サンショウウオ?)が。
池の淵を歩くとたくさんの蛙が飛んで逃げて行きました。どれだけ蛙多いんでしょう。(笑)
山地だからか、平地の田んぼで見かける蛙とはちょっと種類が違うように思いました。 -
これが本堂。このお寺は紅葉寺としても名高いそうで、本堂付近にはたくさんのモミジが。
今はまだ青々としてましたが、秋が深まれば素晴らしい赤に変わるのでしょう。
本堂の中には阿弥陀如来像があり、これがまたものすごく柔和で優しい雰囲気でした。
中への入り方が分からなくて、うろうろしてたら他の参拝客の方(自分以外では唯一だった夫婦らしき2人組)が遠くから入口を教えてくれました。
本当に感謝、感謝です。 -
次々に駆け抜けていくお寺巡り。次は妙楽寺。
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これが本堂。中には千手観音像をはじめ、いろんな仏像が。
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いくつか建物がありましたが、皆とっても歴史を感じさせてくれました。
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この朽ちてる感が何とも言えず味があります。
この後、さらに園照寺というお寺を見に行こうと思ったんですが、呼び鈴鳴らしても住職さんもその他家の方も出てこなかったので引き返す。御本尊と思しき立派な仏像はちらっと覗いてきました。(笑)
この後小浜駅前の商店街で適当に昼食を食べ、次に行ったのはやや趣向を変えて小浜市の町並み保存地区。 -
元々茶屋街だったという三丁町。
と言っても、規模が小さすぎてよく分かりません。写真で見ると結構風情があるように見えるかもですが、ごく普通の町でした。 -
割とよさげな写真をもう一枚。
重伝建に指定されてますが、ごく普通の民家が並ぶ町のようで、京都の祇園とか高山とか倉敷とかみたいに、観光地化されてるわけではありません。 -
そんな町並みの中で、なかなか立派なお寺の山門を見つける。寺町も保存地区内に入ってるようでした。
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これは別のお寺。
写真では見えませんが、山門に通じる階段の前に、JRの線路が通ってました。電車が走ってくる瞬間に写真を撮れば、さぞいい雰囲気のものが撮れるんだろうな〜〜。
線路を越えて行けばすぐに境内ですが、安全重視って事でう回路あり。時間がなくて中までは見ませんでしたが。 -
続きましては、寺ではなく自然の風景を楽しむ蘇洞門巡り遊覧船へ。
ここが入口の建物。土産物とかたくさん売ってました。
乗船料1800円(2000円なのをネットの割引用紙持ってって1割引いてもらった)と値段はちょっとお高め。 -
これが船です。
約50分の走行時間のうち、前半はハイスピードで飛ばしてくれました。
船が苦手な人なら、まず酔うんだろうな〜。 -
以下、いくつか海沿いの景色を。
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高速で走るので、写真をじっくり撮るには不向きでした。
一部のポイントはわざわざ止まってじっくり見せてくれるんですが〜。 -
夫婦亀に似た岩だそうです。
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岩場には滝も見えます。
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これがクライマックスの大門・小門。
小門が写ってませんが、実は大門・小門の位置関係自体をよく分かってなかったのです。(泣) -
望遠でアップにした大門。
天気が良いと大門・小門付近で船から降りて見学出来るそうですが、今回は波が高かったのか遠くから見るだけで終わり。
僕は門を船でくぐるものだと思ってたので、若干拍子抜けはしました。
とは言え、ハイスピードで海の上を突き進んでいく船に乗ってるとかなり気持ち良くて楽しかったです。
船酔いする人にはとても勧められませんが。
あと、羽賀寺っていう寺にも行きました。受付のおばさんがとても丁寧に寺の説明をしてくれました。ここの御本尊は「若狭一美しい」とされる観音菩薩様です。残念ながら、仏像は撮影禁止、本堂は今日見てきたいくつかの寺のものと同じような感じだったので、まあいいかなと写真撮りませんでした。よって写真なしです。
それはともかく、小浜はとっても渋くて味のある町でした。今回寄れなかった寺を見るという目的もあり、また行きたいなと思わせてくれるところでした。
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