東北６県縦断ツアー：②秋田県・湯瀬渓谷

2009/08/27 - 2009/08/27

１泊２日で東北６県を縦断する激安ツアーに参加しました。
某交通社主催のツアーで「奥入瀬・八幡平・直江兼続ゆかりの米沢　２日間」がなんと２万円ポッキリ。

②は、秋田県・鹿角市の湯瀬渓谷です。
湯瀬渓谷散策路は、JR花輪線の湯瀬温泉駅から八幡平駅までの線路と交差しながら流れる米代川沿い４．６Kmの道で、昔は津軽街道と呼ばれ多くの人が往来したそうです。

行程と旅行記は次の通りです。
１日目
・東京７：４０発（やまびこ２０５）→新白河９：０７着
①新白河（観光バス）→米沢城址（直江兼続ゆかりの地）→厳美渓（岩手県・一関市）→湯瀬温泉（秋田県）の宿
２日目
②湯瀬渓谷
③奥入瀬渓流散策（青森県）→十和田湖（青森県）
④八幡平（秋田県・岩手県）
・新白河２１：４９発（やまびこ６８）→東京２３：００着

エリア 鹿角・小坂(秋田)

JR花輪線・湯瀬温泉駅付近の景色

朝早く目覚めたので、宿から歩いてすぐの駅に出掛けてみました。

湯瀬温泉駅付近の線路

JR花輪線・湯瀬温泉駅の駅舎

秋田県鹿角（かづの）市八幡平にあり、１９３１年１０月１７日開業、１日の乗客３８名(２００８年）。
湯瀬温泉会の簡易委託駅。（Wikipedia参照）

湯瀬温泉駅の構内

簡易委託駅ということで、駅舎内には女性の方が一人いらっしゃいました。

湯瀬温泉駅の時刻表

１時間に一本かと思いましたが、時間が飛んでいました。１日に８往復でした。

実は、学生時代に花輪線・十和田南から盛岡まで乗ったことがありましたが、電車の本数がなく往生したことを思い出しました。

湯瀬温泉駅の構内にて

湯瀬温泉駅のホームの端から

ホームの花壇が綺麗でした。

湯瀬温泉駅のホームにて

湯瀬温泉駅にある案内図

温泉と渓谷の案内図です。

湯瀬温泉駅前の街並み

駅前商店街？
時間が早いので店は開いていないのでしょうが・・・。

駅から湯瀬渓谷へ向かう道で

夏も終わり近くなり、セミも力尽きようとしています。

湯瀬温泉街

数軒の旅館と商店はあるようですが。

温泉街の店先でのんびりする犬

近くを歩いても、知らんぷりです。

道端ではコスモスが秋を告げています。

駅から徒歩数分、湯瀬渓谷散策路の案内図があります。
全長４．６Km、朝食の７時までには宿に戻れるように、時間を見ながら途中まで行くことにしました。

湯瀬渓谷に架かる花輪線の鉄橋

あの少ない本数では、電車が通るところを撮るのは難しいですね。

湯瀬渓谷

米代川に沿って湯瀬橋から八幡平橋まで遊歩道が続きます。

湯瀬渓谷

米代川の流れ、水も綺麗です。

足元にも、”小さい秋”が転がっています。

吉祥橋から上流側の景色

吉祥橋から下流側の景色

姫小松

断崖の岩の上に生える五葉松。湯瀬渓谷のシンボル的な景勝ポイントだそうです。

七かまど

後三年の役の落ち武者が隠れ住んだといわれる洞窟の跡。昭和２２年の台風被害で岩谷が崩れ落ちているそうです。

吉祥橋の止まった赤とんぼ

これほど近づけたのは初めてです。
人を見たことがないのか？朝早くて眠いのか？

吉祥橋

吊り橋を渡って振り返ったところ。

もう少し下流まで歩きます。

途中で見つけた滝

名前は案内図に載ってませんでした。

なかなか良い景色です。

一枚岩

川底と両岸が一枚の岩になっていて、数百ｍ続きます。

一枚岩がよく分かります。

３０分ほど歩いたので、そろそろ引き返すことに。

スタート地点まで戻りました。
川岸のフェンスに描かれたトンボが分かりますでしょうか？

湯瀬温泉にあるもう一つの大型ホテル

川の両サイドに建物があり専用の廊下でつながっています。
左の建物の最上部、フクロウがウインクしている？
考えすぎでしょうか？

私のツアーがお世話になった”姫の湯”

姫の湯のロビー

リニューアルされたのでしょうか、室内も綺麗で好感のもてる宿でした。
ツアー主催の交通社の評価もＡクラスだとか。

７時からの朝食は、バイキング形式。
味も品数も○でした。

今回のツアーに参加しなければ、一生来ることはうないであろう、湯瀬温泉・湯瀬渓谷、なかなか良かったです。

８：３０、出発で奥入瀬・十和田湖へ向かいます。
③へ続きます。