ヘルシンキ～Ver．夏（３）

2009/08/12 - 2009/08/13

エストニア日帰りから帰って来た私たち夫婦です。明日はヌークシオ国立公園でハイキング！と思っていたのですが、天気はあいにくの雨に…

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: フィンランド航空

ヘルシンキに戻ってきた私たちは、スカンディック・マルスキのレストランで夕食をとりました。味は、フィンランド風です。特別に上質な料理とは思いませんでした。ファミレスのような感じです。
翌朝、ヌークシオ国立公園で散歩！と意気込んでいたのですが、あいにくの雨です。雨がやむことを期待しつつ、しばらく市内を散歩することにしました。
おなじみヘルシンキ大聖堂です。

大聖堂のある元老院広場前の通りです。電話ボックスがなぜか道の車道上にあります。4年前に来た時もここにありました。

電話ボックスを振り返るとヘルシンキ大聖堂が。看板はカフェ、エンジェルです。入ったことはありませんが、前もやはりありました。
ヘルシンキ市街も、不況のあおりか空き店舗がいくつもありました。ここは流行っているのでしょうか。
今度来たら入ってみてもいいかもしれません。

数分歩いて、港にある屋内マーケットにきました。
夏のフィンランドといえば、ザリガニです！
味は、日本人でも食べられる味です。でもやはりエビにはかないません。

それ以外のお総菜も豊富にありました。
ここでランチを買って、公園で食べる、なんてのもいいかもしれません。

雨はまだ降ったり止んだりを繰り返しています。
少し様子をみつつ、１１時半の電車でヌークシオまで行くことにしました。
それまで買い物です。アーリッカは９時から開いている数少ない店です。入ってみることにします。

見るたびに思うのですが、どれも高い！
と感じつつも何点か購入してしまいました。

Fazerのお店も朝早くからやっています。ここのカフェでは朝食も取れます。
併設されているお菓子やでは、ケーキから定番チョコの袋詰めまで、さまざまな商品があります。
ムーミンのキャラクターをあしらったギフトセットなどもありました。

雨はすこし小休止になりました。
思い切ってヌークシオ行きのバスが出る、Espoo駅まで行ってみます。
およそ３０分、４ユーロです。

Espooに着いてみると、本降りの雨でした。これではピクニックどころではありません。
ここまで来ておいて残念ですが、駅前の大きなスーパーで買い物をして帰ることにしました。
写真はカニカマ（？）のパンです。Fazerはお菓子だけじゃないんですね。何でも作っていました。

マリメッコの哺乳瓶です！ヘルシンキのマリメッコには、ありませんでした。

電車は約２０分おきに走っていますので、すぐに帰ってくることができました。デパートをめぐり、街の散策をするなどしているうちに、時間がすぎてゆきました。

エスプラナーディ通りからハカニエミまで歩くと、左側（トラムと交差するあたり）に、フィッシュマーケットというレストランがあります。
フィンランドの魚介を中心にした、カジュアルなフレンチです。メイン１０〜２０ユーロ位でした。もちろん一皿でもＯＫです。４年前に来た時も入りましたが、美味しかったです。英語メニューももちろんあります。

店は地下ですが、入ってみると結構広いです。改装したのか、少し変わっていました。今回は観光客が多かったです。

サーモンのグリルを頼みました。
馴染みの深い魚なので、焼きジャケみたいな味だったら、ガッカリだな、と思っていたのですが。しっかりとフレンチです。皮もパリパリでおいしかったです。
スープも一品頼みましたが、夫婦でシェアしたいと言ったら、きちんと二つのお皿に分けてくれました。前菜のスープとしては、日本人には、これでちょうどいい量でした。

タラです。鍋物に入る淡白な魚というイメージですが、これもソースとマッチしておいしかったです。

ホテルの帰り道、エスプラナーディのイッタラです。以前、デザイン重視で少し大きめの（４００ミリリットル位入る）グラスを買ったら、あまり使いませんでした。
今度こそ普段使いのグラスを買います。小さめのグラスの方が普段使いやすいし、なにより値段も安いですし。

一晩あけて、最終日です。午後５時の飛行機で帰ります。昨日のヌークシオリベンジ、という誘惑もありますが、バスの本数が少ないのでここは諦めます。
そのかわり、遊覧船クルーズに出ることにしました。
ハカニエミからいくつか出ていますが、私は日本語の説明が看板に出ていた、港で一番手前の船に乗りました。９０分で１９ユーロです。
写真はおなじみシリヤライン。あれほど大きな客船は横浜でもなかなか見られません。ヘルシンキでは毎日ですもんね。

日本語の看板とは裏腹に、音声による外国語解説はドイツ語と英語でした。ま、いいけですけど。
いかにもフィンランド的な風景を眺めながら、のんびり、ゆったりと船は進んでゆきます。
と、思いきや風が冷たい！日本ではお盆だというのに、ヘルシンキの最高気温は２０度前後。船ではなにか羽織るもの必須です。周りの人たちも寒そうでした。

立ち並ぶサウナ小屋をみたり、水路や橋の下をくぐったりして船はヘルシンキの港へと帰ってきます。

屋内のマーケットでサンドイッチ（3.5ユーロ）を買い、公園へと歩いて行きました。ハカニエミの屋内マーケットから、カフェ・ウルスラのある公園までは、坂があり、のんびりあるくと２０分ちょっとかかりました。お昼時でカフェは混雑しています。
公園にはカフェのそばに、海に向かって座れる場所がありました。

今回のヘルシンキはヌークシオが残念でしたが、またいつか来るときの楽しみにとっておくことにしましょう。