2009/08/22 - 2009/08/22
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まみさん
今年は映画「ひまわり」の一面ひまわりのロケ地として有名なウクライナを、ちょうどひまわりの時期に旅行してきました。
でも、ひまわり畑は全く見られませんでした。ひまわりが見られたのは、花屋さんくらい……。
もっとも、計画を練っている段階で、一面のひまわり畑に行くのは無理だと、行く前からあきらめていました。
代わりに今年は国内で撮るんだから、と。
むしろ、一面のひまわりの「写真」なら、日本の鑑賞のためのひまわり群生地の方が、ずっと撮りやすいです。去年(2008年)のブルガリア旅行で痛感しました。
農産物としてひまわりを育てている国のひまわり畑は、それを目にしたときの感動と写真のギャップがどうしたって大きいです。
車で走っても走ってもひまわりが追いかけてくるように続くさま。
地平線までひまわりがさわさわと揺れるさま。
夕日に一斉に背を向けたひまわりが透き通るように輝いているのが、視界の限りに続くさま。
でも、近付けば、ひまわりは背が高すぎるし、ファインダーの中にはごく一部しか入りません。
一枚の写真にあの感動をおさめるのは無理でした。
あの感動は私の宝物ですが、せっかくの感動がカメラを構えると水をさされるジレンマ。
でも国内の群生なら、受ける感動も等身大で、心臓に悪くありません(!?)。
背が高過ぎないように育てられているようですし、種を収穫する必要がないせいか、頭が重くて垂れるひまわりでなく、すっきりと背筋をのばしていられる、小ぶりな花が多いようです。
そして国内ではひまわりのために出かけるから、海外旅行先のように、他に予定がつまっていて時間が限られていたり、見るべきものが他にもたくさんあって落ち着けないということはなく、時間をかけていろんな撮り方を工夫しながら、好みの写真をゲットするまで粘ることができます。
この工夫しようと試行錯誤する時間はとても楽しいです。
いままで私が訪れたことのある国内のひまわり群生地では、野木が一番規模が大きかったです。
ただし自宅から遠いのがネック。日帰りぎりぎり圏内。
それに、残念ながら今年はウクライナ旅行から戻ってきたら、野木のひまわりは終わっていました。
でも昭和記念公園のひまわりがあるや!
と安心していたのに、今年は天候不順のせいか、去年にくらべるとひまわり花壇の面積は半分以下で、ぱっとしませんでした。
今年は一面のひまわりの写真を撮るのは、あきらめるしかないのかしら。
そう思っていたときに、まず見つかったのが清瀬です。
今年は栽培が遅くなって、見ごろが8月下旬から9月上旬だというのです。
しかし、ひまわりの撮影をしようと思っていたこの週末、清瀬のひまわりはもしかしたらまだかもしれないと気付きました。
そんなときに見つけたのが、座間です。
トラベラーCANさんの旅日記を見たとき、期待に息が詰まりそうになりました@
CANさんの旅行記「これぞ夏の景色だ〜!大地に広がる座間のひまわりの絨毯」
http://4travel.jp/traveler/can/album/10364853/
座間観光協会のひまわり広場の情報のある公式サイト
http://www.zama-kankou.jp/index.html?CATEGORY=32339
座間駅から座間ひまわり広場へのアクセス方法(路線バス時刻表へのリンクあり)
http://www5c.biglobe.ne.jp/~za-hima/zamamappage.htm
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
-
相模大野駅で急行を下りて各停を待つ
土曜日は怠惰になる私が、かんばって6時半に起きて、7時半に家を出ました。
座間駅前から出る10時のシャトルバスに乗りたかったからです。
前日の路線検索の結果では、新宿から小田急線の藤沢行きの急行に乗り、新百合丘で本厚着本行きに乗り換えるという経路が示されました。
小田急線・新宿駅のホームで急行の停車駅を調べてみて、要するに目的の座間駅が急行が停まらないため、あとから来る準急か各停に乗り換えなければならないからだ、ということが分かりました。
でも、ほぼ初めて利用する小田急線のホームは分かりにくかったので駅員さんに尋ねたら、相模大野駅だと次の各停か準急に乗り換えるのに、同じホームで待っていればいいから迷わなくてすむ、と教えてくれました。
8時41分発の急行・藤沢行きに乗り、相模大野駅で急行を下りました。
待っている間、これから乗る各停を、本日の1枚目の写真にしようと思いつきました。
カメラを取り出すと、たちまち行楽気分になります。
それも、1人で浮かれて周りから浮いてる行楽客@
もっとも、ここまで来ると、通勤客とか就活らしき学生の姿は減り、まだ少ない客層のほとんどは行楽客や週末のお出かけ客になったようです。 -
9時25分発の各停がホームにやってくる
昨日の夜中に見た本日の座間近辺の天気予報は、残念ながら終日曇り。
埼玉や東京の方だと、晴れ時々曇りだったので、もしかしたら青空の下のひまわりの写真が撮れるかもいしれない、と期待したのに。
座間のひまわりは今がちょうどピークでしょうし、ひまわり祭りは本日です。
曇りという理由だけで日を改めるわけにはいきません。
しかたがないから、青空の下の元気なひまわりではなく、しっとりとしたひまわり写真を撮ることを目標にしましょう。
と思ったら、小田急線に乗っているとき、時々日がさしてきました。
空にも、雲の間からうっすら青空が見えます。
もしかしたら、あの天気予報は良い意味で外れて、時々晴れるのでしょうか。
それとも目的地に到着すると、やっぱり雲ってしまうのかな。
期待とともに祈るような気持ちでしたが、残念ながらこの日、座間にいたとき、青空は全く見られませんでした。
東京の方がもうちょっと天気が良かったみたい。 -
座間駅の改札を出た正面
座間駅には9時32分に到着しました。
路線バスは21分に出たばかりで、シャトルバスは10時発です。
でも、駅ではやることがいくつかあります。
まず、ひまわり広場は何もない田んぼの真ん中にあると聞いていたので、駅でトイレをすませておかなくてはなりません。
なにしろ、曇っているくせに本日はむしむししていて、自宅最寄り駅で買った500mlのペットボトルのお茶を、座間に到着するまでの2時間の間に飲み終わらせてしまったんですもの。
だから、駅前の売店でお茶も買っておかなくてはなりません。
また、駅前からシャトルバス乗り場まで、方向音痴の私は迷うことを計算に入れなくてはなりません。
余裕をもって到着しておいて正解です。
ところで、座間のひまわり広場は四ツ谷方面のバスに乗るはずですが、シャトルバスの発着場は、四ツ谷方面の西口ではなく、東口に出るようですよ。 -
西口を下りたところにあった、座間ふるさとマップ
このすぐそばに、ひまわり広場の方角を示す看板がありました。
実はこのときまで、私は、目的地はひまわり「畑」だと思っていて、ひまわり「広場」とは別物だと思っていました。
なのでその看板を見たとき、「そうか、西口の方には、ひまわりの座間にちなんで、駅前にもひまわりを植えた広場があるのね」と思ってしまいました。
シャトルバスの発車時間までちょっと時間があるので、西口ひまわり広場に行ってみようかと思ったのですか……駅前は駐車場で、随分先まで続いていて、広場らしきものは見えなかったので、やめておきました。
体力と気力が残っていたら、帰りに寄ってみようと思って。
そのひまわり広場こそが、これからシャトルバスで向かう目的地でした。
バスで15分かかりました。 -
ひまわり広場に向かうシャトルバスの停留所
四ツ谷行きの路線バスの停留所と同じです。
でも、このバス停は見つけにくかったです。
東口を下りて左手に進むと、交番があります。
交番の前のバス停は違います。そこからちょっと先のバス停留所です。
私も迷うところでしたが、交番前のバス停にはシャトルバスの看板がないですし、ちょっと先の花屋さんのところのバス停にはすでに長い列ができていたせいで分かりました。
このバス停が見つけにくい、ひまわりの時期なのに分かるように看板がない……と、バスを待って並んでいる人たちの間から文句が出ていました。 -
ひまわり広場行きの無料シャトルバスが到着
10時台。駅前はなかなか混んでいて、シャトルバスは10分遅れてきました。
路線バス用の車両を特別に借りたようですね。
でも、30分近く待っていた間、後ろに続く列はどんどん長くなっていて、このバスに全員が乗れませんでした。
9時台ならもっと空いていたようです。
そして、座間駅に同じシャトルバスで戻ってきたときは12時でしたが、そのときの行列は、10時台とは比べものにならない、長蛇の列でした。
早めに来て正解でした。
考えてみたら、11時・12時台なんて一番混む時間帯でしょう。
あの長蛇の列の後ろの方の人たちが次の路線バスに乗れたのか、さらに1時間後のシャトルバスに乗ったか、あるいはシャトルバスが増発されたのか。
12時にはひととおりひまわりの撮影をすませ、満足して座間を離れた私には、わからずじまいとなりました。
※2009年8月22日限定の無料シャトルバス時刻表。9時から14時まで1時間に1本です。
http://www5c.biglobe.ne.jp/~za-hima/kuriharabuspage2.htm
この時刻表は、毎時45分にひまわり広場を出発して、15分で駅前に到着する、という計算で組まれたようです。
ちなみに、お昼は1本運休となっていますが、係員の方に聞いたところ、12時にもバスは出ると言っていました。 -
シャトルバスから眺めた座間ひまわり広場
車窓から、ひまわり広場が見えてきました。
シャトルバスの中では窓際の席に座れたので、こんな風に写真を撮ることができました。12倍ズームで撮っています。
まさに、田んぼの一角だけ、ひまわりに流用しました、というかんじです。
でも、関東の住宅地の中の田んぼにしては、ぜいたくな規模でした。 -
ひまわり広場の見晴らし台
シャトルバスはひまわり広場から5分ほど離れたところに停まりました。
10時25分に到着し、ひまわり広場には10時半にたどり着きました。
まだそんなに人は多くありませんでした。私が乗ったシャトルバスの乗客がどやどや到着したわけですが、ひまわり広場は十分広かったですから。
ひまわりだけの写真を撮るのに他人の姿がそう邪魔にならない程度でした。
これは、広場に向かう途中で撮った写真です。
あれが、一度に数人しか乗れないという見晴らし台ですね。
この時間では、まだ空いていました。
私が並び始めた11時すぎになると、もうかなりの列ができていました。20分ほど待ちました。
本当は先に見晴らし台に上ればよかったかもしれません。
でも、先に一番良い景色を見てしまうと、そのあと写真が撮りづらくてがっかりするかもという心配がなきにしもあらず。
それに、並んで待っている間も、ひまわりの写真はたくさん撮れましたから。後で淘汰しましたが、それでも20枚くらい残りました。
たくさんのひまわりは撮れない位置でしたが、代わりに、いろんなアングルを試したりしてました。 -
ひまわり広場に向かう途中の田んぼで撮った花
あれほど待ち焦がれたひまわりの群生地がもう目の前かと思うと、急に落ち着かなくなってよそ見したくなるものです@
家に帰った後、手持ちの本で名前を調べました。
オモダカ(面高)かなと思ったのですが、葉っぱが矢じり形に見えないので、ウリカワ(瓜皮)の方でしょうか。
「ウリカワ(瓜皮)/オモダカ科オモダカ属
葉がウリの皮を縦にむいたような形をしているのが、名の由来。浅い水中に生える。白いひげ根があり、走出枝の先に小さな球茎を出す。花序は1〜2段の輪生状で、ふつう雌花は最下段に1個。雄花には長い柄があり、雌花には柄がない。葉の基部は次第にせばまって色が白くなり、多数が群がって根生する。」
(「ヤマケイポケットシリーズ 野の花」(山と渓谷社)より)
でも、ウリの皮を縦にむいたような形って、一体……。 -
さあ、どうやって撮ろうかな
ひまわりの花は思ったより小さかったです。
小さい頃によく咲いていたような、頭が重くて垂れてしまうような大ぶりのひまわりかと思っていたので、ちょっと拍子抜けしました。
でも、頭が垂れていると、撮影しづらいんですよね。
このひまわりたちは、花が垂れ下がることなく、すっきりと姿勢よく立っていました。
鑑賞するにも写真を撮るにもこの方がずっと好都合だとすぐに気付きました。 -
さあ、どうやって撮ろうかな
ひまわりの中を歩いて回れる小路がいくつか設けられています。
たくさんのひまわりが、私の目線よりちょっと高い位置から見下ろしています。
広場の向こうに人家や山があるのを無視すれば、理想の一面のひまわりです。感動!
でもここでもやっぱり、それをどうやってカメラに収めようか、悩みます。 -
さあ、どうやって撮ろうかな
-
さあ、どうやって撮ろうかな
-
おお、こうやって撮ってみよう
頭上に腕を伸ばして、デジカメの液晶を覗けないほどの高さから、適当に当たりをつけて撮ってみました。 -
おお、こうやって撮ってみよう
同じく頭上から。 -
そして、こんな風に撮ってみよう
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それから、こんな風に撮ってみよう
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こんな風にも撮ってみよう
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また、こんな風にも撮ってみたよ
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後ろ向きも魅力的@
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後ろからの方が撮りやすくて、ちょっとくやしい
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小山を見上げて、帰りましょ
って、私はまだ来たばかりですヨ@
空がぱっとしないから、夏の日の昼前って気がしません。
それなのに、風がなくて、とても蒸し暑い日でした。 -
背が伸びきらなかったボクちゃん1人
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ひまわり巨人に囲まれたボクちゃんたち
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そっぽ向いた子
手前のひまわりをどーんと大きく、背景はバターみたいに溶けている構図で撮りたくなりました。
このひまわりは、花が向いている方にバターのような背景を入れる構図でも撮ってみたのですが、こっちの方が断然気に入りました@ -
だってこうやって撮ると……
なんだか、手前のひまわりが、言いつけをよく聞く、大人しいいい子に見えてくるんですもの。 -
ひまわりがたくさん咲いている利点を出したい
せっかくこんなにたくさん、ひまわり畑と呼んでも遜色ないくらい、咲いているんですもの。 -
百合な世界……!?
いやもちろん、ひまわりですけどネ。
露出を少しオーバーにして、レモン色で画面をぎっしり埋めてみました。 -
グラデーション……!?
座間のひまわり広場はとても見事で、見事で……逆にいうと、誰が撮ってもそこそこ上手な一面のひまわりの写真が撮れそうです。
それではつまらないと思った私は、もうちょっと試行錯誤してみることにしました。
というわけで、見晴らし台に上る順番を待っている20分は、それほど苦痛になりませんでした。
11時台はまだ、長い列といっても、並ぶ気になれるレベルでしたから。 -
八重ひまわり〜。なんちゃって@
-
背比べ
これで空が青ければ……。 -
主役をわざと隠すのって、どう?
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つーん!
-
あっ、UFOだ!
-
そして最後は見晴らし台から
20分ほど待って、やっと見晴らし台に乗ることができました。
まずはすなおにオーソドックスに撮影。
これだけ広範囲に捉えるとなると、人の影が入らない写真はなかなか難しい……。 -
映画「ひまわり」のテーマ音楽が頭の中をめぐる……
翌日、近所の市立図書館で「ひまわり」のビデオをもう一度借りて、見ました。
最初のテーマ音楽のときと、ソフィア・ローレン扮する女主人公がロシアで、戦争から戻らず行方不明になった旦那を探すときに、一面のひまわりが出ます。
あの果てしないひまわり畑には敵わないまでも、ワンシーンならこの写真も負けません……!?
それに残念なことに、映画は、あのあひまわりのシーンの映像は、ビデオだとあんまりクリアじゃないんですよね(泣)。 -
白い煙がもくもくと
-
ひまわりのある和風な景色!?
* * * * *
この写真を最後に、見晴らし台から下りました。
11時30分でした。
シャトルバスが11時45分に出ます。
それとも、あと1時間粘りましょうか。
ひまわり祭り会場───というか、売店も覗いていないことですし。
それに、ひまわり広場はちょっと離れたところにあともう1ヶ所あります。
でも、この頃には、撮影はもう十分という気になっていました。
本日はこれ以上待っても青空は望めそうにないですし、曇りのくせにむしむしして喉は渇くし、雲で空は厚く覆われているのに、そのすきまから射す太陽が、じりじりと肌を焼きます。
これがあと30分後というのなら、もう少し粘ろうという気になったかもしれませんが、1時間は天秤にかけるには長すぎました。
(路線バスなら1時間待ちませんが、運賃をケチるつもりはなくても、行きにシャトルバスを使ったため、徒歩15分もかかる停留所がどこか分からない……。)
というわけで、11時45分発の満員のシャトルバスに、通勤ラッシュさながらに強引に乗り込み、座間駅に戻ったのは12時でした。
12時15分発の新宿行きの各停に乗りました。
途中で急行に2度追い抜かされましたが、座席が確保できたので、クーラーで涼みながら、新宿までそのまま乗り続けました。
このままだと13時半くらいには新宿に出て、途中で昼食をとっても、真っ直ぐ家に戻ったら15時くらいでしょう。
それでも良かったのですが、せっかく時間があるので、なにかもう1つ、イベントが欲しくなりました。
かといって、このどんより曇り空に、撮影散策の意欲はあまり沸きません。
ということで、新宿から渋谷に出ることにしました。家とは反対方向です。 -
渋谷駅ハチ公前にて、可愛い着ぐるみが民主党のマニフェストを配布!?
渋谷には、13時40分に到着しました。 -
あることを確認したあと、2時からゆっくり昼食を
文化村通りにあった、洋麺屋五右衛門に入りました。
要するに、和風スパゲッティ屋さんです。
と、ひとことで言ってしまうと、嫌がられるかな。
ここではスパゲッティをお箸でいただきます。
しかし、スパゲッティをお箸でって……なんだかマゾになった気分!?
すなわち、ちょっと食べにくくて、スパゲッティを食べてる気がしないところが、逆に快感、みたいな@
デザートを含めて1時間くらいかけて食事をした後、久しぶりの渋谷なので、ブックファーストに寄ったり、その他にもちょこっと買い物したりしました。
残りの時間は、東急デパートのクーラーのきいたロビーのソファで本を読んで過ごしました。
涼しくて気持ちが良いので、ちょっとうたた寝もしてしまいました。 -
そして、渋谷文化村オーチャードホールへ
何を思ったか急に、ブロードウェイ・ミュージカル「コーラスライン」が見たくなってしまいました。
実は「コーラスライン」観劇は、花散策に日程をあけるためにあきらめていたのです。
でも、本日をもって、やまゆり・サギソウ・ひまわり……と、今年の夏にぜひ撮りに行きたいと狙っていた花がそろいました。
関連の旅行記
「昭和記念公園の夏(1)空にはばたけ、サギソウ!」(2009年8月9日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10363372/
「真夏の森林公園へ白い宝石を求めて」(2009年7月26日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10359086/
というわけで、当日券をゲット@
開演は18時。上演は、休憩なしの約2時間。 -
座間のひまわりに始まり、「コーラスライン」で終わった1日でした@
もしこれで文化村のザ・ミュージーアムで好みの美術展をやっていたら、3倍美味しい1日になったんですが。
ひまわりとミュージカルという組み合わせでも、贅沢です。
しかし、家を出るときに、夜は観劇になるなんて露ほども思っていなかったから、身だしなみを整えるヘアブラシの1本、口紅の1本も持参していきませんでした。
Tシャツにジーンズ姿。
一応、お気に入りのお洒落Tシャツだったことと、撮影対象が背の高いひまわりだったので、ズボンが泥だらけになっていなかった(いやぁ、野花を撮るときにはなりふり構っていませんからネ@)のが幸いでした。
回りにいたのが、似たようなカジュアルな行楽客だったのも救いでした。
もちろん、ドレスアップした人もいました@
<「コーラスライン」の感想>
このミュージカルは、見る前から音楽と歌はとても気に入っていました。
大学のライブラリに古いミュージカルのCDがあって、英語学習のつもりと好奇心から借りて、カセットにダビングして何度も聴いたものです。
ストーリィは、バックダンサーのオーディション、それに尽きます。
そこに、オーディション参加者たちがそれまでの自分の人生を語ったりなど、リアルなドラマが織りまぜられています。
たった1日のオーディションの間に、アメリカの、よくあるといえばよくあるけれど、それだけにリアルな、何人もの若者像が描き出されました。
その彼らの子供の頃のコンプレックスや悩みの背景には、アメリカの顕著な社会問題……家庭問題、人種、階級の差、性差別などが垣間見えました。
舞台が幕を開けて、最初は、ダンサーたちの体格の良さとエネルギーに圧倒されました。
体格の良さといっても、小柄な人もいたんですけどね。
バレエでもそうですが、たまにこうやってアメリカ人の来日舞台を見ると、役者やダンサーからみなぎるエネルギーに、「うわーっ、こりゃかなわん!」と思わせられます。
肉食獣だなぁ、と思ってしまうのです。
それに対して、私ら日本人はやっばり草食獣だなぁと。
観客として舞台を見ているだけで、迫力負け@
それから、ダンサーたちの役柄の年齢設定が高めなのも驚きました。
20代後半から30代前半です。
夢見る若者といっても、スターになりきれず、バックダンサーのオーディションであがいている最中の若者です。
私はてっきり、みんなせいぜい20才前後なのだろうと思っていました。
しかし、この仕事が欲しいと必死な彼等は、明日を夢見るだけでなく、失業と生活の苦しさをもらす姿は切実でした。
中には養わなければならない家族がいるダンサーもいました。
それでも、スターダンサーにはなれなくても、バックダンサーでも、踊りをやめられないと決意し、開き直っているダンサーばかりでした。
観ているうちに、なるほど、そのくらいの年齢だからこそ、その決意に至るまでの半端でない覚悟と、それを支えている挫折の克服とささやかな成功の積み重ねが感じられると思いました。
審査員の演出家ザックは、オーディションではダンサーの踊りを見るだけでなく、ダンスをやるきっかけを通じてこれまでの自分たちの生き様を語らせました。
誰ひとり、コンプレックスや悩みのない子供時代や思春期を送っていない者はいません。
平気なふりして語るダンサーも、いまだにコンプレックスを引きずっていることが話す態度から分かります。
記憶にフタをしたか、乗り越えたふりをして、なんでもないことのように振舞っていても、その実、今にも内側から崩れそうになるのを必死に耐えて立っているのです。
しかし、ザックに促されて、みんなの前で自分を語ることが自浄作用になったようにみえました。
あんまり好きじゃない過去だけど、それがあるから今の自分があるのだと、改めて自己肯定をしていました。
そして、スターになれなくてもダンスはやめらないという決意を新たにしていました。
ザックはみんなにそのように自己を語らせることで、より互いを人として意識し、そこからがダンスに一体感が出ることを期待しているようです。
そのザック自身も、このオーディションで自分の過去を振り返り、今の自分の生き様を考えさせられていました。
なぜならオーディションには、かつて一度はスターの座にのぼった昔の教え子であり恋人だったキャシーがいたからです。
そんなドラマとミュージカルの構成・展開には改めて感心しましたが、やはりミュージカルは歌とダンスが命です!
テンポのよい音楽はもともと気に入っていましたが、歌も抜群で、ダンスもかっこよかったです。
前半、ダンサーたちは、グループで踊っていても、わざと外したり等、いまひとつ乱れていましたが、オーディション終盤では、互いにみんなが過去を共有したせいか、息はぴったりでした。
それでも、全員は採用されません。
厳しい世界です。
フィナーレは私の大好きなラインダンスで、最後までワクワクしました。
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この旅行記へのコメント (16)
-
- romanさん 2009/08/27 09:38:00
- ソフィアローレン
- まみさん おはようございます。
いつも丁寧な旅行記に感動しております。
行くまでの過程も大変参考になりました。
ありがとうございます。
今年は、もう気分ではないので、
来年には、是非とも行きたいです〜!
そして、やはり見晴らし台からの景色は圧巻ですね!
20分待ってもこれだけの景色が見えるのなら大満足ですよね!
私も、この写真を拝見したら
映画「ひまわり」のテーマ音楽が流れてきて
せつなくなってきました。
元気なひまわりですが、曇り空でのひまわりも素敵ですね。
映画「ひまわり」のイメージと私の中ではリンクしているので
気分は、ソフィアローレンでした。
トップの写真も、大好きで〜す!
ろまん
- まみさん からの返信 2009/08/28 08:06:25
- RE: ソフィアローレン
- ろまんさん、お褒めの言葉ありがとうございます。
行くまでの過程も、自分なりに感慨深かったので、残しておかなきゃもったいないと思った日でした。
> 今年は、もう気分ではないので、
> 来年には、是非とも行きたいです〜!
こういうの、わかります。
私も今年はひまわりを追いかけてるので、去年の今頃追いかけた別の花は二の次。
ひまわりはウクライナで見れない代わりに国内でっ!って旅行計画を立ててた4月くらいから念じてたものですから。
> そして、やはり見晴らし台からの景色は圧巻ですね!
> 20分待ってもこれだけの景色が見えるのなら大満足ですよね!
はい、それに待ってた20分はひまわりのおとなりでしたから、楽しく待つ方法はいくらでもありました。
やはり見晴らし台から眺めるのがハイライトですね。
あの映画「ひまわり」もヘリかなにか飛ばして、上から撮影したのではないかと思います。
> 私も、この写真を拝見したら
> 映画「ひまわり」のテーマ音楽が流れてきて
> せつなくなってきました。
>
> 元気なひまわりですが、曇り空でのひまわりも素敵ですね。
> 映画「ひまわり」のイメージと私の中ではリンクしているので
> 気分は、ソフィアローレンでした。
映画をもう一度見直したせいで、ふと気がゆるむと、あのメロディーがまだ私の頭の中を支配しますよー@
タイトルを「ひまわり」としたのって、心にくいですねっ!
しかし、あの映画でちょっと疑問なのは、最後の赤ちゃん。やっぱりソフィアローレン扮するヒロインはすでに新しい恋に生きて、それでできた子供でしょうか。
しかし名前がアントン。。
ソフィアローレンのろまんさんはどうお考えになります?
あのヒロイン、強そうだから、美しい思い出はそのままに、新しい恋に生きていても不思議はないと思いました。
でも、さすがにあの駅での再会シーンで彼女が電車の中で大泣きしたときは、もらい泣きしてしまいました。。
- romanさん からの返信 2009/08/28 14:30:49
- RE: アントン
- どうも〜!
> タイトルを「ひまわり」としたのって、心にくいですねっ!
ホント、センス抜群ですよね。
> しかし、あの映画でちょっと疑問なのは、最後の赤ちゃん。やっぱりソフィアローレン扮するヒロインはすでに新しい恋に生きて、それでできた子供でしょうか。
> しかし名前がアントン。。
愛する旦那の名前を子供につけると言う事は
今でもアントンを愛しているというせつない話ですよね?
> ソフィアローレンのろまんさんはどうお考えになります?
> あのヒロイン、強そうだから、美しい思い出はそのままに、新しい恋に生きていても不思議はないと思いました。
新しい恋に生きるというのとは、少し違うかもと思いますね。
お互いに惹かれながらも心から愛しているので
相手の幸せを祈って、せつない別れを選択しなければならなかった二人…。
> でも、さすがにあの駅での再会シーンで彼女が電車の中で大泣きしたときは、もらい泣きしてしまいました。。
あれは、ホントきますよね!
う〜ん、もう一度観たくなって来ました。
大人のせつない悲恋とひまわりの明るい花のイメージのコントラストが
やはり最高傑作ですよね!
あ〜、時に流れは、どうしようもないですね。
ろまん
- まみさん からの返信 2009/08/29 19:54:33
- RE: RE: アントン
- romanさん、こんにちは。
> 愛する旦那の名前を子供につけると言う事は
> 今でもアントンを愛しているというせつない話ですよね?
そうですね、どう見てもお互いまだ互いを一番愛しているかんじがしましたね。
だけど道が分かれてしまった。。
自分の心のままに、恋だけに生きることができなかったのは、あの大戦があって、実際に兵士として戦った男も待っていた女も、まず生きることに必死にならざるをえなかった時代背景も感じられますね。
大人っていうか。いくら強く恋していても自分たちのことだけ考えていらなかったというか。
せつないですね。
私は手もとにまだ図書館から借りた「ひまわり」のビデオがあるので、もう一度見ようかな@@
-
- 義臣さん 2009/08/26 16:25:22
- 脱帽
- 何時もながらの名文 美画に
脱帽 義臣
- まみさん からの返信 2009/08/27 08:10:53
- RE: 脱帽
- > 何時もながらの名文 美画に
>
> 脱帽 義臣
義臣さん、ありがとうございます@@
私にはインプットとアウトプットの周期があって、このひまわり旅行記作成中はやたらたくさん文章が書きたいときでした@@
旅行記としては見づらいかもしれないけれど、こまごましたことも、自分でもあとで読み返してなつかしくなるだろうなと期待しています。
-
- 義臣さん 2009/08/26 16:22:16
- 一本の
- わお、、一本の木が良いアクセントで素晴しい画面ですね。
行きたい、、けど 腰が。。
義臣
- まみさん からの返信 2009/08/27 08:07:00
- RE: 一本の
- 義臣さん、こんにちは。
腰痛はおさまりましたでしょうか。
私も予防と苦痛緩和のために毎週土曜日に整体に通っています。
この土曜日はあけてしまいましたが。
1本の木が良いかんじで入りましたでしょ。
何度も何度も撮り直してゲットできた1枚です@@
- 義臣さん からの返信 2009/08/27 11:02:47
- RE: 一本の
- 以前より楽になりましたが
まだ まだ旅行へ行くのは無理のようで 都内探検ばかりです。
義臣
- まみさん からの返信 2009/08/28 08:07:29
- RE: RE: 一本の
- > 以前より楽になりましたが
それは良かったです。
といっても、いつも腰にバクダンを抱えてるような状態ですよね。
ご無理はなさらず、でも、義臣さんの都内散策、楽しみです。
-
- Oakatさん 2009/08/26 12:36:43
- ひまわりの夏!
- まみさん、こんにちは!
8月9日から昨日まで2週間一寸の間いろいろやることがあって、しばらくパソコンから(4トラから)離れていましたが、今日からは少し時間がありそうなので、また皆さんの旅行記を拝見させて頂こうと思っています。
・・・と思っていたら最初の旅行記がこのひまわり! 凄い!
昔、一時期相模大野に住んでいた事があるのですが座間にこんなひまわり畑があるなんて全く知りませんでした。
ひまわりって本当に夏を感じさせてくれる花で、私が7月生まれのせいばかりでもないと思いますが大好きなんです。
まみさんがトップにもってこられた写真は素晴らしい!
私はこの写真もすきだなぁ・・・
グラデーションとコメントされたのも・・・
そのまえの百合というもの・・・
明るいひまわりのいい写真満載の旅行記に感動しました。
昨年は新潟県の津南町のひまわり畑を見に行きましたが、今年はどうもひまわり無理そうです。
ひまわりとミュージカル、心のリッチないい週末でしたね・・・
oakat
- まみさん からの返信 2009/08/27 08:01:29
- RE: ひまわりの夏!
- Oakatさん、こんにちは。嬉しいコメントと投票をありがとうございます。
気に入った写真を具体的にピックアップしてくださって嬉しいです。
この土曜日は早起きしたせいもあり、充実した日になりました。
かといって週末の寝坊は好きなので、この先もめったにないかも@@
座間のひまわりの歴史は調べたわけではないのですが、ひょっとしたらそんなに昔からではないかもしれないですね。
ほんとに田んぼの一角というかんじでした。
ひまわりは、私も子供の頃の夏の思い出と結びついています。
大きな花から、夢中になってタネをほじくった記憶があります。
そしてリスがしましまの殻から白い部分を出して食べるのを見る。。。
花そのものの思い出ではないですね@
だから良く考えたらむしろ、私の中でひまわりの思い出はタネが出来たころの夏の終わりかもしれません。
Oakatさんが7月生まれなのでひまわりに愛着があるというのもわかります@
1月生まれの私は、フクジュソウに愛着があります@
大人になりかけのころは、ひまわりのからっとした明るさや子供が絵に描きたくなるような愛らしさにあまり目を向けていなかった頃がありしまたが、私もいまでは大好きです。
ひまわりとミュージカルという組み合わせは自分でも気に入っています。
花撮影のときは、泥だらけになってもいいつもりで出かけるんですもの。
それに対して、たいてい一応はお洒落していく都会のミュージカル観劇。
あまりにギャップがありすぎて、自分でも何やってるんだろうなという感覚が面白かったです。
-
- CANさん 2009/08/24 20:45:04
- 待っていました〜!!
- まみさん
CANです!待っていました〜!!
土曜日は残念ながら青空が見れないようでしたが、
サイレンのあたりの向日葵最高ですね〜!!
私が行った時より全然きれいですよ。。
表紙の向日葵もすてきだけど、「グラデーション……!?」も
好きです(^O^)
青空がないからか向日葵の黄色の色がとても柔らかくでていますね。
カメラの腕ですね。
それから私の旅行記もリンクしていただきありがとうございました!
今年はもう向日葵の写真は撮りに行けないけど、また良い情報
があったら教えてくださいね!
とってもわかりやすくて素敵な旅行記ありがとうございました。
- まみさん からの返信 2009/08/25 12:14:34
- RE: 待っていました〜!!
- CANさん、コメント&投票ありがとうございます。
お断りする前にURL貼りつけてしまいましたが、ありがとうございます。
それから、座間の情報、ほんとーにありがとうございます@@
座間のひまわり広場はいくつかありますが、一番よいところ、回れたみたいですね。
CANさんみたいにあちこち回るのもいいなあと思ったけれど、1ヶ所で満足できてしまったのはベストなところをベストなときに見られたからでしょう、うふっ。
青空が見られないのは残念でした。
青空、はいらないように撮らなくちゃならないので、写真のバリエーションが減っちゃいました。
しかし、「グラデーション……!?」みたいに、ひまわりをデザイン的に捉えていろんな写真を試すのは楽しかったです。
この写真、CANさんに気に入っていただけて嬉しいです。
私も今年は、あとどうするかなー。
清瀬がまだかもしれないと思うのですが。
埼玉だと狭山市にあるって前日に知りました。母がテレビで見たようです。
規模はどっちがどっちかなー。
ただし、テレビ放映された日がピークだったようです。
-
- ぬいぬいさん 2009/08/23 23:36:21
- 同じ日にひまわり見てました
- まみさん こんばんは
はじめましてでしょうか?
私も土曜日2時過ぎに、この座間のひまわり広場にいました。
私も偶然4トラで見つけて、さっそく見に行きました。
昨年の夏、見渡す限りのひまわりが見たくて北海道の美瑛の街をチャリで走り回り、見つけたひまわり畑に感動しましたが、座間のひまわりも見事でしたね。
旅行記の完成楽しみにしてます。
- まみさん からの返信 2009/08/24 07:50:26
- RE: 同じ日にひまわり見てました
- ぬいぬいさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ぬいぬいさんは何度か拝見したことがあるので(でも私の訪問回数はどのくらいだったかな?)、はじめまして、かもしれませんが、はじめましてという気がしないくらいです。
いやぁ、きっと同じ日に座間に出かけた方はいらっしゃるだろうなと思いましたが、なんだか嬉しくなってきました。
ぬいぬいさんは車なんですね。私は鉄道とバスです。
青空が見られなかったのは残念でしたね。そのくせ、風がないから、とてもむしむししました。
いま準備中です。
完成したらまたぜひ見に来てくださいませ。
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