2008/04/03 - 2008/04/06
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hirootaniさん
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今回は、会議出席のため、カイロへ。朝7:05ブラッセル発のLH便のフライトのため、5時に起床。5:45にはタクシーに乗っていた。ここのところ3日連続で極端な早起き。
エジプトは生まれて初めて。今回の会議は金・土とあり、日曜日の午後に帰国するため、観光に充てる時間はほとんどないのがとても残念。
ブラッセルからフランクフルト経由でカイロへ。フランクフルトーカイロ間はわずか3時間半。モスクワへ行くのとそんなに変らない。機中で一所懸命エジプトのガイドブックを読んで、歴史を勉強。
14時に到着。カイロは流石に熱い。久々に中近東の熱風を感じた。30度以上。カイロの空港で、迎えの人がビザを購入(15ドル)したり、通関するのを手伝ってくれた。よく手順がわからない。一人でやろうとしたら少し戸惑っただろう。
迎えのタクシーは旅行会社手配のはずだが、なんとホテルまでの道を知らずに、何度も間違え、人に聞き、携帯で訪ねたりと随分時間がかかった。ホテルまで距離的には15分のはずなのに、結局45分ぐらいかかかってしまった。早く着いたら、カイロ博物館にいこうと思っていたので随分あせった。
ホテルにチェックインした後、早速カイロ考古学博物館への個人ツアーをホテル内の旅行社に頼んだ(65ドル)。15分で車がくるといったが、結局1時間ぐらいかかった。(副首相が同じホテルに泊るため、交通が遮断されていたとのこと・・・・、本当かな?)
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<カイロ1日目>
ホテルから1時間かけ、何とか16:30にカイロ美術館に到着。途中、運転の荒さに唖然。車線の区別がなく、左右から車が接近して、度胸のあるものが先にでると言う感じ。交通ルールはないに等しい。久々に東南アジアの運転(タイ・ベトナム・フィリピン・中国に近い)に出会った。イタリア人やフランス人の運転に文句をいっていたが、これに比べればかわいいもの。ハラハラ・ドキドキさせられた。
【カイロ美術館】 -
【正面玄関の彫像】
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カイロ考古学博物館は、建物は小さいのだが、中の展示数は半端でない。1.5時間しかかけられなかったのがとても残念。圧巻はやはりツタンカーメンの黄金マスク。館内写真撮影禁止がうらめしい。閉館直前で、割とすいていたので、3回も見にいってしまった。他にも古代エジプト文明の遺物が割と雑駁に並べられている。
ホテルに戻ったのは7時。丁度会議のWelcome Dinnerに間に合った。Dinnerは外で行なわれたが、日が落ちてからは随分寒い。ブレザーを着ていたが、それでも足りず、ベストをもってくればよかったと後悔。食事はそこそこ。中近東は甘いデザートが結構おいしい。 -
<カイロ2日目>
今日はカイロに来て2日目。今日から会議。27カ国120名が参加する大会議。日本にいたころは、自分でこの会議を運営していた。欧州にきてから、オブザーバーとして3回目の会議。
一日中、プレゼンを聞いたあと、夜はナイル川クルーズをしながらのディナー。
【ナイル川ナイトクルーズ】 -
この立派なホテルの横から船は出港
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残念ながら、完全に日が沈んだあとにクルーズをしたので、ビルの夜景みるだけ。しかも、カイロ市内の近い場所を何回かぐるぐるまわるだけだった。やはり、いつかしっかりとしたクルーズをしたい。
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食事は、昨日の夜、今日の昼・夜と内容が似たものばかりでだんだん飽きてきた。ただし、デザートででる甘いものはおいしい。中近東では甘いお菓子がとても人気。
ディナーのアトラクションは民族舞踊とおなじみのベリーダンス。
ホテルに戻ったのは深夜近くになった。 -
<カイロ3日目>
3日目で会議日程は全て終了。夜は自由だったので、ダウンタウンのハーン・ハーリに出かけた。ホテルからはタクシーで45分。今回のホテルはダウンタウンから1時間ほど離れた砂漠の中にあるのに、何かしようとするととても不便。
ハーン・ハーリは、昔からの市。お土産屋さんが連なる。ここで、パピルスを購入。値切りが当たり前の場所だが、あまりそういうことが得意でないので、さっさと適当に見切りをつけた。多分、頑張れば半値ぐらいにはなったのだろう。
【ハーン・ハーリ】 -
ハーン・ハーリの店を通りに沿って眺めて歩く。お土産もの、衣類、雑貨、おもちょあ、宝石、布団、カバン、香辛料、化粧品等種種雑多なものがうっている。夜だったので、観光客はまばら。地元の人達が大勢買い物にきていた。
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【水タバコ:シーシャのお店】
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【パピルスのお店】
このお店でお土産を購入。 -
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【ガーマ・ホセイン】
ハーン・ハーリの入口の広場横に建つ建物 -
<カイロ4日目>
今日はエジプトでの最終日。午後からブラッセルに移動。
午前中を使って、他の会議参加者3名とともにいよいよギザのピラミッド見学へ。今回は会議のホストの好意で、ミニバスを出してもらい、ピラミッドの近くまで車でいくことができて大変助かった。
7時にホテルを出発して、8時前にギザのピラミッドに到着。8時から門が開くということで、多くの観光バス等とともにゲートで待った。8時にゲートに向かったのはやはり日本人観光客の団体。ヨーロッパで朝一番に観光しているのは間違いなく日本人の団体客。
【ギザ:クフ王のピラミッド】 -
【クフ王のピラミッド】
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ピラミッドを背にして町を見る。ピラミッドのすぐ近くに町があるのがわかる。
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【ピラミッドの入口】
さすがに朝一番だけあって、ピラミッドの周りは閑散。まず不可能だと思っていたクフ王のミラミッドの中まで入ることができた。内部は狭く天井の低い階段をスクワット状態で上っていく。100メートルの坂道を登ると空洞に出る。ぽかっと空いた空間。ただそれだけ。あっけにとられる。 中は撮影禁止。
帰りは、そろそろ増えだした観光客と狭い階段をすれ違う。往復で15分ぐらいだったが、これが込み出したら40分はかかるという。 -
ピラミッドを出ると、かなり人が増えていた。
ピラミッドを出た後、トイレを探したら有料トイレが数軒あった。いくらかと聞いたら「あなた次第」といわれあきれてしまった。トイレにきてまで価格交渉をしなければならないことにうんざり。 -
【クフ王のピラミッド周辺の墳墓群】
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クフ王のピラミッドを見た後は後ろに周って、太陽の船博物館を見学。
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1954年に発見された「クフ王の船」と考えられる木造船を展示。
【クフ王の船の模型】 -
【クフ王の船】
死後のクフ王が天空を旅するときに使う船だそうだ。石の下から発見された船は数万のパーツに分かれていて、復元するのに14年かかったとのこと。43メートルの船は圧巻。4500年も前のものとは思えない。 -
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博物館を出ると、観光用の駱駝引きたちがてぐすね引いて待っていた。
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自分としては、お金の交渉がいやで乗るのをためらっていたが、ガイドをしてくれたエジプトの人が自分が交渉してあげるからといって、駱駝に乗った写真を撮らせてくれた。しかし、エジプト人同士でも結構交渉にとまどっていたうようだ。これが、自分だけだったら完全にカモ状態。
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【カフラー王のピラミッド】
その後、カフラー王のピラミッドをみて、3つのピラミッドが見える高台まで連れて行ってくれた。 -
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なかなかの光景。曇り空だったのが残念。この時期は砂嵐の多いときなので、まだましなほう。
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【メンカウラー王のピラミッド】
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【クフ王とカフラー王のピラミッド】
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【3つのピラミッドが見れる展望台のみやげ物屋】
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最後は、スフィンクスへ。ちょっと小さいのでびっくり。しかし、ピラミッドをバックにしたスフィンクスはやはり絵になる。
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【地元の子供たち】
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当初、ピラミッドをさっと撮影して帰ればよいと思っていたが、2時間半もかけてじっくりピラミッド見学をすることができ、一堂大感激だった。
11時にはホテルに戻り、温水プールでひと泳ぎした後、ブラッセルへの帰途についた。
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