2007/10/12 - 2007/10/12
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ひらしまさん
10月12日(金) 晴れ
旅も最終日。約束の8時半にロビーに下りると、近ツーのMさんが新しいガイドの李さんを連れて待っていてくれた。クレームによる交代だとベテランを当ててくるかなと予想していたら、見事に外れて若い人だ。チン・ドゥオ・グアンジャオと挨拶すると笑顔で「よろしくお願いします」と返ってきた。
頤和園に向かう車の中で李さんは中国についていろいろ説明してくれ、勉強になった。直轄市や自治区のこと、北京の小学校はみな高層建築であることなど。質問への答も的確で、なるほどMさんが自信を持って送り出しただけのことはある。それでも盧溝橋事件のことは詳しくは知らなかった。彼女の生まれる半世紀も前のことだから無理はない。
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頤和園は、19世紀に西太后が海軍の予算を流用して再建したために清の海軍は弱体化し、日清戦争に負けてしまったという逸話があるが、さすがに規模が大きい。大きな昆明湖が万寿山を築くのに掘った人工湖だというのには驚いた。たくさんある楼閣のほんの一部を見学。
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昆明湖の遊覧船ではフランス語を話す中高年団体と乗り合わせたが、彼らの持っているカメラやビデオカメラは、ビクター、ソニー、キヤノン、パナソニックとすべて日本ブランドばかりなのが見事だった。
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昼食は広東式飲茶。この旅では珍しく「地元の人に人気のお店」といった感じで賑わっている。お粥はこれまでのさらっとしたのと違ってピータン入りでこくがあり、私は気に入った。
妻は餃子に酢をつけて食べたいのだが、テーブルに酢はない。ほかのテーブルを見ても置いていない。ウェイトレスに英語が通じないのは分かっていたので、紙に「請酢」と書いて見せた。言葉では通じなくても文字は共通だからと自信を持って見せたのだが、通じない。別の制服の英語の話せる人が呼ばれて「ヴィネガー?」と聞かれ、ようやく通じた。
離れた席にいた李さんが何事かと飛んできたので、構わないで食べててくださいよと言いながら経過を話すと、中国では「酢」のつくりは乍でなく昔なのだという。日本の方が簡体字なのか、異体字なのか。なかなか一筋縄ではいかないが、まあ用件は通じたのだからよしとしよう。 -
空港で李さんに、ガイドの仕事を続けられてもほかの仕事に進まれてもご活躍を期待していますと伝えて別れる。そして近ツーのMさんにお礼の電話を入れた。トラブルがあっても対応さえしっかりしてもらえれば、それも旅の思い出だ。
考えてみれば、中国人ガイドのみなさんは1日いくらの報酬を得ているのだろうか。専任ガイドに専用車付きなどという贅沢な旅の料金は、もっと高くていいのかもしれない。
帰りの飛行機は強い偏西風に乗って3時間足らずで成田に着いた。北京は近い。
今回は大都市だけを訪れたこともあるだろうが、中国の経済発展とそれに伴うゆとりを感じた旅だった。筆談を使えば、個人旅行もできそうだ。2度目の中国旅行を、もう考えている。
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この旅行記へのコメント (3)
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- nao0880さん 2009/08/17 00:02:28
- 楽しませていただきました
- ひらしまさん、こんにちは。
西安・北京の旅行記、適切な解説とエピソードを楽しませていただきました。
中国へは2002年から出張で訪れています。
タクシーやガイドさん、土産物店、レストランでのコメントを読んで、私も似たような経験を思い出してしまいました。
私は、中国で日本語や英語が流暢すぎる人に話しかけられると、まず警戒レベルを上げて対応するようになりました。
特に外国人の多い観光地や空港・主要駅、繁華街ではそうです。
また、逆に親切にしてもらって、日本でもそこまでしないと思ったことも多くあります。特に若い人たちの考え方が変わってきているような気がします。
ひらしまさんは、好天に恵まれていらっしゃったようですね。
長城や故宮、景山公園、鳥の巣、頤和園などの写真を見て思いました。
中国ツアーは利用したことがありませんが、たぶん安い給料で土産物店やレストランからのバックで補っているのでしょうね。
ガイドさんたちもたいへんだと思います。
回民街と北京駅構内の写真を撮影しました。よろしければご覧下さい。
http://4travel.jp/traveler/nao0880/album/10257601/
http://4travel.jp/traveler/nao0880/album/10078076/
- ひらしまさん からの返信 2009/08/17 23:36:23
- メッセージありがとうございます
- nao0880さん、メッセージありがとうございます。
早速、私がバッテリー切れで写せなかった西安回民街と、入れなかった北京駅構内の写真を拝見しました。
回民街の写真は私たちが見た光景そのもので、まるで自分がそこにいるような感覚を味わわせていただきました。なつかしい思いでした。
本当にありがとうございます。
あのときは安心安全のパック旅行だったのでガイド以外の人とは接点が少なかったのですが、この秋には2回目の中国を個人でと計画中です。
実は、nao0880さんお気に入りの同里にも、上海から蘇州経由の日帰りで行ってみようと思っています。
初心者ですので、注意点などございましたらご教示いただければうれしいです。
今後ともよろしくお願いします。
ひらしま
- nao0880さん からの返信 2009/08/18 00:44:12
- RE: メッセージありがとうございます
- ひらしまさん、こんにちは。
> 早速、私がバッテリー切れで写せなかった西安回民街と、入れなかった北京駅構内の写真を拝見しました。
> 回民街の写真は私たちが見た光景そのもので、まるで自分がそこにいるような感覚を味わわせていただきました。なつかしい思いでした。
> 本当にありがとうございます。
よろこんでいただき、私もうれしいです。
> あのときは安心安全のパック旅行だったのでガイド以外の人とは接点が少なかったのですが、この秋には2回目の中国を個人でと計画中です。
> 実は、nao0880さんお気に入りの同里にも、上海から蘇州経由の日帰りで行ってみようと思っています。
同里は思い出深い場所です。小さなトラブルで蘇州に宿泊、フロントで聞いて訪れたのが拙政園、工事中で入り口がわからなかった旅行者が私と1組。
上海からのフライトは2日後、予定のなかった私は宣興出身の2人について蘇州の観光と同里を訪れたのでした。
蘇州を訪れていなければ、中国の水郷古鎮の魅力にもふれることができなかったと思います。
同里は遊びに行くなら、秋や春がよさそうです。
私の訪れたのは、真夏の36℃以上の日と、雪の日の2回でした。
具体的に知りたいことがあれば、連絡ください。
と言っても、列車の切符を買えなくて、フライトを延期して蘇州に宿泊したnao0880です。今なら、切符をホテルまたは旅行者で10−20元程度の手数料を払って買います。
良い旅行をなさってください。
ではまた。
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