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今回の旅行の目的であるポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所。 <br /><br />広島原爆ドーム、長崎平和公園、知覧特攻平和会館、ひめゆり平和祈念資料館と体験してきました。 <br /><br />そして、“負の世界遺産”と呼ばれるアウシュヴィッツへ。 <br />ポーランドの古都・クラクフから特急で1時間10分、普通列車で2時間程度でアウシュヴィッツがあるオシフィエンチムという町に行くことができます。 <br /><br />アウシュヴィッツはドイツ語。だから、ポーランド人はオシフィエンチム国立博物館と呼んでいます。 <br />実はオシフィエンチムには、アウシュヴィッツの他にもビルケナウというアウシュヴィッツより巨大な強制収容所があります。 <br /><br />12月13日(木) 7時発の国際急行列車に乗る。行き先は、チェコのプラハ経由、オーストリアのウィーン行き。まだ夜が明けきれない真っ暗の中を列車が走っていく。国際列車なのに時速60kmくらいでひた走る。 <br /><br />8時12分に定刻どおりにオシフィエンチムに到着。アウシュヴィッツまではどうやって行くんだろうインフォメーションが開いていなかったのでタクシーの運ちゃんに聞くと歩いて15分程度との事。のんびり歩いていくことにしました。アウシュヴィッツも標識があったのですぐに分かりました。インフォメーションを通り、入口へ。夜は明けているもののどこか雰囲気が暗い。入場は無料。冬だから余計に暗く感じる。 <br /><br />この先は自分の手帳に書き込んだ感想です。 <br /><br />正直、言葉が見つからない。朝一番の訪問だった為、誰もいない。人のいない牢に入るのは勇気が入る。怖くて足がすくんでしまう。普通なら監視員みたいなひとが必ずいるはずなのですが、ここには誰もいない。勝手に見てくれという感じ。特に地下に行くのも怖い。 <br /><br /><br />髪の毛、ヘアブラシ、メガネ、カバンが山積みされた牢。 <br />生々しい処刑の現場を生々しく描かれた牢。 <br />廊下に張り出された顔写真。どの顔も悲痛に顔がゆがんでしまっているように見える。 <br />毒ガスで大量殺戮を行った部屋。 <br />立ったまま閉じ込めた牢屋。 <br />死の壁と呼ばれる射殺現場。 <br />上からロープを吊るして絞殺を行った部屋。 <br /><br />こんな感じでアウシュヴィッツでは28棟の牢屋が存在します。 <br />ここで150万人もの罪のない人が殺されたのはまぎれもない事実だと思います。 <br />殺し方だって銃殺、衰弱死、病気、毒ガス・・・。 <br /><br />悲しくて悲しくて・・・。でも涙は出ない。予想以上に辛い。 <br /><br />もう一方のビルケナウまではとても精神的に行けませんでした。 <br /><br />もう二度とここには来ないでしょう。

2007年12月 欧州旅行(ポーランド・イギリス) その4 アウシュヴィッツ

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2007/12/11 - 2007/12/19

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まさ

まささん

今回の旅行の目的であるポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所。

広島原爆ドーム、長崎平和公園、知覧特攻平和会館、ひめゆり平和祈念資料館と体験してきました。

そして、“負の世界遺産”と呼ばれるアウシュヴィッツへ。
ポーランドの古都・クラクフから特急で1時間10分、普通列車で2時間程度でアウシュヴィッツがあるオシフィエンチムという町に行くことができます。

アウシュヴィッツはドイツ語。だから、ポーランド人はオシフィエンチム国立博物館と呼んでいます。
実はオシフィエンチムには、アウシュヴィッツの他にもビルケナウというアウシュヴィッツより巨大な強制収容所があります。

12月13日(木) 7時発の国際急行列車に乗る。行き先は、チェコのプラハ経由、オーストリアのウィーン行き。まだ夜が明けきれない真っ暗の中を列車が走っていく。国際列車なのに時速60kmくらいでひた走る。

8時12分に定刻どおりにオシフィエンチムに到着。アウシュヴィッツまではどうやって行くんだろうインフォメーションが開いていなかったのでタクシーの運ちゃんに聞くと歩いて15分程度との事。のんびり歩いていくことにしました。アウシュヴィッツも標識があったのですぐに分かりました。インフォメーションを通り、入口へ。夜は明けているもののどこか雰囲気が暗い。入場は無料。冬だから余計に暗く感じる。

この先は自分の手帳に書き込んだ感想です。

正直、言葉が見つからない。朝一番の訪問だった為、誰もいない。人のいない牢に入るのは勇気が入る。怖くて足がすくんでしまう。普通なら監視員みたいなひとが必ずいるはずなのですが、ここには誰もいない。勝手に見てくれという感じ。特に地下に行くのも怖い。


髪の毛、ヘアブラシ、メガネ、カバンが山積みされた牢。
生々しい処刑の現場を生々しく描かれた牢。
廊下に張り出された顔写真。どの顔も悲痛に顔がゆがんでしまっているように見える。
毒ガスで大量殺戮を行った部屋。
立ったまま閉じ込めた牢屋。
死の壁と呼ばれる射殺現場。
上からロープを吊るして絞殺を行った部屋。

こんな感じでアウシュヴィッツでは28棟の牢屋が存在します。
ここで150万人もの罪のない人が殺されたのはまぎれもない事実だと思います。
殺し方だって銃殺、衰弱死、病気、毒ガス・・・。

悲しくて悲しくて・・・。でも涙は出ない。予想以上に辛い。

もう一方のビルケナウまではとても精神的に行けませんでした。

もう二度とここには来ないでしょう。

同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
航空会社
ANA
  • 夜明け前のクラクフ本駅(プラハ経由のウィーン駅)/EC国際特急

    夜明け前のクラクフ本駅(プラハ経由のウィーン駅)/EC国際特急

  • 2等車・コンパートメント内(6名定員)<br /><br />結局、誰も乗ってきませんでした。

    2等車・コンパートメント内(6名定員)

    結局、誰も乗ってきませんでした。

  • 列車内より<br /><br />ポーランドの原野が広がる。

    列車内より

    ポーランドの原野が広がる。

  • オシフィエンチム駅に到着

    オシフィエンチム駅に到着

  • アウシュヴィッツのインフォメーションセンターの建物

    アウシュヴィッツのインフォメーションセンターの建物

  • アウシュヴィッツ強制収容所

    アウシュヴィッツ強制収容所

  • アウシュヴィッツ強制収容所の門

    アウシュヴィッツ強制収容所の門

  • 囚人棟と呼ばれる牢屋

    囚人棟と呼ばれる牢屋

  • 晴れてよかったです。<br />これで雪でも降っていたら…。

    晴れてよかったです。
    これで雪でも降っていたら…。

  • 囚人棟の入口(ここは17号棟)<br />この先には悲惨な展示物が…。

    囚人棟の入口(ここは17号棟)
    この先には悲惨な展示物が…。

  • 17号棟入口から他の囚人牢を見たもの

    17号棟入口から他の囚人牢を見たもの

  • 全部で28棟ある囚人牢

    全部で28棟ある囚人牢

  • 囚人牢

    囚人牢

  • 鉄条網の前にはドクロのマークが。<br />360ボルトの高圧電流が流れていたそうです。

    鉄条網の前にはドクロのマークが。
    360ボルトの高圧電流が流れていたそうです。

  • 囚人牢は窓があるが冬場は隙間風で寒かったそうです。

    囚人牢は窓があるが冬場は隙間風で寒かったそうです。

  • 300ボルト以上の高圧電流が流れていたその外側には高い壁があった。

    300ボルト以上の高圧電流が流れていたその外側には高い壁があった。

  • 平和な現在は上空を飛行機が飛び交っています。

    平和な現在は上空を飛行機が飛び交っています。

  • この正面に死の壁と呼ばれる銃殺場所があります。

    この正面に死の壁と呼ばれる銃殺場所があります。

  • 死の壁。<br />ここでたくさんの人が銃殺された。<br />今でも献花が絶えません。

    死の壁。
    ここでたくさんの人が銃殺された。
    今でも献花が絶えません。

  • 囚人牢に朝日があたる。

    囚人牢に朝日があたる。

  • 囚人牢

    囚人牢

  • 鉄条網と見張台

    鉄条網と見張台

  • 首吊り用処刑台

    首吊り用処刑台

  • 死体の焼却炉とガス炉

    死体の焼却炉とガス炉

  • 死体の焼却炉とガス炉

    死体の焼却炉とガス炉

  • 何重にも張り巡らされた鉄条網。

    何重にも張り巡らされた鉄条網。

  • あちこちにこのような看板…。

    あちこちにこのような看板…。

  • 入口門付近。<br />「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になれる)」とあります。<br />

    入口門付近。
    「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になれる)」とあります。

  • 入口門の裏から。<br />よく見ると「ARBEIT」のBの部分が頭でっかちになっています。

    入口門の裏から。
    よく見ると「ARBEIT」のBの部分が頭でっかちになっています。

  • 囚人牢の上を飛行機が飛んでいく。

    囚人牢の上を飛行機が飛んでいく。

  • 各駅停車の電車内。<br />昔の社会主義時代の名残か。

    各駅停車の電車内。
    昔の社会主義時代の名残か。

  • 復路はのんびり各駅停車で帰りました。<br />2時間もかかりました。

    復路はのんびり各駅停車で帰りました。
    2時間もかかりました。

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