2009/08/02 - 2009/08/03
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Clipperさん
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8月2日(日)
08:10を廻った頃、いまだ梅雨の空け切らぬ、朝の「新大阪」通勤用ホームにアホは現われた。
もうひとりのアホとは、8:30の待ち合わせなので、ちょいと早い目に来て うどん を頂くのじゃ。
最近、何んだか「うどん喰い」が出発儀式みたいでんな。
イヤー、そんな立派な事やなく、ただ食べたいだけなんやけどね。
もうひとりのアホの提案で「西日本パス」で行こうとなっちゃたんだな。
で、きょう、あすで使用期間が終了なので行くんじゃわ。
-
はーい、降りた15・16番ホームのうどん屋さんですよ。
杵屋さんとこから営業主体が換わりまして、麺屋さんと言うお店ですよ。 -
扉をがらがら。
「へいラッシャーイ、毎度。 何んにしましょ?」
「素うどん 頼んます」
「はい、220円です」
直接硬貨を手渡すんですじゃ。
表の券売機、壊れてたんでな。
でも、以前より50円安なってるぞ。
ちょっと嬉しい。
このお店、杵屋さんから交代するのに、内装もいらわんなんし。
お金掛かったやろうけど、安してはるわ。
訊ねたところでは、先月の20日からオープンしたんやて。
まだ、開店から2週間か。
-
「へい、お待ち」
ほいほい、出来上がりましたで。
お箸をパッチン。
おっと、割り箸や無いんや。
始末してますなあ。
まあ、50円安する為には、あらゆる部分で無駄を省かなアカンもんね。
では、いっただっきまーす。
ふーふー、ずるずる。
-
天カスも業務用製品じゃなしに、店内で揚げる天麩羅の余りを使用しちょりますです。
コストは落して、サービスは落さず。
これぞ接客業の見本でんな。
せっかくじゃから、これもパラリと放り込んで。
七味をパッパ。
引きつづき ふーふー、ずるずる。
お出汁もごっくん。
はー、ごっつおーさんでした。 -
そんなら、待ち合わせの二階「動輪」広場へ参りませうか。
8時半が約束の時刻やからな。
うどんを頂だいしてたらエエ時間になりましたわ。
けど、こう言うのを見ると、つい、見入ってしまうんじゃな。
おーおー、相変わらず精神的にはガキやな。 -
キューロクの動輪か。
この機関車には乗った事無いなあ。
ボックス動輪じゃなく、スポーク動輪は、かなりイニシエの製品やね。 -
立派な能書きのプレート。
こんな物にも、何十万と言うお金が掛かってますぞよ。
まあ、国鉄時代の事やから。
なんぼ赤字でも、「親方日の丸」の感覚しかなかったからね。
うーん、一つの時代遺産としての価値を認めましょう。 -
はい、貴婦人「C57」ですよ。
おおー、155号機は型式ナンバープレートでしたか。
かっこいい!。
えーと、これがボックス動輪ね。
クランクのバランスウェイトもさっきのに比べたら小さい気がするにゃ。 -
そして、能書きに有るように、つづいては新幹線ですじゃ。
21−50やから、下り寄りの先頭車やね。
ナンバーはプレート式でなく、切り抜き文字なので、外板ごとその部分を取り出して、台座に貼り付けてますなあ。
で、お時間に成りましたんで、無事合流じゃ。
いざ、新幹線ホームへ参ろうぞ。 -
ほいな、21番乗り場へ着ましたぜ。
まずは確認ね。
OK、のぞみ3号はここでエエんやな。
それじゃあ入線を待ちまする。 -
やって来ました、N700系の編成ね。
500系と並ぶ、最高速度300?の営業運転をしますんよ。
すごーい。
Z編成と言うんですよ。
ちなみに、0系のひかり号はH、こだまはK、100系東海はX、西日本所属はV編成でしたな、たしか。
違ごてたらスマン。
-
さあ、ドアが開きましたで。
いままでは、グリーン8〜10号車のうち、10号車だけは喫煙可能やったんやけど、N700系は全席禁煙ですのんよ。
禁煙マーク貼ってますですなあ。
それと、外幌も約50年振りの復活や。
ささ、乗りまひょ。 -
座席。
モケットやから、じきに白化するんじゃよ。
レザーにすれば、白化は無いけど硬化するからねえ。
シート生地は何が一番良いのかね。 -
テーブル裏の案内板は、両隣までしかプリントしてないなあ。
と言う事で、9号車の指定された座席に納まりまする。
は、どっこいしょ。 -
専務さんが、早速検札に来られました。
はい、チェックOK。 -
で、こっちも早速、宴会のお支度ですじゃ。
お飲み物は、お家からのお持込。
麦酎のお茶割りですわ。
あと、おつまみも色々おまっせ。
ではカンパーイ。
グビグビ、ふーう。 -
15分ほどで「新神戸」に到着。
淡路屋さんとこの売店やな。
ちょっとモダンにこさえてますなあ。 -
おしぼりを配って下さったアテンダントパーサーさんね。
笑顔が可愛いねえ。
聞いた所では、福岡の出身だとか。
なるほど、博多人形のモデルさんみたいや。 -
「新神戸」〜「姫路」間の車窓風景ね。
場所は、スマンけど、適当に考えてておくれ。
撮った本人も知らんのじゃ。 -
これも、何所かの風景ね。
さっきよりも、かなり都会やなあ。
「姫路」に近づいたんやな、たぶん。 -
もう一人のパーサーのお嬢さんね。
バリバリのホークスファンなんですって。
「そんなら、オッチャンが取って置きの物を見せて上げよう」
南海ホークス球友会の会員証を差し出しましてん。
20年以上も前のヤツやから、ちょっと退色してますが。
珍しそうに見てましたわ。
で、彼女らに手元にあった「近鉄特急」のおしぼりを差し上げましたのじゃ。
まだ乗った事が無いんだって。
まあな、新幹線に乗務してたら「近鉄」に乗る機会は少ないわなあ。
こんな物で、喜んでもらえるなんて、さい先よろしいなあ。
-
アルコールが入れば、煙草はイランのやけど、後学の為に喫煙室を覗いて見るんですわ。
3人ほど入れるんか。
ああー、悲しきスモーカー共よ。 -
じゃあ、入って見ましょうや。
「ごめん」
「へい、毎度」
「タバコ一本よろしいか」
「どうぞ、どうぞ旦那、お待ちしてましたで」
では早速、シュボ、プハー。
ゴホゴホ!、ああー、アルコールが入ればタバコは美味しないわい。
すぐに揉み消しましで。 -
タバコ済ませて、お席へ戻りましょう。
きょうは、ガラガラやわ。 -
ヤードが見えて来ましたな。
車内アナウンスでは「広島」到着を伝えてますぞ。
新幹線は本当に速いなあ。
むかしは在来線の特急「しおじ」「しおかぜ」で4時間は掛かってたもんね。
そやけど、あれにはパーラーカー(展望車)も有ったし、食堂車とビュフェも連結されてたんだよな。
列車のグレードとしては、新幹線なんか問題にならんかったんじゃよ。 -
新広島球場が見えてますぞ。
ヤードをつぶして作った様に思えるんだわ。
えーと、「マツダ・ズーム ズーム スタジアム」やったっけ。
ともかく、駅の横やから便利なのは間違いないとですたい。 -
ほい「広島」に停車。
上りホームを見れば、おおー、「もみじ饅頭」の売店がおますわな。
それじゃあ発車しますよ。
車内では、相変わらずの、宴たけなわなんじゃな。
ウィー、ヒック。 -
で、次の「新山口」に停車ですじゃ。
SL「やまぐち号」の始発駅として、すっかりお馴染みでんな。
見た事はあるけど、乗った事はおませんわ。
もし出来るなら、スイテ49が連結されてる時に乗ってみたいぞよ。 -
で、次は下車駅の「小倉」ですぞ。
てな事を言うてるうちに到着じゃ。
わずか2時間11分で北九州まで来られるんやもん。
凄いわい。 -
で、この方。
JRA の馬主のバッジを付けてましたんで、車内でちょっとお喋りをしてましてん。
アートコーポレーションの会長ね。
これから小倉競馬場で、3レースに持ち馬が出るそうな。
果たして、見事、口取りは叶うのか。
ささ、アホ・アホは在来線へ移動ですじゃ。 -
「玄界うどん」なんて、かっこ良いですやん。
しかし、ここで食べると、次の目的達成が困難になるから、御遠慮しときまっさ。 -
よーし、そんなら、この「ソニック」18号にご乗車ですじゃ。
フリー区間なので、普通車自由席に乗りますですよ。 -
ほい、ソニックが入って来ましたわ。
883系を使用ね。
最近、正面の色を全部メタリックブルーに塗り替えたとの事やったな。
前に乗った時は、たしか黄色い顔やったと思うけどね。 -
何んか判らんけど、かっこ良いなあ。 -
キャビンの床は板張りかあ。 -
所々、こんな焼印がおますですわ。
芸が細かいのう。 -
窓際のテーブルも木製ですじゃ。
JR九州は「木」が好きなんやな。 -
普通車でも、ヘッドレストは皮革製品。
グリーン車はすべてレザー仕上げやったはず。
JR九州は革も好きなんじゃな。
あーあ、勝手に決めつけてるわ。 -
デッキ周りも、近未来的な感覚で造作しちょります。
赤い扉がアクセントね。 -
883系のイラストか。
バックの柄は、客席窓の日除けと同じやったんじゃ。
これは、帰りのソニックで分かった事やけど。
はい、それじゃあ発車しますよー。 -
発車して、じきに「戸畑」に停車。
うーん、「戸畑」と言えば。 -
はいはい、「若戸大橋」ですよね。
列車の中からですけん、障害物なしという訳には、いかんでごわす。 -
ソニックに乗って15分ほどで、「折尾」に到着。
はいはい、降りますよ。 -
ホーム間の連絡通路を通って。
しかし、かなりの年季の入った駅ですなあ。
今どき、なかなかおまへんぞ、煉瓦作りのトンネルなんて。 -
この壁の絵は「折尾神楽」と言うんですと。 -
ほい、これが、その説明文ね。
じゃあ、階段を昇って5番ホームに向かいますじゃ。 -
えーと、次の特急は間に合わんので、そのあとの快速にのりましょか。 -
おおー、今度の「ソニック」は885系を使用やな。
「白いソニック」ね。
ま、兎も角、お見送りさせて頂きますじゃ。
で、特急が出て行ったホームを見渡して、山口さんを探しますのよ。
居てへんなあ。
何所に行ったんかなあ。 -
キョロキョロしてましたら、お弁当を抱え、階段を駆け上がって来る人を発見。
おおー、山口さんや。 -
すぐに人だかりが出来ましたぞよ。
ここ、「折尾」は全国でも数ヶ所しか残ってない、駅弁の立ち売りさんが現存してますねん。
で、山口さんは、テレビでもお馴染みの有名人なんですじゃ。 -
名物「かしわめし」をお買い上げ。
この弁当を調達する為に「玄海うどん」を我慢して、乗り換えて来ましたんや。
手に持ってるのは750円のやけど、650円のをお買い求めましてん。 -
このケース、5キロも有るんですって。
かなりの重労働やね。
歴史を物語る許可証やな。
これもテレビで見たもんなあ。
イヤー、感激。
えーと、だいぶん枚数も来ましたけど、まだエリア登録してた別府に到達してないのよ。
スマンけど、次の 関サバ、関アジ、城下カレイは見つかるか? に続きますのんよ。
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