夏の但馬旅行

2009/08/01 - 2009/08/02

PL花火大会は見逃したけど、カニの季節では無いけれど、この夏、家人の両親と三姉妹夫婦による恒例旅行で但馬に出かけた。
　

エリア 兵庫

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

但馬へ向かう前に寄り道がてら「神戸三田プレミアム・アウトレット」へ。
途中、六甲山地区でゲリラ豪雨に巻き込まれはしたものの、DISKバージョンアップをしたカーナビのお蔭で開店時間ジャストに到着。

但馬の食旅行の皮切りは「出石皿そば」。
知人お勧めのお店「大門」と間違えて向かいの「本陣」へ入ってしまったが、雨の影響か、お客さんも少なく、
「辰鼓楼」を眺めながら丁寧なおもてなしを受け、搗きたて･打ちたて･茹がきたてなる「出石そば」を満喫。

出石から少し南西へ寄り道して養父へ。
ここでは豊岡の知人が手がけたバイオシステム採用の「スーパー･エコロジー･トイレ」チェック。
水無し、汲み取り無しトイレの普及が十分期待できる快適トイレを体験使用させて頂いた。

スッキリしたところで、円山川沿いを一路北へ、「城崎温泉」の温泉街を左手に見て、円山川河口の「円山川温泉　銀花」へ投宿。

「円山川温泉　銀花」は僅か16の客室を、広々とした2,000坪の敷地内に配し、全室円山川に面したテラスと檜の部屋風呂を備えている。

勿論、大浴場、露天風呂からも滔々と流れる円山川を見渡せ、露天風呂に肩までつかると、川に浮かんでいるような気にさせる。

夕食は料理長が腕を振るう12種のコース料理。
暖かいものは温め、冷たいものは冷やしたコダワリの器に、美しく盛られた料理は、どれも新鮮で優しさを感じる。
この地を代表する「岩牡蠣」「但馬牛」には皆、先ず舌鼓を打ち、その後、感嘆の声を発せずにはいられなかった。

先付、八寸は「白ずいき、川海老、鱧の子、牛ごぼう巻き、等々」

吸物は「とうもろこしの冷製スープ」

刺し身は「岩牡蠣、甘海老、雲丹、さざえ、鰆、鯒(こち)」

蓋物は「賀茂茄子揚げ煮と鴨ロース煮」

焼き物は「但馬牛の炭火焼き」

蒸物は「蓮根饅頭」

酢の物は「鱧おとし」

翌日朝食にも感嘆。
一夜干しのアジ、キスを食卓横で炭火焼き、味噌汁のミソ加減はお客に確認して調味。
汲み上げ豆腐、イカ刺し、フルーツトマト、温泉卵ソーメン、仕上のヨーグルトまで、満足満足。

温泉卵と素麺

日頃Ｂ級グルメを自称する身には、余りにも、感動的・衝撃的な「円山川温泉　銀花」の食であった。