有明の周辺で明けおめを叫ぶ旅 その18

2008/01/01 - 2008/01/03

　名護屋城です。
　信長の尾張名護屋、徳川の名古屋城もありますが、
　ここは佐賀県、肥前名護屋城。
　豊臣秀吉が朝鮮出兵のため前線基地として築いたお城。
　当時、大阪城に次ぐ巨大城郭だといわれました。
　とにかくでかすぎですｗ

　話には聞いていましたが、本当に大きな城址でした。
　時間はすでに１２時前。
　のんびりしすぎです＾＾；
　この時点で今日の予定のほとんどが難しい状態になったのはここだけの秘密・・・


　挫折禁止（松村博司の貧乏旅日記）
「有明の周辺で明けおめを叫ぶ旅」
http://bonkuraii.blog56.fc2.com/blog-category-48.html

エリア 呼子・玄海(佐賀)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車

　時間はすでに１１時です。

　名護屋城登城は予想外に・・・

　てか予想通り時間がかかっておりますｗ

　長崎から唐津。

　予想以上に遠かったですね。

　てか、ナビで予想時間が出ますし、その予想時間より２０分も早く到着しているのですからなんの問題もないはずなのですが・・・

　今から思えば名護屋城登城後に直接第４の目的地である吉野ヶ里遺跡に行けばちょうどいい感じだったかもしれません。

　今更言ってもどうにもなりませんが＾＾；

　とにかくペースを上げていきましょうｗ

　トド君！

　死ぬ気でついてきなさい！

　って、すでに息あがってない？

　なんて言っているうちにいつの間にやら本丸に到着です。

　なんだか雲行きが微妙なんですが・・・

　そして天守台です。

　かつて、ここには五層七階の天守閣があったそうです。

　きれいに整備されていますが、ここもずいぶん壊されているようです。

　天守閣といっても本丸の西北の角に櫓のように配置されています。

　まあ、この城で秀吉が篭城戦することはありませんし、天守閣はあくまで飾りでしょうが。

　図屏風を見ると本丸には大きな御殿が建っていたようです。

　先ほどのブルーシートはその発掘調査なのでしょうね。

　玄海原発が見えます。

　ここのエネルギーパークによろうかと当初は考えたりもしたんですがどう考えても時間が足らないのでやめました。

　実は原発見たのは生まれて初めてですが思っていた感じとちょっと違っていました。

　ってあれって本当に原発だったんだろうな・・・＾＾；

　考えるのはよそう・・・

　しかし、破壊されて４００年放置されてたわりにはきれいに残っているものですね、って至る所復元されていましたが＾＾；

　今度は多聞櫓跡から天守台です。

　本丸から天守台にかけてほぼ同じ高さなんですね。

　天守台がそこまで破壊されていたのかとも思ったのですが図屏風でもたしかに高さは同じになっています。

　なんだかちょっと天守台って感じではないですね。

　ここは石垣の裏側に埋められていた石垣です。

　この石垣の発見によってこの名護屋城も完成後、大規模な改修があったことを示すそうですが、元々この場所には垣副城があったとのことでその遺構とは違うんでしょうね？

　てか名護屋城はやっぱり広いです＞＜

　終わりませんｗ

　てなわけで・・・
　まだまだ続きます＾＾；

　天守台を後にした私たち。

　先ほどスタート地点だった三の丸反対側。

　二の丸へ向かうことにしました。

　といっても本丸から直接二の丸に行けるわけではありません。

　てか、普通三の丸、二の丸を通ってほんまるって印象があったのですが違うんですかね？

　なにせ、私が行くお城はどこも本丸しか残っていないような場所ばかりなのでｗ

　この名護屋城は三の丸から直接本丸にはいることが出来ます。

　それどころか、北にある水手口から直接本丸に行けるようになっています。

　といってもその北側には秀吉の居館があった場所なのでそう見ると納得です。

　本丸を挟んで東に三の丸、西に二の丸。

　その間をつなぐように南に細長く馬場があり、北には秀吉の居館。

　しかし、こうしてみると縄張りがよく残っていますね。

　山城でもない限りどこも二の丸、三の丸は破壊され再開発されているところがほとんどです。

　さりとて山城は木々に囲まれすでに人間の立ち入ることが出来ないような状態になっているところがたくさんあります。

　そういった意味では城の曲輪全体を一つ一つ確認しながら歩いて回れるというのはちょっとした驚きです。

　で、今私たちはどの辺りにいるのでしょうかｗ

　何も考えずに写真を撮りまくっていたのですが、

　こうやって旅日記を書きながら迷子になっていますｗ

　これが二の丸だろう！

　たぶん＾＾；

　この辺りもセオリー通り石垣が壊されていますね。

　予習した場所がそのままテストに出たときの気分ですｗ

　遊撃丸ですです。

　てか、いつのまにか二の丸を抜けていました＾＾；

　天守台から見てきれいに復元されていた場所でしたね。

　その天守台はこちら。

で、ここから丑寅の方角にある台所丸や堀の後に回ってみようと言うことになりました。

　てか、トド君大丈夫？

　あまり大丈夫っぽくないかな＾＾；

　じゃ、ここで少し・・・

　ペースを上げていこうｗ

　この辺り、城の真北に当たる部分です。

　で、気がつくと下り坂を一気に下り・・・

　城の外まで出てしまいました＾＾；

　左のブッシュの向こうに太閤井戸があるようですが無理です。

　行けません＞＜

　こちらは山里丸入り口です。

　けっこうきれいに復元されていますね。

　この辺りは秀吉居館跡になります。

　そして広沢寺がありますが、写真にうつってませんねｗ

　それよりも秀吉の遺髪塚があるそうですが立ち入り出来ないため垣根の間から撮影してみました。

　中央のがそうなのかな？

　水手口から再び三の丸に戻ります。

　いや、しかしよく歩いた。

　振り向くと、しばしばトド君が豆粒のように小さく見えるときがあるのですが気にせず前に進みましょう。

　向こうの階段が行きがけに登った本丸への階段です。

　そして、東出丸まで戻ってきました。

　あとは、この坂道を下って〜

　ゴ〜ル〜！

　そういえば、一つ忘れていました。

　清掃協力金として１００円、必要です。

　支払う建物はあちら。
　城址はかなりきれいに維持されていました。
　この状態をキープするには大変なコストでしょうし、発掘が終了したところはある程度復元整備もされています。
　けっこうなコストがかかっているでしょうし、こういうところはけちらずに払っておきましょう。
　さあ、やっとこさ名護屋城終了。
　次の場所に向かって出発です！


　つづく〜