2008/08/09 - 2008/08/09
769位(同エリア891件中)
ナオさん
8月8日から10日間で、夫と二人、愛車のCR-Vと共に、ぶら~り東北ドライブ旅行をしてきました。
新潟までは高速道路を利用、そこからはフェリーで秋田に渡りました。
1日目、角館を簡単にめぐり、田沢湖高原に移動、乳頭温泉郷の黒湯温泉のところから日本300名山の乳頭山(烏帽子岳)1477・5mに登りました。下りは、田代岱湿原を通って孫六温泉に下山。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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AM6時、新日本海フェリーで秋田港に着いた私たちは、まず角館に向かいました。一昨年も同じコースを走っているので、道はわかっています。道の駅協和に立ち寄った後、角館に入ります。角館で、家を出てからの走行距離はちょうど900kmでした。
角館の武家屋敷は伝統的建造物群保存地区に指定されています。まだ朝8時になったばかり、武家屋敷通りは森閑としていました。
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角館の武家屋敷は伝統的建造物群保存地区に指定されています。
ここは秋田県重要文化財に指定されている青柳家です。秘蔵品5万点が公開されているそうです。
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伝統的建造物群保存地区に指定されている角館の武家屋敷の一角の樺細工伝承館です。
樺細工とは山桜の樹皮を用いて美術品や日用品を作る独特の技術工芸です。
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角館・武家屋敷の伝統的建造物群保存地区のシダレザクラ152本は国指定天然記念物に指定されています。角館の武家屋敷には200本以上の枝垂れ桜が植えられていますが、そのうち巨木ばかり152本が国の天然物に指定されているのです。
花の時期にぜひ見たいものです。
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角館の武家屋敷の通りに面して、平福記念美術館があります。庭には平福百穂の歌碑もあります。今、平福穂庵、百穂展と田口秋魚展が開かれていましたが、私たちが訪れた時間が早すぎてまだ開館していませんでした。
角館の武家屋敷通りを散策しましたが、まだどこも閉まったままだったので、乳頭山(烏帽子岳)に登るつもりの私たちは先を急ぎます。
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国道46号線で田沢湖方面に向かい、田沢湖高原へと入り込みます。この道も、一昨年、秋田駒ケ岳に登ったおりに通った道です。
今回は乳頭山なので、秋田駒ヶ岳への道を見て、まだまだ奥へと入り込みます。乳頭温泉は全国屈指の秘湯ですが、中でも黒湯、孫六温泉は有名です。
休暇村乳頭温泉郷の前をさらに奥にはいり込むと、駐車場があり、ここに黒湯温泉の入口があります。黒湯温泉の入口は乳頭山登山道の入口でもあるので、私たちもここに車を止め、黒湯の方にことわってから歩き出します。ジャストAM10時です。
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乳頭温泉郷の最も奥にある黒湯温泉は、乳頭温泉の7軒の宿の中で、鶴の湯温泉に次ぐ歴史を持つ温泉です。
内湯、露天風呂とも男女別風呂、混浴風呂があり、それ以外にも打たせ湯などがあります。泉質は上の湯が単純硫黄泉、下の湯は単純泉で、どちらも高血圧症、動脈硬化症、抹消循環障害、リウマチなどに効き目があるそうです。
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登りは黒湯コースから登り、ぐるりと回って、下りは孫六温泉コースを下りる予定です。
黒湯の下で乳頭山への標識を見て、ここから乳頭山の登山道に入り込みます。
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ここは乳頭山への登り(黒湯コース)の途中、小さな沢を渡る地点です。石に小さな矢印がついています。
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AM10:35 沢のすぐ上、一本松温泉跡地です。何箇所か温泉が湧き出ており、一人ぐらいならなんとか入れそうな湯だまりも出来ていました。これこそ本当の秘湯かも!!
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ブナの森が広がり、美しく空気のおいしい所です。階段状に作られた登山道を息を切らせながら登ります。途中で花の写真を撮りながら登っている夫婦と一緒になりました。
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AM12:00 稜線に登ってきました。黒湯温泉から2・6km、乳頭山まで1kmのところです。
ベンチがあるので休んで行きます。ここまで登ると秋田駒ヶ岳がきれいに見えます。
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行く手を見れば乳頭山の頂、振り向けば秋田駒ケ岳と、大変展望の素晴らしい所です。
これは乳頭山1477・5mの頂上を仰ぎ見たところです。周りにはお花畑も広がっています。
この辺りで下ってくるグループに会いましたが、リーダーの登山ガイド風の人が「今年は草刈がされていないので、道に迷わないように!」と声を掛けてくれました。
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ここは乳頭山(烏帽子岳)の頂上直下、黒湯方面からの登山道と、田代岱湿原からの道が合流するところです。つまり分岐です。
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PM12:40 日本300名山の乳頭山(烏帽子岳)1477・5mの頂上に立ちました。頂上には私たちのほかに5〜6人の人がいました。
ここでちょっと遅い昼食を取りました。昼食は来がけにコンビニで買った焼きタラコおにぎりとおかかおにぎりです。
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下りは田代岱湿原を通って孫六温泉に下りるコースを選び、分岐から道を右にとり、田代岱湿原へ歩きます。
13:30 ここは田代平の避難小屋です。
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田代平小屋周辺の田代岱と呼ばれる高層湿原です。池塘が点在しており、トンボが飛び交い、湿原の植物が見える所です。今年はアブも多いです。
池に逆さ乳頭山が映っているのがわかりますか?
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田代平の避難小屋からは、茂った草の間の木道を辿ります。クルマユリも咲いています。
孫六温泉入口の標識を見つけました。分岐です。標識に従って道を左に取ります。
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14:40 一度下って登り返した小ピークの上です。辺りは美しいブナの森で、ベンチもあります。
ここは乳頭山頂上から3・4km、孫六温泉まで600mの地点です。孫六温泉までもうすぐです。
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PM3時 ちょうど、孫六温泉に無事下山しました。7・6km、のんびり楽しんだ5時間の行程でした。
下山口の孫六温泉は先達川のほとりに建っており、源泉はそれぞれ異なる泉質の温泉を持ち、万病によく効くことから山の湯薬と呼ばれ親しまれています。泉質は単純泉で、慢性皮膚病、慢性婦人病、慢性胃腸病、リハビリ、切り傷に効くそうです。ここは冬季も開いており、年中無休で、入浴料は大人¥500です。
黒湯も孫六温泉もどちらも趣のある温泉なので、一度行って見てください!(*^_^*)
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