2009.6 北海道の屋根「大雪山」山開き、「旭岳～黒岳縦走登山」①

2009/06/27 - 2009/06/28

何で、突然山登りに目覚めちゃったんだろう…、われながら不思議。
今まで、山登りをする人の気持ちがわからないと公言していたのに！（笑）

まぁ、今でも山登りは出来ればしたくないのが本音。
でも、スイスでトレッキングをすると決めてから、とりあえずは体力づくりにと、近場の山を登ってみたり、フットパスなるもので歩いてみたり。
あら、もしかして山登りもやれば出来る？
（まだ面白いとまでは行かないけど…）

そんな時に、またまた新聞の記事が目に飛び込んできた。
　「第７１回大雪山山開き縦走登山会」参加者募集

大雪山は、言わずと知れた北海道の屋根。
大雪山系と呼ばれるように、いくつもの山々を合わせると神奈川県ほどもある広さの大雪山国立公園。
大雪山に登るなんて、素人じゃ無理！と思っていたら、まるっきり無理と言うわけじゃない、ガイドがつくなら気力・根性があれば登れるよ！と聞き、調子に乗って無謀にも参加申し込みしちゃいました。

この登山会、３つのコースがあり、今回は初心者でも大丈夫と教えてもらった「旭岳～黒岳」のコースを選択。

でも…、申し込んでしまってから「本当に登れるんだろうか、それも縦走だよ～（泣）」といつものようにだんだんと不安になり…
払った参加費１６５００円は、キャンセルしても戻らないと言うこともあり＾＾；、頑張って行って来ました！

本当は、写真を撮る余裕も無いくらい辛かったので、旅行記となるだけの写真ではないかもしれないけど、臨場感あふれるヘタレ登山者の旅行記として笑っていただければ幸いです。(´皿`●)ｧ，､，､，､ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼


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2010年も、登ってきました。
2010年は、愛山渓～永山岳～北鎮岳～黒岳コースです。

旅行記はこちら

→http://4travel.jp/traveler/kiyoyuri/album/10474192/

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

心配していたお天気も、数日前より晴れの日が続き、気温もぐんぐんと上がり２５度超えの予想。
さすが、晴れ女〜♪

午後１時までに旭川市役所に到着すれば良いに、午前８時半には家を出発。
高速１０００円の恩恵を受けて、２５０ｋｍ３時間のドライブ。


午前１１時半旭川到着。
ちょっと早く着きすぎちゃったかな〜、と言うことで「あさひかわ・ラーメン村」で旭川ラーメンを食べることにしました。

あさひかわラーメン村→「http://www.ramenmura.com/

まずは、ラーメン村が入っている建物の中にある「ラーメン神社」なるところで、お参り。

何をお願いするんだ？(o_ _)ﾉ彡☆

ラーメン村には、８店舗のお店が入っているけど、お昼時と言うこともありどこも行列。

ゆっくりお店を選んでいる時間が無いので、一番行列が少なかったお店へ。
反対じゃん！行列の店に行かなくちゃ〜！

いえいえ、そんなことはありません！
たまたま行列が切れていただけであって、席についた頃には又行列が出来ていましたから。

こういうのを「運がいい♪」と言うのかしら…。（笑）

「醤油ラーメン」をチョイス。

スープはトロッととしているけど、あっさり。
綿は、細ちぢれ麺とお店の紹介にはあるけど、どっちかと言うとストレートに近い感じだったな〜。
私としては、もっと縮れているのが好きなんだけど…。
大きいメンマが、美味しかった♪

さてさて、そんなこんなで旭川市役所に到着。
午後１時から、受付開始です。

旭川山岳会のスタッフが中心になって運営を進めてくださいます。

ちなみに、「公共交通機関でお出かけください」との事なので、駐車場は自分達で探さなければいけません。
民間駐車場に問い合わせると、一日半で８千円くらいかかると言われ、それよりも安い市役所地下の駐車場に。結局５１００円でした。

暑〜い！さすがは、旭川。
気温も、２６度を超えているようです。
午後１時半からの「入山式」まで、木陰で待機。

そうです。
「大雪山山開き」なので、ちゃんと「入山式」の儀式があります。
今回は３コースの登山ルートをそれぞれ縦走します。

１コース…旭岳温泉〜旭岳〜中岳〜黒岳〜層雲峡（１２ｋｍ）
２コース…銀泉台〜赤岳〜緑岳〜高原温泉（１０．５ｋｍ）
３コース…高原温泉〜緑岳〜北海岳〜間宮岳〜旭岳〜旭岳温泉（１６ｋｍ）

私達夫婦は、一番オーソドックスでどちらかと言うと初心者でも大丈夫な１コースです。

いよいよ「入山式」です。

ちゃんと班ごとに整列。
なんか懐かしい光景ですね。（笑）

ちなみに今回の参加者は、３コースあわせて１４０人ほど。
平均年齢は多分、６０歳半ば…。
そうです、元気な先輩の方々です。

一人で参加のアラサー（失礼！）の女性、アラフォーのご夫婦、そしてアラヒィフの我が夫婦がちょっと浮いていました〜。（笑）

３コースそれぞれバスに分乗して、午後２時、まずは宿泊地に向けて出発〜。

縦走登山と言うことは、出発と登山終了は全然別の場所。（私達は旭岳温泉から登って、層雲峡温泉に下ります。）
なので、この送迎バスで送り迎えをしてもらいます。

約１時間ほどで、天人峡温泉「天人閣」に到着。

静かな山奥の宿。

天人峡は、忠別川の上流の柱状節理の渓谷美が美しい場所。

この涙岩のように名前のついた岩じゃ無くても、見事な岩壁の様子は圧倒されます。

これが涙岩。

涙の後の筋のようにも見えますね。

あまつ岩。（柱状節理の壁）

ホテルの玄関前で集合写真を撮ることになっていて、全員が揃うまでに５分ほどかかったので、その間にホテル周りの写真撮影。
本当に目の前がこんな景観です。

お部屋は、ごくごく普通の８畳の和室。
トイレは部屋には無く、共同。（古い別館のほうだからかな？団体専用かもね）

最初、宿泊について問い合わせをしたところ、「男女別の雑魚寝」と言われたので、追加料金で個室になりませんかと聞いたところ、個別の希望は聞けませんとの事。
１６，５００円の参加費で雑魚寝か〜、と思ったけどそこは団体行動だから仕方が無いとあきらめていたら…。
何と、当日の部屋割りの資料を見たら、個室になっていました。（夫婦申し込みは個室だったみたい）
良かった〜、最近いびきがうるさいと言われる私＾＾；と、ただでさえ枕が替わると眠れない神経質な夫が、他の人達と一緒は、お互いたまりませんものね〜。（笑）

狭いながらも、ちゃんとソファーセットもありました。

古いけど、お掃除の行き届いた清潔な感じの宿です。

「涙岩」の天女の伝説が、イメージになっているのでしょうね。

ルームキーは、可愛らしい星型の天女のイラスト入り♪

さて、１時間ほどのミーティングを終えた後、夕食までに時間が合ったのでお風呂に入る前に、近くにある「羽衣の滝」まで散策してきました。

羽衣の滝には、以前にも来た事があるらしいんですが（夫曰く、３０年近く前にも来たでしょう！）、記憶にありません…＾＾；

羽衣の滝に向う途中にも「見返り岩」がありました。

羽衣伝説にまつわる岩のようですが、突き出た岩が見ごたえあります。

こんな気持ちのよい散策路を５分ほど歩きます。
ホテルの浴衣を着た方ものんびりと歩いています。

私達は、登山靴と言う格好ですが…。

忠別川。
他に邪魔する音がないせいか、川のせせらぎの音がうるさいくらいの静かな場所です。

「羽衣の滝」

落差２７０メートルは、国内第３位。
絶壁の７段の段差を伝って流れ落ちる様子が、天女が羽衣を翻しているように見えることから「羽衣の滝」となったようですね。

静かな美しい滝です。

気がつかないで通り過ぎる人もいるみたいだけど、ちょっと登ると「見晴台」と言う展望台があり、ここからは右側にもう一つの滝がみえます。

これが、「羽衣の滝」と言う名前になる前の「夫婦滝」と言われる所以なのかしら。

この先に東洋のナイアガラといわれる「敷島滝」があるのですが、その時は「羽衣の滝」よりは有名ではないのでパスしたのが、今思うと残念だったかな〜。

さてさて、ちょっと熱めの源泉１００％かけ流しの温泉に、のんびりと…と行きたい所だけど、時間もあまりないので、「見返り岩」を望める露天風呂にちょっとだけ入り…

お風呂から上がると、「天人峡」のお水がおいてありました。
そういえば、大雪山系はお水が美味しいんだった！

夕食は、バイキング形式。

面白かったのは、「鍋」の具材もバイキング。
一人用の小さな鉄鍋に自由に具材を入れて…
女性陣には好評だったけど、殿方には「面倒だな〜」とちょっと不評。（笑）

ザンギ（から揚げともちょっと違うけど、一応ここでは「鶏のから揚げ」としておきましょう。）や、お刺身など定番のメニューの中に、見慣れぬ天ぷらが…。

左手前のなんですが…
なんと「赤摘め草」でした。
あら〜、あちこちに生えているあの赤摘め草って食べられるのね。
淡白な味で（と言うより味が無い！）、アッサリとしてました。

こっちは、夫がかき集めてきたお皿。（笑）
全部山盛り〜♪

「あんたの分も入ってんだから！」と怒られちゃいますね。
普段の夕食は粗食だけど、こういうところに来たらついつい食べ過ぎちゃう庶民です。(o_ _)ﾉ彡☆

自分は結局何を食べたのかな〜、と考えたら…

鍋に３個も入れたホタテと、ジューシーじゃない小籠包と、ライチと杏仁豆腐だったみたい。

あっ、ビールは「安全祈願」として飲む方は個人でどうぞ、と言うことなのでもちろんいただきました♪

普通の温泉旅行ならこのまま「部屋飲み」と行きたい所だけど、何せ明日は午前３時半起床と言うことなので、午後８時には就寝となりました！

さて、明日はどんな一日が待ち受けているんでしょう！
それよりも、起きれるかな〜。＾＾；

この旅行記へのコメント （5）

• Anonymous Travellerさん 2010/02/26 10:39:07

  天人峡…なつかしいです

  ゆんこさん
  
  こんにちは〜。先日は弊旅行記までお越しいただきありがとうございました。
  
  改めて旅行記拝見させて頂いていますが、ゆんこさん道民の方だったんですね。私も道民で旭川の出身です。
  
  小学校の頃にしか行ったことがないのですが、天人峡などの写真懐かしく拝見させて頂きました。考えてみると大雪山近郊の山登りって殆どしたことがない私。今度時間ができたらゆっくりとしてみたいなーと思ってます。
  
  ではでは、他の旅行記も拝見させて頂きますね。
  
  フルヲ

  ゆんこさん からの返信 2010/02/26 12:58:58

  RE: 天人峡…なつかしいです

  フルヲさん、こんにちは。
  
  ご訪問ありがとうございます。
  
  > 改めて旅行記拝見させて頂いていますが、ゆんこさん道民の方だったんですね。私も道民で旭川の出身です。
  > 小学校の頃にしか行ったことがないのですが、天人峡などの写真懐かしく拝見させて頂きました。考えてみると大雪山近郊の山登りって殆どしたことがない私。今度時間ができたらゆっくりとしてみたいなーと思ってます。
  
  生粋の道産子です。
  登別で生まれ、現在室蘭居住。(と言うか一生室蘭だと思いますが)
  旭川の方なんですか。
  それじゃあ、天人峡は懐かしいでしょうね。
  私の旅行記は、昨年あたりから旭川近辺がたびたび登場しますよ!
  昨年から山登りを始めてね今年もまた大雪の山を登る予定ですもの。
  大雪の山々、とっても良いところですよ!
  機会があったらぜひ登ってくださいね。
  
  また、旅行記作成したときはぜひ覗きに来て下さい。
  
  私もあらためてご訪問させていただきます。
  
  　　★ゆんこ★

  Anonymous Travellerさん からの返信 2010/02/26 15:00:12

  RE: RE: 天人峡…なつかしいです

  ゆんこさん
  
  早速のコメントありがとうございます。
  
  ご存知かもしれませんが、現在アメリカ住まいで近くには全く温泉がないので…登山の後で旭岳や天人峡の温泉にゆっくり浸かる…最高の贅沢のように感じます。
  
  また大雪山に登られるんですね。十勝岳は毒ガスにお気を付け下さい←子供の頃、看板を見た途端に怖くなって逃げた記憶あり（笑）
  
  旭川の旅行記もタイトルでチェック済です。ゆっくりと拝見させて頂きますね〜。
  
  室蘭も今は寒いのでしょうね。地球岬や白鳥大橋、天勝など学生時代によく行ったのを思い出します。ではでは。
  
  フルヲ

• クリチャミさん 2009/06/29 21:02:00

  山登り〜(ﾉﾟoﾟ)ﾉ

  ゆんこさん、こんばんはー！
  やっとこ、ゆっくり…遊びに来れましたですぅ♪
  
  大雪山へ行かれたのですかッ！スゴいな…
  ヘタレヘタレと言いながらも…
  登ったのですね？・・・すご〜い！(^／◯\^)
  
  先日。
  「花の写真撮りたいなら、まずは旭岳に登ってごらん」
  と知人に言われましたが…
  遠いですもんね〜日帰りでは厳しいので諦めました。
  
  ゆんこさんの旅行記続きが楽しみです！
  待ってますよぉ〜〜ヾ(＠⌒▽⌒＠)ノ
  
  
  クリチャミ

  ゆんこさん からの返信 2009/07/01 18:41:14

  RE: 山登り〜(ﾉﾟoﾟ)ﾉ

  くりちゃみさん、こんばんは〜♪
  
  今日もお仕事頑張っていますか〜？
  
  > 大雪山へ行かれたのですかッ！スゴいな…
  
  登ってきましたよ！朝の５時から！(o_ _)ﾉ彡
  それも、８時間も！
  途中で何度も「もう、嫌だ〜、やめたい〜」と息も絶え絶えでしたよ。＾＾；
  もう、当分山登りはいいです！（笑）
  
  > 「花の写真撮りたいなら、まずは旭岳に登ってごらん」
  > と知人に言われましたが…
  > 遠いですもんね〜日帰りでは厳しいので諦めました。
  
  そう、高山植物、あちこちで見かけましたよ。
  でも、団体行動なので、思うように写真が取れなくて…
  それよりも、体力的にそんな余裕が無かったと言うところですが…
  
  旭岳山頂までの往復とか、姿見の池周辺散策なら充分日帰りでも楽しめますよ！
  旭岳往復はちょっときついかもしれないけど、姿見の池周辺は 大丈夫！
  頑張って、行ってみるといいよ♪
  
  お花もいいけど、旭岳・黒岳といったら紅葉もあるしね。
  
  続きの登山旅行記、見てるだけで疲れると友達に言われました〜。（笑）
  体調を整えてご覧くださいませ！
  
  
  　　　　★ゆんこ★