2008/08/20 - 2008/08/20
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マカオ
上海
杭州
あーーー長かった。
ポイペト
シェムリアップ編
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
アンコールワットを模した
国境(カンボジア側イミグレーション)
************
前回からの続き。詳しくはバンコク〜上海 バックパッカー大学三年の夏。 タイ編を参照してください。
CHAGEが運転するトゥクトゥクに揺られること15分。
国境前に着いた。
ちょうど昼時で
適当な食堂に入り、まずいチャーハンを食す。
すると、真っ赤なシャツを着た男に話しかけられる。
タイ人よりも肌が明らかに黒い。
人種の違いを感じる。
生まれて初めてみるカンボジア人だ。
バスの客引きである。
国境からアンコールワットがあるシェムリアップまでの
バスを手配するひとで、
料金は24USドル。
高い気がするし、断りたいけど
ずっと付きまとってくるし、
なんかいろいろ親切にしてくれる。
というか謙った態度に申し訳ない気分になる。 -
タイとカンボジアを結ぶ
“友好橋”で全員集合!!
見せられないのが残念だが、みんないい笑顔をしてる。
撮影者:赤シャツカンボジア人。
*************
赤シャツカンボジア人(以下赤)
に率いられるままに、入国手続きをする。
しかし、イミグレーションに慣れていなくて
俺とKは入国カードを赤に指示されながら事務所のはずれのベンチで書く。
もちろん外国人バックパッカーの軽蔑の視線を浴びながらである。
すると女二人が、日本人のイケメンバックパッカー2人組にナンパされている。
面白いから眺めていよう。
わくわく -
国境にかかる鉄橋。
昔、鉄道はアランヤプラテートから
カンボジアの首都 プノンペンまで伸びていたが
カンボジアの内戦などで
今は休業中である。
錆びた線路が野ざらしにされている。
*********
続き
男「こんにちわー!」
M S「こんにちわー」
男1「女の子二人でこんなところ来るなんてすごいねー!」
男2「そうだねー!すごいねー!」
M S「ええ…」
いっておくが
男1はかなりのさわやかイケメンである。
われわれにはない、いい男の素質をかなりもっている。
危機感を覚えたのは俺だけではないだろう。
これを読んでくださっている
あなたもきっとこの、手に汗握る展開にどきどきしてるに違いない。
じゃあ、その不安、取り除いて差し上げます。
俺「おまたせー! あ、こんにちわ」
男「なんだ連れがいたんだ(苦笑)」
ふふふ・・・!!!
勝った!!!!!
なんていうんですか〜優越感〜♪
…。え、つまらん?
大丈夫。
このブログを面白くする気なんて断じてにゃいっ! -
イミグレーションを越えた後
すぐに広がる風景。バスターミナルだが
舗装がまったくされていない。
そして、みんな顔にマスクをしている。
さぁ、恐怖のカンボジア旅行の始まりである。
*******
なんだかんだで
カンボジアに到着した。
空気が重い。
まるで
放課後のHRで、先生が割れた窓ガラスを指しながら
「誰がやったんだ!?早く言え!」
といいつつ、クラス中が沈黙するあの感じ?である。
ホントかよ・・・。
ちなみに割ったのはクラス一の暴れん坊。
だから誰も指摘できないんだなー。
わかるかなー…。 -
ポイペト
バスの車窓から
*******
なんだかんだいって
国境には日本人がいっぱいいる。
外国人バックパッカーも多数いる。
でも蚊もいっぱいいる。
視野に必ず10匹は飛び込んでくる。
カンボジアをはじめとして
東南アジアにはマラリアがいっぱいいる。
旅に出るにあたって、A型肝炎の注射だけ受けてきた。
マラリア対策は、スプレーだけである。
しかし、カンボジアの蚊はなかなか手ごわく、
スプレーを腕にかけてている、その瞬間に
俺の脚を狙って刺してくる…。だめじゃん!!!
おかげで
旅行中ずっと痒かった。
…ん?大丈夫か俺? -
バス乗り場の写真
雨上がりの様を呈している。
晴れてたけど
クロックスが泥だらけになる。
これを想定して履いてるから問題ない。
*********
なんとなく赤シャツに連れられて
やつの勧めるバスに乗る事になった。
ひじょーーーーーーに怪しいが。
国境を越えた後の広場からバスに5分ほど乗せられて
事務所に連れて行かれる。
そこでチケットを買わされる。
薄暗い待合室?のようなところで
同じバスに乗るのであろう、バックパッカーたちが集められる。
ほとんどが西洋人バックパックパッカーだが
アジア人の女二人組みのバックパッカーもいる。
よほど息苦しかったのであろう。
目が合うと雪解け水のように話しかけてきた。
韓国人かと思ったが、マレーシア人であった。
おそらく中国系だろう。
余談だが俺はマレーシア語が片言喋れる。
NAMA SAYA つかったん(私の名前はつかったん)
このレベルだ。すごいだろう? -
ポイペト・バス乗り場
別角度から撮影(逆向いただけなんだけど)
*******
バス乗り場に全体的に緊張感が漂っている。
2時に出発すると言われたバスが
4時をまっても出発しないことが原因なのか、
ドイツ人バックパッカーは俺に、
やっぱりタクシーで行くと告げ、去って行った。
余談だが、俺はドイツ語が片言話せる。
Mein name ist つかったん(私の名前はつかったん)
さっきのマレー語と言い、まったく披露する機会がないが。
バスを待っている間に、赤に
両替所に連れて行かれた。
残ったタイバーツを100円分くらい、カンボジア・リエルに両替する。
いくら戻ってきたかは忘れた。
ただ、上海で出会った日本人から聞いた話によると、
彼はここの両替所で、日本円2万円分をカンボジア・リエルに変えたらしい。
大量のリエルが出てきたたので
数えるのもめんどくさく、そのまま財布にしまったらしいが
そのカンボジア・リエルでその日の晩飯が食えなかったらしい。
(笑) -
発車30分後の風景
*******
4時すぎに、やっとバスが発車した。
カジノホテルが乱立するポイペトの町中を抜けると
この様な風景が車窓いっぱいに広がる。
未舗装である。
沿線には大量の地雷が埋まっているらしく、
バスでトイレを我慢できなくなった外国人観光客が
バスを降り、茂みに入ってズボンを下ろすとした瞬間に
足を失ったという話を聞いた。
それを聞いてから、ポイペトで草むらに立ちション
しに行った時、ものすごく怖かった。
それにしても揺れる。 -
バスの車窓から
*******
どうだい?
きれいだろ!!!
この時俺は爆睡してて、Kがこの写真を撮ったなんて…。
バスは時々、枯れ川を橋を渡る。
常に橋は工事されていて、
どうもその金は日本のODAかNGO辺りが出しているらしい。
工事現場に日本の国旗が書いてある。
なんかうれしいよね。
俺は結構寝てて見逃したけど。
だけど、橋を渡った時の
誇らしげな気持ち、ちょっとは覚えてるよ。 -
そうこうしているうちに
俺は隣に座っていたMに起こされた。
休憩らしい。
時刻は夜6時過ぎ。
夕暮れから夜になろうとしている。
真っ赤な土の大地が広がり、
遠くの方に木がちょぼちょぼ生えている。
うーむ。写真とっておけばよかった涙。
その代わりバスの写真でも撮るか
って、お前邪魔!フラッシュが届かなくなるから!
ちなみに、手前の子供は日本語が上手。
こんにちわー
お名前はー
そんなのかんけーねー
おっぱーぴー
なんでだろー
ん?俺のドイツ語より上手・・・・
いやそこじゃない!
なんでお前そんな日本のギャグ知ってるの???
この疑問はホーチミンでわかる事になる。 -
子供たち続き
俺はバスを撮りたいだけなんだが、
勝手に飛び込んでくる。
********
案の定、お土産攻撃を受ける。
発展途上国で観光客がいっぱい来るところでは
子供たちによるお土産攻撃を受ける。
この写真の子達は
元気があってなんとなく楽しそうだから
買わなくても
なんか、まいっか、と自分を納得させることができるが、
もっと陰鬱そうな子供は多く見てきた。
彼ら・彼女らはすごく悲しい目をしている。
Buy for me。I'm very sad。
ワタシカワイソウ。アナタカネモチ。コレカッテ
なんて言って来る。
こっちの良心に訴えかけてくる。
こんなのズルイ。買わない、いや恵まないこっちが悪者になると言う構図を作ってくるのである。
俺は極力恵むのを拒んでるが、(特に現金寄与)
別に旅行者は恵むのは勝手だと思う。
額だってはっきり言って旅行者から見たら、
ポケットの小銭程度だし、
あげてもあげなくても旅行者のその後の人生になんの影響も与えないだろう。
小銭を与えることによって自分の罪悪感から逃れられるのなら好きにしたらいい。
が、しかしである。 -
晩飯の
ママヌードル(MAMA NOODLE)2.5$。
なんだこれ?と気になって注文したら
ただのインスタント焼きそば。
決してうまくないことはお伝えしておこうと思う。
******************
前回の続き。
そういった金銭的に優位に立つ観光客が
発展途上国で行う事が、現地に大きな影響を与える、
という事だけは忘れてはいけない。
俺はそう思う。
金を恵むのも自由。
冷たい、非人間的態度をとるのも自由。
旅行なんて
無責任な外国人がわがままにふるまうことだと思う。
だから観光地化で
悪影響が出まくってるんだろう。
相手国のマナーなんて、絶対守らなくてはいけないタブー以外、
旅行者は誰も知らないよ。
価値観は国によってさまざま。
だから外国旅行は楽しい。
だけど、最低限自分がされたら嫌な行動をするのは謹んでおくべきである。
俺は、両親や先生にそう習ってきた。
そして、ずっと
自分が嫌がる行動を他人にしないで22年間生きてきたつもりである。
ただ、自分の価値基準がよく他人とずれるので、
友達の家に行って勝手にベットで寝たりしていると、怒られる。
てへ♪ -
シェムリアップで3泊したゲストハウス。
Winter Guest House。
このたびで一番思い出深い宿となった。
*****************
飯を食った後、またバス移動となった。
カンボジアの夜に街灯は存在しない。
真っ暗な闇の中でも、未舗装でも
バスは順調にシェムリアップ向かっている。
周りの人間も、俺のいびきを子守唄にして
どうやら寝ているらしい。
もちろん俺は寝ていたので、全部Kの情報だ。
9時半過ぎに
明かりがまぶしいシェムリアップに着いた。
Winter Guest Houseの前に着き(写真参照)
俺の荷物を勝手にフロントに運び出して、
従業員たちが部屋にいざなう。
おいおい…ここに決めたわけじゃねえぞ。 -
最上階、俺らが泊まった部屋。
冷房なし、ほっとシャワーなし。
扇風機あり
蚊、大量。
**************
しかし、この時間だし、他のゲストハウスを探すのも正直めんどくさい。
それにオーナーが日本人の奥さんとフランス人のだんなさんだ。(両人とも帰国してたが)
俺らが泊まった部屋は一泊2$で、冷房・ホットシャワーつきだと5$なり。
オフコース 節約!!!!
長旅の旅装を解いているとき、
部屋に従業員が訪ねてきた。
「よっ、汚いとこだけど、上がってよ!」
と自宅に友達を呼んだテンションで、
(彼女なら、スリッパとクッションを用意しておきます。部屋は掃除しないけど。)
いこうとおもったが、
よく考えたら、この部屋は彼のものだ。
ちなみに彼は自分の名前をアジノモトと名乗った。
本 名 は 忘 れ た 。
そして、後で部屋に来て!って頼んだのも俺だった。
強ちさっきのテンションも間違えじゃないな。
明日以降の観光(アンコールワット)
の運転手 兼 ガイドをアジノモト氏がしてくれるというのだ。
カンボジアのように、公共交通(特に市内バス・鉄道とか)
が皆無のようなところだと、
車をチャーターするなどしないといけない。
発展途上国は逆に金がかかる。
だが、その金で観光産業が潤うなら、大いに有意義な金の使い道である。
外国人観光客が公共交通を使えるくらいインフレが整うほうがいいけど。
だが、その金を落とすのは外国人観光客が担えばいい。
発展途上国にとって
観光資源は貴重な財産である。
それを活用しないで、どうやって国を成長させていくというのだ。
交渉の結果(料金は言い値でOKした。だってカンボジア悲惨で値切る気が起きなかった)
明日は
片道1時間かけてベンメリアという郊外にある遺跡と、夕日の鑑賞。
明後日は1日中アンコールワット周辺を廻る事にした。
1日目は38$ 2日目は12$。
もちろん1人あたりだ。カンボジアの物価からすると
べらぼうな料金設定である。
まあ交渉したのが俺1人だし、(他の奴らは生意気にもシャワー)
俺の希望を聞き、ツアーをプランニングしてくれたのもアジノモト氏である。
英語上手だし
明日以降、彼に任せてみようと思う。
よろしく!!!!
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