2008/07/20 - 2008/07/20
492位(同エリア528件中)
まみさん
2008/07/20日 ソフィア観光
【宿泊:Hotel Slavyanska Beseda(ソフィア泊)】
・ボヤナ教会(世界遺産)(ガイドに車で案内してもらった)
・海外アート国立ギャラリー
・考古学博物館
・大統領官邸前の衛兵交代式(再び。今度は最初から最後まで)
・ツム・デパート散策
考古学博物館は、「地球の歩き方」の説明では片手落ち!
もっとコレクションが充実していました。
海外アート国立ギャラリーでも思いましたが、Lonely Planetの方が正しかったです。
そのLonely Planetは事前に一度読んであったのですが、直前に読み返さなかったため、忘れていました。
もともと私は先史時代の出土品にはそれほど興味はわかないのです。
そのため、まだ閉館30分前を切っていないから時間つぶしに……なんて気分で、たいして期待せずに入ってしまいました。
本日、ボヤナ教会に行くのに現地ガイドに車を出してもらったおかげで、時間ならたっぷりあったのです。
考古学博物館にあんなにすばらしい、私好みのコレクションがそろっているのなら、もっと早くに博物館に向かっていればよかったです(泣)。
夕食をとりに行く前に、目指すレストランの途中にあったので、ツム・デパートをぶらぶらしてみました。
ソフィアのツム・デパートは、モスクワのグム・デパートみたいでした。
1階は化粧品売り場で、西欧ブランドのものばかりで、日本のデパートとちっとも変わりありません。
ほんとは、ホテルなどで見かけた、街の紋章入りのスプーンのようなものを探したかったのです。そういうのならバラまき用のおみやげにちょうどよいではないですか。
しかし、ツム・デパートにも、それから翌日に回ったセントラル・ハリ市場やジェンスキー・バザールー(青空市場)でも見つけることができませんでした。
ああいうのってどこで売ってるのかなぁ。
素敵な雑貨を見かけてもイタリア製品だったり、スワロスキーの店があったり。
ツム・デパートの中でブルガリアのおみやげらしいものが買えそうなところは、せいぜいローズウォーターや、様々なエッセンシャルオイルを売っていたその手の専門店くらいしか見つかりませんでした。
ただし、こうやって話のタネにできたので悪くないです。
クーラーがきいていて涼しくて、休めるイスもあり、無料で入れるトイレもきれいでしたしネ@
-
元モスクの考古学博物館、壁とローマ時代の墓石など
これから考古学博物館に入ります。
一度は建物の写真を撮りましたが、行動の足跡と写真をある程度一致させたくて、また撮っておきました。
3日前に撮った考古学博物館の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15917521/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15917528/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第12日目ソフィア(3):古代・中世・近代の香りの教会群」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323066/ -
考古学博物館前のローマ時代の墓石など
「地球の歩き方」とLonely Planetの紹介文を比べてください。
「考古学博物館
もともとはこの建物は、大寺院を意味するビュユック・ジャーミヤと呼ばれ、1494年に建立されたイスラム寺院だったが、19世紀からは考古学博物館として利用されている。1階の広間ははおもにローマ時代の発掘品が置かれ、コンサートが開かれるときもある。2階には進行中の歴史研究の展示とその関連書籍の販売が行われている。」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より)
「考古学博物館(Archeological Museum)
9つの鉛被ドームを持つビュユック・ジャーミヤ(大モスク)は1496年に建てられましたが、現在はソフィアのすばらしい考古学博物館です。1階は、トラキアやローマの墓石や豊かな副葬品、武器や宝石の魅惑的なコレクションがあります。紀元後2世紀のアポロンのブロンズ頭像や、ローマのセルディカ(現在のソフィア)の円形競技場での動物と剣闘士との戦いが浮き彫りされた紀元後4世紀の石版がハイライトです。2階には、金石併時代や新石器時代の陶器、道具、宗教道具などの遺物やトラキアの宝物が展示されています。回廊には、古代の武器や陶磁器の個人のコレクションがあり、壁にはネセバルその他ブルガリア各地の教会から取り出されたイコンやフレスコが並べられています。正門と向き合う壁には、マダラの騎士のレプリカがあります。オリジナルはシューメン近郊にあります。博物館にあるラベルはすべて英語表記です。」
(Lonely Planet(2nd edition 2005年刊)より私訳) -
考古学博物館を見学した後
私が出ると、このようにすぐに施錠されました@
閉館時間よりまだちょっと時間があったんですけどね。
とはいえ、30分前を切るともう人をいれないから、最後の見学者(私@)がいなくなれば、別に閉館時間まで開けとく必要はないっていえばないですね@
この写真は、3日前と違って今日は日曜なので、車もほとんど通らず、すっきりと撮れました。
この考古学博物館、旅行出発前にはLonlye Planetでチェックしていて、ぜひ行こうと思っていたのに、旅行中の約2週間の間にすっかり忘れてしまいました。
なので、本日、時間がまだ余ってるから、と、たいして期待せずに閉館30分前ぎりぎりに飛び込んでしまいました。
1階の広間の奥には、世界遺産の「マダラの騎士」のレプリカがあります。
なかなか見応えがあるものの、よくある古代ローマの出土品だな、と思いながら比較的ゆっくりめに見学していたら。
広間は2階まで吹き抜けとなっていて、広間を見下ろせる2階の回廊には、ブルガリア各地から保存のために集めてきた古い教会の壁画があり、修復過程やプランなども一緒に展示されていました。
これはものすごく私好みでした。もっとゆっくり眺めていたかったです。
2階にはさらに、確か4室ほど展示室があり、そこには先史時代の遺品からトラキア人の黄金遺産や興味深い武具の展示もありました。
ブルガリアが正教会に改宗した以降の中世のコレクションもありました。
まさかこんなにコレクションが充実しているとは思わず、2階の展示室はほとんど素通りするしかありませんでした。
ちなみに、考古学博物館の入場料はメモし忘れました。 -
今回の旅程にはいれられなかった、世界遺産の「マダラの騎士」
考古学博物館に、マダラの騎士のレプリカがありました。
博物館では撮影できなかったので、ソフィアのアレクサンダル・ネフスキー寺院の地下イコン博物館で買ったA5サイズの「BULGARIA Known and Unknow」の写真を代わりに。
手前に馬の形に見える突起がそうです。
が、分かりにくいですね@ -
世界遺産の「マダラの騎士」の写真
ソフィアのアレクサンダル・ネフスキー寺院の地下イコン博物館で買ったA5サイズの「BULGARIA Known and Unknow」より
レプリカなんて……!
と昔の私はバカにしていたかもしれませんが、オリジナルがある場所での臨場体験も大事とはいえ、そこに行けないのなら、せめて精巧なレプリカで三次元鑑賞したいものです。
それに「マダラの騎士」は絶壁に刻まれた浮彫なので、現場に行けたとしても、双眼鏡か何かを持参しないと見えないでしょうし、私のコンデジではとても写真に収められなかったろうと思います。
「マダラの騎士像は、ブルガリア北東部シュメン州のシュメンの東、マダラ高原の崖に刻まれた中世初期の巨大なレリーフである。1979年にユネスコの世界遺産に登録された。縦2.5 m、横3 mという巨大さもさることながら、それが周りに足場のない地上20m以上の高さに刻まれている点に特色がある。制作方法等は未解明である。
レリーフは高さ100mの断崖の地上23m付近に刻まれている。騎士は右向きで、馬の足元に横たわるライオンに槍を突き刺している。ワシが騎士の前を飛び、犬が騎士の後ろに従っている。この情景は、象徴的な形で戦勝を描いていると見なされている。
(中略)
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。」
(ウィキペディアフリー百科辞典より) -
考古学博物館前の噴水
噴水の下の魚とカメのレリーフが可愛くて@ -
考古学博物館前の噴水
今度はサソリ@ -
大統領官邸の衛兵交代式、再び
大統領官邸から出てくるところ
日曜なので人が少なかった上、10分前から近くの噴水のところで休んでいたので、今回は最初から最後までつぶさに観察できました。
もっとも、この交代式は1時間おきにやってるので、見学するチャンスはたくさんあるといえばあります。 -
大統領官邸の衛兵交代式、再び
3日前に撮ったときは、少しななめから@
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862219/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862220/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862221/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862222/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862223/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第12日目ソフィア(2):さすが首都らしき風格を感じた街歩き」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323065/ -
地下道のセルディカの遺跡
地下道にでーんと遺構があります。
最初はこれが「地球の歩き方」の見どころとしてきちんと掲載されていた遺跡と気付かず、地下道にこんなものが、ほおお……と感嘆しつつ、通り過ぎました。
「セルディカの遺跡
旧共産党本部前の地下道に残る、古代の城塞都市セルディカの遺跡。地下鉄工事の際に偶然発見されたもので、2〜14世紀の城壁や門の一部が残り、ローマ時代の壷なども展示されている。ローマ帝国治世下の2世紀に、市の中心部を取り囲むように約500m四方にわたって、高さ12mの防壁が巡らされた。4ヵ所の城門付近には、見張りのために五角形の塔が建てられていたという。遺跡の一角は現在、みやげ物店やアンティークショップになっている。」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より) -
地下道に置かれた、セルディカの遺跡からの出土品の墓標?
あたかも放置されているだったので何度かスルーしてしましたが、よく見ると騎馬像が描かれたり、ワラビのような模様がすてきな墓標です。
これも貴重な遺跡ではないかしら。 -
地下道のセルディカの遺跡
レンガのところは時代が少し新しいかもしれません。 -
セルディカの遺跡、一部は商店になっていました@
-
ツム・デパートのとなりに素敵な建物!
モスクかシナゴーグかと思ったのですが、「地球の歩き方」の記述によると、どうも温泉施設らしいです。
これが近くにあったので、おとなりのモスク「バーニャ・バシ・ジャーミヤ」に、お風呂を意味する「バーニャ」の名がついたようです。
いまは温泉はやってないようです(2008年7月現在)。 -
バーニャ・バシ・ジャーミヤ・モスクとツム・デパートの隣のすてきな建物
「バーニャ・バシ・ジャーミヤ
1566年のオスマン朝時代に建立されたイスラム寺院。オスマン朝期最大の建築家と呼ばれるミマール・スィナンの設計で建てられ、2001年に修復が完了したばかり。ヴィトシャ通りに面し丸いドームと尖塔が遠い所からでも目を引く。周辺にはトルコ系の住民が多く、ほかの地域とはひと味違った雰囲気。共産主義時代は、トルコ系住民がここを信仰のよりどころとすることが禁止されていた。トルコ語で『風呂』を意味するバーニャの名は、このすぐ東に大きな温泉施設があることに由来(現在は閉鎖中、博物館とスパ施設になる予定)。(後略)」
(「地球の歩き方 '07〜'08年版」より) -
ツム・デパート
おとなりの官庁ビルとの狭間。
正面というよりは、裏ですかしら。
おとなりの官庁ビルとはこちらの写真の左端の建物
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862199/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15862200/
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「2008年ブルガリア旅行第12日目ソフィア(2):さすが首都らしき風格を感じた街歩き」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323065/ -
ツム・デパート正面
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ツム・デパート内部にて、なんだかフリッツ・ラング監督のサイレント映画「メトロポリス」(1927年)を思い出させる彫刻!?
【0171】
ツム・デパート最上階にて、天井のステンドグラスやシャンデリアと
モスクワの地下鉄を思い出させました。
シャンデリアは光っちゃいましたね。 -
最上階から見下ろして
-
トラペジッツァ広場のカトリック教会
夕食をとりにレストランに向かう途中で見つけました。 -
トラペジッツァ広場のカトリック教会
午後7時でこの明るさは嬉しいです。
が、夕方の強い日差しで、建物の写真は撮りづらかったです。 -
夕食をとったレストラン「ブルガルスカ・ザヴェラ(Burgarska Zavera)」
「地球の歩き方」で紹介されていた、ブルガリア料理を出すレストランです。
おとなりのテーブルを写しました。
壁には、昔のソフィアの絵が@
あのモスクはバーニャ・バシ・ジャーミヤで、左側の建物はセントラル・ハリではないかしら。
※そして、ここで食べた料理の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14288343/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14288344/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14288350/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその5:ブルガリアで食べたもの・その2」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10261054/ -
聖ペトカ地下教会、なるでお墓の入口のよう
帰りに撮りました。
もちろん、開館時間をすっかり過ぎていましたが、外側からだけ観察しました。
「聖ペトカ地下教会
半地下教会として有名な聖ペトカ教会は14世紀のトルコ時代に建てられたもの。オスマントルコの支配下にあってもキリスト教が禁止されたわけではなかった。ただし、モスクより高い建物を建てることが許されなかったため、このような半地下の場所に建てられたのだという。」
(「神様がくれた国ブルガリア〜空・海・大地と食の旅〜」文・明石和美/写真・長谷川朝美(愛育社/2002年発行)より) -
聖ペトカ地下教会を見上げて、左に現在の地面、車道の柵
この中は、翌日の出国日の午前中に見学できました。
入場料は3.00レヴァ。
(2008年7月現在、1レヴァ=約0.5ユーロ、1ユーロ=約170円で換算)
残念ながら内部の撮影は不可でした。
写真代を別途払えば撮らせてもらえるかどうかは聞きませんでした。
Lonely Planetにお金を払ってまで見てもその甲斐はあまりない、と書かれてあったので、どうしても撮りたいと固執しなかったせい。
内部は2階に分かれていて、上のフロアに祭壇があり、フレスコ画が少しばかり残っていました。
正教会につきもののイコノスタシスはありませんでした。
平面のキリスト磔の十字架と平面のマリアとヨハネの像が祭壇の上にありました。
ぺたんこなのでちょっとおもちゃみたいに見えますが、二元論の世界で三位一体を採用していない正教会では、聖像は三次元の彫刻ではなく二次元の絵なのだ、という去年(2007年)のルーマニア旅行で仕入れたウンチクを思い出しました。
よく見ると右側にキリストの生涯のフレスコ画がありました。 -
考古学博物館前の噴水前を再び通りかかる
まるで遺跡のような彫刻がごろんとありました。
ひまわりが可愛いです@
今回のブルガリア旅行では、念願の一面のひまわり畑を眺め、写真を撮ることができました。
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその8:夢にまで見たひまわり畑」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10262843/ -
イルミネーションがかすかに分かる噴水と、考古学博物館
さすがに午後9時近いので、薄暗くなってきました。
でも、ホテルまであと15分くらいで着くので、暗くなる前には着きます@ -
スラベンスカ通りとジョルジ・ペンコフスキー通りの角のすてきな建物
市民庭園を抜けて、ホテルまであと少しです。
この写真は撮ってなかったはずなので、パチリと1枚。
そして明日はいよいよ最終日!
でも出発便は午後なので、あと半日ソフィア観光ができます。
なので、この旅行記はまだ最終回ではありません。
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